コズミックバランサーの担い手 作:永遠神剣を求む者
別れ
連日のように揺れが発生することから対応のため神剣保持者が生徒会室へ集められた
サレス「さて集まってもらって早速だが、ナルカナ、何か知らないか?」
ナルカナ「エト・カ・リファのリセットよ」
サレス「エト・カ・リファ……創造神か!?」
ナルカナ「そうよこの時間樹を造ったエト・カ・リファによる時間樹をリセットするための地震よ!おそらく末端の世界は既に崩壊してるわね」
サレス「止めるには?」
ナルカナ「時間樹の深層にいるエト・カ・リファから制御を奪うしか無いわ!それにはエト・カ・リファの力を奪うか倒すしか無いわ!」
ナーヤ「強いのか?」
ナルカナ「神名を作ったのは奴よ!適当な神名を付けられて行動不能にさせられて終わりになるわよ!」
ソルラスカ「気合いでなんとかならんのか?」
ナルカナ「それはわからない!でも望だけでなく、ユーフォリア、クリスト達、刹永も神名の影響下ではあいつには勝てないわ!」
ナーヤ「そもそも神名とはなんじゃ?覚醒すれば神に近づくのはわかっておるが」
ナルカナ「それも一つの要素だけど、本来はブーストと枷の役割なのよ」
ナーヤ「枷……じゃと?」
ナルカナ「力の弱い人間の場合はブーストとして機能するけどエターナルのように強大な力を持つ存在の場合は力の制限を押し付ける枷になるのよ!」
望「俺や刹永先輩、クリスト達やユーフォリアちゃんなら一時的に突破出来ないのか?」
ナルカナ「出来るわよ。でもあいつに届く前に新たな神名を付けられて終わりよ!場合によっては記憶を封じられて力の使い方そのものを忘れさせられることもあるかもしれないわね」
サレス「刹永くんが知っている物語のユーフォリアくんが記憶を失ったわけはそれか?」
「あの思念を防ぐには一人だと神名の枷を破壊しないといけないからな」
望「そういえば刹永先輩は神名はどうなんですか?」
「簡単に突破出来るし、新たな神名の付与も防げるが全力を出したら小指で突っついただけで時間樹そのものが崩壊するぞ?」
ナルカナ「彼に関しては前言撤回するけど基本的にはそういうことよ」
ソルラスカ「だったらどうやって倒すんだ?」
ナルカナ「出来る限りの近づいて超至近距離で神名の枷を壊すしかないわ」
ナルカナ「それに、深層にはミニオンを擬似エターナル化したエターナルアバターにナル化マナに呑まれたエターナルアバター……ナル化存在や神名そのものをエターナルのようにした異形の存在「激烈なる力」と「絶対なる戒」も沢山いるでしょうね」
ナルカナ「それらの強敵を神名の制限下で迅速に倒す必要があるわ」
望「そういえば永劫さんと刹那さんは神名による枷はないみたいですよね?」
ナルカナ「あいつらは付けられても効果が現れる前に破壊してるのよ。だから記憶を失うことも無いのよ……ローガスやミューギィ、アタシでもそんな芸当は不可能よ」
望「き、規格外なんですね……」
ナルカナ「だから未来の世界や理想幹で見せた力は本気ではあってもほんの僅かよ……模擬戦なら兎も角、本気で喧嘩を売るのはやめておきなさい」
望「肝に命じます」
沙月「そういうことなら生徒達は出雲に保護してもらった方が良いのかな?」
ナルカナ「どこにいてもアタシたちが遅れたり敗れたりしたらリセットには巻き込まれるから意味は無いけど少なくとも『殺される』心配はないわね」
環「そういうことなら了解しました」
沙月「どこから出てきたの!?」
「俺が呼んだ。時深はいなかったしな。よしユーフォリアやれ」
ユーフォリア「私ですか!?」
「これも経験だ」
ユーフォリア「う~わかりました」
ピンポンパンポン
ユーフォリア「えっとえっとこの揺れは世界がリセットされそうになってる揺れだそうです。それで私達はそれを止めるためにこの時間樹の奥の奥まで行くことになりした。そこは大変危険なため、この世界で皆様を保護してもらうことになりました。必ずリセットを止めてきますので騒がずに環さんの誘導に従ってください」
「言い忘れた事があります、学校内に残ってもすぐにわかりますので必ず降りてください。降りない場合は強制的に力付くで降ろします」
ピンポンパンポン
希美「沙月先輩、皆が呼んでるみたいです」
沙月「なにかしら?」
コンコン
沙月「はいどうぞ」
早苗「みんなが別れを言いたいって」
沙月「わかりました。今向かいます」
早苗はみんなのところに向かった
沙月「それでは皆グラウンドに行くわよ」
沙月に続いてグラウンドに向かった
信助「放送で言っていた事は全て本当なんですか?」
沙月「ええ全て本当よ」
信助「それでは俺達はここで降ります。必ず生きて帰ってください」
サレス「旅団のリーダーとして必ず全員生きて帰ると約束しよう」
環「それでは参りますよ」
信助「はい!では最後にまた会いましょう!」
沙月「ええ、また会いましょう」
全生徒と環は姿を消した
沙月「それでは出発の前に円陣を組みましょう」
沙月の言葉に反対する者は誰もおらず、円になった
「望、お前がやれ」
望「俺!?ゴホン、やっぱり俺達はこれだな」
望は剣を振り上げた
それに合わせて武器を持っている者は武器を上げ、持っていない上げれない者は腕を上げた
望「リセットを止めてこの世界、必ず守るぞ!!」
「おう(ああ(はい))!!」
それから生徒会室へ戻った
「それじゃあ、やり残したことはいっぱいあるだろうけど、行くか!」
皆が強く頷いたのを確認して
「ものべー!原初の世界、座標オール0へ出発!!」
ものべー「ぶおおおおん!!」
希美「今さまなのかもしれないけど、なんの譲渡もしてないの言うこと聞いてる!?」
「そりゃあ、ものべーのマナを供給してたの永劫と刹那と調律だしな」
希美「もしかしてものべーが強くなったのって」
「永劫と刹那と調律の影響だな」
希美「私から取られる量が減ったのも?」
「以下略だな」
希美「購買に変なものが多いのも?」
「それは俺のせいだな。記憶の覗いて置いたのはものべーだけど」
希美「ものべーは最初から知ってたの?」
「剣の世界の時点で俺の正体は知ってたな」
希美「今みたら個室が無くなってたのは?」
「もう要らないでしょ?」
希美「購買が普通になってたのは?」
「いや、あのままにしてたら苦情くるよ?」
希美「色々あるけど、もういいです」
「さて、永劫、刹那、お前らも参戦な」
永劫「わかりましたマスター」
刹那「ナルカナと一緒のパーティでなければ」
「そろそろ到着だな」