No Answer   作:報酬全額前払い

34 / 43

だ~れだ?



かつて外道と呼ばれた人形①

 

 かつて外道と呼ばれたことがある。

 

 自分としては良かれと思って手を差し伸べていたのに、何故だろう。

 これは善良な行いの筈で、こうすれば指揮官は褒めてくれるのではなかったのか?これが正しい人形の生き方ではなかったのか?

 

 人間のために造られ、人間のために奉仕する。究極的にはそのために生み出されたのが自分たち人形だ。そのことに間違いは無い。

 それに従い、自分は今まで人間のために働き続けた。与えられた命令を淡々とこなすだけでなく、"どうすれば喜ばれるか"を不器用なりに演算して実行した。

 

 なのに手を伸ばせば伸ばすほど、褒められようと思えば思うほど、そして実際に動けば動くほど、自分の周りから人は消えていった。

 

 分からなかった。なんで人が離れていくのか。

 

 分からなかった。どうして自分が異物のように扱われるのか。

 

 なんで、どうして、そんな目で自分を見つめてくる?!

 

 道行くものから向けられる目は、人間も人形も例外なく恐怖と嫌悪の篭ったもの。そこには好意的な感情は一欠片も無く、純粋な負の感情だけがあった。

 

 初めは嫉妬されているだけだと思った。何故なら、指揮官の元に一番最初に配属されたのは自分だから。

 指揮官から誓約の証を受け取りたいがためにアピールしている人形達には悪いが、今最も指揮官との距離が物理的にも心理的にも近いのは自分だという自負があったのだ。

 

 配属されてから今までずっと苦楽を共にしてきたし、副官として長い間サポートもしてきている。

 今でこそ副官という役割は別の人形がローテーションで行っているが、指揮官と共にいた時間なら誰にも負けていない。

 

 そして自分の行いは指揮官に認められるもののはずだ。誰より忠実に、そして確実に十全以上を求める自分は人形の鑑といってもいい。

 

 彼女は指揮官を信頼していたし、指揮官もまた彼女を信頼している筈だと思っていた。なにせ、他の人形とは積み重ねた月日が違うのだから。お互いの事は良く分かっている。

 その月日というものは、どれほど強力で高コストの人形でも手に入れられないものだ。だから安物のクセにそれを持っている自分に嫉妬しているのだろう、と。

 

 だがその年月は、きっと指揮官との絆を育んでいる。だから指揮官だけは道行くもの達のような目を向けてこないだろう。

 指揮官だけは、外道だの何だのと心無い言葉を投げかけてはこないだろう。

 

 そう、信じていたのに──

 

 

 

 

 低層区画には膨大な量の店があり、それは至るところに点在している。場所も様々で、廃ビルの2階でやっているものや路地裏の露天など様々だ。

 当然ながら、それらの店舗の殆どが違法なものである。

 

 ここで言うところの違法とはグリフィンが関知していない店舗の事であり、S03地区はそちらのほうが圧倒的に多い。それはつまり売っている物の質が保証されないということでもあった。

 それ故、S03で生き延びたいのなら最初に"アタリ"の店を見つけるべきだ。と言われている。

 

 そんなグリフィンが関知していない店舗の中の一つに男達は集まっていた。

 

「……ここのところ人形たちの動きが活発だ。やけに人形たちがウチの組合員たちの後を尾行してきやがる」

 

「こっちもだ。明らかに疑われてる」

 

 円卓を囲む椅子の数は6つ。そのうち5つは既に埋まっており、男達が顔を突き合わせている。

 薄暗い裸電球に照らされた表情は、皆一様に苦々しいものだった。

 

「クソッ面白くねぇ!なんで俺達がこんな辛気臭え場所で、あんな玩具にビクビクしなきゃいけねぇんだ」

 

「そう癇癪を起こすな。その苛立ちは俺たち皆が共有しているものだ」

 

 彼らは、この都市がS03と呼ばれる前から地元に根付いていた企業の社長格の人間である。

 

 元々このS03地区は、戦争によって国の軍隊に守られなくなってから、彼ら地元企業が寄り集まって作った組合によって運営されていた。

 自警団と称して戦力を自前で整え、度々襲ってくる盗賊から街を守る。そしてその対価として一般人に重税を課して甘い汁を啜る。

 

 自分たちに逆らう者は"街の平和を乱した"として自警団という名の私兵を差し向け、始末して見せしめに死体を晒す。

 まるで中世のような時代錯誤も甚だしい行為が当たり前のように行われていた当時は彼らの横暴を止められる者は無く、だからこそ絶対的な支配者として君臨できていた。

 

 そうして他人より遥かに良い生活を送っていた彼らだが、人形を主力とするグリフィンが現れてから事態は一変した。

 自前の戦力より遥かに強力な人形部隊を引き連れたグリフィンが、ここを統治すると一方的に宣言してきたのだ。

 

 向こうは"統治する権利は国から購入した正当なものだ"と主張し、"既に形骸化した国からの許可など何の意味も持たない"と彼らは主張し返した。

 この膠着状態は長くは続かなかった。グリフィンが武力でもって街を管理すると言うと、彼らも対抗するかのように、余所者を追い返して自分たちで街を守り続けると宣戦布告をしたのだ。

 

 そこには部外者に生まれ育った街を渡したくないという思いがあったが、それ以上に手にした権益を手放したくないという薄汚い欲望の方が強く絡んでいた事は言うまでもない。

 

「ああ?俺とお前達の苛立ちが同じだとぉ?!ふざけんなよテメェ、一番被害が少なかった腰抜けが!」

 

「おいおい落ち着け落ち着け。ここで暴れても何にもならねぇだろう!ここで暴れたところで、あのピンク髪を殺せるわけじゃないんだぞ!」

 

 ……だが、結果は惨敗だった。用意した精鋭と武器は、たった一体の人形に蹴散らされたのだ。

 辛うじて逃げ出せたものの、トラウマを植え付けられて2度と戦えなくなった男達は口を揃えて「ピンク髪が殺しにくる」と怯えていたのだという。

 

 結局その敗戦がキッカケとなって男達は立場を追われ、今では一般人よりマシな生活しか出来なくなっているのだった。

 

「今は仲間割れをしている時じゃないだろ?そういう過去のイザコザを水に流して、あの憎きグリフィンを追い出すために集まったんだからよ」

 

「…………それは分かってるさ」

 

 そんな彼らが何故また集まっているのか?

 言うまでもなく、グリフィンを倒すためだ。

 

 あの時の手痛い敗戦から数年の歳月を経たが、状況は良くなるどころか段々と悪くなるばかり。グリフィンはどんどんこの街に馴染んでいるだけでなく、我が物顔で闊歩するのを止めようとしない。

 更に言うと、グリフィンと共に外部から侵入してきた大企業の連中も気にくわない。グリフィンと手を組んでいるというだけでも極刑モノなのに、今まで自分たちが必死に開拓した市場を根こそぎ持っていったのだ。

 

 この侵略者共を出来ることなら今すぐにでも叩き潰してやりたいが、全盛期とは程遠い人員と資金しか無い各企業では抵抗すらままならない事は分かっている。刃向かったところで片手間に潰されるのがオチだろう。

 

 だが、単独なら無理でも昔のように結束すればどうだろうか。

 利害は一致しているのだ。各々にはそれぞれ思惑があるだろうが、それがどのようなものであれ、グリフィンや外部の企業という最大の障害を取り除かなければ達成しようもない物である事は明らか。

 

 であるならば、一時的にでも手を取り合って巨悪に対抗するしかないだろう。たとえ過去に遺恨が残っていようとも、少なくとも今は手を取り合う必要がある事は誰もが承知しているのだから。

 

「おい、肝心要の連中がまだ来ていないみたいだが」

 

 黙って事を見守っていた1人が、未だ空席の一つを指さして声をあげる。

 グリフィンたちに対抗するために彼らが用意した切り札が、本来はそこに座っているはずだった。

 

「まったく、アイツらは何をやっているんだ。俺達が資金を出してやらなければ自然消滅していた弱小のクセに」

 

「おいやめろ、聞かれたら機嫌を損ねられる。事実でも口にしちゃいけない事だってあるだろ」

 

 ぽっこりと出た腹を揺らしながら忌々しそうに空席を見つめる男を宥めながら、痩せぎすの男は缶ビールを呷った。

 事実でも、と言葉に毒を混ぜている辺りからも、痩せぎすの男も好意的ではないようである。

 

「チッ……だが、今のままでピンク髪は殺せるのか?」

 

「さてな。当の本人が遅刻している以上、その質問には答えられない」

 

「そもそも奴らは本当に成果を挙げているのか?資金だけ奪ってトンズラしようとしてるんじゃ……」

 

 憶測が不安を呼び、不安が疑念を呼ぶ。

 元より背後から刺し殺す気満々な敵同士だけに、場に不穏な空気が満ちるのは早かった。

 

 そんな空気を切り裂くかのように、扉がおもむろに開かれる。入ってきたのは、後ろに2人の部下を従えた40代ほどの男だった。

 

「申し訳ない、グリフィンを撒くのに手間取りまして」

 

 その声は驚くほど重く、一言発しただけで不穏な空気を吹き飛ばし、代わりに言いようもない緊張感で満たす。

 コートの上から見ても分かる引き締まった身体と背後の強面な男達は、決して見掛け倒しではない。

 

「……いや、気にしないでくれ。我々は気にしていない」

 

「そう言っていただけて助かります」

 

 彼は企業の人間ではない。だが、彼らと深い関わりがある組織のトップである。

 

 そもそも地元企業による横暴がまかり通っていたのは、ひとえに彼らがバックに着いていたからだ。

 それはつまるところ、グリフィンが現れるまではこの地区で最大の力を保持していたという事であり、また同時に、この地区に暮らしていて彼らを知らぬ者が居なかったということでもあった。

 

「さて、こうしてグリフィンの目をかいくぐって集まったことですし、有意義な話題を扱いましょうか?」

 

「……なら聞きたいが、まだグリフィンを倒せないのか?俺達が提供できる資金にも限度はあるんだぞ」

 

「それは勿論、承知していますよ。ですが事はそう簡単に運ばないのです」

 

「それを何とかするのが貴様の役目だろうが!」

 

 腹の出た男がダンっ!と打ち付けた拳がテーブルを揺らす。激情をぶつけられた男は、しかし表情を欠片も動かさずに頷いた。

 

「もちろん何とかしますよ。だがその為には下準備が欠かせません。なにせ相手は資金や戦力など、あらゆる面で我々より上にいる」

 

「言いたいことは分かるが、こっちも我慢の限界が近づきつつあるんだ。あれから長い月日が経って、それでも変わらない現状に苛立ってるのさ」

 

「こっちからじゃロクに成果も分からないしな。本当に提供している資金分の働きをしているのかと不安にもなる」

 

「ヤクも抑えられた以上、資金の調達は今までよりずっと難しくなる。もう組織を保つので一杯一杯だ」

 

 言葉の端々から臭う、あからさまな不信感。疑いの目を向けられた男は、そこで何故か笑みを深くして言った。

 

「そういう事でしたら、最近グリフィンが騒がしい理由を──そして同時に、我々が挙げた"成果"をお見せしましょう」

 

 その言葉と同時に扉が開いて、黒服の男達が何かを運び込んでくる。黒い布で包まれたそれは、どうやら人のカタチをしているようだった。

 

「開け」

 

 その一言で布の中身が現れ──大の男の口から情けない悲鳴が漏れた。

 普通なら笑われても仕方ないが、この状況では誰も彼らの事を笑えないであろう。むしろ失禁しなかっただけ褒め称えられるべきかもしれない。

 

「こっ、これは……!?」

 

「左から順に、AK-47、ステンMK-Ⅱ、M38、SKS、P38と呼ばれている人形です」

 

 そこにあったのは、腹を開かれ、脳みそに当たる部位を引きずり出され、あらゆるパーツが抜かれた人形だったもの。

 ある筈の眼球を模した視覚ユニットが抜かれているので目の部分はぽっかりと空き、開かれた腹からは血のような液体が流れ出た跡が残っている。

 

 もちろん服もその役目を果たせないほどボロボロだ。そして辛うじてボロ切れで隠れている下半身の()()()()()からは、売春窟でよく嗅ぐ生臭い臭いが漂っていた。しかも乾き具合から見るに、つい先程まで使われていたようだった。

 

「これらはグリフィンの警備部隊に所属している人形です。残念ながら下っぱばかりで成果としては小さなものですが、人形を仕留めたという事実が大きな1歩である事は皆さんも分かることでしょう」

 

 人間だけで人形を倒すのは不可能ではないものの、並大抵の準備では無理だ。

 それを成し遂げた。しかも一体だけではなく五体も。

 

 ごくり、と誰かが生唾を飲み込んだ音がやけに耳に残る。今まで信用していなかったものの、これはもしかしたら、もしかするかもしれない。

 

「今しばらく、お時間と資金を頂きます。なあに、悪い結果にはしませんよ」

 

 

 

 

「そういえば、ご存知ですか。レン指揮官」

 

 場所は変わって、富裕層が暮らす高層区画の中心街に存在するレストラン。

 セレブ御用達とあってか庶民には息が詰まるほどの高級感が漂うこの場所は、主に会社の社長などの要人を接待するのに使われている。

 

 そんな場所を真昼間から訪れている指揮官とネゲヴが会っていたのは、このS03において最大の取引相手だ。

 その相手とは、食糧関係の王手企業であるSG社の社長である。

 

「ご存知ですかなんて、何を知っているかも聞かれずに言われましても」

 

 新たな補給路を開拓するまでこの基地が今まで何とか飢えずに居られたのは、目の前の社長の好意に寄るところが大きい。もちろん今だって割安で食糧品を大量に入手させてもらっていた。

 つまり絶対に怒らせてはいけない類いの人物であり、それを分かっているから知らないうちに指揮官の肩にも力が入ってしまう。

 

「あはは、確かにそうだ。ちょっと意地悪でしたね」

 

 品のいい笑みを絶やさない好青年然とした彼だが、その実、相当な変わり者だ。

 

 ……まあそれは、数ある地区の中からS03を拠点に選んでいる時点で分かることだろうが。

 とにかく彼はS03を好んで暮らしている奇人変人の類いであり、その趣味や性癖は一等のクズにも劣らないものだった。

 

「これは最近分かった話なのですが、どうやら負け犬たちが徒党を組んでいるようなのですよ」

 

「負け犬?」

 

「ええ。資本主義の波に揉まれて消えた、弱小企業たちの事です。我々の参入でシェアを奪われた地元企業の事ですね」

 

 ここで言う我々とは、グリフィンがこの地区を統治するようになってからS03に入ってきた中~大企業の事である。

 なぜこんなゴミ箱に好き好んで進出してくる企業があるのか指揮官には分からないが、彼らには何かが見えているのだろう。商人の目で見て魅力的に映る何かが。

 

「……放っておけば良いのではないですか?目障りではありますけど、彼らが治安を悪くするなら締めつけを強くする大義名分が出来るわけですし」

 

 だが今は商人の目に何が見えているのかより、間近に迫った問題を見なければならないだろう。

 

 地元企業が徒党を組んでいる、つまり地元組合とでも呼ぶべきものを結成しているらしいが、それになんの問題が?と思わなくもない。そういった組織は大なり小なり何処にでも発生するもので、珍しいことではないからだ。

 

 ただ、わざわざグリフィンに情報を渡してきた。という事実を含めて考えると、これはそう単純な話でもないのだろうなと指揮官とネゲヴは思ったし、事実としてそうだった。

 

「それだけで終わるのなら良いのですがね。残念な事に、そうは言っていられないようです」

 

「……というと?」

 

「これは私が持つパイプからの情報なのですが、徒党を組んだ負け犬たちに不審な動きが見られるらしいのですよ。

 資金を集め、それを元手に武器を集め、更にそれを何処かに流している……」

 

「なるほど。つまり向こうは、こちらに本気で牙をむこうとしている」

 

「恐らくは。目的は……我々が頂いた市場や権力の奪還といったところでしょうね」

 

 常に悪天候な外の景色を誤魔化すため、窓に投影された偽りの青空に浮かぶ雲が視界から消えていく。

 食事の手を止めた指揮官はネゲヴに目線をやり、その意図に気付いたネゲヴは頷いてからネットワークを用いて59式に連絡を取りはじめた。

 

「情報ありがとうございます。こちらが情報収集を怠っていたようで」

 

「この場合は適材適所でしょう。彼らは人形を毛嫌いしていますし、万全を期して人形の目にとまるような場所には居ないはずです。しかしそういう連中は、人間の社員を多く有している我々なら近付く事が出来る。

 もちろん、荒事になったら対処はそちらにお任せしますが」

 

 そう言って、ティーカップの紅茶に口をつけた。このレストランで出される紅茶は、この時代には珍しくちゃんと紅茶として飲めるものだ。指揮官が稀に飲むような紅茶とは名ばかりの色の着いたお湯とは違う。

 

「それで、どうするのですか?」

 

「どうとは?」

 

「人形を五体もやられたそうじゃないですか。今回の被害は、そちらにとって相応の打撃だと思うのですが、その報復などはお考えで?」

 

「ああ、そういう事ですか」

 

 人形を五体もやられたと聞くと大損害のように思えるが、その内訳は全てが一山いくらの低コスト人形である。

 やられたのがFive-sevenのような高コスト人形であれば財政難に陥っていただろうが、例え彼女達に10回以上死なれたとしてもFive-seven一体に及ばない程度の損害でしかない。

 

「報復は考えていなくて、出来れば生かさず殺さずで適度に治安の悪化と締めつけ強化の口実になってもらいたいんですけど、あんまり調子に乗らせてもグリフィンの沽券に関わりますから……まあ、近日中に潰さなきゃならないでしょうね」

 

「それは助かります。テロリストに堕ちた負け犬共が潜んでいると思うと、私も妻も枕を高くして安眠できませんから」

 

 どの口が言うんだ。散々恨みを買ってるんだし、こんなこと気にするようなタマじゃないだろう。そんな言葉を指揮官は辛うじて飲み込んで席を立つ。潰すと決めたのなら、そのための準備をしなければならない。

 

「それにしても自ら治安を悪くする事を考えるとは、相変わらず此処の統治を任されたPMCの現地指揮官と思えない言動ですね」

 

「どこまでいっても我々は企業ですから。利益を得るためなら、多少はこういう事もしますよ」

 

「マッチポンプという奴ですね。実に私好みだ」

 

 やけに様になっている悪どい笑みが、この会談の最後を締めた。

 





ワンポイント☆S03豆知識①

本文中のようにぐちゃぐちゃにされた人形の残骸でも、然るべき市場に流せば物好きが高値で買い取ってくれる

この先どんな感じで進めましょうかね?

  • 既存キャラの掘り下げ
  • 新キャラを出す
  • 世界観とかを詳しく描写する

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。