自由気ままに淡々と過ご…せればいいなぁ… 作:あかちゅきぼちゃん
まあ、書いていることがたのしいので
何でもないですけどね!
人間の集落のはずれにて、2体の天翼種が1人の人間、1体の機凱種と対峙していた。お互い一歩も動かず、相手の出方をうかがっているようだ。しかし、それぞれの表情は様々であり、天翼種の片翼はこれ以上にない絶対零度の視線をもう片翼に浴びせている。
その視線を受けている片翼は、誰がどう見てもわかりやすい滝のような冷や汗を流していた。対して、1人と1体のペアはその様子を困惑の表情と共に観察していた。なぜ、こんなことになってしまったのか、それは言わずもがな、天翼種の長(失笑)の発言によるものだった。具体的に何を言ったのかは、前回のお話を読んでほしい。だが、分かってほしい。彼女(失笑)は別に悪気があったわけではないことを…
……人間のリクと機凱種のシュヴィにまんまと嵌められた天翼種の長(爆笑)。
「にゃ?!今誰かに笑われた気がするにゃ!誰にゃ!おとなしく出てくるにゃ!このアズリールが成敗してくれるにゃ!………はっ!」
「「「………」」」
「えっと、その…あの…つまり、助けてやると言っているのにゃ!」
「さすがに無理があると思います、先輩。」
「うぅ…辛辣すぎるにゃあ、お姉さんはとても悲しいにゃ…でも!ジブちゃんがお姉t「言いません。それに先輩がどう思おうがどうでもいいです」流石にひどすぎだにゃ!え?何にゃ?ウチ何かジブちゃんの不快になるようなことしt「ええそれはもううんざりするくらいに、一度自分の行いを顧みてはいかかでしょう?特にここに来る時から」…はい…ごめんなさいにゃ。」
「…なあ…話を戻していいか?」
「だそうですよ?先輩?」
「……何にゃ?ウチは今すごーく傷ついているのにゃ、特にメンタルがデストローイなのにゃ。もし、下らないことなら只じゃおk「先輩?」何にゃあ?ウチはとても心が広いから応えられることならなんでも答えるにゃ!」
「あんた…苦労しているんだな…」
「人間ごときに同情されるのは癪ですが、ええ、全くその通りです」
「可哀想…」
「もう進めていいかにゃ?!これ以上はホントに心がもたにゃいにゃ!」
「………噛んだな」「噛んだ」「噛みましたね、それはもう盛大に」
「…………………………………にゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!(´;ω;`)」
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「…で、何がどうなってあんたらが協力してくれんだ?俺らの目的を知ってんのか?」
「先輩?どうなのですか?」
「(…………皆が平常運転なのがつらいにゃ。それにしても、ここで星杯の話を持ち出していいのかにゃ?今の時期には、何だったかにゃ…もう!ホントに原作知識だけは覚えづらいにゃ!この後、本来ならジブちゃんがシュヴィを全力で潰そうとする。シュヴィは、最後の力を以て他の機凱種に意思を伝えるんだったかにゃ?うん、この場面は衝撃だったからよく覚えてるにゃ。そんな悲劇をウチが阻止できた?一応及第点かにゃ…それにしても、星杯はどうやって手に入れるんだったかにゃ?そこら辺の記憶が曖昧にゃ。できることなら、リクたちが星杯を手に入れらるようにサポートを…)」
「…先輩?」
「にゃ?…えーとなんの話だったかにゃ?」
「はぁ…しっかりしてください。なぜ私たちが人間ごときに力を貸さなければならないのかです。」
「にゃはー、ごめんにゃあ。ちょっと考え事してたにゃ。それで、理由?だったかにゃ?」
「ああ、なぜ俺らに力を貸してくれるんだ?」
「ふむ…(しょうがないかにゃ)君たち、世界を掌握しようとしているにゃ?」
「は?いや、間違ってはいないg「しかも星杯を使って」…なぜ知っている?」
「ウチらは偵察のために定期的に世界中を回っているのにゃ。それは君らも例外じゃないにゃ。まあ、偶然知ったのにゃ」
「だが、このことをシュヴィ以外に誰かに漏らしたことなんて…」
「我ら天翼種は精霊を他のどの種族よりも巧みに使えると自負しておりますので、盗聴などお手の物です」
「(ナイスにゃジブちゃん!)」
「…魔法…か。魔法は専門外だ。疑いの余地はねえな」
「シュヴィ、も高度、な魔法は使、えない」
なんとか、本来の話へと移ることができたアズリール。だが、まだ互いに互いを警戒しており、交渉がどうなるのかは
まだ誰にも分らなかった。
「いいかにゃ?そんな野望を全種族の中で最弱の人間がやり遂げようと画策している。これほど面白いことはないにゃ」
「ほぅ、お前らに取っちゃ、協力は暇つぶしだってか?」
「半分あたりで半分外れにゃ」
「あん?」
「確かに、最弱が世界を制すのは面白いし、正直滑稽に見えるにゃ。誰だって不可能だと思うにゃ。君と同じ人間もにゃ。でも、もしそんなことが可能なら、可能性が僅かでもあるのなら、懸けてみる価値はあるとウチは思っているにゃ。」
「…天翼種は頭のねじがはずれた狂ったやつばっかだと思っていたが、お前はその中での特に変わっているらしいな」
「どっちも否定できないにゃ。そういう君も変人じゃないかにゃ?」
「っは!違いねえな」
「それに、やり遂げられる策があるんじゃないかにゃ?」
「……どうしてそう思う?」
「別に大した理由はないにゃ。まあ強いて言うなら、目かにゃ。」
「目、だと?」
「そう、目にゃ。君の目は基本死んでいるn「余計なお世話だ」にゃはー、でも、その奥に何にも揺るがない確かな決意が感じられるのにゃ。ウチが思うに、強者の持つ自信あふれた目にゃ」
「おいおい、それは買いかぶりすぎだぜ?なんてったって俺は“最弱”の人間だかr「それはその通りにゃ」即答だな」
「でも、最弱だからこそやりようはいくらでもある、違うかにゃ?」
「………お前、本当に天翼種か?まあ、いくらでもあるは言いすぎだが、ああそうだ。俺は、どんな手を使ってでも星杯を手に入れる」
「じゃあ、ウチたちがその手助けをするにゃ!」
「だが、大丈夫なのか?お前らにはご主人様がいるんだろう?最悪ばれたら殺されんじゃねえか?」
「そこはウチに任せるにゃ。適当なこと言って抜けてくるにゃ!」
「(本当に大丈夫なのか?情報漏れたりしねえだろうな…)なあ、あんたはどうなんだ?さっきから黙ってるみたいだが」
「………」
「にゃ?…………(あ!ジブちゃんのことすっかり忘れてたにゃあああああああああああああああああ!!ど、どどどどうしようにゃ!!今の全部ばっちり聞かれてたにゃ!!こんなのはたから見たら反逆罪の何ものでもないにゃ!し、死んだにゃ…どうやって逃げようかにゃ…あーもう無理にゃあ、まさかのここでリタイアにゃ)」
「(あいつ、完璧に隣の奴の存在を忘れてやがったな…ったく、助ける義理はねえが、天翼種1体でも取り込めれば作戦は良い方にシフトできる。よし!)あーなんだ。アズのこt「私も参加させてもらいます」え?」
「にゃ?」
「先輩の言う通り、とても面白そうなので、それに感情を持った機凱種を間近で見られれば、何か未知のことが分かるかもしれませんし、これでも天翼種は知識を尊ぶ種族ですので、未知のことには目がないのです」
「じゃ、じゃああんたも協力してくれるっつうことでいいのか?」
「そういっているではありませんか?あなたの耳は飾りですか?あぁ、人間ですものね、しょうがないですね(笑)」
「いちいち癇に障る奴だな。まあ、なんつーかよろしく頼むぜ。改めて俺はリク・ドーラだ」
「シュヴィはシュヴィ・ドーラ、よろ、しく」
「私はジブリール。こちらこそよろしくお願いいたします。精々あがいて下さいな♪」
「アズリールだにゃ。よ、よろしくにゃ」
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こうして、ジブリールの助けもあり、無事協力関係へと至ったアズリール一行。その後、具体的な作戦会議は日が来たら行うということで、一時彼女らはアヴァントヘイムへ戻ってきていた。そこで、アズリールは先ほどから気になっていた、ジブリールの返答の真意について本人に聞くことにした。
「ジブちゃん、戻ってきたばっかりだけど、聞いてもいいかにゃ?」
「?はい、なんでしょう?」
「その、リクたちと対峙したとき、どうしてあんな返答をしたのにゃ?」
「あんな、とは?協力するということですか?」
「まあ平たく言うとそうにゃ」
「別に、単純に気になったからです」
「何がにゃ?」
「先輩も言っていたではありませんか。最弱が世界を手に入れる。不可能であることを成し遂げられたその先が知りたいのです。他の天翼種ではこうもいかないかもしれませんが、私にとっては、それが最優先なのです。おかしいですね、人間など下等で存在自体気にもならないはずなのに……どうやら、私も変人のようです。良かったですね?変人仲間が増えて」
「ジブちゃん…一言余計にゃ……にゃはは、にゃははは」
「…フフフ」
「ずいぶんと楽しそうな話をしているじゃないか、アズリール、ジブリール」
「「…………え?」」
二人の仲が僅かに深まった?と思った矢先、2人が振り向いた先にいたのは、同じ天翼種であり、“四番個体”である「ラフィール」であった。目が合った瞬間、アズリールは、リクと対峙した以上に冷や汗を流し、ジブリールに至っては、目を逸らしている。
ラフィールは、2人から目を離さずにじっと見つめている。
「で?人間の味方をするとは、どういう風の吹き回しだ?アズリール」
「えーっと、あー、にゃー(や、やばいにゃ!まさかのラフィちゃんに見つかっちゃったにゃ!ウチの唯一の癒しポジのラフィちゃんに!ここで選択を間違えたら、絶交間違いなしにゃ!ど、どうするにゃ!いっそのこと正直に話すかにゃ?!でも、それだと反逆罪で処されるかもしれないにゃ!うぅ~、どうすればいいにゃあ。)」
「(…とか考えているのでしょうね、先輩は。ですが、実際まずいですね。お姉さまは、先輩と違いアルトシュに絶対の忠誠を誓っているはず。長よりもというのは皮肉でしょうが、ここはどうしたら極刑を免れるかでしょうね。何らかの罰があるのは
避けられないでしょう)申し訳ありません、お姉さま。これには海よりも深い事情がありまして」
「(…なんて考えているのだろうな、奴らは…全く、ジブリールはともかく、アズリールはいつも手間をかけさせる。“本気”の
あいつは誰よりも優れているというのに、もったいない…と思ったのは何度目だったか。それにしても、人間相手に手を貸すか…
最悪、アルトシュ様のお怒りを買うことになりそうだが、ふむ…面白いにかけてみるか。)お前たち、まずは落ち着け。その人間の件詳しく私に聞かせろ。興味が湧いた。」
「「…………え?」」
アズリールとジブリールそれぞれ違った理由で動揺していた中で、ラフィールから発された一言。その予想外の提案に2人はしばらく呆然としていたのであった。
ラフィールが登場です。彼女は天翼種の中でも、クールで冷静なんですよね
しかもさっき知りましたが、アズリールやジブリールと同じように番外個体なんだとか
だから、劇中でもアズリールとジブリールと一緒にいたんですね
納得納得です
閑話はまだ当分先になりそうです。今少々お待ちを