IS(インフィニット・ストラトス)~騎士の物語   作:武御雷参型

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明日の更新が出来ないと思うので、今の内に更新しておきます。
もしかしたら、明日、更新できるかもだけど、念のために更新しておきます。


第十七話

その日の昼食時、一夏と箒、龍聖は食堂へと来ていた。

 

「待っていたわよ、一夏‼」

 

「あっ、また声が……」

 

「ほんとだーこわーい」(棒読み)

 

「………」

 

一夏と龍聖は鈴を視界に入れながら、また鈴を弄りだす。

 

「もう、その件は要らないわよ‼ もう飽きたわ‼」

 

鈴はそう言いながら、一夏の脛を蹴った。

 

「痛ってぇぇぇぇ‼ オイ、鈴‼ 痛いじゃないか‼」

 

「アンタが悪いんでしょうが‼」

 

一夏と鈴は券売機の前で喧嘩をしだす。

 

「そこを退いてくれ。券が買えないから、邪魔だ」

 

「ご、ごめんなさい‼」

 

龍聖の低い声に、鈴は恐れすぐに横へとずれた。

 

「…………」

 

「なんだ?」

 

鈴は気になるのか、龍聖の顔を見つめていた。鈴からの視線が鬱陶しくなったのか、龍聖は横目で鈴の方を見る。

 

「いや、もう一人の男性操縦者の事が気になって………」

 

鈴は龍聖の目が怖いのか、段々と言葉に勢いを無くしていく。

 

「なぁ、一夏と箒。俺の目ってそんなに怖いか?」

 

「「うんうん」」

 

「なん……だと………」

 

龍聖は一夏と箒に尋ねると、二人は頷き、龍聖はショックを受けるのであった。

 

「いや、龍聖ってさ………」

 

「短気だと言われなかったか?」

 

「………そう言えば、言われた事があるようなないような……」

 

龍聖は過去に部隊員から、タイチョーってキレやすいんですね‼」と言われたことがあったのである。

 

「それに、セシリアの件だって………」

 

「はい、それに関しては反省しています」

 

箒の言葉に龍聖は、反省しているようであった。

 

「はいはい、時間が押してるから先に席取っちゃうからね~」

 

「「「(あっ逃げた)」」」

 

鈴の言葉に、一夏と箒、龍聖の思いは一つとなるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ところでさ、なんでISを動かしちゃったのよ」

 

鈴が取った席には一夏と箒、龍聖が座っていた。

 

「いや~、恥ずかしい話なんだが………受験会場を間違えて……」

 

「アンタの事だから、ノリと勢いで近くにあった扉を開けたら、そこにISがあって、興味本位でISを触ったら起動しちゃったって感じでしょ?」

 

「………いつから鈴はエスパーになったんだ?」

 

一夏の言葉で気分がよくなったのか、胸を張った。ない胸を張っても意味ないけどな‼ でも、そんな鈴ちゃんがs(ここから先は何者かの攻撃によって消えている)

 

「り、鈴? どうしたんだ?」

 

鈴は鼻息を荒くし、空を見ていたのである。

 

「いや、なんか誰か知らないけど、私の胸部装甲の事を言われた気がして」

 

鈴はそう言うと、猫が威嚇する時の様に「シャァァッ‼」と鳴き始める。

 

「そう言えば、自己紹介をしていなかったな。俺の名は黒崎龍聖だ。黒崎重工の企業代表をしている」

 

「よろしく」

 

龍聖が手を差し出すと、鈴も手を出し二人は握手をする。

 

「私は篠ノ之箒だ」

 

「鳳鈴音よ。よろしく」

 

そう言って二人は握手をするのだが………箒の後ろには大きな虎が浮かび上がっていた。一方の鈴は某カードゲームのKC会長を務める白龍使いのトゥーンタイプのドラゴンが現れ、必死に虎に対して威嚇していた。

 

「「(なんだろう、この力の差は………あっ察し)」」

 

一夏と龍聖の二人は、箒と鈴の一部分を見て、胸部装甲の力関係の差を察した。

 

すると、龍聖の携帯が震えていることに気付いた一夏が声をかけた。

 

「龍聖、携帯が鳴ってないか?」

 

「ん? あっホントだ………一夏、箒。少し席を離れる」

 

龍聖はそう言うと食堂の入り口の方へと向かっていった。その顔つきは真剣さを醸し出していた。

 

「何かあったのかしら?」

 

鈴は龍聖の顔つきが一気に変わったのを見て、心配になる。

 

「一夏、誰からの電話だったのか見ていないのか?」

 

「チラッと見たけど………」

 

「なんとなく察した」

 

一夏と箒は短い会話で、誰からの電話なのかを察する。

 

「二人だけで判ったように話さないでよ‼」

 

「すまんすまん。誰にも言うなよ」

 

一夏はそう言うと、鈴の耳元で伝えた。

 

「龍聖の許嫁からだ」

 

「………は? マジで?」

 

箒は龍聖に許嫁がいるとは知らなかったので、驚きを隠せずにいた。

 

「鈴、このことは誰にも言うな。もし言ったら………」

 

「言ったら……どうなるのよ?」

 

一夏の言葉が気になるのか、先を言わせようとする。

 

「千冬姉からの制裁が待ってる」

 

「何でよ⁉」

 

まさかの千冬からの制裁と言う、意味不明な関係に鈴はツッコミを入れた。

 

「鈴、よく考えてみろ………この学園は俺と龍聖以外に男性はいない」

 

「ごめん、察したわ。そりゃ、千冬さんの制裁が待ってるわ」

 

一夏の言葉で漸く鈴は判ったようであった。

 

「ところで、一夏………昔の記憶って……ある?」

 

「記憶って……そりゃあるけど………どうしたんだ?」

 

鈴は何か恥ずかしそうに一夏に尋ねた。

 

「私が……中国に帰る前に言った言葉は?」

 

「………うん。覚えてるぞ」

 

「ッ‼」

 

一夏の言葉に鈴の顔は一気に赤く染まった。

 

「な、なら‼ その意味は解ってるわよね‼」

 

「ああ………そのことで後で話がしたい………箒も交えて」

 

「……何でよ‼」

 

一夏は箒も交えて話がしたいと言い出したのである。鈴はなぜ箒が入ってくるのか、意味が理解できなかった。

 

「そのことも含めだ………俺は先に行っている」

 

一夏はそう言うと、席を立ち上がりそのまま食堂を出て行った。

 

「…………」

 

箒は鈴とどう話したいいのか、判らず黙っていた。

 

「ねぇ……聞きたいんだけど………」

 

すると、鈴が箒に尋ねた。その目に涙を溜めながら。

 

「な、なんだ?」

 

「…あんた達って………もしかして付き合ってるの?」

 

「ッ⁉」

 

鈴の言葉に箒は驚きを露わにしてしまった。それを見た鈴は、なんとなく一夏が言いたいことが理解できたのである。

 

「そう……なんだ………」

 

「鈴………実は、一夏とは別に私個人で鈴に話したいことがある」

 

「何よ……まさか、謝るとか言わないよね?」

 

鈴は箒を睨みつけた。

 

「いや、違うんだ………少し付き合ってくれ」

 

箒はそう言うと鈴を連れて食堂を出て行ったのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、龍聖は真姫からの電話に対応していた。

 

「どうしたんだ、真姫。お前から電話してくるなんて……珍しいじゃないか」

 

『ちょっとね………ねぇ、龍聖。今日の夕方に会えないかしら?』

 

真姫は龍聖に会いたいと言い出したのである。

 

「まぁ、先生に外出許可を書けば出れると思うが………何かあったのか?」

 

真姫の身に何かあったのかと龍聖は心配になった。

 

『いや、何もない………訳じゃないけど………今日ね、上級生のスクールアイドルのライブがあるの………私一人で行くのは少し心細いというか………寂しいから一緒に来てほしいの‼』

 

真姫は最終的に恥かしさ紛れに、ついつい怒鳴ってしまう。

 

「いや、怒鳴るなよ………そうだな……てか、女子高に俺が入っても大丈夫なのか?」

 

『あっ』

 

真姫はそのことを考えていなかったようで、今更になって気付いたようであった。

 

「おいおい、しっかりしてくれよ………そうだなぁ……あっ、真姫。そのライブをLINEのビデオ通話で見せてくれないか? そうしたら、俺も学園で見れるから」

 

『……判ったわ。ごめん、いきなりで』

 

「いや、問題ない。正直、俺自身。真姫に早く会いたいと思ってるしな」

 

『…イミワカンナイ』

 

真姫はそう言って電話を切った。

 

「相変わらず真姫は恥ずかしがりやだな………」

 

龍聖の顔は笑っていたのであった。

龍聖が携帯を仕舞おうとしたとき、箒が鈴の手を引き食堂を出ていく姿を見つける。

 

「………やはり鈴は一夏関連だったか………アイツ、マジで女難の相でもあるんじゃないか?」

 

龍聖は一夏の事を心配するのであった。

 

「まぁでも、問題は無いだろう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

箒は鈴を連れ、屋上へと来ていた。

 

「話ってなによ………」

 

鈴は屋上にきら理由については、薄らとだが察していた。

 

「鳳鈴音……お前は一夏の事が好きなんだろう?」

 

「なっ⁉」

 

オブラートに包まない箒の言葉に、鈴は顔を赤く染めた。

 

「その反応……やはりか………」

 

「な、なにか問題でもあるの‼」

 

箒はなんとなくだが、一夏に好意を寄せているのは、自分の他に目の前にいる鈴とセシリアの二人であることは感じていたのである。

 

「いや、逆に好都合なだけだ」

 

「はぁ? 何が言いたいのよ、アンタは」

 

箒の言葉に鈴は訝しむ。

 

「一夏は…いや、一夏と龍聖の二人に一夫多妻制が適用されることが決まるらしい」

 

「なに、そのあやふやな感じは……まだ決まってないんでしょ?」

 

「いや、近々決まるらしい」

 

「はぁ⁉ どういう事よ、それ‼ それに、どこ情報よ‼」

 

「国際IS委員会日本支部だ」

 

「………は?」

 

鈴はなぜ箒が日本支部と関係を持っているのか理解できなかった。

 

「私と一夏は日本支部に保護されていたんだ」

 

「そこで付き合う事になった……と言いたいわけ?」

 

「ああ」

 

箒の言葉に、鈴は悩んでいたことがバカらしくなり、大きなため息を吐く。

 

「はぁー、アンタ……面倒ね」

 

「面倒って、なんだ‼ 面倒って‼」

 

鈴の言葉に箒は噛みつく。

 

「私と協力体制を敷くと言う事は………私が一夏の正妻になれる、と言う事よね?」

 

「なっ⁉ 正妻は私だ‼」

 

二人は顔を合わせ睨み合いをするが、二人同時に吹き出した。

 

「「ぷっ……アハハハハハハハハ‼」」

 

二人は腹が痛くなるほど、笑ってしまい息が続かなくなってしまう。

 

「はぁー、はぁー………良いわ、箒。正妻の座を賭けて、一夏を誰にも渡さないように協力しましょう‼」

 

「ああ、鈴‼」

 

二人は屋上で固い絆で結ばれるのであった。

 

「あっ、そう言えば………」

 

「なに?」

 

「一夏を好いているのがもう一人いた」

 

「はぁぁぁぁぁっ⁉」

 

箒のカミングアウトに鈴は叫ぶのであった。

 

「それは、誰よ‼」

 

「イギリスの国家代表候補、セシリア・オルコットだ」

 

「だれ?」

 

「え?」

 

箒は考えるのを放棄、するのであった。(しょーもな‼)

 

「話は聞かせてもらいましたわぁぁぁ‼」

 

「誰⁉」

 

すると、屋上のどこかでセシリアの声がする。

 

「せ、セシリアぁぁっ⁉」

 

セシリアは屋上の貯水タンクの前に腕を組んだ状態で立っていた。その様は戦隊ものの登場シーンに似ていた。

 

「とうっ‼」

 

セシリアは掛け声と共に、勢いよく屋上へ降り立つ。

 

「は、話はき、聞かせて頂きましたわ‼」

 

「「(セシリア、そう言うけど)」」

 

鈴と箒はセシリアの足元を見る。

 

「「(足がめちゃくちゃ震えてますけどね⁉)」」

 

セシリアは屋上へ降り立つ際、勢いをつけた所為で足が震えていたのであった。

 

「そんな高い所から降りるんだったら、ISぐらい展開しなさいよ‼」

 

鈴は真っ当な事を言うが、セシリアはそうではなかった。

 

「何を言っていますの? 校則は守るべきことですわ‼」

 

「「(こいつ、頭は良いけど………)」」

 

箒はクラスが一緒である為、セシリアの頭の良さは知っていた。一方の鈴はセシリアとは初対面であったが、その風貌から頭の良さを感じ取っていた。

だが―――

 

「「(やっぱり、アホだった⁉)」」

 

こんな終わり方で良いのかと、作者自身、思っているのは別の話であった。

その後、日本、イギリス、中国の三国同盟が、一夏を巡って締結されたのであった。




誤字脱字、感想、指摘、質問などありましたら、どしどし送ってください‼
感想は特に作者の熱意と言う名のエンジンの燃料になります。
あっ、逆に批判は………バーストします。

そして、いつも誤字報告を感謝します。読み直しているのですが、どうしても作者目線になってしまうので、第三者からの指摘は、ありがたいです。
この場を借りて、感謝の言葉を述べさせて頂きます。

少し、ギャグ要素を入れてみました。

IS学園でユニットを組んでほしいか

  • やってほしい‼
  • やる必要なし
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