コズミックバランサーの担い手   作:永遠神剣を求む者

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後に行くほど殆ど使われませんが
次元の狭間にいるときの『こちら』は『次元の狭間』事で、『向こう』は『今いる世界』の事です


次元の狭間

「ん~、よいしょっと」

 

永劫「おはようございます、マスター」

 

「永劫か?」

 

永劫「そうです」

 

「刹那と調律は?」

 

永劫「慣れてないのか出たくないようです」

 

「まぁいっか、それじゃあ早速」

 

俺は鍵を取り出し、空中で鍵穴を捻るように回した

 

「(聖杯の孔?)行くか」

 

俺たちは孔に飛び込んだ

 

「どこかのアニメで見たような場所だな……?」

 

永劫「綺麗な場所ですね」

 

永劫の言う通りそこには綺麗な花畑があり、屋敷があった

 

「とりあえずあそこの屋敷?に行くか」

 

俺たちは屋敷に向かった

 

「どうやって開けるんだ……?」

 

永劫「マスター、扉?に何か貼っています」

 

「本当だ、何々」

 

『驚いておるかの?

その場所はお主の記憶にあった鬼灯の冷徹なるアニメの天国が元になっておるが、全くの別物になっておる。後で見て回るとよいぞ

そこは次元の狭間とも言うべき場所じゃ、そのため向こうとは時間の進み方が違っておる。そこの1年は向こうの1分じゃ、もちろんお主の好きに決めてもよいぞ。屋敷に入ってすぐのところにあるパソコンで時間の設定が出来るぞ

そこは完膚なきまでに壊れても数秒で修復されるから遠慮なく全力を出しても構わんぞ

パソコンの隣にある本はアカシックレコードと同期しておる。お主が本を持って調べたいことを頭に思い浮かべると自動で検索して表示してくれるぞ。これはお主以外が触れても何も起こらんから安心すると良いぞ

マナで溢れておるからクリスト族もそこでなら結晶無しで動けるぞ。そこで取れる素材で作られた物にはそこからマナが自動で供給されるようになるぞ。アクセサリーでも作ってクリスト族に付けさせると向こうに行っても結晶無しで動けるようになるぞ

屋敷の扉は触れるだけで勝手に開くがお主と永劫と刹那と調律、その4名が認めたものしか開けられないようになっておる

世界を跨いでもここには来れるから安心してよいぞ

では良い旅を祈っておるぞ』

 

「あのじいさん、やり過ぎだろ……」

 

永劫「なるほど、だからここはどこか心地良いのですね」

 

「……とりあえず入るか」

 

俺が扉に触れると本当に勝手に開いた

 

「え~と、これか」

 

入ってすぐに辺りを見渡すと書かれていた通りにパソコンと本が置かれていた

 

「さて、どうしようかな……」

 

ふと本の方を見ると手紙が置いてあった

 

「手紙?」

 

見てるとform神と書いてあった

 

「爺さんから?」

 

手紙には『書き忘れがあったので追記じゃ、その本は持ち出し可能じゃ。 以上』

 

「短っ! 持ち出し可能なら基本的に持ち歩くか」

 

その本に触れるとその本が消えた

 

「消えた!? 何で!?」

 

慌てていると先程の手紙に『さらに追記じゃと続きがあった』

 

『度々すまんな。 持ち出す意思をもって触れるとお主の意識領域に入るのじゃ、後はお主の意思で呼び出す事が出来るぞ』

 

「意思……? 出よ!」

 

手のひらを上にしてそう言うとポンと本が現れた

 

「ふむ、消えよ!」

 

そう言うと本が消えた

 

「なるほど、理解した」←本当にしてます

 

次は時間を弄ろうと思ったが気になった事が出来たので永劫を呼んだ

 

「永劫!」

 

永劫「お呼びですか?マスター」

 

呼ぶとどこぞのお庭番のように永劫が出現した

 

「これから時間を弄ろうと思うんだが、その間成長しないようにする事って出来るか?」

 

永劫「ここにいる間は成長しないという風にする事は可能です」

 

「ここを出た瞬間に一気に成長することもない?」

 

永劫「無いです」

 

「ならそしてくれ」

 

永劫「それでは少々お待ちください」

 

「完了するまでどの範囲で出来るか確かめておくか」

 

パソコンには『使い方』というファイルがあったので開いてみた

 

「ふむふむ」

 

『本来なら無限に出来るが、敢えて制限をかけておる

最大でこっちの100年が元の世界の1日じゃ。右下にあるのがこちらの時間、左下にあるのが元の世界の時間じゃ

時間樹を出れば無限になるぞ』

 

「なるほど……」

 

永劫「マスター、終わりました」

 

「それじゃあ最大設定にしておくか」

 

『設定』というプログラムを起動して『こちらの100年が向こうの1日』にセットした

 

「これで良いのか?」

 

ふと左下を見てみると秒単位で変化が無かった

 

「アナログ表示は出来ないのかな?」

 

左下をクリックすると画面の真ん中あたりにアナログ時計が出現した

 

「ふむ」

 

よーーーーーーく見ると秒針がミクロ単位で動いている……気がした

 

「とりあえずこれで良いか」

 

なんとなく右下をクリックするとアラーム設定が出来たのでテスト的にこちらの時間で10日後にアラームが鳴るように設定した

 

「さてと、永劫!」

 

永劫「はい、マスター」

 

「修行の開始だ、刹那と調律も呼んでくれ」

 

刹那「マスター、呼んだ?」

 

調律「むにゃ、むにゃ、なにか用?」

 

「修行したいんだが、マナの操作方法が良いのか戦闘技術が良いのかわからんので意見が聞きたい」

 

永劫「そうですね……マナが先か、戦闘が先か、その二つをいっぺんにすることも出来ます」

 

「それとは他に天狗にならないように精神的な修行もしたい」

 

永劫「そちらは寝てるときに行います」

 

「それじゃあ決めたらまた呼ぶ。精神的な修行は今日からで」

 

永劫「わかりました」

 

「あ、そういえば、まだ100%は使いこなせないから制限をかけることって出来るか?」

 

永劫「可能です」

 

「なら制限をかけてくれ、修行の進行に合わせて制限を解除していく感じで。刹那もそれで」

 

永劫「わかりました」

 

刹那「わかった」

 

「それじゃあ解散」

 

早速適当な部屋に入り、眠りに入った

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