IS(インフィニット・ストラトス)~騎士の物語   作:武御雷参型

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原作に入ると言ったな……あれは嘘だ。
やることを忘れていましたので、急遽、作りました。
そして、この場を借りて昌彦さん。
誤字修正、誠にありがとうございます‼

見落としが無い様にしているのでが、人間ですから間違いはありますよ‼(無くせよ

では、次回こそ原作に入ろうと思います‼


第九話

その日の夕方、国際IS委員会日本支部に設置された、臨時の記者会見場には多くの報道関係者が詰めかけていた。

 

「それでは、これより国際IS委員会日本支部から緊急記者会見を行わせて頂きます。私は今回の記者会見の司会を務めます、山本修一です。ではまず、支部局長である山本睦月からご説明していただきます。支部局長、よろしくお願いします」

 

修一の説明を受け、睦月は立ち上がるとマイクを手にした。

 

「この度、忙しい中でこの国際IS委員会日本支部の緊急記者会見に来て頂いた多くの報道関係者の皆様に感謝の意を述べさせていただきます。今回、緊急記者会見を行う理由についてですが、本日、織斑一夏君を国際IS委員会日本支部にて保護を致しました」

 

睦月の説明に報道関係者たちは、どよめき始める。

 

「皆様も驚かれていることかと思いますが、今回の保護については彼の身を守るためであることをお伝えします。すでに彼の姉である織斑千冬氏に説明を行い、納得して貰った上での行為ですので、ほかの方々がとやかく言う必要はありません。しかし、これが本題ではありません。世界では織斑一夏君が初の男性操縦者として発見されましたが、この日本支部にて既に初となる男性操縦者を保護しております」

 

【なッ⁉】

 

お茶の間の人も報道関係者も驚きを隠せなかった。まさか、一夏発見よりも以前に操縦者となった男性がいることが分かったからである。

 

「では、紹介致しましょう。本当の初の男性操縦者である、黒崎龍聖君です‼」

 

睦月はとある扉を指さすと、報道陣はそこへカメラを向けた。

扉が開かれ、白い煙と共に龍聖が静かに記者会見場に現れたのである。カメラマンもシャッターを切り、辺りはカメラのフラッシュで眩い状態へと変わる。

龍聖はそんなことを気にする事無く、睦月の横へと寄っていく。

 

「山本睦月支部局長よりご紹介を預かります、初の男性操縦者の黒崎龍聖です。まず、自分がどのように起動できたかについて説明をします」

 

龍聖は睦月にマイクを渡され、自分がISに触れるきっかけを話し始めた。

 

「まず初めに、自分は黒崎重工の社長である黒崎大虎の一人息子です。自分は黒崎重工の次期社長になることが約束されています。現在、黒崎重工では次期量産型ISの開発に着手しており、自分はその現場に両親と共に向かいました。その際、黒崎重工製試作型第二世代機“雀”を触りました。その結果、自分がISを操縦する事が解ったのです。その後、黒崎重工にて試作専用機である“雷鳥”を受領しました。その後、極秘に国際IS委員会日本支部に呼ばれ、そのまま自分は日本支部に所属しています。ですので、自分は黒崎重工並びに国際IS委員会日本支部代表生として、この場に臨んでおります」

 

龍聖の説明にカメラフラッシュが焚かれる。

 

「次に、彼の今後の事についてですが……彼には織斑一夏君と共に国際IS学園に入学して貰うことが決まりました。この通達は、既に先方であるIS学園には通達済みです」

 

睦月はそういうとマイクをテーブルへ置いた。

修一はそれが質問を受けるという合図である事を知らされていたので、報道関係者に質問を受け付ける旨を伝える。

 

「では、これより質問を受付いたします。質問をされる方は、挙手した後、ご自分が所属している局とお名前を言ってから質問をして下さい。では、質問を受け付けます」

 

修一がそう言った瞬間、すべての記者たちが挙手をする。

 

「では、手前から……右の端から二番目の方。どうぞ」

 

修一に指名された記者がその場を立ち上がる。

 

「○○テレビの記者、黒鉄と申します。よろしくお願いします。山本睦月支部局長に質問です。彼が極秘に日本支部に呼ばれたと言っておりますが、合意の下で行われているのですよね?」

 

「その質問についてですが、黒崎重工の社長である黒崎大虎氏に説明を行い、承諾をして頂いた後、黒崎龍聖君にも説明をした上で、こちらに来て頂いています。これで、よろしいですか?」

 

睦月の回答に、記者は感謝の言葉を述べて席へ座った。

 

「次の質問です。では、後ろの方……真ん中に座っている方。どうぞ」

 

「情報誌“インフィニティーズ”の内浦です。よろしくお願いします。黒崎龍聖君に質問です。これから国際IS学園に入学することが決まりましたが……何か不安に思う事はありますでしょうか?」

 

「不安に思う事は多くあります。女子高に入学される男子からしてみれば、色々と悩みどころが多いです」

 

龍聖の言葉に記者会見場は笑いの渦が巻き起こる。特に男性の記者は笑っていた。

 

「続けて質問をしてもよろしいですか?」

 

内浦はそういうと修一の方を見る。修一は睦月を見て、どうするかの判断を任せると、睦月は一つ頷いた。

 

「どうぞ。ですが、最後にしてください」

 

「ご配慮、ありがとうございます。では、続けて黒崎龍聖君に質問です。専用機を持っているとの事ですが、この場で見せて頂くことは可能でしょうか?」

 

記者の質問というよりもお願いに近いものであったが、龍聖は睦月の方を見てどうするか判断を任せた。

睦月はマイクを手にする。

 

「割り込み失礼します。本来ならば、この場にてISの展開をすることは禁止されていますが、記者会見という場もあり、また、本当に彼がISを操縦する事が出来るのかが疑問に思う方がいると思いますので、今回は特別にISの展開を許可いたします。龍聖君」

 

睦月は説明し、龍聖の名前を呼ぶと、龍聖は頷いて席を立ち上がり、広い場所に行くと、専用機である斑鳩を展開した。

それと同時に、カメラのフラッシュが焚かれるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから、特に問題なく緊急記者会見が終わろうとしていた。

 

「では、これにて国際IS委員会日本支部の緊急記者会見を終わり―――」

 

修一が会見の終わりの言葉を言おうとした瞬間、三機のISが記者会見場へ突入してきた。

 

「男が神聖なるISに乗るなんて言語道断‼ この場で死ね‼」

 

三機はIS用のアサルトライフルを掲げると、睦月と龍聖に向け引き金を引こうとした。

だが、斑鳩のコアであるヒナが真っ先に動いていた。斑鳩の試製有線式誘導兵器“執月之手(ラーフフィスト)”を展開すると、三機のISを掴み外へと押し出したのである。

 

「龍聖君‼」

 

睦月の指示で、龍聖は斑鳩を展開させ、執月之手(ラーフフィスト)が押し出した三機のISの後を追った。

 

 

 

「小賢しい兵器ね‼」

 

一人の女が執月之手(ラーフフィスト)の拘束から逃げ出そうとした。だが、強く握られている為、抜け出せずにいた。

だが、執月之手(ラーフフィスト)の拘束が外され、執月之手は持ち主の元へと帰っていった。

 

「帰って行く………まさか‼」

 

女は気付いたのか、ISに搭載されているモニターに目をやると、一機のISがこちらに向かってきているのが確認することが出来た。

 

「のこのこと来たか‼ 全機、撃て‼」

 

女の指示で三機のISはアサルトライフルの引き金を引き、自分たちに向かってきている龍聖に向けて銃弾の雨を降らした。

 

「そんな攻撃が当たるかよ‼ ヒナ‼」

 

〈了解‼〉

 

龍聖はビームライフルを掲げ、自分に当たると思われる銃弾を撃ち、銃弾を溶かしていく。そして、ヒナは斑鳩に装備されているもう一つの武装、試製無線式誘導兵器“ドラグーン”を展開すると、ドラグーンたちを三機のISに向かわせた。

 

〈当たって‼〉

 

ドラグーンから放たれた攻撃は、ISの兵器を壊す結果になる。だが、それで良いのである。

 

「よくやった、ヒナ‼ では、改めて自己紹介でもしますか……初の男性操縦者であり、また、国際IS委員会日本支部所属、対IS部隊“天照隊”隊長の黒崎龍聖だ。警告する。武器を捨てて投降しろ。さもなくば、命の保証はしない」

 

「ハッ、男が粋がってるんじゃないわよ‼」

 

龍聖の警告は虚しく、相手は新たに武器を展開し龍聖に迫ったのである。

 

「警告は一度きりだ………では、天照隊、隊長黒崎龍聖が相手する‼」

 

龍聖はそういうと、自身の周りにドラグーンと執月之手を纏わせる。すると、執月之手に武器が握られる。それはすべて重火器であった。

 

「行くぞ‼」

 

龍聖はその場に留まり、ドラグーンと執月之手を操作しているように見せかける。

 

「バカめ‼ 懐ががら空きだぞ‼」

 

一機のISがドラグーンと執月之手からの攻撃を潜り抜け、龍聖に迫ったのである。

 

「しまった⁉ なーんちゃって」

 

「え? きゃぁぁぁぁぁぁぁ‼」

 

龍聖は驚きを露わにしたが、次の瞬間、ビームライフルを掲げ迫るISに向け引き金を引いたのである。攻撃を受けたISはシールドエネルギーを貫通し直接ISに当たると、装甲を融解させ操縦者の一人を地上へと落とした。だが、一機の孔雀がその女性を助けたのである。

 

「美幸ぃぃぃぃぃ‼」

 

「よくも、美幸を‼」

 

二人の女は怒りを露わにし、龍聖に迫っていく。

 

「ところで、一つ。お前たちは忘れているぞ………俺一人じゃないぞ」

 

「「は? きゃぁぁぁぁぁ‼」」

 

龍聖の言葉の後、上空から攻撃を受け、女の乗るISは展開するエネルギーをなくし、美幸と呼ばれた女同様、地表へと落とされた。だが、次の瞬間。二人は孔雀と雲雀に助けられたのである。

 

「な、なんで助けるのよぉぉ‼ 私も美幸と共に‼」

 

「放しなさいよ‼」

 

二人は暴れ出したが、もう一機の孔雀の手には美幸と呼ばれた女が乗せられていた。

 

「二人とも……私、死んでないんだけど?」

 

「「え? なんで?」」

 

美幸の言葉に二人は、美幸が生きていることに疑問を持つ。

 

「勝手に殺さないで………」

 

美幸はげんなりとするのであった。

 

 

そして、三人は天照隊の隊員に拘束され、IS委員会日本支部へと連れて行くのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天照隊がIS委員会日本支部に着陸すると、拘束する三人の女を床に下した。待っていた先には支部局長である睦月が立っていた。

 

「さて、君たちの処遇について説明しようか」

 

「誰が男の下で働くか‼」

 

「そうだ‼ 私たちを拘束したら、女権団が黙っていないぞ‼」

 

「…………」

 

三人の内、二人は睦月に対して噛みつくが、美幸はそうではなかった。睦月の方を見るのではなく、雲雀の方を見ていたのである。

 

「はぁ、煩くて叶わん………黙れぇぇぇぇ‼

 

睦月の怒鳴り声に驚いたのか、二人は口を大きく開け、呆けてしまう。

 

「ふぅ~………君たちは女権団から切り離された…謂わば捨て駒にされたんだよ」

 

「う、嘘だ‼」

 

「信じられるか‼」

 

睦月の言葉に二人は信じようとしなかった。

 

「まだ、判らないのか…………これを見たまえ」

 

睦月はそういうと二人にタブレットを見せる。すると、女権団の代表と思われる女が記者会見をしていた。

 

『まず初めに、国際IS委員会日本支部に攻撃を行った者は、我々、女性権利団体の名を語る不届き者です。私たちとは無関係です。なので、その三人を焼こうが煮ようが好きにしちゃってください』

 

そう締め括られると、タブレットは電源が落とされモニターは真っ黒となる。

 

「これでも、まだ信じられないかね?」

 

「「…………」」

 

漸く現実を目にした二人は項垂れる他、無かった。

 

「さて、本題だが…………君たちの操縦技術は素晴らしいものである。天照隊に入隊しないか?」

 

「「え?」」

 

「入りたいです‼」

 

「「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ⁉」」

 

最初、二人は睦月の言葉が信じられず驚くが、美幸の言葉で違う驚きをしたのであった。

睦月は数回、頷いていたが龍聖は頭を抱える羽目になるのであった。




誤字脱字、感想、指摘、質問とうありましたら、どしどし送ってください‼

作者のやる気が上昇します………割とリアル


では、次回お会いしましょう!

IS学園でユニットを組んでほしいか

  • やってほしい‼
  • やる必要なし
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