【完結】借金から始まる前線生活   作:塊ロック

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ジョージまた襲われる。


自業自得

帰りのヘリの中でもGrG3がニコニコしながら腕組んで密着してくる上に俺の肩に頭を乗せて定期的に腿を撫でてくると言う割と拷問みたいな状況を経て基地へ帰還した。

 

「お帰りなさい指揮官…あら、GrG3。その様子だと成功したようですね」

「はい、春さん。お陰様で」

「エッ、お前らグルだったの!?」

 

腕から手を離してくれなかったGrG3と司令室に戻ると、書類を置いていた春がそんな事を言ってくれやがった。

 

「はい。この基地の人形には知れ渡っていますよ?『指揮官が欲しければ襲え』と」

「お前、俺がどんだけ悩んだと…」

「…ふふ、それは良かった」

「よくねぇよ」

「一時とはいえ、貴方の思考を独占出来たのですから」

 

…何というか、策士というか。

参ったなぁ。

俺こんな奴らに惚れられてるの?

 

遅かれ早かれ落とされてたんじゃね?

 

「そうか…GrG3、悪いけどそろそろ離してくれ」

「はい、指揮官さん。次を楽しみにしています」

「……………マジか」

 

次、次て。

 

「…春、何か不在間で変わった事は?」

「特には。ただ…404小隊とAR小隊が少し」

「えっ…………あ、416か、しまった!!」

 

忘れていた。

あいつ絶対トラブル起こすじゃねぇか!!

 

「何処にいる!?」

「今は、基地のバーに」

「わかった、ちょっと行ってくる!」

「ジョージ」

 

呼ばれたので振り返る。

そっと顔に手が添えられて、そのまま春に唇を吸われた。

 

「お帰りなさい」

「あ、え、あぁ…た、ただいま…」

 

良いように遊ばれている気がする。

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーー

 

 

バーにて。

 

入り口に張り紙が貼ってあった。

内容は…HK416の立ち入りを禁ずる。

 

思わず頭を抱えてしまった。

なんか最近抱えてばっかりな気がする。

 

「ええい、ままよ」

 

とりあえず中に入ると、

 

「うっ、うう…指揮官とのハジメテは、私が一番乗りしたかったのに…」

「お、おいM4…飲み過ぎだ…そろそろ控えろ…」

「それもこれも、姉さんが!止めるから!!先越されたんですよ!!」

「ええ…チャンスはいくらでもあったのに途中でヘタレたのお前だろ…」

「私は完璧なの…完璧なのに…どうして奴に勝てないのぉぉぉぉぉぉ!!M16!貴方にとって私はなんなの!!」

「ちょっ、おまっ、416!やめろ!揺らすな!」

 

混沌が広がっていた。

思わずそっとドアを閉じた。

 

「…何事?」

「あ、指揮官。お帰りなさい」

「ただいま、9A-91…何コレ」

 

たまたま近くを通りかかった9A-91にこの惨状を聞いた。

 

「…スプリングフィールドさん達の声明があった後に、M4さんが毎日入り浸る様になって」

「えぇ…」

「M16さんが抑えてたんですけど、何故か416さんがそこに加わって…」

「…あいつの負担ヤバそうだな」

 

仕方ない、助けに行くか…。

意を決して、ドアを開こうとして。

 

「指揮官。私は…指揮官から来てくれるのを望んでいます」

「…9A-91は、襲ってこないのか?」

「指揮官に嫌われたくないので」

「…嫌わないよ。大丈夫」

 

軽く頭を撫でて、中に突入し

 

「あ、指揮かっ…指揮官」

「ジョージ、来なさい」

「えっ」

 

入った瞬間、M4と416に担がれた。

 

「ちょ、ちょっと、おまっ、M16!?」

「…悪いな指揮官。疲れた。もう食われろ」

「アッてめぇ保護者やるなら最後までちゃんと面倒見ろ!」

416(そいつ)の保護者になったつもりは無い!」

「てめえええええて!!」

 

二人に連行されて、部屋まで連れて行かれた。

これは、拙いぞ。

 

最近起こった一連の流れから容易に結末が想像できる。

 

「ぐえっ」

 

ドアを開けた瞬間、ベットに投げ込まれた。

 

「指揮官」

「M4…」

「もう、我慢しません」

「ちょっと!?酒の勢いは」

「ジョージ」

「416…」

「私は完璧よ」

「待て待て待て!お前こそ良いのか俺が相手で!?」

「当たり前でしょ!?どれだけ待ったと思ってるの!?」

 

あ、駄目だ話通じねえや。

 

「指揮官!やっぱり私も混ぜてください!」

「このタイミング最悪だぞ9A-91!?ちょっと、やめっ、お前らぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

 

 




久しぶりの416がこんなんで申し訳ない。
だが私は謝らない。

M4焚き付ければ416も来るだろうなと思いながら。
9A-91は、趣味。

ジョージ、吹っ切れた途端にまた悩みだす。
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