コズミックバランサーの担い手 作:永遠神剣を求む者
翌日生徒会室に集合した
「あれ?ナルカナは?」
望「用務員室から出てきません」
「連れてくるか、望一緒に来い」
望「それは良いんですけど、それ連れていくんですか?」
ユーフォリア「えへへへ」
「まぁ、うん、クリスト達に借りた少女漫画の真似をしてるんだと思う」
望「なんか違う気がするんですが……」
「全てはそういった教育をしてこなかった親が悪いしな……」
望「それって?」
「コウノトリが連れてくるとかキスで妊娠するとか聞いてガクッときたんだが?」
望「それはちょっと……」
「挙げ句の果てに恋人ってなんですかだってさ」
望「え~と、頑張ってください?」
「あんたの方が大変だろうけどな」
望「え?」
「さていくか。刹那がキレるかもだが」
「ご用改めである!」
望「いや、それなんか違い……なんだこの部屋?」
ナルカナ「何よ?」
「生徒会室に来い」
ナルカナ「嫌よ」
望「ナルカナ、このお菓子は一体?」
「刹那、生徒会室に強制連行」
刹那「マスター了解(☆∀☆)」
ナルカナ「なんか顔が怖いわよ!?それになんで指を慣らしたり気持ち悪い動きをさせているの!?」
刹那「……」
ナルカナ「無言で近寄ってこないで!?」
ガシッと刹那がナルカナの顔を掴んだ
ナルカナ「前が真っ暗にっていだだだだだ!!」
刹那「それじゃあ生徒会室まで行きましょうか♪」
ナルカナ「行くから行くから!離して離して!」
刹那「離したら逃げそうだからダ~メ」
ナルカナ「せめて持ち上げて!?私は雑巾じゃないよ!?」
刹那「いえ、あなたは雑巾で十分です。身体で綺麗に出来るのですから神剣冥利に尽きるでしょう?」
ナルカナ「なに言ってるの!?尽きるわけないでしょう!?」
刹那「マスターにご奉仕……はまだしてませんけどするときに身体を使うでしょ? あ、主いないんでしたね」
ナルカナ「何の話!?この小説って私が主役よね?」
刹那「なんの話ですか。ほら行きますよ」
ナルカナ「離しなさいよ!」
刹那「剣になろうとしても無駄ですよ?離すまでは固定してますから」
ナルカナ「マジでこの状態で行くの!?」
刹那「それではマスター、お先に失礼します」
刹那はナルカナを引き摺って生徒会室に向かった
「……」
望「……」
「とりあえずこの室内を」
望「清掃しましょうか」
俺と望はナルカナに占拠された用務員室を掃除した
望「ナルカナって何者なんでしょうか?」
「第1位神剣「叢雲」」
望「叢雲?そういえばそう名乗ってましたね」
「それが本来の名前だ」
望「なんで刹那には弱いんですか?」
「そりゃ地位系統……刹那から生まれた神剣だからな。刹那には本来の力は発揮出来ないのさ。他にも理由はいくつかあるがな」
望「理由ですか?」
「1つは主……持ち主がいない事。神剣は契約するのとで契約者と自身のマナを合わせて使うことが出来るようになる。契約時にマナはある程度消費されるが問題ない範囲だ。持ち主がいないと自身のマナしか使えないから徐々にマナが少なくなって弱くなる。いくらナルカナが強くても同等レベルの敵が複数いると一気に枯渇するだろうな」
「もう一つの理由は……怖がりかつ寂しがり屋の本人から聞け」
望「ナルカナが怖がりかつ寂しがり屋?」
「本人は否定するだろうけどな。さて綺麗になったな。じゃあ行くぞ」
望「わかりました」
俺と望は生徒会室に向かった。何故か廊下が異常に綺麗であった
望にすら「それ」扱いされるユーフォリア……仮にもエターナルなのに
そして「雑巾」扱いされるナルカナ……一応第1位神剣のはずなんですけどね……
ちなみに掃除中もずっとくっついてました