【完結】借金から始まる前線生活   作:塊ロック

95 / 183
UMP45からの依頼。
資料回収の為に周辺を掃討せよ。


掃討依頼

 

「人払いはしたいけど…まぁ、良いわ。単刀直入に言うけど…手伝って欲しいことがあるのよ」

 

路地裏に三人とも連れてこられ、45からそんな事を言われた。

 

「手伝って欲しいこと?」

「ええ。ちょっとした掃討依頼だと思ってくれれば良いわ」

「天下の404の隊長が最前線の三流指揮官に依頼することかそれ?」

「それ、謙遜だって言うなら鼻を折ってあげる」

「勘弁してくれ。それで、中身は」

「当該区域に鉄血の旧支部があって、そこの資料を回収したいのだけれど…最近ここにハイエンドモデルが居座る様になって」

「ハイエンドか。タイプは?」

「デストロイヤーよ」

 

頭の中の指名手配表と素早く照らし合わせる。

デストロイヤー級の報酬金額は…50万!

この間0.2秒。

 

「引き受けた」

「ボス!?決めるの早くないか!?」

「馬鹿野郎!市民を脅かす鉄血の人形だぞ!即決しないでどうするG17!」

「指揮官…絶対デストロイヤーの報酬目当てですよね…」

 

9A-91が凄い呆れ顔で俺を見ている。

ふふ、視線が…痛いぜ。

 

「ありがとジョージ。貴方ならそう言うと思ってたわ。404(ウチ)からは報酬は出せなくて申し訳ないけどね」

「…何だって?」

「あ、あと期日までそっちの基地でお世話になるから」

「ワッツ!?」

「よろしくねー、しきかーん?」

 

それ完全に赤字になるんじゃ…。

 

「お前、まさか目当てそれなんじゃ」

「どうだろうね…………それか、私が夜の相手してあげよっか?」

 

45がそう呟いた瞬間、後ろから安全装置を解除する音が聞こえた。

 

「G17!」

「了解ッ?!」

「は、離してG17!指揮官!退いて!そいつ殺せない!!」

 

…予めG17とは9A-91が暴走した際の対処について話してあったので、すぐに意図を汲んでくれた。

 

「私だって呼ばれたこと無いのに…!」

「はぁ…45。俺は人形達に相手させた事はない」

「…そうなの?てっきりWA2000とはシてるかと思ってたわ」

「…相棒と?それこそねーよ。とにかく、冗談でもそれは止めてくれ」

「はいはい」

「あと、俺で遊ぶのも勘弁願いたいね」

「…バレてた?」

「そりゃな」

 

こいつ俺の反応見て楽しんでるからな…。

 

「それじゃ、よろしくねジョージ。近い内にそっち行くから」

 

そんな事を言いながら、45は去って行った。

…全く、次から次へと。

 

「9A-91、すまんな…俺のスタンスは変わらない」

「…指揮官はそういう人だって、わかってます。けど…いい加減諦めさせてくれないと、襲いますよ」

「洒落にならないなぁ…」

 

 




UMP45を書くたびにちゃんと書けてるかなーと心配になってくる。
あの掴み所の無い感じが難しい。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。