レイシフトの私的な使用は法律で禁止されています 作:ペニーボイス
1620年、王の弾圧に追われた清教徒たちが、貨物船メイフラワー号に乗って新大陸の東海岸へ到着した。
彼らはその後イギリスから続々とやって来る…本格的な開発と植民を目的とした移民たちの最初の30名程度に過ぎなかった。
メイフラワー号を含めて多くの者は新しい大陸に夢と希望を抱いてはいたものの、必ずしも無謀なまでに楽観的だったいうわけではない。
大西洋を越えようと決心した彼らは、長い長い航海の後にやっていけるだけの食糧は持ち合わせていたし、そしてもちろん、医療品や銃火器や…或いは病原体といった物も持ち込んだ。
そして、無論の事、ビールなどの酒類も持ち込んでいた。
酔っ払う為ではない。
その当時のビールとは、貴重なエネルギー源でもあったのだ。
…………………………………
カンパ〜イ!!
もはや場末の酒場と化した私室で、俺は理性を見失いつつあった。
同情して欲しい。
つーか同情しやがれ。
俺のスーパープライベート空間は、時を追うごとに崩壊していった。
最初は数人の秘密の喫煙所、次は半ば公然の喫煙所。
最終的には黒ひげの大馬鹿野郎がアルコールを持ち込んで、俺のお部屋を酒場にしちまった。
最初の内こそ、俺は自分の部屋にこびりついた…やれアルコール臭やらタバコ臭やらをどうにか排除して快適性を保たんと奮闘した。
だが、あの大馬鹿野郎がラム酒を持ち込んで1週間後には、俺の涙ぐましい努力はまるで徒労に終わっていたことを思い知らされた。
その上ファブ●ーズを大量に買い込む事になる前に、俺の鼻の方が慣れてしまっていた。
ただ、このレントハウス・パーティーによってもたらされる利益も大きい。
エジソン博士はレントハウスの見返りとして俺のために電動スクーターを作って下さった。
クソ広いカルデアの廊下を職場まで移動するのは中々時間を要していたのだが、コレのおかげでだいぶ楽になっている…もちろん動力は直流電流である。
ヘシアン氏は本格的なヴルストを作ってくれるし、黒ひげとの密貿易はまだ続いてるし、マダム・バートリは酔っ払うとCV田中●子で………信じられない話だが、孫みたいに扱ってくる。
ネロ・クラウディアスは大抵黄金とバラの花をばら撒くし、巌窟王は何もせず黙々とタバコをふかしてコニャックをクイッとやっているだけだが…絵になり過ぎてて追い出せない。
…オマケに、偶に婦長までもがやってくる。
彼女はレッドコートを脱いだワイシャツ姿でやってきて、大抵持参したエール瓶を半ダースは飲み干して帰っていく。
彼女が来た場合、今ではそれは祝福を意味する。
婦長は目にも留まらぬ速さで俺の部屋を掃除してくれ、最後にご自慢の"威光"をチップとばかりに『弾んで』くれるのだ貴女は神か?
そんなわけで、もう俺にはどうしようもなかったし、もはやどうしようとも思わなかった。
よくよく考えればそんな害のあるものでもない。
流石は英霊と言うべきか、サーヴァントの紳士淑女の皆様はちゃんと後片付けをして、遅くても夜の23時にはお帰りになる(酔い潰れた場合の黒ひげは除く)。
それに、どうやらこれはまだ未成年のマスターの為でもあるようで、そもそもカルデア禁煙☆キャンペーンの実施も、公共の喫煙所が消えたのも、マスターの「タバコくさっ」という発言があったかららしい。
結果としては22時からは飲酒・喫煙可能だった食堂も使えなくなり、喫煙者サーヴァント達は代替の場所を求めざるを得なくなってしまった。
良識を持って使われるのであれば、見返りを受け取る癖に無下に追い出す方が悪い。
どうせ1人でいても何かやる事があるわけでもなく。
毎晩毎晩どんちゃん騒ぎをされて物が壊れるわけでもなく。
週に3日か4日の頻度なら、酔っ払ったマダムに頬をさわさわされるのも悪いモンじゃないだろう……あの、カーミラさん?そろそろ放してもらえます?
「シマズぅ〜、こっちに来て一杯付き合いなさいよぉ〜」
ようやくバートリ家のご婦人から解放された直後に、今度は邪ンデレ邪ンヌに呼び止められた。
まあ、呂律の具合からして酔っ払っているに違いない。
俺としては既に2本めの白ビールを空け終わっていたので今回は遠慮させていただこうかと思ったが…彼女の座るバーテーブルの奥にいるギョロ目がこちらを凝視してきたので諦めることにした。
つーかね、まずもってね、何でさも当然かのように人の私室にバーカウンターなんか持ち込んでるのかな?
劇的ビーフォー●フターも劇的びっくりマジ刺激的な大改造を当然のようにし過ぎじゃないかい君達?
バーの奥に『営業許可証 "BAR DO LE" 右の営業を許可する。 営業許可権者 カルデア県知事 Dr.ロマ二』とかクソみたいな書類をご丁寧に額縁入りで掲げるヒマがあったら俺に一言あっても良かったんじゃないのかな?ん?
てか誰の断りがあって許可したんですかい、Drロマ二?
行政したいならしたいなりに一報あっても良かったよね?
行政舐めてんのかゴラ。
個人的な静かな怒りはともかく、フランス美巨乳ツン:デレ(1:9)少女からのありがたいお誘いに応えるべく、俺はバーカウンターの椅子に座る。
コニャックを飲む美少女の隣におずおずと座ると、間髪置かずにギョロ目のバーテンがオレンジ色の飲み物を目の前に置く。
「そちらのお嬢様からです。」
「ど、どうも。…オレンジジュース?」
「そ。アンタ酒には強くないんでしょう?そして、アンタがさっきまで座ってた席には白ビールの空き瓶が2つ…無理強いしたりはしないわ。」
さては聖女だなオメー!?
絶対魔女じゃないよね!?
竜の魔女じゃなくて竜の聖女だよね!?
何なら言っとくけど、最近「姉ビーム」とか意味不明な供述をしてる白聖女の方がよっぽど魔女っぽ
ドスッ!!
どこから飛んできたかは知らないが、私から僅か30cmしか離れていない箇所に、ある有名な旗が突き刺さる。
おっと、これ以上は何も考えない方が良さそうだ。
……ただ、人の発言どころか人の頭の中身まで勝手に読み込んでこういう事してくるあたり魔女どころか
ドスッ!!
………白聖女の話題からは離れておこう。
俺は心に決めた。
その後、しばらくオレンジジュースをチビチビと飲みながら、俺はフレンチ☆ステキな美少女との取り留めのない会話を楽しむことが出来た。
もうね、ホント涙出そう。
転生前も転生後も、学生時代にこんなかわええ美少女とお話したのは「前へならえ」ぐらいしかなかったからさあ(最も、コレを会話と言えるかは別である)。
しっかも優しいのよ、邪ンヌたん!
言葉の端々から優しみが溢れてんのよ!
天使よ天使!!
誰、この娘のことを魔女だとか言ったの!!
"帰りの会"で槍玉にあげんぞこの野郎!!
「きょうピエール・コーションくんが邪ンヌさんのことをまじょっていってましたー」
「そこの君、火を貰えないか?」
右隣の邪ンヌとくっちゃべるのに夢中になってたから、左隣の誰だかさんにライター貸してくれって言われた時、俺は特に何も考えずに差し出した。
特に何も考えてなかったから、目の前のギョロ目バーテンがいきなり2連水平ショットガンを取り出した時はそれこそ驚いた。
見れば邪ンヌを始め、この部屋にいるサーヴァントがフロンティア・シックス・シューターやらウィンチェスター連発銃やら構えてやがる。
そして、その銃口の先には1人のネイティブ・アメリカンが。
気まずい気まずい沈黙が時を刻む。
「この辺じゃ見ねえ顔だな」
沈黙を最初に破ったのは黒ひげことエドワード・ティーチ。
現役時代のお友達に違いないラッパ銃を構えて、ドスを効かせた声で問いかけている。
そりゃあもうサマになってんだけど、ちょっと待って何故に西部劇が始まった!?
「言いなさい、いったい誰の紹介?」
え、ここって紹介がいるのカーミラさん?
「悪いが、ここは会員制のバーだ。紹介がなければ入れない。」
エドモンパイセン勝手に会員制にしないで?
「余はローマであるぞ!」
ありがとうネロちゃま。
平常運転な君にありがとう。
…ねえ、ちょっと待ってあなた方。
俺の私室を勝手に西部の酒場にしないでいただける?
つーかそもそもアンタら同じカルデアの仲間でしょうが、特に確執があるわけでもないでしょうが。
まあ、エジソン博士はあるかもしれんけど…って寝てるし。
「まあ、落ち着きたまえ。私はタバコを吸いに来ただけの…ただの通りすがりだ。」
ただの通りすがりなもんか。
たった今、俺が何の気もなしにライターを手渡したのは"鮮血たる復讐者"の異名を持つ、かの有名なネイティブ・アメリカン…ジェロニモである。
アパッチェェェ………
俺の右隣で座っていた邪ンヌが、コニャックのグラスを置いて立ち上がる。
「…ふん。ジェロニモ、こんな所に1人で乗り込んでくるとはね…気に入ったわ。良いでしょう、あなたの入会を認めます。」
「え待ってその決定権俺にはないn」
「でゅ・へ・い・ん?」
「はい、ごめんなさい。出しゃばりましたごめんなさい。」
「さて、そうと決まれば歓迎の証を受け取ってもらうわ。ジル!何か飲み物を…そうね、ウイスキーあたりが」
い、いかん!!
「スタァァァプッ!!!あ、あの!!!たぶん彼は飲酒を好まないと思いますし!!無理強いする形になってもあかんでしょう!?でしょ!?」
「ちょっ、いきなり何よ、シマズ!…まさかジェロたんの会員入りが気にくわないわけ!?なら本格的にデュへ」
「(ジェ…ジェロたん?)いやいやいやいや、そんなつもりはないんだけど!!ないんだけども、そりゃアカンのです!!!」
「どうして?」
「そ…それはね…えっとね……」
「何よ?ハッキリ言ったらどう?」
俺は目線を邪ンヌとジェロニモの間で行ったり来たりさせながら脂汗をかいている。
周囲を見れば他の会員(?)サーヴァントの方々も「せっかく歓迎ムードになったのに」的な雰囲気を醸し出していらっしゃった。
気を回した邪ンヌのご好意を何の理由もなしに途中で止めたと思われているなら当然の反応だが、しかし、俺の知識が確かなら、
ただそれをジェロニモ本人の前で言っていいものか?
嫌な記憶を呼び覚ましてしまうかもしれないし、最悪"赤い悪魔"を怒らせる事になるかもしれない。
つーかそもそも「ジェロたん」とか呼ばれて
つーかそもそも邪ンヌたんとジェロたん面識あったの??
ジェロニモは俺が持っていたイメージとは違い、それよりもずっと寛容で、紳士的な人物だった。
「気を遣わせてすまないね、君。彼女からのご好意には大いなる感謝を。だが…このような場所に自ら訪れていて言うのもアレなのだが……酒は遠慮する。」
奥の方でエドワード・ティーチが「なら何で来たんだよ」ってボソッと言うのが聞こえたが、他の大抵の方々は「「「とりあえずようこそ!」」」とか言ってまた元の活動を始めた………新しいヴルストを持ってきて茹でたり、ワインを飲みながら寝てるライオン頭に延々と昔話をしたり、タバコを吸いつつコニャックをクイっとやったりし始めた。
「ねえ、シマズ。何でジェロたんがお酒を飲まないって知ってたわけ?」
「………話していいですか、ジェロニモさん?嫌な思い出に触れる部分があるかもしれませんが…」
「私は構わない」
「それなら…邪ンヌさんは勉強熱心だから…アメリカの植民の歴史なら大体は知ってると思うんすけど…」
「ええ勿論!あの聖女サマと一緒にしないでもらえるかしら!」
ドヤ顔邪ンヌかわええ〜。
「イングランドのクソ共が大西洋を渡って軍隊使って銃ぶっ放して先住民を皆殺し。それで土地を奪ったのよね?」
…いや〜、歴史感偏ってんなぁ。
「た、たしかに銃は移民に先住民への優位性を与えた道具ではあったけど、移民が先住民相手に使った方法はそれだけじゃありません。」
「え?」
「正確に言うと、"先住民が追いやられる事になった要因"と言うべきですかね。まず、移民達は北アメリカ大陸にヨーロッパの病原体も持ち込みました。勿論、先住民達にはこれらの病気への免疫はなかった(※)。」
「…なるほど。新しい土地なんだから当然よね。」
「次に、移民達が豊かな新大陸の土地で始めた農業です。」
「移民の農業が…先住民を追い込む?」
「はい。農業を始めた移民達にとって、プレーリードッグのような小動物は害獣以外の何者でもなく、彼らはそういった動物を駆除していった。生きる為に必要とはいえ、それがグレートプレーンズにあった独自の生態系を破壊する結果となりました。」
「生態系を破壊された結果…それまでそこで暮らしてきた先住民達は影響を受ける事になったわけね。」
「プレーリードッグの例のみならず、開拓者達はバッファローのような野生動物を蛋白源として乱獲しました。そしてバッファローは…」
「先住民達にとっても貴重なタンパク源だった………ちょっと待ってシマズ。お酒とは関係ない物ばかりじゃない?」
「そう急かさないで下さい。欧州から豊かな土地を求めてやってきた移民達にとって先住民の存在は…最初の内こそ協力関係にありましたが…次第に邪魔な物へとなっていった。移民達は先住民を追い出して、開拓を進めようとしました。」
「だから…銃で追い出したのよね?」
「最終的には。ただ、初っ端からぶっ放しまくっていたわけではありません。彼らは先住民を追い出す為に、まず契約書と酒を利用したんです。」
「契約書と酒…?」
「はい。具体的には、先住民の族長へ手土産としてウィスキーやラム酒を持ち込み、へべれけに酔わせた後で契約書にサインさせたわけです。勿論、自分達に都合の良い契約書に。」
ネイティブ・アメリカンはそれまで飲酒という習慣がないか、或いはあってもウィスキーほど強い酒は持っていなかった。
四角い瓶に入った琥珀色の液体は、輸送管理しやすいと言うだけでなく、族長の判断力さえ奪えたのである。
言うなれば"究極の下戸"だった彼らは移民の酒を飲んで、アルコールがもたらす多幸感の虜になってしまった。
もっと酷い場合は…アルコールの虜になったのは族長だけではなかった。
「酔っ払った状態で結んだ契約が破られると、移民達は…先程邪ンヌさんが言ったように銃を持ち出した。自分達で対処できない場合は軍隊を呼んだ。先住民は土地から追い出され、保留地と呼ばれる地域へと押し込められた。」
「…酷い話……」
あの、邪ンヌたん?
突然マジレスすんのもアレだけどさ。
フランスを国ごと焼き払う方が酷いと思うよ。
「先住民達への…アルコールの依存症は現代においても…つまり人理が焼却される直前の人類史においても重大な社会問題として残っていました。フロンティアが失われてから100年以上経っても、です。」
ネイティブ・アメリカンとアルコール依存症は現代アメリカにおける社会問題の定番の1つでもある。
勿論、全てのネイティブ・アメリカンがアル中であるわけではないが、彼らの社会に未だ暗い影を落としているのには違いない。
1世紀以上前の出来事だけが原因ではないにしろ、しかし、発端はそこだったのだ。
俺の左隣で黙々とタバコを吸いながらお茶を飲んでいたネイティブ・アメリカンが、少し寂しそうに重々しく口を開いた。
「そうか…兄弟達の子孫も抗えなかったのか…あの…侵略者の悪魔の水に」
「すいません、本当に嫌な思い出ですよね?」
「確かに良い思い出とは言えない。だがね、君。過去の失敗から目を背け続ける事ほど愚かな事もないだろう?」
「それは…そうですね。」
「多くの同胞達が破滅していくのを見た。だが、私にできる事があるとすれば…少しでも彼らの二の舞にならぬよう、ならせぬよう努力する事だろう。」
そこまで言って、"鮮血の復讐者"はウィンクする。
「もっとも、この毒の煙だけはやめられないがね。」
「残念ながら、俺もです。」
ニコチンの依存度は麻薬のそれと同等だと言う。
我々も"パンドラの箱"を開けてしまったのだ。
偶に金欠になるとこう思う。
「閉じてえ。」
「公共の喫煙所が無くなり、かといってレイシフト先でもマスターの前で吸うわけにはいかなかったからな。ありがとう…シマズ君」
「いつでもいらして下さい、ジェロニモさん。」
「はは、それは嬉しい。お言葉に甘えるとしよう。」
俺の部屋は見事にサーヴァントの喫煙所兼酒場になってしまい、スーパープライベート空間は失われたフロンティアになってしまったわけだが…まあ、いいさ。
こういうのも中々に悪くない。
それに、大人数で押し寄せるわけでもなく、床がぬけるほどギッチギチなわけでもなく、上品な…エドモン・ダンテスの言葉を借りれば「会員制クラブ」になっている。
これ以上人が増える事もあまりないだろうし、ならばいやちょっと待てジェロニモさんそのスマホどこで調達したの!?
「おお、侵略者の小僧。君が好きそうな場所を見つけたぞ。」
ねえちょっと待って、人数増えた側からまた増やさないで?
どうもこれからネズミ式に"会員制クラブ"のメンバーが増えそうな気がして、いずれは俺の私室がイビサ島みたいになるんじゃないかと思えてきた。
…明日、邪ンヌたんに頼んでDr.ロマニに圧をかけてもらおう。
この調子じゃもう一部屋必要になる。
※本編中の留意事項
・移民がヨーロッパから持ち込んだ風土病は先住民にとって脅威でしたが、病気そのものと共に、病死体による衛生環境の悪化・感染拡大のサイクルが多くの先住民の生命を奪いました。
これはイギリス系移民が入植を開始する前から始まっており、コンキスタドーレが侵略した中南米においても同様でした。
アンケにお答えいただいた方々本当にありがとうございました。
「主人公にある人物を鯖として憑依させる」案については、少し保留したいと思います。
本心を言うと、将来的に主人公をレイシフトさせたいので、その上で書きやすくなるようにしようと思って考えていたネタです。
許容して下さる方も大変多くて驚いたのですが、やはり「ちょっとそれは」という方も多く、FGO自体擬似サバウォーフェアと化して辟易されている人も多いという印象を受けました。
思い上がりも甚だしいかもしれませんが、もし期待された方がいらっしゃったのなら、誠に申し訳ありません。
レイシフトさせる方針は変えませんが、方法と、盛り込む設定についてはもう少し考えたいと思います。
ご協力誠にありがとうございました。