問題児と死にたがりが異世界から来るそうですよ?   作:天月照詠

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第十四話「十六夜、フライングだ」

ガルド赤面事件のあと、話を聞いていたのは俺たち数名だけだったのでギフトゲームで勝ったら秘密にしておいて欲しいらしい。

そこまで言うとかどんだけ恥ずかしいんだろうかと思った俺達一同。

まぁ、それでガルドも明日やるからルールを決めてくるとか言ってどっかいいってしまったので俺たちは再びティータイム。

しばらくお互いの時代の話やなんかをしていると黒うさぎと十六夜が帰ってきた。

十六夜の服は更に湿っているし、黒ウサギの手いは何やら苗のようなものがある。

 

「なんかまた服濡れてないか?」

「世界の果てでちょっとな」

「どうだった?」

「実は……(ryって感じでなかなか楽しめたゼ?そっちはどうだったんだよ」

「こっちもなかなか楽しめそうだよ」

「……そっちもなんか見つけたらしいな」

「そっちほどではないけどね」

 

水神と戦うってなんだよ、曲がり曲がっても神だぞ?

 

「何かあったのですか?」

 

俺たちがそこまで話していると黒ウサギが会話にログイン。

俺達がガルドとギフトゲームをする過程を説明。

 

「な、なんであの短時間に『フォレス・ガロ』のリーダーと接触してしかもギフトゲームをする状況になったのですか!? しかもゲームの日取りは明日⁉それもあちらがルールを決めるなんて 準備している時間もお金もありません! というかガルドはそんな人物だったのですか!?正直驚きですよ!一体どういう心算があってのことです! 聞いてるのですか4人共‼」

 

 

「「「とりあえず、ガルドの赤面が笑えました」」」ジン・飛鳥・春日部

「反省してください!」パシシシン!

 

答えた三人は黒ウサギのハリセンの餌食になった。

特にジンは痛そうだな。

 

「それくらいにしてやれよ黒ウサギ、そのほうが面白いしな」

「十六夜さんもいい加減なこと言わないでください!というか士人さんはなんで俺関係ないしって顔をしているのですか!」

「だって叩かれそうだったから」

「答えなくても叩きますよこの問題児様!!」パッシン!

「痛ぇ!?」

 

なんだこれ!?本当にハリセンの威力かよ!?

 

「まぁ、フォレス・ガロ程度なら十六夜さんがいればなんとかなるでしょうし大丈夫なんですけど」

「へっ?十六夜出るのか?」

「いや?出ないぞ?」

「そもそも出す気はないわ」

 

と、三者三様の答え。

 

「だ、駄目ですよ! 御二人はコミュニティの仲間なんですからちゃんと協力しないと…………」

「違うわよ黒ウサギ」

「へっ?」

「まず第一にこの喧嘩はこいつらが売ってそのガルドってやつに買わせた喧嘩だ、俺がそこから相手を奪っちまうのは筋違いだぜ?」

「その二、彼は既にギフトゲームをしてきたそうじゃない、フライングペナルティよ。だから私たちだけでやるのよ」

「その参、十六夜は箱庭で自分の力がどの程度通用するかわかったみたいだが俺たちは分かっていない、これはいわゆる実践訓練みたいなもんだ」

 

俺たちがそう言うと黒ウサギは耳を垂らしていた。

 

「もうどうにでもしてくださいませ……」

 

 




天月:今回はちょっとだけ特別ゲストに来ていただきました!前回いろいろ暴露された赤面ガルドさんです!
ガルド:それはやめろ!
天月:でも事実だし~、意外と優しいところあるよねぇ~
ガルド:煩い!
天月:煮干あげるから落ち着きなさいな
ガルド:…………(煮干食べてます(^O^))
天月:やっぱりネコ科だねぇ、ガルドさんが黙々と食べ始めちゃったんで今日はここまで!またね~
ガルド:…………はっ!しまった!(完食してました)(^∇^)
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