二羽は貪欲に求める   作:葉っぱの妖怪

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今連載している方の小説が一息つけたら何か書くと言ったな。あれは嘘だ。息抜きにふぎむに書きます。

あと前回のようなシリアスは死んだ!もういない!!


女の子+猫耳=男どもは死ぬ

「ここら辺は冬でもそこまで寒くならねぇからいいよな・・・」

 

「ああ・・・・」

 

 タイラー島空軍基地。カウントとトリガーはハンガー横で隠れるように座り込んで煙草を吸っていた。ふーっと煙を噴き出しては深いため息を吐くその姿にはどこか疲れがあるように見える。

 

「子持ちになった気分はどうだ?」

 

「それはお前もよく知ってると思うぞ」

 

「だよな」

 

 

 

 

 

 あの施設でトリガーたちと出会ったフレキ、フギン、ムニンの無人機AIを自称する彼女たちはひとまずオーシア空軍に保護され、事情聴取と調査を受けることとなった。数日ほどかけて調査し上層部が出した結果が以下の通りである。

 

・彼女たちの証言は実際に戦闘したパイロット二名との証言と殆ど合致するため、とても偶然とは言い切れず、信憑性はあるとされる。

 

・彼女たちの目的は自身を撃墜したパイロットと関わり、なぜ撃墜出来たのか理由を探すことであり、他の無人機工場に自身のデータを送るつもりはない模様(実際、無人機を自身の指揮下に置くことはしていたがフギンとムニン用の機体以外増産はしていない)

 

・彼女たちの体はエルジア空軍の無人機開発に携わっていたシュローデル氏が以前研究していた生体パーツを使用されたアンドロイドであり、フレキはその試作型として開発されたが十分な性能が発揮できなかったため廃棄されたアンドロイドである。他二体は彼女が自身の体と無人機から得たデータで開発した改良型である。

 

・彼女たちの体にはベルカの技術が使用されており、外見は完全に人間と同一と言えるほどであるが、特にフギンとムニンの二体は戦闘機の遠隔操作が可能であり、また操縦することも可能である。

 

・また彼女たちの体には膨大な容量のデータが存在しており、それを野放しにすることは世界に再び戦火を広げることになりえる

 

・彼女たちはトリガー、ならびにカウントに懐いてるため、二人を監視役としてオーシア空軍の管理下に置くべきと判断した

 

 

 

(要約)てかなにこれ現実離れすぎて我々では手に負えないから懐いてる二人に後は任せるよ。あっ、でも物資とか要望とかは可能な限り聞くから頑張ってそれを再び戦争の火種にしないでね

 

 

 上層部の結論を簡単に言えばこうなるだろう。そして彼女たちを監視する場所としてタイラー島空軍基地が選ばれ、トリガーとカウントを始めとするロングレンジ部隊はその基地に異動となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅー・・・・ん?」

 

 煙草とちょっとした休憩を取った二人がなんか飲むかと歩いていると一つ部屋が騒がしかった。今日はエルジアの技術者がフレキたちの視察のために訪れていたはずだがとその件の部屋、娯楽室を覗いた。

 そこには結構な人が集まっており、基地要員、交代要員、同じ部隊のイェーガーやフーシェン、中にはエルジア空軍の人までいた。

 

「なんだ一体・・・」

「よぉーお二人さん。そこにいないで入った入った」

 

 カウントが思わず疑問を口に出すとそれに気づいた一人が声をかける。それをきっかけに人々が二人を前へ前へと押し出す。押し出された先にいた存在に二人は言葉を失った。

 

「にゃーん!」

「にゃん・・・」

 

 そこには猫耳をつけ、猫のポーズを取るフギンとムニンの姿があった。二人は髪の色と同じ黒い猫耳をつけ、手はよくある猫の手。その愛くるしい姿に思わず口元が上がるのを抑えきれず、カウントに至っては手で隠しているのににやけ面がよくわかる。

 

「・・・これ、どうしたんだ?」

 

 カウントが事情を求めるとフーシェンが答えた。二人が外に行ってる際に流れていたエルジア王女様のラジオで今日は猫の日ということを聞いたフギンとムニンが猫の映像を求めるがそれだけでは飽き足らずにおり、じゃあどうするかと悩んだところ、エルジアから来た技術者が猫耳でもつけてみるかと冗談半分で言ったところ、二人がそれに賛成し、パーティ用に猫耳買ってた男が偶然いたこともあって、それをつけたらあっという間にみんなの人気者ということらしい。それを裏付けるかのようにカメラを持っている人も若干名おり、フーシェンが話してる間も写真を撮り続けていた。

 

「トリガー!カウント!似合う?」

 

 フギンが二人に引っ付き問いかける。それと同時にムニンも服の袖をそっと握り上目遣いで二人を見つめる。

 

「ああ、とても似合ってるさ子猫ちゃんたち。まるで天使たちが舞い降りたかのようだ。なあ、トリガー」

「ああ、とてもかわいらしくていい」

 

 それを聞いた二人は満面の笑みで二人の周りをぐるぐるしだしたかと思うと二人の正面に立ち、決めポーズをとる。

 

「「にゃん!」」

 

 それを見たトリガーとカウントはこみ上げてくる何かをぐっとこらえてとりあえず二人の写真をもらえないかと頼んだ。




猫の日遅刻勢全一ですどうも


みんなも謎のエースこと蚕豆かいこ氏のもしもベルカの変態ロリコン科学者がセクサロイドにフギンとムニンをインストールしたら(https://syosetu.org/novel/183306/)を見るんじゃ・・・良いふぎむにだぞ・・・
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