コズミックバランサーの担い手   作:永遠神剣を求む者

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やっといてなんですが説教タイムながっ!

これもまた二次創作の醍醐味ということで


説教タイム(沙月編)

俺が戻ってからしばらくしてからゆっくりと希美が姿を見せた

 

望「だ、大丈夫か?」

 

希美「だ、大丈夫。足が痺れてるだけだから」

 

望「そ、そっか」

 

希美「ちょっと考えたいことがあるからしばらく一人にして?」

 

望「わかった」

 

レーメがフラフラと望の肩に乗った

 

望「レーメどうした?」

 

レーメ「あやつ凄かったのだ。一分の隙もなく論理武装で攻めきったのだ……あやつの説教を吾は受けたくないぞ」

 

望「え?」

 

レーメ「ちなみに希美が歩きずらそうなのは正座で足が痺れておるからだ」

 

「さて次は沙月先輩の番です」

 

沙月「え?私も?」

 

「すいませんレチェレ、まだ少し借ります」

 

沙月「希美ちゃんだけじゃあ?」

 

「希美さんにしてあなたにしない理由がありませんね。面倒なので強制連行です」

 

沙月の襟を掴み引き摺りながら先程の部屋に向かった

 

望side

 

「沙月先輩も希美と同じようになるのかな?」

 

レーメ「おそらくな」

 

「今度は行かないのか?」

 

レーメ「吾はあれを二度も聞きたくない」

 

「そういえば、ソルラスカは?」

 

レーメ「あのイノシシならこっそり着いていったぞ」

 

「えっ……大丈夫なのか?」

 

レーメ「大丈夫だと思うぞ。聞くだけなら」

 

side end

 

部屋に入ってドアを閉めてから沙月を解放した

 

沙月「もうちょっと優しく運んでよー」

 

「聞けんな。とりあえず正座」

 

沙月「正座?」

 

「そう正座」

 

沙月「できな」

 

「いいからする」

 

渋々正座をした沙月

 

「希美さんと同じく望のことが好きなのは分かっているので割愛します」

 

「それで、何故望に抱きついたのですか?」

 

沙月「そ、それは……」

 

「どうせ一緒に歩きたかったとか希美に対する牽制でしょうけど」

 

沙月「うっ……」

 

「別に抱きついたのはやることさえやっていればどうでも良いですし牽制も好きにしてください」

 

「でも今回しなければいけないことはなんでした?」

 

沙月「情報収集と交渉です」

 

「そうですね。でもあなたはしましたか?」

 

沙月「し、していません」

 

「しないであなたは何をしてました?」

 

沙月「……」

 

「まぁ分かりきっているので黙っていても無駄です」

 

「聞き込みよりも希美さんに対する牽制と言い合いというどうでも良いことだけをしていたのでしょう」

 

沙月「どうでもなんて……!」

 

「いいえ、普段なら兎も角この状況ではどうでも良いことです」

 

「そもそも、あなたが抱きつかなければ希美さんも抱きつかなかっただろうし、聞き込みも出来たでしょう。それにロドヴィゴさんという人物の情報もある程度なら仕入れることが出来たはずです。違いますか?」

 

沙月「ち、違いません」

 

「今回だってレーメがいなければ望も何も言う事は出来ませんでしたよ?」

 

沙月「れ、レーメちゃん?」

 

「おそらく、今回の望の仕入れた情報はあなたと希美さんのくだらない言い合いという邪魔が入る中聞こえきた単語をレーメが組み合わせた結果です」

 

沙月「でも、それならソルだって」

 

「ソルラスカさんは今回は用心棒でしたし、物覚えが悪いのを自覚してるのか聞こえてきたのをメモして、それをタリアさんやカティマさんに渡したりしていたそうです」

 

「俺は情報は何も仕入れることが出来ませんでしたが、一番忙しい厨房でしたのでタリアさん達には何も言われませんでした。つまり同じ情報を仕入れることが出来なかったのにあなたと希美さんと俺にタリアさんの態度の温度差があるのは当然ですよね?」

 

沙月「そ、そうですね」

 

「それにタリアさんは店に帰ってきたあなた達を見てソルラスカが震えるほど冷たい視線と鋭い殺気を送っていましたよ? 気付きましたか?」

 

沙月「き、気付きませんでした」

 

「まぁそれは後で自分で土下座でもして謝っておいてください。許してくれるかはわかりませんが」

 

沙月「は、はい……」

 

ソルラスカside

 

(こ、こええええ……あいつは怒らせないようにしないと)

 

ツンツン

 

「ん? た、タリア!」

 

タリア「しっ! それでどう」

 

「この震えを見てわからねぇか?」

 

タリア「余程なのね……」

 

side end

 

「今更な質問かもしれませんが恋人でもないのに抱きつくのは何故ですか?」

 

沙月「それは……」

 

「どうせ希美さんに対する牽制でしょ?」

 

沙月「うぐっ……」

 

「牽制するのは別に良いです。でもどこに抱きつかなければいけない理由がありますか?」

 

「どうせ無いのでしょう?」

 

沙月「は、はい」

 

「これでまだ望が足に大怪我をしたとかならまだわかります。しかし希美さんと望を引っ張りあった末に望の怪我が酷くなるのが目に見えてますが」

 

沙月「そ、そんなこと……」

 

「ないと言い切れますか? 今回だって望の引っ張り合いと望を挟んでの言い合いを情報収集もしないでやっていたのでしょう?」

 

「今回はまだ望は健康そのものですから耐えられていますがそのままではストレスで寝込むと思いますよ?」

 

沙月「ま、まさか望くんに限って……」

 

「あなたは望をなんだと思っているのですか? 完全無欠のスーパーヒーローですか? そして自分は健気なヒロインですか?」

 

沙月「そこまでは言って……」

 

「それにスーパーヒーローだってストレスは感じます。だから悪の手に堕ちたりするんです! ってまぁそれは関係ないので置いておきます」

 

「スーパーヒーローですらそれなのに望はストレスを感じない、なんてことはありえますか?」

 

沙月「あ、あり得ないと思います」

 

「どうせあなたは希美さんとの牽制に夢中で間に立っている望の事なんて頭から抜けているのでしょうけど」

 

沙月「抜けてなんて……」

 

「それでは希美さんとの言い合いを始めたときに望はどうしました?無言でした?それとも止めようとしました?」

 

沙月「…………止めようと……しました」

 

「それであなたと希美さんは彼になんと言ったのですか?」

 

沙月「……望くんに黙っているように……怒鳴りました……」

 

「その状況でストレスを感じてないと言い切れますか?」

 

沙月「言い切れません。逆に感じると思います」

 

ソルラスカside

 

「怖いだろ?」

 

タリア「え、ええ、サレス様もあの説教を受けたら撃沈しそうよ」

 

side end

 

「もし、あの状態になることが今後も続いたらどうなりますか?」

 

沙月「倒れると思います」

 

「その通りです」

 

「これ以上長々とやったもレチェレさんに失礼になるので次の一言で終わりにします」

 

沙月「は、はい(やっと終わった)」

 

「安堵しているようですが、喉元過ぎてやるようならまたお話し(説教)タイムになります。場合によってはお話し(物理)になります。希美さんにも言いましたが自分の過去の振りを考えて今の自分の振り直せ」

 

「では終了です」

 

沙月「あ、ありがとうございました」

 

「ふむ……」

 

沙月の方を見てからゆっくりと扉に近づく

 

沙月「刹永くん?」

 

そして扉を一気に開けた

 

ソルラスカ「ふんぎゃ!」

 

タリア「きゃ!」

 

ソルラスカとタリアが部屋の中に倒れた

 

沙月「ソルにタリア!?」

 

「それじゃあソルラスカさん、行きましょう」

 

ソルラスカ「お、おう」

 

「タリアさん、沙月先輩が謝りたい事があるとのことです。物凄く嫌でしょうが聞いてあげてください」

 

タリア「わ、わかったわ」

 

出ていく時にタリアの耳打ちをした

 

「多分今足が痺れてるだろうから今までの分を突っついてやれ」

 

タリア「わかったわ」

 

俺はソルラスカと共に部屋を出て扉を閉めた

 

部屋の中からおそらく満面の笑みを浮かべたタリアに怖くなった沙月の声が聞こえた後に女性があげてはいけない類いの悲鳴が聞こえてきた

 

ソルラスカ「なぁ、なにやってるんだ?」

 

「多分タリアさんが沙月先輩の痺れてた足を突っついてるのだろう」

 

ソルラスカ「あいつも沙月には色々溜まってるだろうしな」

 

俺とソルラスカは先に戻った




ソルラスカが扉で聞き耳を立てているのは刹永は気付いています

ソルラスカ達の会話は小声です。というわけで途中からタリアも参戦です。もちろん刹永にはバレバレです。内心呆れてます

正直ここまで反撃が出来ないほどの論理武装されたら「うぐっ」とさ「ぐっ」とか「くっ」とかしか出なくなると思います

ソルラスカsideをぶちこんでるのは一種の清涼剤です

サレスに説教……展開次第ではありえるかも……
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