ダンジョンで彼に出会うのは間違っているだろうか   作:melu-

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ガレスさん登場

どうやって、お仲間にするか、悩みました








では、始まりです


2人目

モミジとのやり取りをおえた後僕は宿に戻った

 

ロキに初めてのステイタス更新をしてもらうためだ

 

宿につくと

 

「おぉ~、ロキの眷属か。ロキとの部屋は好きに使ってもらって構わんぞ。

沢山稼げるようになったらゆっくり返してくれや」

 

と、宿のおじさんに言われた

 

どうやら彼は、ずいぶんと優しいらしい

 

この時代に、ましてやパルゥムの僕にも普通に接してくれる

 

「ご親切にどうもありがとうございます。必ずこの恩は返します」

 

そう、頭を下げて伝えた

 

本当に感謝している。この宿がなかったら僕たちはどこに住んでいたのか分からない

 

「いいってことよ!おもしろそうなやつに賭けるのが年寄りの役目だろぉ」

 

そう言って「ガハハハ!」と快活に笑う

 

僕はもう一度お辞儀をして部屋へと向かう

 

部屋に入ると、

 

「お帰り~!」

 

ロキが突っ込んできた

 

僕はスッと躱してドアを閉めた

 

バゴォン!!

 

「げふぅっ!?」

 

ロキがドアをぶち抜きそうな勢いで顔からぶつかった

 

「うわ~。痛そう」

 

のんきに僕は言う

 

ロキは鼻をおさえながら

 

「おかしいやん!何でよけんの!?」

 

「いやぁ、危険を感じたからつい、ね?」

 

軽くウィンクしながらそう言うと

 

「ぐっ!あかん、目覚めそうや、、」

 

声が小さくて聞こえなかったが、構わず

 

「ステイタスの更新をしてくれるかい?

少しは上がると思うんだけど」

 

ロキは跳ね起きて

 

「よっしゃ!まかしとき!」

 

そう言って手をワキワキし始めた

 

「変なことしたら、斬るからね」

 

服を脱ぎ背中をロキに見せる

 

「分かってるって!じゃあ始めるで~」

 

針を取り出し、指に刺し血を流す

 

僕の背中を真っすぐ縦になぞる

 

「まぁ、最初はこんなもんかな~」

 

そう言って共通語(コイネー)になおした僕のステイタスが書かれた紙を渡してくれる

 

 

 

フィン・ディムナ

 

Lv.1

 

力: I 0 → I 10

 

耐久: I 0 → I 4

 

器用: I 0 → I 12

 

敏捷: I 0 → I 12

 

魔力: I 0 → I 0

 

 

《魔法》

 

 

《スキル》

 

 

 

 

ステイタスがそう簡単に上がるものではないことは知っているが

 

やはり、期待値のほうが勝ってしまうのは仕方がないことだろう

 

トータル38かぁ、、

 

パルゥムの戦い方ではやはり耐久の伸びはよろしくないのは分かっていた

 

「地道に伸ばしていくしかないか、、」

 

するとロキが優しく

 

「せやで~、焦らんでもダンジョンは逃げやへんからな~」

 

全くその通りだ、今の僕の、いや、僕たち(ロキファミリア)の課題は家族を増やすことだ

 

僕一人ではやはりやれることが限られてくる、地上でもダンジョンでも

 

「そうだね。まずは仲間を集めて安定した収入を得て。それからだね、冒険(無茶)をするのは」

 

そう、焦りはしないが僕は急ぐ

 

はやく強くならないと、僕は何も守れない

 

()()()()()()()

 

 

 

「明日から、仲間を探しに行くよ。いい人がいるといいね」

 

そう言って僕は寝る準備を始める

 

ロキの心配そうな目に気づかないまま

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おぉー、ここがオラリオか!

どんな強いやつがいるか楽しみじゃわい!」

 

一人のドワーフ、ガレス・ランドロックがオラリオにやってきた

 

まずはファミリアに入らねばいかんのぉ

 

そう思い、故郷の村とは違う町の新鮮な雰囲気を感じながら歩き始める

 

初めから、強いところに入るのもアリだとは思うが、やっぱり「下剋上」というのか?

 

そういうのも楽しそうじゃのぉ

 

これから出会うであろう強者に期待しながら歩き続ける

 

「なら、ギルドでできたばかりのファミリアを聞くのがいいじゃろう」

 

そう呟き、オラリオの中心にそびえるバベルの塔に向かう

 

 

 

 

 

 

 

ギルドに到着するやいなや、赤髪のキャットピープルの受付嬢に

 

「嬢さんや、ワシはファミリアを探しておるんじゃが最近できたファミリアを教えてくれんかのぉ」

 

すると赤髪の彼女はニコッと笑いながら

 

「こんにちはっ!ええ!ありますよ!ちょうど昨日できたばかりのファミリアが!

えぇーとですねー、、、」

 

個人情報ダダ漏れである。ギルドの職員としてあるまじき行為である

 

まぁ、ガレスは全く気にしていなかったが

 

「ロキファミリア、、フィン・ディムナか、、

よし!覚えたぞ!」

 

「ファミリアには入れたらまたここにきてねー」

 

「おぉ、ありがとうな」

 

赤髪の彼女と別れの挨拶をして教えてもらった宿に向かう

 

 

 

「ここか、、」

 

教えてもらった宿の前についた、すると中から金髪のパルゥムの少年が出てきた

 

ガレスは赤髪の受付嬢から聞いていた「金髪」の特徴を思い出し彼がフィン・ディムナであることに気づいた

 

が、パルゥムであることに少々驚いた

 

「おぬし!ロキファミリアのフィン・ディムナか!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は宿を出たとたんに、声をかけられた

 

「おぬし!ロキファミリアのフィン・ディムナか!?」

 

声のほうを見るとそこには一人のドワーフが立っていた

 

「ん、そうだよ。君は誰だい?」

 

(パルゥム)に声をかける人は珍しい

またそれがドワーフとなればなおさら

 

「ワシはガレス・ランドロック。今日オラリオにきてファミリアを探しているところじゃ」

 

彼、ガレスはそう言ってこちらに歩み寄ってきた

 

その体は僕の何倍もあり、その筋肉をみるにドワーフの中でも相当強い人なんだろうなと思った

 

恩恵をもらうと見た目がすべてではないけどね

 

「そうかい、それで僕たちのファミリアに入りたいと、、?」

 

ありえないと思ったが、彼が声をかけてきた時の言葉を考えたらそう思わざるをえない

 

「おぉ、そのつもりじゃ。ワシは強いやつを求めてオラリオに来た。

だが、最初から強いファミリアに入るのは面白くないと思ってな。

だから最初は出来立てのファミリアから初めて強くなっていこうと思ってたのじゃ」

 

ガレスは熱を込めてそう語る

 

「じゃが、、」

 

顎に手をあてて、考え込む

 

「お主はパルゥム、パルゥムは弱い

そのパルゥムが何を目指して冒険者のになった?」

 

僕はガレスに好感がもてる

 

僕に普通に話してくれてその上パルゥムであることを正面から考えてくれている

 

強さを求めるところには共感も持てる

 

だから、僕の身に余る願いを伝える

 

「僕もガレスと同じだ。強さを求めてこのオラリオに来た

パルゥムを復興させるためにね」

 

そして、ガレスの顔を見据えて

 

「僕はこのオラリオで頂点を目指す」

 

ガレスは目を見開いて

 

「ガッハッハッハ!!面白い!

パルゥムがそんな大層なことを目指すか!

フィンよ!自分が何を言っておるのかわかっているのか!」

 

「当たり前だ。僕はこれでも男だからね」

 

すると、また大きく笑い出し

 

「気に入ったぞ!フィンよワシをお主のファミリアに入れてくれ!

お主と共に頂点を目指そうぞ!!」

 

 

 

 

 

こうしてロキファミリアに二2人目の眷属がやってきたのでした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あっ!フィンくん!それとこの前のおじさん!」

 

僕とガレスはロキに恩恵をもらったあと一晩過ごした

 

ガレスは酒豪でロキもなかなか酒に強かった

 

この調子でいくと僕が故郷から持ってきたお金がすぐ底をつく

 

はやくダンジョンで稼げるようにならないと

 

そう思い、ガレスとともにダンジョンに潜る前にギルドに来た

 

「やぁ、モミジ、しっかり勉強はしているかい?」

 

相変わらずそのシッポを振り回して

 

「もっちろん!もうフィンくんにも負けないからね!」

 

横でのけ者にされていたガレスが

 

「なんじゃ、お主ら知り合いじゃったのか」

 

とぼやいた

 

 

 

 

 

 

 

 

モミジと軽く話したあと僕らはダンジョンに向かった

 

今日のダンジョンは人が少ない

 

むしろいないと言ったほうがいいかもしれない

 

ダンジョンの構造的に一階層が一番小さいので

 

戦闘音が聞こえてこないのは珍しい

 

まぁ、別にいいか

 

僕たちの経験値(エクセリア)もかせげるしね

 

そう思い隣のガレスを見上げる

 

「ガレスは斧を使うんだね」

 

ガレスがもっているのはドワーフがよく使う大きな斧だった

 

「そうじゃ、これで何が来てもぶった切ったるわい」

 

僕らは談笑しながらダンジョンの中を進む

 

やっぱりガレスは僕に普通に接してくれる

 

凄いやりやすい

 

その瞬間僕の親指がうずいた

 

「?」

 

僕は自分の親指を見つめる

 

何かイヤな予感がする

 

そう

 

そんなのんきなことを考えていてダンジョンが見逃すはずがない

 

いくら一階層といえど僕は2回目ガレスに関しては初めての探索

 

危機感が、知識が足りなさ過ぎた

 

「ん?行き止まりじゃな。戻るか」

 

ガレスのその言葉が合図のように

 

 

ピシッ

 

 

ダンジョンの壁が割れた

 

そう、このルームは一階層の中でもモンスターが生まれやすく

 

駆け出しの冒険者が近づいていい場所ではなかった

 

瞬く間にルームはモンスターでいっぱいになり

 

出口からもモンスターが湧き脱出は不可能となってしまった

 

「なんじゃ!?これは!ダンジョンっていうのはいつもこんなに賑やかなのか!?」

 

焦ったガレスの声が聞こえる

 

そりゃそうだ、初めての探索でこんなの見たら誰だって焦る

 

実際僕も焦っている

 

ステイタス的には僕たちのほうが勝っているがなんせ数が数だ

 

ルームにいるのはゴブリンとコボルトだけと思っていたが

 

よくよく見ると入口の所に色の違うゴブリンが一匹混じっている

 

ルームの外からも続々とモンスターがやってくる

 

一階層ではゴブリンとコボルトしか湧かないのじゃなかったのかよ!

 

確かにゴブリンだけど色がちがうじゃないか!

 

焦りからか、言葉が荒くなっていく

 

「ガレス!ゴブリンはひっかきに、コボルトは噛みつきに気をつけろ!

あとあの奥にいる色が違うゴブリンがリーダーだ!あいつをやれば退路が開けるはず!」

 

ガレスは覚悟を決め、斧を握る力を強めて

 

「分かった!ワシの初陣がこんなに楽しい状況になるとはな!好きなだけ暴れてやる!」

 

僕はニヤリと笑う

 

きっと1人だったら早々に心が折れかけていただろう

 

だけど2人という事実が僕の不安を飛ばしてくれた

 

僕は大きく息を吸って

 

「行くぞっ!!」

 

2人そろって駆け出す

 

 

 

まだ2人は出会ったばかり、連携も何もない

 

お互いに目の前の敵を蹴散らしていく

 

小さな金色の少年は床や壁を駆け抜け一突き一突き的確に急所を貫いていく

 

大きな斧を振り回す屈強な戦士は細かい攻撃を受けながらもその豪快な一振りで敵を薙ぎ払う

 

槍と斧の二重奏

 

知らず知らず互いの背中を守るように戦う

 

そんな2人の顔には笑みが浮かんでいた

 

まるで昔からの戦友のように

 

 

 

 

「ハァッ!」

 

僕が突き出した槍は今日何十回目かのゴブリンの額を貫いた

 

「はぁ、、はぁ、、」

 

周りを見渡すとおびただしい数のモンスターの死体が転がっている

 

悪臭を放ち、胸の魔石をさらけ出し息絶えている

 

ガレスのほうを見ると

 

「ウォォ!!」

 

斧を無造作に振り回し、周りのモンスターをはじき飛ばす

 

ガレスの体はいくつもの傷ができていた

 

ドワーフならではの素の耐久が高いおかげであんな無茶苦茶な戦いができるんだ

 

僕らの周りにはほとんど敵がいない

 

ホントは数を減らして撤退するつもりだったが

 

あまりに数が多かったのでそんな暇がなく思うままに屠っていたらほとんどいなくなっていた

 

「残るはあの色違いと、取り巻きじゃな」

 

そう、残るはあのリーダーと思われる色違いのゴブリンたちだけ

 

あの色違いは頭がいいのか仲間の死体から角や爪をはぎ取り隙を見つけてはこっちに投げてくる

 

今までのような戦い方じゃすぐには倒せない、むしろこちらが大ダメージをもらうかもしれない

 

「ガレス、まず取り巻きを倒してそれからあの色違いをたたこう」

 

「よっしゃ、ワシが蹴散らしたるわ。フィンよお主がやつのとどめをさせ」

 

「分かった、じゃ行くよ」

 

僕らは残りに向かって走り出す

 

向こうは色違いが角や爪をこちらに投げて、取り巻きがそれに乗じて突進してくる

 

「あぁ!この爪鬱陶しいのぅ!」

 

そう言ってガレスは斧をふるう

 

その瞬間色違いが笑った、そんな気がした

 

ガレスが斧をふるい飛んできた爪を叩き落した瞬間

 

ガレスの横で死んでいたはずのゴブリンが4匹起き上がりガレスに飛び掛かる

 

斧を振り切った状態で避けることもできないガレスはゴブリンにつかまり身動きが取れなくなった

 

「ガレス!!」

 

それに気づいた僕はガレスの元へ行こうとしたときに取り巻きが僕の周りに陣取る

 

残りの何匹かは無防備なガレスの元へ向かう

 

「くっ!邪魔だぁぁ!」

 

僕は砲声し槍を真横に薙ぎ払い無理やり道を作る

 

「今行くっ!」

 

ガレスのほうへ駆け出す

 

しかし間に合わない

 

僕がガレスのところにたどり着くより先に取り巻きがガレスを襲うだろう

 

ガレスは飛び掛かってきたゴブリンをようやく一匹はがしたところだ

 

このままじゃガレスがっ、、

 

そして取り巻きがガレスに攻撃をしようとした、その瞬間

 

僕の親指がまた強くうずいた

 

何かと共鳴するように

 

そして

 

「「「ギッ!」」」

 

ガレスの周りのゴブリンがすべて吹き飛んだ

 

「なっ!?」

 

僕は驚きを隠せなかった

 

絶体絶命だと思われていたガレスも驚いている

 

あの色違いも口が開いている

 

「何が起こったんだ?」

 

誰もこの状況を理解できない

 

吹き飛んだゴブリンはすべて魔石を射抜かれており灰になっていた

 

その周りには氷がわずかに落ちていた

 

「フィン!何をボーっとしておる!何が起きたか分からんが今のうちにあいつを倒すぞ!」

 

そう言ってガレスは走り出す

 

そうだ、何が起きたかは分からないが今は目の前の敵を倒すことが最優先

 

取り巻きがいなくなった色違いは

 

「シャアァ!!」

 

と叫び突進してきた

 

僕とガレスは無言で目を合わせて同時にそれぞれの武器を振りかざし

 

「「そりゃぁ!!」」

 

投擲

 

色違いは僕たちがまさか武器を投げてくるとは思わず

 

驚き止まろうとする

 

だが、もう遅い

 

僕の槍が色違いの頭を貫き、ガレスの斧が体を2つに分けた

 

断末魔をあげる暇もなく色違いのゴブリンは絶命した

 

「「よっしゃぁ!!」」

 

僕たちはまた同時に声をあげた

 

ルームはゴブリンとコボルトの死体で溢れかえっていた

 

僕は魔石を回収しようと思ったがやっぱりさすがに疲れたみたいだ

 

地面にへたり込む

 

「さすがに疲れたよ、ガレスはすごいね。よくそんなに傷を受けて立ってられるね」

 

ガレスは胸を張って

 

「当たり前じゃ、お主とは鍛え方が違うんじゃ

しっかし、さすがにゴブリンどもに捕まえられたときは危ないと思ったぞ」

 

「そうだね、確かにあれは危なかったね。一体誰が僕たちを助けてくれたんだろうね」

 

するとガレスは

 

()()なのか?一階層にワシら以外の冒険者はおらんと思っていたが、

それにこんな奥のルームに」

 

確かに今日のダンジョンはあまりにも人が少なすぎた

 

ましてや、氷が落ちていたとなると魔法かもしれない

 

駆け出しが魔法を使えるのはごく一部だけだ

 

一体何が僕たちを助けてくれたのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕たちはその後魔石やドロップアイテムをできるだけ持ち帰りギルドに行った

 

「お帰り~、、ってガレス!なにその傷!フィンくんもケガしてるじゃない!」

 

ギルドにつくと早速モミジに捕まった

 

「大変大変!ちょっとギルドの医療機関でポーションもらってくるから待ってて!」

 

そう言って走り出だす

 

「元気な子じゃのぅ」

 

「そうだね」

 

僕たちはモミジの帰りを待つ間に換金をすました

 

昨日の僕のソロ探索とは比べ物にならない額が手に入った

 

特に色違いのドロップアイテムとその魔石(少し普通の魔石より黄色かった)が高い値で取引された

 

ちょうど換金が終わった時に

 

「はいこれ!ポーションだよ!はやく飲んで!」

 

勢いよくガレスと僕にポーションを一つずつ渡しせかしてくる

 

「ありがとう」

 

ポーションを飲むと疲れ切った体が回復して傷が塞がっていく

 

半分だけ飲み残りは隣でポーションを飲むガレスの特に酷い傷口にかけていく

 

「おぉ、すまんの」

 

ガレスの体もみるみるうちに回復していく

 

落ち着いたところで僕はモミジに聞く

 

「そういえば今日のダンジョンは人が少なかったんだけどどうしてか分かるかい?」

 

すると、モミジは「あっ!」と言って

 

「フィンくんたちに言うの忘れてた!

今日朝のギルドの会議で『一階層に謎のゴブリンの目撃情報が入ったから駆け出しの冒険者は注意してください』って連絡があったんだった!」

 

「そうだったんだね、、」

 

なるほど、、相変わらずモミジの頭には敵わないよ

 

頭を押さえて僕はやれやれと思う

 

しかし、『ゴブリン』だけか、、

 

僕はあの氷のことを思い出しながらガレスとともにギルドを後にした

 

 

 

 




ガレスさんこんにちはということで
どうやって仲間にしようか悩みました

原作で語られていないと思っております

なので完全にオリジナルです



次は今作のヒロイン(予定)が登場です

最初からママキャラなのかな?
ツンデレでいこうかな?

どっちにしても表現するのが難しいね!

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