東方現代物語 〜最強の相談屋が華麗(物理)に事件を解決します〜   作:ミズヤ

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 はい!どうもみなさん!ミズヤです

 活動報告で投稿できるか怪しい趣旨をお知らせしましたが、何とか間に合ったので投稿します。



 それでは前回のあらすじ

 飛鶴が一輝の家凸してきた。

 そして飛鶴と一輝は共同生活を送ることになったのだが……果たして?



 それではどうぞ!


第6話 登校(ミッション)

side一輝

 

 遂に今日からまた学校が始まる。

 

 とても短い春休みだが、飛鶴が居るせいでとても濃い春休みとなった。

 

 まず、飛鶴がこっちに来たのがバレてしまい、俺はとんでもなくお叱りを受けた。だが、俺は飛鶴の為に頼み込み、何とか許可を得ることに成功。

 次に飛鶴が料理すると言い出し、少し不安に思っていると普通に美味いやつが出てきてびっくりしたが、時々味付けをミスった料理を作るので、その美味さは安定しないなと感じた。

 とまぁ、こんな感じの春休みだったわけだ。

 

 んで、今日から学校がまた始まるから支度をしているとキッチンから良い匂いがしてきた。まぁ、確かめずともなんの匂いかはすぐに分かる。

 恐らく飛鶴が朝飯でも作ってるんだろう。

 

 しかしびっくりした。

 飛鶴の奴、いつも俺より遅く寝ているくせに俺より早く起きてるんだからな。

「おはようございますお兄ちゃん! もう少しで朝ごはん出来ますよ」

 フライパンを器用に扱い、どうやら目玉焼きを作っているらしい。

 しかも目玉焼きをあおり、両面焼きにしている。実は両面焼きの方が火が通るスピードが早いから時間無い時は両面焼きの方が良い。

 

 しかし学校に行くのだるいな……サボりたい。だけど飛鶴の手前、サボる訳にもいかないか。

「ちょっと飯を待ってるあいだ依頼ボックスでも見ているか」

 そう思ってパソコンを起動し、依頼ボックスを開くと一件の依頼が来ていた。

 内容は──

「手伝い……それも胡散臭そうなオカルトサークルからの依頼か」

 未だかつて無い程の面倒臭さを感じた。

 しかし俺には拒否権は無いのだ。

「お兄ちゃん朝ごはん出来ましたよ〜……お兄ちゃん何見てるんですか?」

 俺がパソコンを見ていると背後から呼ばれた。

 朝ごはんが出来たようなので振り返るとあと少し前に動いたらぶつかりそうな距離に飛鶴が居た。

「ひ、飛鶴? いつからそこに」

「ずっと見てましたよ」

 ずっとっていつからだよ! 料理していた時は見れないはずだし、飯は今出来上がったんじゃないのか?

「それにしてもオカルトサークルですか? お兄ちゃんは本当に何やってるんですか……」

 オカルトサークルには突っ込まないでくれ。俺だって、んな胡散臭いサークルの手伝いなんてしたくないんだからよ……。

 だが、頼まれたら断れない。それが相談屋だ。

 辞めたいと思うこともあるがめちゃくちゃ待遇がいいんだよなぁ。

 

「仕方が無いか……」

 そう言ってから朝飯を食べる為、テーブルに着く。

「……これは?」

「今日の朝は軽めに目玉焼きとカツです」

「おい、どこが軽めなのか教えてもらおうじゃないか」

 俺は目玉焼きを作っている所しか見ていなかったため知らなかったから、まさか朝からカツを揚げているとは思わなかった。

 だがよくよく考えてみると飛鶴は少食だが、朝から揚げ物を食べても胃もたれしない体質だったなと思い出す。

 だがこれは俺には重すぎる。

 

 まぁ、せっかく作ってくれたんだし食うけどさ。

 そして俺はカツを一切れ口に放り込む。

「……美味い」

 そしてもう一口、もう一口とカツをどんどん食していく。

 美味い、美味すぎる。飛鶴の料理は大体美味いが、これは美味すぎる。

 朝だというのに油っこいカツをどんどん食べれてしまう。

「美味しいですか?」

「ああ、最高だ!」

「良かったです♡」

 そして目玉焼きも。

 こちらは油っこいカツのオアシスみたいな感じだ。口の油っこさを黄身がマイルドにしてくれる。

 

「お代わり!」

「はい!」

 そして俺はご飯を合計3杯朝からお代わりした。

 


 

学校

 

「なんだお前、久々に教室に来たと思えば朝から既にグロッキー状態かよ。どうした?」

「……朝から飯を3杯もお代わりするんじゃなかった」

「朝からそんなに食うなんて馬鹿じゃねぇのか?」

 目の前に居る男、和成(かずなり) 進奏(しんそう)と今現在会話していた。

 進奏は俺の数少ない友人だ。

 だが、俺はサボりがちなのであんまり話す機会はない。が、偶に家で通話しながら通信ゲームをしたりする事はある。

「なんだ? そんなに朝飯が美味かったのか?」

「ああ、それはもう格別だった」

「ほう? なら今度俺にも食わせてくれよ」

「それはダメだ」

「いいじゃんかよ。俺とお前の仲じゃねぇか」

 ダメだ。あんな美味いのを食ってしまったら飛鶴以外が作った飯が喉を通らなくなってしまう可能性がある。

 美味い、美味いのだが一種の洗脳作用さえあると思っている。

 

「まぁ、それはいいんだが、お前はいつもサボってるのになんで今日に限って来るんだ?」

「今日に限って?」

「テストだぞ?」

 そう言われて弾かれるようにお知らせ版を見てみるとそこには確かに今日の日付けでテストと書かれていた。

 そして俺は絶望した。

「そんな……テストだなんて」

「でもいいじゃねぇか。いつも授業を受けてないのに俺よりも点数高いじゃねーか。やる気失っちゃうよな」

「でも所詮どんぐりの背比べだ。たいして差があるわけじゃない」

 そして俺はため息をつく。

 なんで偶にきちんと登校するとこうなるんだろうなと一人で落ち込んだ。




 はい!第6話終了

 やっと次回辺りに話が進みそうです。

 それでは!

 さようなら
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