自由気ままに淡々と過ご…せればいいなぁ…   作:あかちゅきぼちゃん

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気が向いたので、連投

今回は設定紹介込みのお話ですね
原作ご存知の方はさらっと読んでもらえるかと…


これって、死亡フラグ満載確定じゃないですか、やだ~

あの衝撃的過ぎて禿げそうな展開からしばらくして、アズリールは見晴らしのいい場所まで移動していた。周囲には、先ほどまでいた宮殿のようなものやその他の建物、先が見えない地平線?が広がっていた。

 

「さっきは本当にちびるかと思ったにゃ…この年で漏らしたとか、絶対笑いもの確定にゃ!それにしても、この声と口調…まさかとは思うけど、まさかなのにゃ?」

 

彼女はアルトシュとの邂逅の後、ついさっき自分の主に体の違和感に気づいていた。彼女はもともと男性であったがゆえに、その違和感への衝撃が大きかったようだ。

 

「いろいろと突っ込みたいけど、少なくともウチ、性別変わってるにゃ。元男として、なんというか…複雑な気持ちにゃ。それと、ぱっと見た感じ、この身体って…天翼種、そして、ウチの感が確かなら、総合的に考えて、該当するキャラは…」

 

様々な状況証拠から、自分の状態を推察した彼女は、わずかな予感を胸にたしかめようと近くの湖へと向かい、水面を除いてみると…

 

「あー、当たっちゃったにゃー、正直予感はしてたけど、当たっちゃったにゃー、ありえないにゃー。え?何にゃ、これは何の罰ゲームにゃ?しかも、さっきの巨じ…アルトシュ様がいるということは、もうほぼこの世界が何なのか確定してるんじゃないのかにゃ?もう、死亡フラグがビンビンにゃ。神様、ウチ、何か粗相をしでかしたかにゃ?」

 

自分の姿を確認したことで、彼女はどうやらこの世界がノーゲーム・ノーライフの世界であり、自分が十六種族序列第六位、天翼種であり、その実質長である”アズリール”となってしまったと確信したようだ。それにしても、そんなあり得ない状況でありながら、この小娘、意外と軽口を叩けるほどにノリノリであるように見える。

 

「そうかにゃー、なっちゃったかにゃー、なっちゃったもんはしょうがないにゃー。まぁ、前世は情報化が進んで、いろいろ面倒だったから、せっかく天翼種になったんだから、好きに生きるにゃあ、この状況に甘んじるにゃあ。(あ、でもしばらくはアルトシュ様に怒られない程度にしておくにゃ。)にゃーにゃー読書読書にゃー♪」

 

どうやら、見間違いではなかったようだ。想像以上に余裕があるようだ。もう、この先何があっても何とかなるような気がする。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

数万年くらい後?

 

浮遊大陸アヴァントヘイムの戦神のいる宮殿にて、戦神アルトシュと天翼種の長アズリールが相対していた。正確には、アズリールがアルトシュに跪いている。表情の見えないアルトシュに対して、アズリールには喜色の面が伺える。

 

「天翼種長、アズリールよ」

「はっ!」

「此度の、遠征ご苦労であった。汝と汝の率いる者たちによって、我の権威が更に知れ渡ったことだろう。次も期待している」

「はっ!主のご命令とあらば、このようなこと造作もありません」

「うむ。して、アズリールよ。今日、我は我の最大の力を以て、新たな天翼種をつくりあげる。そして、それが最終個番体となる。」

「最終個番体…ですか?(お?これは…)」

「然り。そして、この個体は他の個体と違い、不完全なものとする」

「………でありますか。」

「ゆえに、その個体の管理を最初個番体である汝に一任する。よいな?」

「了解いたしました。その任、わが命を懸けて遂行いたします。(まあ、懸ける気ないけどさ)」

 

数万年の間、アズリールは、アルトシュの許しが出た範囲で世界各地を飛び、視察という名の本の探索、閲覧を行っていた。その際、アズという偽名を使い、様々な種族と交流を行っていたとかいないとか。その話は、またの機会としよう。そして今、主の命に従い、彼女も内心楽しみにしていたジブリールと対面していた。

 

「えーと、初めましてにゃ。ウチの名はアズリールにゃ。君の世話を任された、天翼種の中でも最も古参のものだにゃ。よろしくお願いするにゃ。(生ジブだにゃ生ジブだにゃ!かわいいにゃ!抱きしめたいにゃ!ぶっちゃけ嫁にしたいにゃ!!…はっ!確か、原作だとしつこくしすぎて嫌われてた気がするにゃ!危ない危ないにゃ………やっぱり、いくら天翼種といえども、前世の情報までは完全に覚えきれてないにゃ…あとで自作ノートを要確認にゃ…)」

「………」

「ん?どうかしたかにゃ?」

「…いえ、ただ他の天翼種の方々と雰囲気が違っていたものですから、気になって…」

「あー、まあこんな変人はウチくらいだにゃ。すぐ慣れると思うにゃ。早速だけど、アヴァントヘイム内を案内するにゃ。(困り顔のジブちゃんもかわいいにゃ……それにしても、感が鋭いにゃ。他の個体は全く気付かなかったのに、ちょっと気を付けるかにゃ。)」

「わかりました。よろしくお願いします。」

 

最初は、ジブリールの観察眼に内心同様気味のアズリールだったが、どうやらうまくごまかすことができたようだ。これから、アズリールは主にジブリールと行動を共にすることが多くなる。彼らの明日はどのようになっていくのだろうか

 

「…あっ!ジブちゃん!実際は、ウチも含めたすべての個体は姉妹みたいなものにゃ!だから、ジブちゃんもウチのことおねえ「嫌です(遠慮しておきます)」本音と建前が逆じゃないかにゃ…」

 

どうやら前途多難なようである

 




調子に乗って書いちゃいました…
やはり、アズリールとジブリールのやり取りはコントのようで面白いですね
書いていて楽しくなりました。
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