問題児と死にたがりが異世界から来るそうですよ?   作:天月照詠

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天月:今回は原作からちょっとズレた描写が入りマース、苦手な人はごめんなさい


第十三話「ガルドはいい人だと思う」

「そこまで、とはどういうことかしら?池上くん?」

「士人でいい」

「そう?それなら改めて聞くわどういうことかしら士人くん?」

 

どうやら飛鳥は俺がガルドを守るような発言をすることをよしとはしていないらしい。

 

「ガルドにそんなことをしても意味がないと言っているんだ」

「どうして? 事実、彼はこのあたりのコミュニティを脅しているのよ?」

「そうだな、各コミュニティから人質をとっているな」

「えぇ、その上ころしt「いや」え?」

「ガルドは人質を殺していない」

 

俺の発言にガルドは肩を揺らしていた。

 

「それはありえないわ、彼は実際に殺したと言ったじゃない」

「その言葉を何故信じられる?」

「『私』が命令したからよ」

 

なるほど、やはりそれが恩恵か。

 

「随分高圧的な恩恵を持っているようだがな、それは誰にでも通用するようなものなのか?」

「どうゆうこと?」

 

まだ気づいていないのか……

 

「ガルド」

「……なんだ」

「本当に人質は死んでいるのか?」

「…………」

「これは俺の憶測だが、ガルドお前が誘拐、もしくは人質として預かっているガキども。そいつらはコミュニティであまりいい扱いをされていなかったんじゃないのか?」

「士人くん? 話を途中で区切って別の人と話すのはよくないと思うわ、ちゃんと説明してもらえないかしら」

「あぁいいぞ、とりあえず春日部、ガルドを離してくれ」

「いいの?」

「問題ない、それとガルドも座ってくれ。逃げる必要はないんだろう?」

 

俺がそういうと春日部は渋々手を離し、ガルドは俺たちと同じテーブルに座った。

 

 

 

 

 

 

「それで? いったいどういうことなの?」

「まず初めに、ここにはいくつもフォレス・ガロが統治しているコミュニティが数多くある」

「えぇ、そこにいる虎が子供たちを誘拐して手に入れたコミュニティがね」

 

飛鳥はそう言いながらガルドを睨んでいる。

 

「あぁ、結果的にはそうなっているが実際には違うと思うぞ?」

「え?」

「ジン、お前のコミュニティが壊滅したのはいつだ?」

「……3年前です」

「ジンのコミュニティここらをまとめていた大手のコミュニティだった。それを今ガルドがまとめているということはそれを行ったのはここ3年以内。お前は守りたかったんだろう?ここにあるコミュニティを」

「ちょ、ちょっとまって!なんでそんなガルドがいい人みたいな扱いになるのよ?」

「久遠、お前は前だけではなくもう少し視野を広めることをすすめるぞ?ガルドが来た時の周りのやつの反応を見たか?」

「見てないけど」

「ここのあたりにいるやつはガルドがここに居ることには驚いてはいたが恐怖心を抱いている奴はほとんどいなかった、それこそ悪さを起こしていない奴はな」

「ガルドがコミュニティを守っているっていうのは?」

「ガルドは魔王を後継人にもつコミュニティのリーダーだ、そんな下がまとめているコミュニティをわざわざ魔王は狙いに行く理由はないし、もしほかの魔王に襲われても自分の領土を荒らされた魔王が出てきてくれるだろう、プライドが高いような奴なら特にな」

 

ここで一息。

 

「それに俺たちを勧誘したのだってジンのコミュニティの状態を知っての上だガルド自身が言ったように俺たちを心配してくれたのかもしれないそしてそれはかつて森の守護者と呼ばれていたコイツなりの教示だろう、違うか、ガルド・ガスパー?」

 

俺がそう言いながらガルドの方を見るとジン、飛鳥、春日部、三毛猫、猫店員はガルドを見た。

そこには―――――――――顔を耳まで真っ赤にしたガルドがいた。

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