主人公「あの魔境に進んで参加したいって奴いんの?」

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某獅子玩具氏の動画を見て懐かしくなり、倉庫を探ったら出てきたので書いてしまいました。
続きません(断言)アニメ版youtubeに上がってたけど続きません(強固な意志)


第1話

……どうしてこうなった。

 

今目の前にいるのはこの世界における主人公であろう人物「鋼 銀河」。

自分と彼の間にあるのはバカでかいすり鉢状のフィールド。

そして彼はある物をフィールドに向けて構えている。

 

「おいどうしたんだ?早く構えてくれよ!」

 

何か聞こえるけどちょっと待ってくれ。

状況が呑み込めてないから。意識がファーラウェイしそうだから。

 

……どうして、こうなった……っ!

 

 

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――ある朝、気が付いた時から違和感があった。

布団がやたらと広がっている。手を伸ばしても布の感触が無くならない。

なんだこれは。布団が大きい。動きにくいぞどかしてしまえ。

俺はただ、目覚めたい。俺は仕事があるのだから、そのぬくもりの誘惑はいらない。

 

そんな某波旬のようなことを考えつつ体を起こすと、見覚えのない部屋にいた。

 

……ドコココー?

 

 

……確か、昨日は実家の大掃除をしていたはずだ。自分たちだけではできないところもあるとか、使ってないとはいえ自分の部屋なんだからそこぐらいはやってくれないかなどと両親から連絡が入り、

数年ぶりに帰省し、部屋の押し入れを整理していた。その記憶はある。

その時に昔よく遊んでいたコマの玩具を見つけ、回すための道具とフィールドもすぐに見つかり息抜きに遊んでみようと思ったんだったか。

アニメは中々に物理とか仕事していなかったなあ……なんだかんだで見続けていたが。

そう思いながら朧げに覚えていたカウントダウンを小声で言い、回したんだが……そこからの記憶がない。

 

よく見ると枕元にそのおもちゃがある。もしや下手人こいつか。いや人じゃないけど。

……「メタルファイトベイブレード」だったか。ベイブレードだけならいくつかシリーズがあったはずだが。最後の奴は負けるとバラバラになるとかいう中々にクレイジーな内容なのは聞いたことがある。

 

なんかだんだん思い出してきた。だいぶ昔のことのはずだが……

確かこれは雑誌の応募者全員サービスでもらえるやつだったな。名前は……

 

「ファイブスター、だったっけ……」

 

そうつぶやいた瞬間、少しだけファイブスターが輝いたように見えたが……まあ、気のせいだろう。

 

さて、色々調べることがあるな……夢というには鮮明すぎるしなぁ……

 

 

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……それから色々調べてわかったことは、

・この世界はアニメ版「メタルファイトベイブレード」と似通った世界であること

・自分が明らかに若返っていること(大体小学生程度)

・この家はこの世界の自宅であること

の3つだ。おい両親どこ行った。

なお戸籍情報はあったが名前は変わっていた。自分の名前を結構気に入っていた分少し悲しい。どこかに書き残しておこう。

 

アニメ版であるという根拠はテレビやネットで出てくるベイブレードが金属製の「メタルウィール」と透明な「クリアウィール」の二層構造のものしかないという点で判断した。

確か漫画版は最初はメタルウィールのみだったはずだ。

似通った世界、というのは同一である核心はないからだ。主要人物がいるのかどうか、性別などの違いもありうる。そもそも自分がいる時点で崩れる可能性もあるし……

まあ原作にかかわる気はあまりないのだが。うっすら覚えてるけどコマ一つで天候や地形変えるようなのに参加しようという気力は湧かない。

 

とまあ戸籍などの気にするべき点も解決したところで、ふと思い立った。

 

「そうだ、ベイバトル見に行こう。その上で一戦ぐらいはしておこう。」

 

今思えば明日にしておけばよかったと思っている。

なんせスタジアムに行った結果、鋼銀河が唐突に

 

「そこで見てるお前、初めて来たのか?ちょっとバトルしようぜ!」

 

と自分を指して言いだし、周りも乗り気になりノーと言えずに冒頭の状況である。

ノーと言える日本人になりたかった。

 

……ま、まあいいや。どうせ一戦はしようと思ってたし。昔憧れたキャラと戦えるなんてなかなかないことだし……

 

えーっと確か、このでっぱりにベイのくぼみを合わせて回して……よし。

 

「すみません、大丈夫です!」

 

「おっ、そうか!……それじゃ行くぜ?」

 

「「「「「3!」」」」」

 

「「「「「2!」」」」」

 

「「「「「1!」」」」」

 

「「ゴー、シュート!!」」

 

 

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なんか気に入られた。やったぜ(白目)

 

 




主人公

名前:逸帆 士 (いつほ つかさ)
 
性別:男

年齢:12歳(肉体年齢)/25歳(精神年齢)
 
性格:アニメの世界に入り込んで主要人物と話してみたいと思う程度の好奇心はあるが、明らかに常人が入っていけないような状況に飛び込むほどの勇気はない。
   就職してからしばらくは社畜状態だったためにある程度の苦痛に対する耐性とどうにもならなくなった時の諦めの良さは高め。
   ただし一定以上苛つくと周りが引くほどに外道な策を取ることがある。
 
使用ベイ:ファイブスター
詳細:正式名称はバーンパイシーズED145WF。コロコロコミックの応募者全員サービスでのみ入手可能だった限定品。ネットオークションなどで結構売っている。
   ファイブスターという名称は使用されている5つのパーツが当時の持久型、防御型、攻撃型でそれぞれ優秀なものを合わせたからとされる。正直作者もあまり覚えてない。
   この作品では主人公が仮に改造しても勝手に元に戻る、捨てても手元に戻る、売ってもいろいろあって手元に戻るということが起きるヤンデレじみた何かを感じる状態。
   傷も勝手に治る。
 
フェイス…ペガシス(原作者書下ろし版イラスト)
     ペガサス座を表すフェイスパーツ。
 
クリアウィール…パイシーズ
        うお座を表すクリアウィール。滑らかな形状で空気抵抗を減らし、中央付近のサメの歯を模した部分で上部からの攻撃に対応する。 
 
メタルウィール…バーン
        大型かつ外重心のメタルウィールで遠心力を高める。持久型だが攻撃型でも活躍する。ファイブスター版は金メッキが貼られている。そしてよく剥げる。
        
トラック…ED(エターナルディフェンス)145
     フリー回転する幅広のパーツで相手の攻撃を受け流す。
 
ボトム…WF(ワイドフラット)
    大き目な円柱状の軸でフィールドを強く蹴り、暴れまわる。
 

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