コズミックバランサーの担い手   作:永遠神剣を求む者

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絶はここで加わりました


思念

俺達は支えの塔の心臓部にきた

 

?「来たか」

 

望「お前は……絶!?」

 

絶「久しぶりだな望」

 

望「お前いままでどこに!?」

 

絶「いきなりで悪いが俺と戦え!」

 

絶は望に斬りかかった

 

望「なんでこんなことを!?」

 

絶「うまくいけば話してやるさ」

 

望「くっ!」

 

絶と望の攻防は続いた

 

絶「そろそろだな。キチンと守らなきゃ死ぬぞ」

 

望「何!?」

 

絶「無常の太刀!」

 

望「ぐはっ!」

 

絶「流石だな望」

 

ナーヤ「これは!? お主まさか!?」

 

望「何をする気だ?」

 

絶「俺の世界を壊した神を殺すのさ」

 

望「何!?」

 

絶「見ていろ」

 

支えの塔から何かが発射された

 

サレス「無駄なことを」

 

絶「何?」

 

サレス「あいつらが予想してないわけない。故にお前の行動は全くの無駄な上に私達まで危ない目に合わせるとはな」

 

絶「何のことだ?」

 

サレス「そら、返ってきたぞ?」

 

絶「何だと!?」

 

発射された何かが向かってきていた

 

ユーフォリア「ゆーくん!」

 

ユーフォリアが飛び出して何かを反らそうとしていた

 

クリスト達「ユーフィーちゃん!」

 

クリスト達も飛び出しユーフォリアと共に反らそうとしていた

 

「…………」

 

『いけそうか?』

 

永劫『わかりませんが想像よりも強いような?』

 

『予想外に成長してたのか。しょうがない調律行け!』

 

調律『わかったー』

 

望side

 

「悠久ちゃん達の前に何かが現れた!?」

 

沙月「アレは鞘?」

 

鞘はユーフォリア達の前に現れ、何かを吸収していた

 

side end

 

『どうだ?』

 

調律『だいぶ落としたよー!これならユーフォリアとクリスト達だけで何も影響なく反らすことが出来るよー!』

 

『ありがとうな』

 

調律『マスターのためなら~』

 

望「き、消えた?あれは一体……」

 

ユーフォリア「みんな!」

 

ユーフォリアとクリスト達は街や塔に当たらないところに反らすことに成功した

 

戻ってきたユーフォリアとクリスト達は疲労困憊であった

 

ユーフォリア「な、なんとか、なりました……」

 

絶「あれでは足りないのか!?」

 

サレス「違うな」

 

絶「何?」

 

サレス「この時間樹にいる限り一人では足りることは絶対にない」

 

絶「だから俺は!」

 

サレス「お前は本人の意思を無視してただ利用しただけだ。それが一人でなくてなんと言う」

 

ナナシ「あなたにマスターの何が!?」

 

サレス「わからんよ。友人となったのに突然いなくなり現れたと思ったらいきなり戦わせたりした挙げ句にその友人すら危険な目に合わせた恨みだけで生きてるようなやつの気持ちなんかな」

 

ナナシ「言わせておけば!」

 

絶「ナナシ!」

 

ナナシ「マスター!」

 

「だからいつか言っただろ。本心を話さないと大変な事になると」

 

絶「大変なことか……それがこれか?」

 

「もしここで望が死んでいたら次はどうするつもりだ?自害でもして別な未来の奴に同じ宿命を背負わせるのか?」

 

絶「……」

 

「一つだけ聞くが、お前は『あの世界にいたとき楽しんでいたか?』」

 

絶「フッ……楽しくなかったと言えば全くの嘘だ」

 

「それに気付いてないのか?」

 

絶「何にだ?」

 

「今の望に浄戒の力が一切宿ってないことに」

 

絶「何!?」

 

「ナナシに聞いてみろ」

 

絶「ナナシどうなんだ?」

 

ナナシ「そうですね。今調べてみましたら確かに宿っていません。これでは……」

 

「残念だが宿っていても無駄だ。奴等の予想を超えない限りは何をしても同じ結果にしかならない。むしろ宿っていたら反らすことも出来ずに無関係の人や世界を巻き添えにして死んでいただろうな」

 

絶「なら予想を超えれば良いのだな?」

 

「それも残念だが一部の例外を除いては不可能だ。何故なら奴等には前世も含めて何十億というデータがあるんだ。それに奴等はデータ通りの行動をさせるためには何でもやる。それこそ特定の世界にマナを送るのをやめるとかな」

 

絶「まさか俺の行動は全て奴等に誘導されたことなのか!?」

 

「そういうことだ。お前が望と接触することも光をもたらすもの達と協力関係になることも全て奴等の手のひらさ(エヴォリア達が旅団になるのは予想外だろうけど)」

 

絶「それでは俺のしてきたことは……」

 

「友人を作る以外は無意味だったことだな」

 

絶「くそ!これでは死んでいった皆が!」

 

「それでどうする?」

 

絶「何?」

 

「今お前には選択肢がある。一つ目は俺達と一緒に行動する。二つ目はこのまま一人で行動する。三つ目は全てに絶望して自害する。さてどれを選ぶ?」

 

望「刹永先輩!自害なんて!」

 

絶「望、俺はお前を」

 

望「利用していたんだろ?それはもう良い、学園生活が楽しかったんならな。でもな最初から言ってくれなかったんだ!このバカ野郎!俺は、俺達は友達じゃなかったのか!?答えろ暁絶!」

 

絶「望……」

 

ナナシ「マスター、もう本音を話しても良いのではないでしょうか?」

 

絶「ナナシ……」

 

絶「フッ……そうだな」

 

絶「望、確かに俺は最初お前を利用するために近付いた。だがお前達と過ごした学園生活は荒んでいた俺の心に安らぎを与えてくれた。何も無かったのなら俺はずっとお前の、お前達の友人でありたいと思っていた。いや、今も友人だと思っている。それが俺の偽りない心だ」

 

望「その一言さえあれば一緒に行動してやれたのに」

 

絶「神名によって死ぬことが定められた俺と一緒にいると辛いからな。どちらにせよ一人で行動していただろう」

 

望「神名?」

 

絶「俺の神名は『滅び』だ。その名の通り覚醒したらドンドン身体が滅んでいき、最終的には死ぬ」

 

望「それじゃあさっきから出てくる『浄戒』ってのは俺の?」

 

絶「ああ、お前の神名だが、とある世界の歪んだ維持に使われてるらしいな」

 

望「どういう神名なんだ?」

 

サレス「浄戒とはジルオルが神を神たらしめているモノを破壊したときに使った力だ。神名としての力は他者の神名を破壊することが出来る」

 

望「それがあれば絶を救うことが!?」

 

サレス「出来るだろう。だが、使えば使うほどお前はジルオルに近づくだろう。そして行きつく果ては『相克』による死だ。それが『浄戒』の持ち主に定められた本来の運命だ」

 

望「『相克』?」

 

サレス「『浄戒』に対する絶対的な攻撃性を持ち、『浄戒』の持ち主を殺すために本人の意思を一切を無視して身体を操り、『浄戒』の持ち主を殺すための神名それが『相克』だ。『相克』の持ち主はほぼ必ず『浄戒』の持ち主の後を追う」

 

絶「詳しいな」

 

サレス「抜けたとは私も本来は君の仇の一人だしな」

 

絶「お前が裏切り者の管理神サルバルなのか!?」

 

望「管理神?」

 

サレス「その名の通り時間樹を管理する役割をもつ神だ。私の他に2柱おり、名をエデカとエトルという」

 

サレス「だがその2柱は管理とは名ばかりに時間樹そのものを我が物としている。それに私は反抗したからなだから私は裏切り者なのさ。そしてそいつらはジルオルが恐ろしくなり『相克』を生み出したのさ」

 

サレス「そして『相克』は……いやこれまだ言うべきことでは無いな」

 

サレス「それでどうする?ジルオルに近づくのを覚悟で『浄戒』を回収して絶を救うのか。それとも……」

 

望「俺にとってはそれは選択肢ですら無いです」

 

サレス「だろうな。それでは回収しに行こうか」

 

望「はい!」

 

「お前はどうするんだ?」

 

絶「お前達とまたどんちゃん騒ぎするのも悪くないな。その先に途轍もなく細いがこの神名から解放される道があるみたいだしな」

 

「チビどもも限界みたいだしな」

 

ユーフォリア「ち、チビでは……無いです……」

 

サレス「そうだな。早く休ませてやらないとな」

 

ナーヤ「私も行って良いか?」

 

サレス「好きにしろ。来るならお前の兄に責任をとってやってもらうさ」

 

ナーヤ「よろしくなのじゃ!ノゾム」

 

サレス「それでは物部学園へ帰還だ!」

 

サレスの号令で俺達は物部学園へ帰還した

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