コズミックバランサーの担い手 作:永遠神剣を求む者
「……ここは?」
辺りを見渡していると
「ようやく、起きたか」
声のした方を向くと変な老人が立っていた
(誰だ?この変なじいさん)
「変とは失礼な奴じゃな。自己紹介しとこうかの。簡単に言えば神じゃ」
「(神?……なるほど)なんのよう?」
「随分冷静じゃな……まぁ、いいわい。ギネスが塗り替えれないほど大往生したので異世界に転生させてやろうと思っての」
(大往生……? でもこの姿は……)
「そなたは普通の人間でありながら150歳まで生きたからの、輪廻に乗せるには魂が強すぎるのじゃ。それで異世界に転生させるのじゃ」
「異世界ってどこ?」
「ふむ……どうやら『聖なるかな』になりそうじゃの」
「マジか……それでこのまま行くのか?」
「そのままでも良いが……お主の魂の強さ的にいきなりエターナルでも問題ないので何か欲しいものがあればその魂の許容を超えない範囲で叶えよう。ちなみにマイナス要素を入れると範囲が広がるぞ」
「それじゃあ……コズミックバランサー……刹那、永劫、調律と契約させてくれるか?」
「ふむ……問題無いの」
「ただし、使いこなせるにではなくあくまで使えるだけにしてくれ。修行すれば使いこなせるようにしてくれ」
「他には?」
「契約は強制でなくしてくれ」
「神名はどうするかの?」
「有効にしてくれ、コズミックバランサーともなれば小指一本で時間樹を破壊しかねないし」
「なるほどの」
「守護神獣はウィツァルネミテアにしてくれ。コズミックバランサーの神獣ではその辺りが妥当思うんだが……」
「まだ余裕があるが、どうする?」
「このまま行ったら永遠のアセリアと悠久のユーフォリアはどうなる?」
「消滅するの」
「その消滅ってさせないことって出来るか?」
「具体的には?」
「永遠が永劫の休眠状態でなくしてあくまで永劫の一部を使えるだけにする。悠久のユーフォリアは転生体ではないだけ」
「その程度なら問題無いの……悠久のユーフォリアは純正エターナルではなくなるがどうするかね?」
「そこは純正にしてくれ」
「ふむふむ……まだ少し余裕があるの」
「埋めなかった場合どうなるんだ?」
「単純にお主の能力が強化されるだけじゃの」
「それじゃあ、もういいや」
「わかった、では確認じゃ」
そう言うと神は書類をどこからか取り出し見せてきた
1.永劫、刹那、調律と契約する。ただしいきなり使いこなせるのではなく契約出来るというだけ。使いこなすには修行が必要
2.永遠と悠久は完全に独立。ユーフォリアは純正のまま。永遠は永劫の一部を使えるだけ
3.守護神獣はウィツァルネミテア。省エネ化も可能
「こんな感じじゃな」
「省エネの姿は?」
「人化にしようと思ったが、そのまま小さくしただけじゃ」
「ならいい……ところで修行場所はどうしたら……」
「ふむ、ならこれを使うがよい」
神は鍵のような物を渡してきた
「これは?」
「『展開』と念じると特殊な空間に入る事が出来る。そこならいくら暴れても元の世界には一切の影響は出ない」
「時間は?」
「お主が決めれる。修行はエターナルになった後なんじゃし、速くするのに上限は無い」
「契約の年齢って決まってる?」
「おそらく、5歳ほどじゃろう」
「なら18歳まではエターナル化しても普通に成長するようにしてくれ」
「わかった」
「記憶の保持は?」
「デフォルトだから消費は無いの。契約前に思い出す形にさせてもらうがの」
「そっちの方が有難い。物語への介入は?」
「好きにしてよいぞ」
「なら好きにさせてもらう」
「準備完了したぞ」
「そっか、なら始めてくれ」
「ではな」
パン
神が手を叩くと意識が遠くなった
--------------------
神side
「無事成功したの……それにしてもこんなに入れてもまだ余裕があるとは……とんでもないの……」
「おまけでこいつも付けるか」
神は手をパチンと鳴らした
「さて次じゃな」
そう言うと神はどこかに消え去った
side end