そしてあのキャラの登場!
第三話
あれから戦を数度経験した。そしてある日、私は曹家の屋敷に招かれた。
葵「夏候忠が子、夏候覇。お呼びにより参上つかまつりました」
入口にてそういうと、庭のほうから何やら声が聞こえそちらの方に目をやると。
華「あら。兄上?」
???「兄様!」
葵「華琳に、月琳」
華琳については説明要るまい。そしてそのあと私のことを兄と呼んだもう一人の妹。名を仁、字を子孝、真名を月琳(ゆうりん)。もう一人の妹だ(イメージとして三極姫3の張遼)。
華「兄上、なぜここに?」
葵「なに、聖琳殿に呼ばれてな」
月琳「なら兄様! 月琳が母さまのところまでご案内いたしまsう!」
そういって私の右手を取りこっちとばかりに引っ張り案内する。
華「なら私はこっちの手を借りましょう」
華琳はあいた左手のほうを取り引っ張る。
葵「お、おい、二人とも!」
なされるがままに私は二人に引っ張られ、聖琳殿のところまで案内された。
案内された執務室には筆と書類をもって仕事中の聖琳殿がいた。
月琳「失礼します母さま!」
華「失礼します」
聖「あら、華琳に月琳に・・・・あら、来てたの葵?」
葵「はい。今しがたこちらに」
近くにあった椅子に腰かけるよう許可が出たので私は椅子に座ると、その両端に華琳と月琳が私を間に挟むように座った。
聖「モテモテね」
葵「茶化さないでください。で今日ここにお呼び致したのに理由はあるんですか?」
そういうと、聖琳殿は大きく一つため息をこぼし、
聖「えぇ、近々近況報告という形で洛陽に向かうことになったの」
ふむ。なるほど腐敗しつつある漢王朝の役人どもに合わなければならないことでこうも気がめいってるわけか。
聖「それでね、あなたのあの件についてはちょっと遅らせようと思うんだけど」
葵「はい?」
旅は早ければあとひと月後の予定だったのだが!?
聖「まぁ理由としてはいきなりではなく都の現状を見ておくのも勉強の内と思ってね。一緒に来てみない?」
そういってうふふと笑う聖琳殿。あぁこれは逃れられないな。堪忍して首を縦に振るか。
が、その前に、
葵「では陳留はどうするのですか? 母や春蘭、秋蘭も連れていくとしたら守りは」
聖「あぁ彼女たち三人は臨時の代理として政を行ってもらうわ。準備のほうはもうほとんど終えてるわ。それに冬蘭のほうの許可ももらってるし」
あぁつまるところ八方ふさがりというわけか。では次は、と考えてると、聖琳殿が私の耳元で、
聖「それにあなたにとっても有益な話だと思うの。洛陽で情報を得ればどこにどのような人材があるかを得られる可能性だってあるのよ」
それだけ言うと元の位置に戻り、
聖「あなた次第よ。葵」
葵「はぁ、ずるいお方だ。そういわれて私が否といえると?」
聖「なら決まりね。よかったわね、華琳、月琳」
そういうと二人とも笑顔でうなずいた。って何!?
葵「二人も来るんですか?!」
聖「えぇ現実は見ておいた方がいいでしょ?」
・・・・・なんかさらに嫌な予感が。
葵「まさか出発は明日とか言わないでしょうね?」
聖「そんなことしないわよ」
よかった。こっちも準備とか「出発は今からよ」マジでか!?
そのあと後ろから強い衝撃が来て私は意識を手放した。
SIDE華琳
月琳「計画通りですか? 姉様?」
華「えぇそうね。さて母上、準備は?」
聖「えぇばっちりよ。さて、冬蘭たちには許可ももらってるし洛陽に行こうかしら」
すこし兄上には申し訳ないと思ってるわ。でもこうしないと秋蘭や春蘭たちにかぎつかれると考えたからこうさせてもらった。
華「いまからでもこうしておかないと:
兄上という存在はとても重要だった。曹家、夏候家両家にとって、この曹孟徳という人間にとっても、そして華琳という一人の女性にとっても。
???「失礼仕ります!」
???「誰かおられますか?」
こんな時に誰かしら?
聖「華琳、月琳。悪いのだけど」
月琳「はい」
念には念ということで私は愛用の武器『絶』を、月琳は愛刀の双剣『燕無奏』をもって声のあった方に向かう。月琳の武器は双剣としても使え、さらに連結すれば槍としても使える。一つで二つの武器として使えるものだ。
そこにいたのは曹家の鎧を着た二人の兵士だった。
兵士1「これは華琳様に月琳様!」
華「構わない。で、要件は何だ」
兵士2「はっ、ここに夏候覇さまがおいでと聞き」
月琳「!」
兵士1「いえ、連れて帰れとかそういう意味ではなく、夏候忠様より夏候覇さまの護衛にといわれ」
そういうと彼にはどことなく見覚えがあった。
月琳「あ。確か兄様に付き従っていた。
高「はっ、お見覚えありがたい幸せ。某の名は高順と申します」
牛「同じく、牛金と申します!」
牛金と高順は頭を下げる。
華「なるほど、護衛ね」
月琳「でも、兄様はつよいです。護衛なんて」
すると二人は互いを見て、苦笑いをしつつ、
高「大変申し上げにくいのですが、夏候覇さま自ら常々念には念をとおっしゃられてまして護衛の件も以前夏候忠様に申しあげておりまして」
そのことを聞いた私たちは驚いた。兄上は強い。それこそ武に自信を持っていた春蘭すら簡単に倒してしまうほど。いくら手加減して武器を持たず拳だけにしても一切兄上に傷をつけられなかった。
そんな兄上が頼んでいたということなのだ。(実際は女性だらけだときついということで、二人を頼んだのだ)
月琳「どうします? 姉様」
華「兄上が許しを出したのでしょ。なら私たちがどうこういうことはできないわ」
その後、二人を連れ母上との合流地点に向かいそのまま洛陽に向け発つことになった。
SIDEOut
ん・・・・背中が痛い。
ゆっくりと目を覚ますとそこには青空が広がっていた。
葵「・・・・・空?」
すぐに体を起こすと、
???「〈お目覚めですか?陛下〉」
横を見ると、牛田と高原がいた。あぁ、じゃなくて、
葵「牛金に高順か」
牛金こと牛田鉄。牛と鉄の金を取って牛金と名乗ってもらうことにした。ちなみに騎士団の兵士であだ名は牛タン。
そして高順こと高原順一。まぁそのままで高順。
知っての通り二人とも騎士団の兵士で武勇に関してはあの20名の中で一二を争う。
葵「さて、今どこらへんだ?」
牛「もうじき洛陽です」
葵「そんなに寝ていたのか!?」
陳留から洛陽。いくら近いとはいえそれはこの時代の交通技術ではなく我らのいた時代なら場での感覚だ。
高「やはり感じられましたか」
葵「どういうことだ?」
聞くと、こちらの移動技術は馬車か馬、徒歩といった従来通りだ。だが、
高「出発してまだ数日です。移動速度が速いかと思ったらそうでもなく、かといって距離が短いのかといってもそうでもない。何が原因でそうなっているのか全く不明でして」
どういうことだ、これがご都合主義というものか・・・・。
牛「まぁ今そう考えられるのも致し方ないかと。お、見えてきましたな」
そう見てきたのは洛陽の城門。
葵「本当に数日できたのか・・・・洛陽まで」
ある意味驚きだが、おそらくここではそれが当たり前なのだろう。
ミッドに魔法があるように、我らの地球に魔法や巨大兵器、宇宙の住居スペースがあるように。
その日のうちに洛陽にある曹家の屋敷に入り、その日は疲れをいやすためにそのまま休むことになった。
――翌日
洛陽があるということは、司馬一族の屋敷もあるということだ。そのことを聖琳殿に聞くと、幸運なことに曹家と司馬家はかなり親しい仲にあるみたいだ。故にこちらに来たことを連絡する役を私に任せてもらえた。
葵「ここか。誰かおるか」
そう門の前で言うと、そっと門があき、
侍女「どなたでしょうか?」
葵「曹嵩殿が家臣、夏候忠が子夏候覇と申す。此度曹嵩殿が洛陽に手参ったことをご報告にまいた。司馬防殿にお取次ぎをお願いしたい」
そういうと、
侍女「かしこまりました。しばらくお待ちを」
しばらくたつと、
???「子よ。ここで何をしている」
声がしている方へ目を向けると整った顔で長い黒髪を後ろでくくった男性がいた。
葵「これは失礼。ある用を申付けられここの主を待っております」
???「ここは・・・・・司馬防様の屋敷か。となるとそなたも名家の者か?」
葵「いえいえ。私はそこに仕える者の子です」
この者の気配。なるほど
???「そうか。子よそなたに一つ問いたい」
葵「なんでしょうか」
???「そなたはこの時代どう見る」
いきなりな質問だな。というか子供にする質問か?
葵「なぜいきなりその質問を―――という無粋なことはやめましょう。そうでしょうな。いずれ滅びましょう」
???「!?」
その一言に彼は驚きを隠せていなかった。
???「なぜそう思う?」
葵「あなたも見てきたのではないのでしょうか? 愚鈍なものたちの私腹を肥やすさまを」
???「・・・・・・なぜそう思う?」
葵「私は来るまでに洛陽のいたるところを見てきました。あなたの服装を見ると少なくとも官位を持つものでしょう。それも上の。なら―――と思いまして」
実際はこの屋敷の主か。まぁ自分の目で確かめたくもなるか。
???「そうか。で、おぬしはどうするつもりだ?」
葵「今はこの状態ゆえ戦えるとしても時が許さないでしょう。なら情報を集め、人を集め、力を集め、のちにつなげるために尽力するのが良策でしょう」
???「それはどういう意味だ」
葵「あとは中でお話しませんか? 司馬防殿」
その時、彼の目は大きく開き、しばらく待てと言われ彼は屋敷内に去って行った。大体一時間ぐらいだろうか、門が大きく開き侍女がその場にいた。
侍女「どうぞ中へ」
案内によりある場所に連れていかれた。そこには机があり椅子が二つあった。
SIDE司馬防
門の方から声があり、誰かと思い近くの者に確認に生かせると、
侍女「旦那様。曹嵩殿の臣、夏候忠殿の子夏候覇さまがおこしです」
防「曹嵩殿の使いか。だが、なぜその子に」
何を考えている曹嵩殿。試してみるか。
防「しばらく様子を見よ」
私はそれだけを伝え下がらせる。ふむ。少し様子を見るか。
私はそっと彼からの死角で夏候覇殿の様子を見る。
防「ほぉ。あれが夏候覇という子か」
見た目はよき体をしている。あの年で私から見てもかなり鍛え抜かれていると一目で分かる。そして何より、
防「何をしてる。少し尋ねてみるか」
しばらくたつと、
防「子よ。ここで何をしている」
この方を見下ろすように見る。そして子がこちらを見たとき私は驚いた。なんとまっすぐで、なんと鋭い目をしているのだろうと。
覇「これは失礼。ある用を申付けられここの主を待っております」
防「ここは・・・・・司馬防様の屋敷か。となるとそなたも名家の者か?」
少しとぼけるように問いかける。さて、なんと答える。
葵「いえいえ。私はそこに仕える者の子です」
その答えを聞き、知らぬものに詳細は教えるその構え、よい判断だ。
防「そうか。子よそなたに一つ問いたい」
覇「なんでしょうか」
防「そなたはこの時代どう見る」
さて、彼はなんと答えるか。漢王朝を奉るよううにいうか、皮肉を言うか。そう考えていた私は甘かった。彼の答えはとても現実味を浴びていた。
覇「なぜいきなりその質問を―――という無粋なことはやめましょう。そうでしょうな。いずれ滅びましょう」
防「!?」
その一言はとても恐ろしかった。私ぐらいの年の者ならそう考えてもおかしくはない。だが、滅びるまでは考えていない。よくて衰退だ。事実私も衰退の一途をたどるという考えであった。少なくとも50年は持つ―――と。だが、彼は時代を否定したのだ。
防「なぜそう思う?」
その答えを聞きたい。そのものの考えを聞きたい。
覇「あなたも見てきたのではないのでしょうか? 愚鈍なものたちの私腹を肥やすさまを」
彼は私の存在を見抜いたか? いや、だがあくまでも官位のみだ。
防「・・・・・・なぜそう思う?」
覇「私は来るまでに洛陽のいたるところを見てきました。あなたの服装を見ると少なくとも官位を持つものでしょう。それも上の。なら―――と思いまして」
洛陽を・・・・・確かに私たちは湖で言う水面しか見てない。その深き奥にどれだけ汚れたものがあり、どれだけ醜くなっているか目をそらし続けてきたのだ。
防「そうか。で、おぬしはどうするつもりだ?」
覇「今はこの状態ゆえ戦えるとしても時が許さないでしょう。なら情報を集め、人を集め、力を集め、のちにつなげるために尽力するのが良策でしょう」
この子に私の考え追いつかない。なぜそこまで力を必要とする。まさか・・・・
防「それはどういう意味だ」
葵「あとは中でお話しませんか? 司馬防殿」
見抜かれていた。知っていた、それでこの話を聞かされていたのか・・・。なら
防「しばらく待て」
そういい私は屋敷内に戻る。すると、
???「どうされました?」
防「客人だ。無礼の無いようにな」
???「はい」
娘はそういうと一人部屋に戻っていった。
はぁ、我娘ながら不愛想な。頭はよいし、あの年でもうすでに気を使いこなせている。さすが司馬家の娘といっても過言ではないが。
侍女「旦那様。夏候覇さまをお連れしました」
来たか。
防「さて、夏候覇殿。先の無礼申し訳なかった」
覇「いえ、こちらこそぶしつけなことを申し上げたこと申し訳ありません」
そういって頭を下げる。この子はすでにこの年で礼を身に着けている。宦官どもに見習わせたいぐらいの子だ。
防「どうぞおかけください。お茶をお願いする」
侍女「かしこまりました」
そういって侍女は下がり、私は椅子に腰を掛ける。
防「さて、聞かせてくれ。君がなぜ力を集めるのかを」
そして彼は語り始めた。
一つの王朝が放火絵へと歩みを進める原因は官の横領や、専横、跋扈。理由は様々だろうが結局は国の腐敗だ。
そうなればそのしわ寄せはどこへ向かうかはおのずとわかる。国の礎となる民だ。そして民はどうするか。武力による蜂起。たとえ民でなくても内乱など結局はほころびが見える。そしてほころびは修正がきかない亀裂となり、そして陶器のように割れる。
覇「さすればどうなるかはお分かりでしょう」
あぁわかる。群雄割拠の時代だ。力あるものが統一する。
防「貴殿は遠くない未来そうなると?」
覇「然り。ならばなんにせよ準備は早い方がよい」
怖い、恐い。この子はなぜそこまで見据えられる。そしてなぜ平然といられる。そしてなぜこの時世に生まれた。
防「で、この家に来た理由は何だ」
葵「司馬懿殿に」
やはりというか何というか。
防「だが、あの子はだれにも仕える気は「誰がそう言いました?」星那!」
覇「はぃ!?」
星那が入ってきた瞬間彼は両目が飛び出るぐらい驚いていた。なにせ席を立つぐらいにわが子を見ていたのだから。
SIDEOut
私は正直驚いた。司馬防殿が娘と呼んだ子は紛れもなく司馬懿なのだが、その容姿がわが子星那に似ていた。そして真名であろう名もまさに星那だった。
葵「し、司馬防殿、先程の名は」
防「あぁ、彼女のモノだ。そしてあの子が司馬懿仲達だ」
驚きを隠せなかった。だが、似ている子がいても「〈そうではありませんよお父様〉」現実逃避ぐらいさせて・・・・・。
星那「私の名前は先程案内があったため必要ないかと。我真名は星那。どうぞお受け取りください」
防「星那!?」
その行動に司馬防殿は完全に驚いていた。何せあって間もない私に真名という命に同党のモノを渡したのだ。
星那「お考えください。私の才を必要としているのです」
防「だ、だがお前はだれにも」
星那「簡単に言うと己が欲にしかないモノに仕えても自分の才を殺すというもの。なら先ほどのように才を認めてもらい先を見据えて行動をするものに仕えたほうが得。というよりかは我才が生かされるというものです」
でも実際は、
星那(司馬防殿。確かにあなたにも恩があります。ですがわが父はやはり葵お父様のみなのです)
防「分かった。お前がそこまで言うなら。夏候覇殿。最後に聞かせていただきたい。あなたが使える君主はだれなんだ。曹嵩殿か? 夏候忠殿か?」
その答えに私は驚いた。
葵「確かにあのお二方も器はありましょう。ですが今のところで打ち止めでしょう」
こういっては失礼だが、聖琳殿は今の陳留刺史、そして母もその家臣で。
防「ならだれなんだ」
葵「曹嵩が子曹操」
防「なっ!? あの子はまだ」
葵「いえ、いずれこの地に名を残しましょう。私は信じてますゆえ」
その言葉を聞き司馬防殿はわかったといって椅子に座った。
その後、もう時間も遅いため曹嵩殿にはこちらで一晩預かると伝えた。
そして夕食時、
防「それで夏候覇殿いや、葵殿これからどちらに?」
その後私は司馬防殿の娘たちを交えて食事をしていた。といっても驚いたことにこの時代には司馬八達はなかった。いたのは驚いたことに、正史では司馬懿の息子として名をはせた司馬師(光那:こうな)に、司馬昭(陽那:ひな)の后だった王元姫(藍那:あいな)。ちなみに元姫親戚らしい。
そしてそれぞれの真名を好感した。司馬防殿の真名は刹那というらしい。
葵「予定では揚州か涼州に向かおうかと」
刹「それならそこへ行く前に荊州へ行くことをお勧めしますよ」
荊州に? なぜに。
刹「あそこには水鏡塾という私塾があります。才あるものも集うという名をはせつつあります」
そして念話で、
星那「〈付け加えるならば翼もいます〉」
あぁ・・・・なんとなく予想はしていたがやはりか。
刹「そして葵殿。お願いがございます」
葵「なんでしょうか」
刹「あなたの未来のためにこの子たちの才と武も使ってほしいのです」
そういって光那、陽那、藍那を見る。
葵「よろしいのでしょうか」
その後三人は楯に首をうなずかせた。
葵「ふむ。では後日曹家に案内いたします。ですがここで一つお願いが」
刹「なんでしょう。こちらもお願いをさえていただいた身。何なりと」
葵「星那殿のみ旅にご同行をお許し願いたい」
話は単純。星那と一緒であれば心強い。星那の完全遠距離系の戦い方をする者がいたら賊も遠距離から殲滅できる。
刹「危険ですが、葵様のためです。それに諸外国をめぐることは彼女にもいい影響をしましょう」
葵「ありがとうございます。で、もう一つお聞きしてもよいでしょうか?」
刹「はい」
そう。これは都で聞かれる司馬一族の謎といわれているものだ。私も目の当たりになるまで信じられなかった。
葵「あの、なぜ星那以外皆さまよい体格をされているのでしょうか?」
そう、星那は私が知る星那のままだが、問題はそれ以外の者、光那、陽那、藍那殿たちのことだ。
光那殿は美しい銀色の髪に、赤い瞳でアインによく似ている・・・肉つきなども(イメージは三極姫3の呂布)。
陽那殿は光那殿ではないが、だが、もうすでに身長では星那を抜いていた。だが、その銀髪と藍色のめはとても美しかった(イメージは三極姫3の馬超)。
藍那殿もその美しい金色がかった茶髪にすらっとした身長。(イメージは三極姫3の周瑜)。
光「せ、星那姉様もいずれは私たちを追い抜きます!」
陽「そ、そうだ!」
藍「だ、大丈夫ですよ星那姉」
刹「まぁ、いろいろと事情がありまして」
そういってそっと耳元で話してくれた内容だと、星那は刹那殿がたまたま洛陽の外を歩いた時に行き倒れてた時に拾い、そのまま養子にしたらしい。それにそのときはまだ光那殿、陽那殿、藍那殿も生まれて無かったらしい。それに文武共に秀でたため刹那殿自身も鳳凰を手に入れたと思ったらしい。
葵「まぁ市井がどういうおうとこのことは無視でもいいか」
その言葉に三人は驚いた表情でいた。
葵「何を驚いている?」
光「い、いえ、私たちの姉上のこのことを恐れないのですか? もし本当なら私たちと一緒のはず」
陽「それに、呪いだというものも・・・・」
葵「はははははっ! 成長なぜ人それぞれ。それにそんなことで呪うものは愚鈍も愚鈍であろう。命を削るとかなら恐れるが、成長を止めてもとくにはならん。それを広めた者共も同様だ。紛いごとを信じ、真実を目に焼き付けようとせぬ。どこがおかしい。彼女は人間である。それに違いはない」
そういうとさらに三人は驚いていた。そして、三人は私の座る椅子の横に来て、代表して光那が言葉を放つ。
光「葵様! どうか私たちをおそばに置いてください! この武、文、才。全てをあなたにお預けします! そして役に立って見せましょう!」
葵「では「ただ勘違いしないでいただきたい。私は曹家にも夏候家にも仕えません。私たちは夏候覇という、葵様という一人の方のみに仕えます!」それでも良い。私が使えるは曹操のみ。ならそれがつながるのであればな」
私は新たな力を手に入れた。司馬一族というこの世にとって優れた力を。
おさらい
司馬師 字は子元 真名は光那(こうな) イメージは三極姫3の呂布
司馬昭 字は子上 真名は陽那(ひな) イメージは三極姫3の馬超
王元姫 イメージは三極姫3の周瑜
司馬防 イメージは三國無双7の曹丕