IS(インフィニット・ストラトス)~騎士の物語   作:武御雷参型

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皆さん、お久しぶりです。リアルが忙しすぎて執筆時間を取れない作者、武御雷参型です‼

龍聖「そう言いつつ、実は艦これや艦つく、FGO、パズドラ、スクフェスなんかやってたり」

ちょぉぉぉぉっ⁉ なんでばらすかな⁉

龍聖「早く執筆しない作者が悪い」

はい、その通りです………では、本編へどうぞ(トホホホ




この小説は、お箸から戦艦まで製造する利根川重工と、世界初の第三世代機を開発した黒崎重工でお送りします。


第二十二話

ピットに一夏と鈴が戻ると、そこには千冬をはじめ箒とセシリアの姿があった。

 

「千冬姉‼ 状ky「織斑先生だ‼」イデッ⁉」

 

一夏はいつも通りの呼び名で千冬を呼んでしまい、鉄拳を喰らってしまう。

 

「既に未確認機は破壊された」

 

「流石だな………」

 

千冬の報告に一夏と箒は、納得する。

 

「織斑先生……黒崎さんはどういう方なのですか?」

 

「………すまないが、私の口からは説明することが出来n「私が説明しましょう」…山本睦月支部局長……」

 

千冬の言葉を遮ったのは、真姫を連れて歩く睦月であった。

 

「「睦月さん‼」」

 

一夏と箒は睦月と面識がある為、睦月の姿に驚いていた。まさか、学園に来ているとは思ってもみなかったからである。

 

「やぁ、一夏君に箒さん。久しぶりだね」

 

「山本支部局長……この度は、応じてくださりありがとうございます」

 

「なに、私の近くに彼らがいたからこそすぐに対応できたのです。もし、彼らが近くにいなければできなかった。それだけの話です」

 

千冬の言葉に睦月はにこやかに笑っていた。

 

「ところで後ろにいる方は誰ですか?」

 

一夏は真姫の事が気になり睦月に尋ねた。

 

「おっと、そう言えば紹介が遅れましたね。彼女は」

 

「山本支部局長。私から自己紹介します。初めまして、西木野真姫と言います」

 

「織斑一夏です。西木野さんの話は龍聖から聞いています」

 

「篠ノ之箒だ。私も龍聖から聞いている」

 

「そう? 龍聖が私の事をどう説明しているのか気になるところだけど………」

 

真姫がそう言うと、ピットに天照隊を率いて龍聖が戻ってきたのである。

 

「織斑先生、ただいま戻りました。 ッ⁉ 山本支部局長‼ それに真姫まで‼」

 

龍聖は千冬に報告をした際、睦月と真姫の姿があることに驚く。

 

「お疲れ様、黒崎隊長」

 

「ハッ‼」

 

睦月の労いの言葉に龍聖は敬礼をする。睦月は龍聖に返礼をした。

 

「龍聖‼」

 

「真姫⁉」

 

真姫は無事に帰ってきた龍聖に勢いよく抱き着き、龍聖は驚きながらも真姫を抱きしめ返した。

 

「無事でよかった………」

 

「大丈夫だ。俺は真姫を残して死ぬつもりはないから」

 

真姫と龍聖は顔を見合わせ、キスをしようとした。だが、それを遮る者がいた。

 

「オッホン‼」

 

「「⁉」」

 

遮ったのは千冬であった。さすがに彼氏いない=年齢の千冬にとっては嫌味でしかないのである。

 

「……作者、斬られたいのなら出てこい。一発で仕留めてやる」

 

それは、勘弁ですね、千冬さん………てか、他の文に入ってこないで下さい⁉

 

「黒崎、報告を頼む」

 

「はい。先ほど破壊した未確認機ですが、無人機でした。また、コアについては………」

 

龍聖はそう言うと睦月の顔を見る。睦月は一つ頷き、了承をする。

 

「コアについてですが、未登録のコアです」

 

「………そうか………」

 

龍聖の報告に千冬は考えていた事が現実のものとなってしまい、認めたくない気持ちで一杯であった。

 

「織斑先生………未登録のコアと言う事は………」

 

「ああ………奴だな………」

 

箒と千冬は深くため息を吐いた。

 

「……お疲れ様です」

 

そんな二人の姿に龍聖は、苦労しているんだなと思うのであった。

 

「ところでアンタに聞きたいんだけど‼」

 

すると、鈴が龍聖に近づいてくる。危険と感じた天照隊の隊員が量子変換されている委員会で正式採用されている銃を取り出し鈴に向けようとするが、それを龍聖は止めさせた。

 

「なんだ、鳳鈴音」

 

「鈴で良いわ……なんでアンタが日本支部最強と言われているIS部隊に配属されて、挙句の果てに隊長なのよ‼ 説明しなさいよ‼」

 

鈴は龍聖が天照隊の隊長であることが気に食わない様子であった。

 

「そう言えば、言っていなかったな………山本支部局長」

 

「ああ、許可する」

 

龍聖と睦月の短い会話で、龍聖が天照隊に入隊する経緯を説明することを睦月は許可をしたのである。

 

「俺が初めてISに乗れることが分かったのは中学一年の夏の終わりだ」

 

龍聖の説明に一夏をはじめ千冬までも驚きを隠せずにいた。

 

「俺の両親が経営している黒崎重工で第二世代機“雀”を触ったことで、俺がISに乗れることが判明したんだ。そして、とある事件が切っ掛けで委員会に保護される形となった」

 

「その事件とはいったい………」

 

「………」

 

「龍聖、私が説明するわ」

 

龍聖は真姫の事を巻き込みたくないという気持ちだったが、真姫は自分から話すと言い出したのである。

 

「だが、真姫‼」

 

「私は……あなたに守ってもらうだけの存在なのかもしれない………だけど、私はいつまでもあなたの傍にいたいの‼」

 

真姫の目には涙が溜まっていた。

 

「………判った」

 

龍聖は真姫が本気である事が解り、仕方がなく話すことを許したのである。

 

「ありがとう、龍聖………私の両親は西木野病院で院長と事務長をしているの………」

 

「まさか、西木野病院の事か?」

 

「ええ、そうよ」

 

真姫の説明に一夏は思いつく同じ名前の病院を出すと、真姫は認めたのである。

 

「西木野病院か………昔は一夏も世話になったな」

 

「私もです、織斑先生」

 

「そう言えば、私もだわ」

 

千冬と一夏、箒、鈴は幼少期に西木野病院で世話になっており、掛かり付けの病院でもあった。

 

「だけど………それを良しとしない人たちがいたの………私はその人に誘拐されたわ」

 

【え⁉】

 

真姫の説明に龍聖と睦月、天照隊を除くその場にいる全員が驚く。

 

「だけど、龍聖がISを使って私を助けに来てくれたの」

 

「白馬の王子様みたいですわね」

 

「……ええ、私からすればそう見えてしまったわ………そこからね。私が龍聖の事を好きになったのは」

 

「………」

 

真姫の言葉に龍聖は顔を赤くさせた。

 

「だけど、それの所為で龍聖がISに乗れることがバレてしまったの。そこからは龍聖が委員会に保護されて、天照隊に入隊して今の地位にいる………本当は私自身、龍聖の事が心配でならない………」

 

真姫はそう言うと顔を俯かせた。

 

「………真姫」

 

龍聖はそんな真姫を見て自然と体が動き、真姫を抱き寄せる。

 

「真姫、さっきも言ったが………俺は幾ら傷ついても必ず真姫の元へ帰ってくる」

 

「………うん」

 

龍聖の言葉に真姫は少しだけ安心する。

 

「さて、話の続きだが……俺は山本睦月支部局長から対IS用武装隊“天照隊”に入隊することになった」

 

「その時には隊長としてでは無くですか?」

 

「ああ、一隊員として入隊した………だが、俺が入隊して一年が過ぎた頃……」

 

龍聖はそう言うと、二年前の事を思い出していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~回想~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天照隊に与えられていた部屋にて龍聖たち、天照隊は待機していた。

 

「最近はISを使ったテロの数も減りましたね」

 

「ええ、そうね………」

 

龍聖の言葉に隊長である明日香は頷く。一時期はどこから盗んだのか判らない打鉄を使い、日本各地でテロ紛いの事が行われていたのである。

 

「そう言えば聞きましたか? アメリカにも対IS用武装隊が設立されたこと」

 

「そう言えば支部局長が言ってたわね………何でもボーニング社が開発した最新鋭の第二世代機“イーグル”を主力とした部隊だとか………世の中も物騒ね」

 

「ですが、最近ではフランスのデュノア社も第二世代機の開発が完了したという情報もありますし………二.五世代機を開発し終わっている日本とは違い、世界はまだ第二世代機なんですね」

 

「それは、あなたの所為でもあると、私は思うけど?」

 

明日香はそう言うと龍聖の方を見る。見られた龍聖は苦笑いをするだけであった。それもその筈。まだ秘匿されているが第三世代機を最初に開発したのは日本であり、龍聖と斑鳩であるからだ。斑鳩は世界初の第三世代機となるのである。

 

「こうも平和だと、俺たちの役目が無くて寂しいな」

 

「そう言わんでも良いんちゃうの? うちらが出撃する回数が減っているだけでもいい事やん」

 

「そうだけどよ………一時期の出撃回数と比べるとな………」

 

「「「ああぁ~」」」

 

麻子の言葉に明日香たちは納得する。それだけ、一時期は出撃回数が多く、戻ってはすぐに出撃するという事態もあったほどである。

 

「ま、平和が一b≪緊急事態発生(スクランブル)‼ 緊急事態発生(スクランブル)‼ 天照隊は出撃準備をしてください‼≫……睨むな⁉ 俺の所為じゃないだろ‼」

 

麻子の言葉を被せるようになるサイレンに、明日香たちは麻子の事をジト目で見るのであった。

 

「今はこんなことをしている暇なないわ‼ 総員、第一種警戒態勢‼ 出撃するわよ‼」

 

【了解‼】

 

明日香の言葉に龍聖たちが返事をすると、機体が置かれているデッキへと向かった。

 

「山本睦月支部局長⁉」

 

デッキに着くと、そこには睦月の姿があった。

 

「………君たちに大切な話がしたい………これから話すことは誰にも話してはならない」

 

いつもの睦月ではなく、真剣さを帯びた睦月の表情に明日香たちは気を引き締めた。

 

「今回のテロの首謀者は亡国機業の可能性が高い………だが、亡国機業ではない可能性もある」

 

「それって……どういうことですか?」

 

「現在可能性として考えているのは、亡国機業と女権のどちらかである………だが、もしの話をするならば……二つの組織が手を組んでいる可能性も極めて高い」

 

「まだ、確定した情報ではないのだが………諜報員の報告では女権のトップと亡国企業のトップが密会しているところを発見したそうだ……だが、詳しい内容までは判らないが、可能性として考えておいてほしい」

 

「………判りました。では、天照隊、出撃します‼」

 

「頼んだぞ」

 

明日香が睦月に対して敬礼すると、睦月も返礼を返す。

 

だがこの時、明日香は己の身に起こる悲劇を知る由も無かったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

天照隊がテロが起きている場所へと向かうと、そこには三機のISの姿があった。

 

「隊長、打鉄とフランスの最新鋭の第二世代機“ラファール・リヴァイブ”……それから、未確認機が一機です‼」

 

「詳細は‼」

 

「見た感じですと………イギリスの第二世代機“トーネード”に近いですが………何と言うか………機体に色々と装備が施されています‼」

 

「チッ、まさか山本支部局長の言う通りになるなんて………」

 

明日香は出撃する前に睦月が言っていた、女権と亡国機業が手を組んだという内容を思い出していたのである。

 

「……隊長、どういうことですか?」

 

龍聖は明日香の言葉に意味が解らず、尋ねてしまった。

 

「そう言えば黒崎隊員は知らなかったわね………現在のイギリスで先行的に開発されている第二世代機“トーネード”にはある組織が多く保有しているの」

 

「………まさか⁉」

 

「ええ、その通り。イギリスに蔓延る女尊男卑思想を持つ女権団“薔薇騎士団”よ………でも、なんで日本でテロなんて………」

 

明日香には理解できなかった。なぜ、イギリスの女尊男卑思想を持つ女権団“薔薇騎士団”が日本でテロを行う理由が見つからないからである。

 

≪……ザザー……ザザー………わ…我……≫

 

すると、オープン回線が開きイギリスの女権団“薔薇騎士団”のトップが通信を流し始めた。

 

≪再度、通告する……我々は、イギリス女性権利団体“薔薇騎士団”だ。国際IS委員会日本支部は速やかに支部局長である山本睦月を差し出せ‼ さもなくば、ここ一帯を焼け野原にする‼≫

 

睦月一人の為にそこまでする薔薇騎士団の精神は、異常としか感じられなかった。

 

「我々は、国際IS委員会日本支部所属、対IS用武装隊“天照隊”だ……薔薇騎士団に警告する。今すぐそのテロ行為を止めなさい‼ 繰り返す。今すぐそのテロ行為を止めなさい‼ 止めないと判断した場合………撃墜も止む無しとする」

 

≪男の狗に何を言われたって聞く耳は持ちませんわ‼ さぁ、我々の要求を呑んでもらおう‼≫

 

「…………交渉決裂…ね……黒崎隊員……殺りなさい‼」

 

「ハッ‼」

 

明日香に言われ龍聖は斑鳩の武装を展開させる。

 

「(ヒナ‼ やるぞ‼)」

 

『うん‼ マスターはいつも通りに』

 

「おうよ‼ いけぇぇぇ‼」

 

龍聖はヒナに指示を出すと、ドラグーンと執月之手(ラーフフィスト)を展開させる。

 

「新型機⁉」

 

「新型機がどうと言うのですか‼ わたくしたちは世界の為に戦っているのです‼ 屈せずに戦いなさい‼」

 

「世界の為にって言ってるが、お前たちがやっているのはテロ行為だ‼ 世界の為になんかなっていない‼」

 

「お黙りなさい‼ わたくしたちは、世界に男なんて野蛮な存在などいらないのです‼ 男は皆、わたくしたち女性に使えるべき存在。野蛮な気持ちを持っている男などに存在する価値などないのです‼」

 

「この分からず屋が‼」

 

龍聖はビームライフルを掲げ、薔薇騎士団のリーダーに照準を合わせ引き金を引いた。

 

「甘いですわ‼」

 

トーネードはビームを小刻みな動きで回避し、仕返しとばかりにイギリスで試作されたレーザーライフルの引き金を引いた。

 

「クッ‼ テロをしたって誰も得なんてしない‼ なぜそれが判らないのだ‼」

 

「私たちの邪魔をするというのであれば、容赦はしない‼」

 

トーネードを操る薔薇騎士団のリーダーは、レーザーライフルを量子変換すると、アサルトライフルを二丁取り出した。

 

「わたくしたちの邪魔をするなぁぁぁぁ‼」

 

リーダーの女はアサルトライフルの引き金を引きながら龍聖に向かって突進してきた。

 

「お前たちの野望はここで打ち消させてもらう‼」

 

龍聖もビームライフルを展開させ、トーネードに向かっていった。

 

「ッ⁉ 黒崎隊員、直上‼」

 

「ハッ⁉」

 

明日香の言葉に龍聖はすぐにトーネードへ向かうのを止め、後退した。その瞬間、龍聖がいた場所に一筋のビームが迸ったのである。

 

「なんだ‼」

 

「ッ‼ 邪魔をしないで下さいまし‼ オータム様‼」

 

薔薇騎士団のリーダーが上を見上げながらそう言うと、一機のISが降り立ってきたのである。

 

「おうおう、威勢の良い声だな………だが、一機に時間を掛けている暇なんぞ、こっちとしては無いんでな………それに」

 

オータムと呼ばれた女性が駆るのは、アメリカの大手IS企業であるボーニング社が開発した第二世代機“イーグル”であった。だが、イーグルの本来の武装は実弾がメインである。ビーム兵器を扱っているということは無かったのである。

 

「………まさか……亡国機業か……」

 

「ほう? 俺たちの事を知っているのか………なら、話は早い。今ここで、死ね‼」

 

オータムはそう言うとビームライフルを龍聖に掲げ引き金を引いたのである。

 

『マスター‼』

 

「おう‼」

 

ヒナの言葉に龍聖はすぐに反応し、攻撃を回避した。

 

「オラオラ‼ 逃げてるだけじゃ意味がないぞ‼」

 

「クッ、遊ばれてる」

 

オータムの無限とも思われる攻撃に、龍聖は中々攻撃する暇を与えてくれなかったのである。

 

「チッ、仕方がねぇな………M‼」

 

「もう一機か‼ 速い⁉」

 

オータムに呼ばれたMと言う女性ではなく少女は、ラファール・リヴァイブを使い龍聖を翻弄させる。

 

「三機相手はさすがにキツイ………ッ⁉」

 

薔薇騎士団のリーダーの駆るトーネード、亡国機業のオータムが駆るイーグル、そしてMのラファール・リヴァイブの攻撃に晒される龍聖であったが、Mがグレネードランチャーを取り出し、龍聖に向けて引き金を引いたのである。

 

「黒崎隊員‼」

 

「隊長⁉」

 

龍聖を押し出すようにぶつかった明日香であったが、Mから放たれたグレネードランチャーの攻撃を諸に受けてしまい、爆発したのであった。

IS学園でユニットを組んでほしいか

  • やってほしい‼
  • やる必要なし
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