問題児と死にたがりが異世界から来るそうですよ?   作:天月照詠

17 / 35
第十七話「なんでも食べ物に例えるような真似はやめろ、食べたくなるだろ

あれから、店員が気絶した変態少女……白夜叉を足を持って引きづりながら

 

「とりあえず『これ』が起きるまで中でお待ちください」

 

とのこと。

ノーネームが入っていいのか?ときくと

 

「オーナー(笑)の相手をしてくれる人なら歓迎です」

 

とのことだ。

この店員白夜叉の扱いがひどいな※天月:君たちもね

ん?なんか変なのが聞こえたきがするけど気にしないでおこう。

とりあえず茶室的な部屋に案内された俺たちは店員が入れたお茶を飲みながら白夜叉が起きるのを十分ほど待った。

十分後、白夜叉起床(?)

 

「あいたたたたた、っていつの間に私のへやに、というかおんしら!いきなりこの美少女にいろいろしてくれおって!何様のつもりじゃ!?」

「逆廻十六夜様だぜ?和装ロリ」

「池上士人だ、変態少女」

「春日部耀、近寄らないで」

「久遠飛鳥よ、白百合さん」

「おんしらいろいろひどくないかの!?」

 

コホン、と一息。

 

「ま、まぁ自己紹介といこうかの、私は4桁の門、3345外門に本拠を構えておる『サウザンドアイズ』の幹部の白夜叉だ。この黒ウサギとは少々縁があってな。コミュニティが崩壊してからもちょくちょく手を貸してやっている器の大きな美少女だと認識しておいてくれ」

 

ふむ、

 

「変態美少女か」

「見た目ロリだから美幼女だと思うぜ?」

「危ないのには変わりない」

「変態で幼女、ロリ百合ってことね」

「はいはい、大変お世話になっておりますよ~、というかみなさん言いすぎです!」

「でも黒ウサギも否定はしないんだな」

「……」

「おい黒ウサギ、少しは否定してくれんかの?」

 

このままじゃ話が進まんな。

 

「んン!ところで、外門ってなんだ?」

「箱庭の階層を示す外壁にある門のことです。数字が若いほど中心に近く、同時に強大な力を持つ者達が住んでいます」

 

わかりやすく説明するために黒ウサギが絵を書いたのだが……

 

「…………超巨大タマネギ?」

「いえ、超巨大バームクーヘンではないかしら?」

「そうだな。どちらかといえばバームクーヘンだ」

「店員、バームクーヘン持ってきてくれ」

 

みてたら食いたくなった。

 

「ふふ、うまいこと例える。その例えなら今いる7桁の外門はバームクーヘンの一番薄い皮の部分にあたるな。更に説明するなら、東西南北の四つの区切りの東側にあたり、外門のすぐ外は『世界の果て』と向かい合う場所になる。あそこはコミュニティに属してはいないものの、強力なギフトを持ったもの達が住んでおるぞ───その水樹の持ち主などな、そしておんしはうちの店員を顎で使うなそしておんしも使われるな」

「オーナー(笑)に使われるよりましですので」

 

店員の言葉に(´・ω・`)という顔になった白夜叉。

 

「それで、水神を倒したのは誰でどうやって勝ったのじゃ?知恵か?勇気か?」

「いえいえ。この水樹は十六夜さんがここに来る前に、蛇神様を素手で叩きのめしてきたのですよ」

 

自慢げに黒ウサギが言う。すると白夜叉は少し目を見開いて驚いた。

 

「なんと!? ゲームクリアではなく直接的に倒したとな!? ではその小僧は神格持ちか?」

「いえ、そうは思えません。神格なら一目で分かりますし」

「ふむ…………そうか」

「その蛇神とやらはそんなに強いのか?」

 

十六夜からの話を聞く限りだとそうは思えんのだが……。

 

「そもそも神格とはその種族においての神種、人ならば現人神、鬼ならば鬼神、有名どころで鬼神母神じゃな、そしてそこの金髪の坊主が戦ったのは蛇に神格を与えたことによりなった蛇神じゃ。最高種である神種を倒すには同じく神格持ちか、それと同等のちからの持ち主じゃからの。じゃからあの水神に勝ったことに驚いておるのじゃよ」

「白夜叉様は蛇神様とお知り合いだったのですか?」

「そもそもアレに神格を与えたのはこの私だぞ。もう何百年も前の話だがの」

「へえ? じゃあオマエは強いんだな?」

「当然だ。私は東側の『階層支配者(フロアマスター)』だぞ。この東側の4桁以下にあるコミュニティでは並ぶ者がいない、最強の主催者(ホスト)なのだからの」

 

目を光らせるのが何名かいた。

 

「あら、なら探す手間が省けたわね」

「あぁ、こいつに勝てば俺たちのコミュニティは東地区最強ってことになるんだからな」

「ふっ、無論、そうなるの~」

 

そのまま立ち上がる三人に黒ウサギは慌ててストップをかけた。

 

「ちょ、ちょっと皆様!何を言っているのですか!というか士人さんもとめて……ってなにバームクーヘン食べてるんですか!?」

「あぁ?うまいからに決まってるだろ」

「そんなことよりみなさんを止めてくださいよ~!」

「あ~もううっさい、これ食ってろ」

「モガッ!?」

 

俺は口やかましい黒ウサギの口の中にバームクーヘンを押し込んだ。

なんか黒ウサギがモガモガ言ってるけど気にしない。

苦しくて少し涙が見えるのは一部のやつには人気が出るだろう。

実際白夜叉はチラチラ見てるしな。

 

「よいよい黒ウサギ(涙目もそそるの~♪)、それに私も遊び相手には飢えている」

「お~♪なかなかノリがいいじゃねぇか」

 

なんか変態的なのが見え隠れしたきがするけどな。

 

「しかし、おんしらにはひとつ聞きたいことがあっての」

 

と、白夜叉は顔を仰いでいた扇を閉じると袖の中からカードのようなものを取り出していた。

 

「なんだ?黒ウサギのスリーサイズか?」

「モガー!?」

 

十六夜の言葉に黒ウサギが叫ぼうとしていたがバームクーヘンのせいでうまくしゃべれていない。

てかまだ食ってたのかよ。

 

「いや、それはもう知っておるから良いさっき抱きついた時に調べたからの。そうではなく聞きたいのは」

 

そう言うと白夜叉は威圧するように目を向けると

 

「おんしらが望むのは『試練』か?それとも―――――――――『決闘』か?」




天月:みんなの白夜叉ちゃんの評価の詳細~。まず~十六夜くんの和装ロリ、これは原作通りだね!次にわれらが主人公士人くんのは最初の行動のせいだね~、そして飛鳥ちゃんは女の子が大好きな白夜叉ちゃんを見て百合と判断したよ!そして春日部ちゃんはそれに危険を感じたみたいだね!
この問題児はどこまで白夜叉ちゃんをいじるのか見ものだね~
あっ!割烹店員ちゃんもよろしく~原作とはいろいろ違うかもね!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。