資料回収の為に周辺を掃討せよ。
「人払いはしたいけど…まぁ、良いわ。単刀直入に言うけど…手伝って欲しいことがあるのよ」
路地裏に三人とも連れてこられ、45からそんな事を言われた。
「手伝って欲しいこと?」
「ええ。ちょっとした掃討依頼だと思ってくれれば良いわ」
「天下の404の隊長が最前線の三流指揮官に依頼することかそれ?」
「それ、謙遜だって言うなら鼻を折ってあげる」
「勘弁してくれ。それで、中身は」
「当該区域に鉄血の旧支部があって、そこの資料を回収したいのだけれど…最近ここにハイエンドモデルが居座る様になって」
「ハイエンドか。タイプは?」
「デストロイヤーよ」
頭の中の指名手配表と素早く照らし合わせる。
デストロイヤー級の報酬金額は…50万!
この間0.2秒。
「引き受けた」
「ボス!?決めるの早くないか!?」
「馬鹿野郎!市民を脅かす鉄血の人形だぞ!即決しないでどうするG17!」
「指揮官…絶対デストロイヤーの報酬目当てですよね…」
9A-91が凄い呆れ顔で俺を見ている。
ふふ、視線が…痛いぜ。
「ありがとジョージ。貴方ならそう言うと思ってたわ。
「…何だって?」
「あ、あと期日までそっちの基地でお世話になるから」
「ワッツ!?」
「よろしくねー、しきかーん?」
それ完全に赤字になるんじゃ…。
「お前、まさか目当てそれなんじゃ」
「どうだろうね…………それか、私が夜の相手してあげよっか?」
45がそう呟いた瞬間、後ろから安全装置を解除する音が聞こえた。
「G17!」
「了解ッ?!」
「は、離してG17!指揮官!退いて!そいつ殺せない!!」
…予めG17とは9A-91が暴走した際の対処について話してあったので、すぐに意図を汲んでくれた。
「私だって呼ばれたこと無いのに…!」
「はぁ…45。俺は人形達に相手させた事はない」
「…そうなの?てっきりWA2000とはシてるかと思ってたわ」
「…相棒と?それこそねーよ。とにかく、冗談でもそれは止めてくれ」
「はいはい」
「あと、俺で遊ぶのも勘弁願いたいね」
「…バレてた?」
「そりゃな」
こいつ俺の反応見て楽しんでるからな…。
「それじゃ、よろしくねジョージ。近い内にそっち行くから」
そんな事を言いながら、45は去って行った。
…全く、次から次へと。
「9A-91、すまんな…俺のスタンスは変わらない」
「…指揮官はそういう人だって、わかってます。けど…いい加減諦めさせてくれないと、襲いますよ」
「洒落にならないなぁ…」
UMP45を書くたびにちゃんと書けてるかなーと心配になってくる。
あの掴み所の無い感じが難しい。