自由気ままに淡々と過ご…せればいいなぁ…   作:あかちゅきぼちゃん

3 / 9
さて、日もたたないうちに次のお話です
タイトル…のとおりかはさておき、彼らとの邂逅話となっております
今回は、アズリールのポンコツ具合が炸裂です!
前回よりも文字数を増やしてみました


運命の出会い?それは突然だったの♥(小並感)

とある日の昼下がり、幻想種なアヴァントヘイムにてアズリールとジブリールは、他種族の偵察とは名ばかりのO・SA・N・POに繰り出していた。ちなみになぜかと問われれば、単純明快、アズリールがジブちゃん(図々しい)と一緒にいたかったからである。

 

「ジブちゃん!今日は人間達の偵察に行くにゃ!」

「人間たちの…ですか。はて、私の記憶が正しければ、人間という下等種族は全種族の中でも最弱であり、何をせずとも絶滅するのは時間の問題であったと思いますが、わざわざ偵察を行う意味があるのでしょうか?」

「にゃ~、ジブちゃんの言いたいことはわかるにゃあ。(相変わらずの他種族の見下し様だにゃ。元人間としては、反論したいところだけど、『最弱』なのは事実にゃ。でも、だからこそ、要注意なのにゃ…あと、そろそろ“彼ら”が現れてもおかしくないはずにゃ。個人的には、何とか被害を抑えつつ、あの結末をどうにかしたいにゃ。なぜなら、不肖このアズリール、バッドエンドが大嫌いだからにゃ!…さて、この差別主義の権化ともいえるジブにゃんをどうしようかにゃ…一応乗っとくかにゃ笑)人間は、魔法も使えず、頭も犬畜生以下、いやそれ以下かもしれないにゃ。存在自体そこらのごみ屑と何ら変わらないにゃ。」

「でしたら「でもにゃ!」…」

「最弱だからこそ、最弱なりにやり方があるのにゃ。弱いからと見下していると……足元救われるぞ、ジブリール」

「…?!……まるで、経験があるかのように言いますね…まさか、天翼種の長とあろう貴方が人間相手に敗北したことがあると?」

「それはないにゃ。少なくとも“戦闘”だったら負けることは絶対ないにゃ。ただ、ジブちゃんだけは知っていると思うけど、ウチは、偵察という名目で、ほぼすべての他種族と交流してきたにゃ。それは、人間も例外じゃないにゃ。まあ、要はその時にとある人間に教えてもらったのにゃ。(まあ嘘だけどにゃ、ばっちりウチの考えだにゃ。ばれたら、無事じゃすまないだろうにゃあ)」

「…人間ごときのたわごとを真に受けたのですか?」

「(面どくさっ!ここまでくると逆に感心するにゃあ)そうじゃないにゃ。例えごみ屑の意見でも、知識として蓄えておけばまぁどこかで多少、ほんのちょっと使える時があるかもしれないにゃ。だから、頭に入れておくに越したことはないのにゃ」

「…はぐらかされた気がしますが、まあ先輩の気まぐれはいつものことですからここは納得しておきます」

「ありがとうにゃあ!(なんだかんだジブにゃんはとても優しいのにゃあ。ん?このやり取り、まるで老夫婦見たいにゃ。つまり!ウチとジブちゃんは、知らず知らずのうちにそんな関係まで発展していたのにゃ?!…これは、もう結婚不可避にゃ!)」

「先輩?「式はどこであげるにゃ?!」…は?」

「…あ…こほん。気を取り直して、人間の偵察に向かうにゃ。場合によっては接触もあり得るから、そのつもりでオナシャスにゃ!」

「おな…?はい、分かりました。(本当によくわからない方ですね…)」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

ここは、人間たちが住まう集落の1つ。そこには、片方の目を包帯で覆い、白髪で見えている目が死んでいる少年と身体のあちこちから機械が露出した機械仕掛けの少女がテントの中で話していた。

 

「くそっ!片目が見えねえだけで、こんなに不便になるとはな…人間不能すぎねえか?」

「ごめ、んリク。シュヴィ、は解析体だか、らその傷は、治せ、ない」

「あ?あぁすまんシュヴィ。そういうつもりで言ったわけじゃねえ。それに、解析体だからとかどうだっていい。お前は俺の“妻”だ。それ以上でもそれ以下でもねえ。ただ、俺のそばにいてくれれば、俺はそれで十分だ。」

「リク…ありが、とう。シュヴィにできる、ことを頑張、る」

「おう、それでこそ俺の妻だ」

 

「(おお~、なんともまぁ想像以上のおしどり夫婦っぷりにゃあ。甘すぎて吐きそうだにゃあ。あ、でも甘いものは好きだにゃ。最近は食べたことはないけどにゃ。それにしても、この時期でもうあんなに仲がいいのかにゃ?あまりのリア充オーラにウチの嫉妬パラメーターは有頂天にゃ。…いっそのこと集落ごと天撃で吹き飛ばしてやろうかにゃ?…冗談にゃ)」

 

それを不可視の魔法により見えない状態で観察する2体の天翼種。アズリールとジブリールである。テント内で繰り広げられる甘々な空間に次第に耐え切れなくなってきた彼女いない歴年齢(笑)のアズリール、どうやら彼女にはカップルの会話でさえ刺激が強かったようだ。それを冷たい視線で見つめる後輩。方や様々な感情が絡まって興奮気味の先輩、覗きの視線に気づかずイチャイチャし続ける夫婦、これをシュールと言わずしてなんと言おうか。

 

「ふぅ…ちょっと気が動転してしまったみたいにゃ。」

「ちょっとではない気がしますが。」

「細かいことはいいのにゃ。じゃあ、早速彼らに接触するのにゃ。一応、人間に変装してあたかも旅の人であるかのようににゃ。」

「…接触する必要があるのでしょうか。片方の人間はどうみてもひ弱ですし、機凱種の少女は、解析体であるようですし、全く接触の意図が見えません。しかし、個人的にはあの機凱種の少女にとても興味がございます。感情を持った機凱種などこれまでに見たことも聞いたこともございません!もし、生首持ち帰り禁止令がなければ、ぜひ、あの首を持ち帰りたいものです。」

「絶対ダメにゃ。破ったら5年間の監禁にゃ。(ホントに天翼種って狂人しかいないのかにゃ?あらかじめ、先手を打っておいてよかったにゃ。あの十八翼議会を説得するのには本当に苦労したにゃ。議論の中で、自分以外が殺戮マニアなあの空間、胃薬がいくつあっても足りないにゃ、病気にすらならないけどにゃ。便利だにゃ。(適当))」

「っち!分かりました、ではここにいるのも苦痛なので、さっさと接触して情報を得てさっさとかえりましょう。」

「そこー、舌打ちはいけないのにゃ。っていうかどんだけ人間が嫌いなのにゃ(この娘と言い、他の天翼種と言い、頭固すぎにゃ。せっかく知能は高いのに、いろいろと台無しにゃ。それに比べて、ラフィちゃんは物分かりが良くて賢いのにゃ。天翼種の中で

数少ない癒し枠なのにゃ。)じゃあ行くのにゃ!」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

夜を迎えた人間の集落にて、人間へ魔法によって変装した天翼種の仲良し(笑)2人組は、リクとシュヴィのいるテントの前までやってきた。ちなみに魔法感知の対策は万全である(とはアズリール談)。

 

「夜分遅くにすいません。少しよろしいでしょうか?」

「ん?なんだ?お前たちは、別の集落の奴らか?」

「はい、他種族の戦闘範囲から逃れつつ、ここまでやってきました。途中まで一緒にやってきた者たちもいたのですが、地精種と森精種との戦闘に巻き込まれてしまい…その…」

「…なるほどな、それは、まぁ大変だったな。俺らもそんな資源があるわけでもないが、後数人くらいなら匿える余裕はある。どうする?」

「ぜひ、お願いいたします。ですが、只でさえ少ない資源を私たちに恵んでくださるのですから、私たちにできることがあればなんでもさせてください。それと、ともに行動するのは数日で結構です。皆さんの迷惑になりたくないので、それ以降は私たちでなんとかやっていきます。」

「…そうか、あんたらが決めたんならなんも言わねえよ。手伝いだが、まぁなんかあればこっちから声かけるから、ひとまず休んだらどうだ?長旅で疲れただろうしな。」

「ありがとうございます。では、お言葉に甘えさせていただきます。あ、自己紹介が遅れました。私はアズ、こちらはジブ、短い間ですがよろしくお願いしますね。」

「…よろしくお願いします。(はて、隣で上品な話し方をしているのは誰でしょう?先輩と一緒だったと思いますが、私の目もとうとう腐りましたか。)」

「おう、俺はリク、んで…中にいるのがシュヴィだ。まあよろしく頼むわ。」

「シュヴィ…よろ、しく。」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

ファーストコンタクトに成功し、しばらくやっかいになることになった天翼種の2人。彼女らは、朝早くにテントを出て、集落の人気のない場所まで移動していた。しかし、ジブリールの表情は固い。

 

「ふにゃー、やっとスタート地点にたったにゃー。あ、ジブちゃん!魔法で防音対策もばっちりだから、しゃべっても大丈夫にゃ。」

「…先輩、1つよろしいでしょうか」

「ん?なんだにゃ?ジブちゃんの言うことなら可能なら何でも聞くにゃ。」

「では…あの集落、彼ら以外に人の気配が皆無でしたね。」

「…そうだにゃ。」

「なぜいなかったのでしょう。」

「………さーて、なんでかにゃあ?」

「………先輩」

「……」

「…しくじりましたね?」

「なんでにゃあ、なんで感づかれたにゃあ、魔法探知もばっちりだったはずにゃあ!なんでにゃあ!にゃあにゃあにゃあ!」

「それは「設定が怪しすぎるからに決まってんだろ?」…」

「にゃ?!なんで聞こえ……あっ、あまりに興奮しすぎて魔法きれてたにゃ。」

「……はぁ」

 

岩陰から現れたのは、昨晩対話した人間のリクと機凱種のシュヴィだった。

ちなみにアズリールのポンコツ具合は健在のようだった

 

「あんたら、仲間と来たって言ってたけどよ、ここら周辺、激戦区なんだわ。何の武器も持たずにたどり着くこと自体不可能だ。そして、集落だってあの規模になってくるとぜってえばれる。そこを不自然に思わねえ奴が生き残ることはまず不可能だ。」

「「……」」

「後、魔法探知対策完璧とか言ってたけどよ……漏れてたぜ?」

「にゃ?!にゃんですとー?!ジブちゃん!なんで言ってくれなかったにゃ!」

「すでにばれているのに訂正する必要がありますか?あるのでしたら納得のいく説明をどうぞ。それと、先輩のその表情を見れると思うと、えぇ、面白いですね。」

「か、確信犯にゃ!Sにゃ!ドSにゃ!ひどいにゃあ、こうなったらジブちゃんにはハグのk「なあ」にゃ?」

「あんたら……なにもんだ?少なくとも人間じゃあねえな。何が目的だ。」

「返答次第、じゃ、ただじゃおか、ない。」

「「……」」

「(もう色々やっちまったにゃ、万事休すにゃ)」

「…おい、おまえ「…にゃ」あ?」

「お前たち人間に、この天下無敵の天翼種のウチとジブちゃんがが手を貸してやるにゃ!」

「「…………ええええええええええええええ?!」」

「はぁ」

 

彼女たちの明日は天国か地獄かどっちだ!

 




というわけで、原作介入ですね
ウチのアズリールは仲良くなりたかった
ただそれだけなんです
これからの彼らの活躍に乞うご期待!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。