IS(インフィニット・ストラトス)~騎士の物語 作:武御雷参型
そして、お気に入り登録者数が150を超えました。なんでなの⁉
正直な所、この作品に関しては息抜きとリハビリを兼ね合わせた作品なんですけど……(と言いつつ、実はこの作品に対して本気で書いているとは言えない。あっ)
割と真面目な事を言うと、自分の思いっきりな自己満足と絶対にありえないクロスオーバーを書きたいと思った作品になっています。
ここまでお気に入り登録者数が伸びたのも、読者の皆さんのおかげです‼本当ありがとうございます‼この場をお借りして感謝の言葉を述べさせて頂きます。
これからも騎士の物語をよろしくお願いします‼
『お兄ちゃーん‼ お兄ちゃーん‼』
「ッ⁉」
一夏は昔の記憶の中に自分の事を慕っていた女の子がいた事があるのを思い出した。だが、それが誰で自分とどういう関係性を持っているのかまでは思い出せず、モヤモヤした気持ちを抱え始めていた。
「一夏、どうしたんだ?」
「い、いや………何でもない」
箒に尋ねられ、一夏は咄嗟に何でもない様に装うとした。
「なんでもないじゃないでしょ? アンタのその姿は何かあった様子ね」
「………」
鈴は一夏の表情を読み取り、一夏が何かに悩んでいると見抜いたのである。
「………昔の記憶の中に………俺の事を慕っていた女の子がいたんだ………だけど、それが誰で俺とどう繋がりがあるのかまでは思い出せないんだ………」
「千冬さんに聞いてみたら、良いんじゃないの?」
「そう……だな………千冬姉に聞いてくる」
そう言うと一夏は龍聖たちを置いて千冬の元へと走り出したのである。
「…………」
そんな姿に龍聖は何か考えている様子であった。
「千冬姉‼」
「織斑先生だ‼ 貴様、あの二人を置いて何をしているのだ?」
千冬は明らかに怒っている様子で一夏に問い詰め始めた。
「いや、それは…そのぉ……じゃなくて‼ 千冬姉に聞きたい事があって来たんだ‼」
「聞きたい事だと? ほう? それはあの二人を置いて行くほどの事なのか?」
千冬から発せられる雰囲気は、一夏の体を固まらせる程であった。だが、一夏は勇気を振り絞って口を開く。
「なぁ、千冬姉………昔、俺の近くに俺の事を慕っていた女の子がいたのを覚えていないか?」
「…………知らんな」
千冬は少しの間を置いて一夏に答えた。だが、一夏からすれば千冬が何かを知っている様子であるとすぐに判った。
「千冬姉って嘘つくとき、少し間を置いて答えるよな」
「なに?」
一夏の言葉に千冬は少し怒った様子で一夏を睨みつけた。
「なぁ、本当の事を教えてくれ‼」
「………こればかりはお前には話すことが出来ない………いや、このことは私自身、墓までもっていくつもりだからな」
「千冬姉‼」
「諄いぞ、一夏‼」
「ッ⁉」
千冬は一夏に何も言わせないほどの怒鳴り声をあげ一夏を黙らせる。
「………そうかよ………でも、絶対に話して貰うからな‼」
「だから、話すつもりは私にはない。ほらもう帰れ。あの二人を黒崎達に任せっぱなしなのだろ?」
「あ、ああ………」
一夏は渋々だが龍聖たちの元へと戻って行った。
「すまんな、一夏………本当は、お前に妹がいるのだが………あのクズ親が行方不明と同時に連れて行ったからな……すまん。一夏………円華」
千冬は一夏が出て行った扉を見つめながらそう呟くのであった。
とある島に三人の女性が日光浴を楽しんでいた。
「なぁ、スコール……仕事がないのかよ……」
「ええ、そうね。でも事前に聞いた話だと、夏に大きな仕事があるわ………Mを指定した仕事がね」
「なッ⁉」
スコールと呼ばれた女性は傍らで一夏たちと同じ年の少女を見ながら、もう一人の女性に答える。
「なんで、Mだけなんだよ‼ 俺にも仕事を分けさせろ‼」
「仕方がないじゃない、オータム。先方からのリクエストなんだから」
「チッ」
オータムと呼ばれた女性は舌打ちをすると、徐にチェアーから体を上げるとそのまま海の中へと入って行った。
「Mはいかないの?」
「………私は良い………今は何もしたくないからな」
そう言うとMと呼ばれた少女は静かな寝息を立て眠り始めた。
「もう少しで貴女を解放してあげるわ………そうしたら、貴女は昔の貴女に戻れるはずよ」
スコールとはそう言うとMの方を少し悲しそうな表情で見ているのであった。
「スコール。調整の時間だ。そいつを渡せ」
「そう、もうそんな時間なのね……今、寝た所だから連れて行っても問題ないわ」
「そうか」
スコールの後ろから白衣を着た男が来ると、Mを連れてどこかへと連れて行った。
「なぁ、スコール………そろそろ潮時じゃないのか?」
「ええ、そうね………亡国機業も廃れたものだわ………少し前ならもっと人の為に裏から動いていたけど……今じゃその面影もない。逆に人に仇なす組織になってしまったわ………オータム、準備を始めておいて」
「判った。だけど、俺達が逃げ切れたとして………アイツの事は誰が面倒を見るんだ?」
「そうね………もしかしたらお節介な兎が来るかもね」
「……なんだそりゃ」
スコールとオータムはMを助けるための準備を始めるのであった。
そして、もう一人。裏で動いている人物がいた。
「ムフフフ、いっくんも良い男になったね………しかも箒ちゃんも含めてもう一人の彼女を作るなんて………ハーレムまっしぐらだね‼」
一夏の写真を見ながらそう言う女性は、機械仕掛けのうさ耳を付け、不思議の国のアリスの主人公、アリスの格好をした女性。彼女は世界から指名手配されており、血眼になって見つけ出そうとされている天才…いや天災とでも呼べば良いのであろう。篠ノ之束本人であった。
「束様、お夕食を持ってまいりました」
「クーちゃんの作る料理はおいしいからね‼ それでそれで‼ 今日のメニューは何⁉」
「本日のメニューは子羊の肉を使ったステーキです」
「クーちゃんの得意料理は肉料理だからね‼」
「焼くだけの簡単な工程だけですから………それで、お味の方は如何ですか?」
束の前に出された料理は、普通に店においても可笑しくない程のレベルを誇るステーキであった。
「うん‼ 焼き加減も私好みの焼き加減‼ 腕を上げたね、クーちゃん‼」
「喜んで頂けて嬉しいです」
クーちゃんと呼ばれた少女は仄かに頬を赤く染めた。最初の頃は焼き加減を間違えてしまい、炭と化したステーキであった。だが、練習の甲斐あってか、いつしか肉料理だけは真面に出来る様になったのである。
「そう言えば、IS学園ってさ……トーナメント戦だったよね」
そう言うと束はステーキを食べながらパソコンを操作し始める。
「フーン……タッグマッチに変更か………ねぇ、クーちゃん」
「はい、何でしょうか束様?」
「少しお使いを頼んでも良いかな?」
束の表情は何か面白い物を見つけた子供の様に笑っていたのである。
翌日、一組には新たに転入してきたシャルロットとラウラの姿があった。
「今日から皆さんと一緒に勉強をします。国際IS委員会フランス支部所属のシャルロット・デュノアです。こんな身なりですが、れっきとした女性ですので間違えないで下さいね?」
キャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ⁉
シャルロットの自己紹介の後、クラスの生徒達の黄色い声が上がる。
「女子なのに男性服……これはいいネタだわ‼」
「一夏君と組み合わせても良い絵になるわ‼ そうだ‼ シャルロットさんを男性として描けば‼
『それだ‼』
一部の生徒達はシャルロットの姿を見て、勝手にバラ色に染め上げようとしていた。
「皆さん、静かにして下さい‼ まだ残っているのですから‼」
真耶の言葉に一瞬でクラスが静まり返った。千冬が言っても良いのだが、ここは真耶に譲ると言う千冬なりのやさしさであった。
「ラウラ・ボーデヴィッヒだ。ドイツ軍特殊部隊隊長並びに国際IS委員会ドイツ支部所属だ。まだ日本に慣れていない事が多くあるが、そこは皆の助けを求めるかも知れん。出来れば教えてもらいたい。よろしく頼む」
ラウラの自己紹介に生徒たちはシャルロットとは違い、反応が無かった。そんな姿にラウラは何か間違ったのかと心配していたが、すぐに優紀に終わるのであった。
『キャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ‼』
シャルロットとはワンテンポ遅れて黄色い悲鳴が上がるのであった。
「何あの子‼ お人形さんみたいに可愛い⁉」
「なのに、軍属‼ そこが良い‼ そこが良い‼」
「そうだわ‼ 触手プレイで攻めて涙目のボーデヴィッヒさんを描けば………」
『お前は神か⁉』
因みに最後の生徒はシャルロットを男性にして描こうとしていた生徒である。もっと言えば、最初の頃に千冬に対して抱いてだのと言っていた生徒でもあるのである。
このクラスは変人しかいないのであろうかと千冬と真耶、龍聖は思うのであった。
誤字脱字、感想、指摘、質問等ありましたら、どしどし送って下さい‼
ふざけた(運営の規則に則った範囲で)でも構いません‼ 私も全力でふざけますのでww
では、次回もよろしくお願いします‼
IS学園でユニットを組んでほしいか
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やってほしい‼
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やる必要なし