ガンダムSEED 白き流星の軌跡   作:紅乃 晴@小説アカ

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第38話 告白

 

ザフトの襲撃を退けたアークエンジェルとクラックスは、第八艦隊所属のコープマン大佐指揮の下、モントゴメリとローの二隻の護衛艦と合流を果たすことができた。

 

だが、合流した二隻に搭載されていたモビルアーマーも、先の襲撃により失われており、戦力補充には充分とは言えずにいた。

 

「急いでくれよー。これで、終わったって訳じゃないからなぁ」

 

そんな中で、ムウはメビウス・ゼロの修理を急がせていた。マードックや、アークエンジェルのクルーが総出でメビウス・ゼロの修復に当たっているが、ムウが予感する嫌な感覚に間に合うかどうかと言ったところであった。

 

「分かってまさぁー。…しっかし、疫病神なんじゃないですかねぇ、この船は!」

 

「クルーゼの方だろう?そりゃぁ…」

 

マードックのぼやきに、ムウもうんざりした様子で答えた。クルーゼのしつこさは重々承知していたが、彼がここまで執着心をむき出しにするのはムウにとっても珍しいことであった。

 

まるで何かに取り憑かれているかのように、執拗にラリーの駆るメビウスと戦闘を繰り広げていたように思えてならない。

 

《ラリー機、格納庫へ》

 

ミリアリアのアナウンスの元、今度はアークエンジェルに着艦したラリーのメビウス・インターセプターが格納庫へ運び込まれてくる。

 

「あらら、アイツもまたボロボロにしちゃってまぁ」

 

ムウの言った通り、ラリーのメビウスはエンジン部分はさして問題は無かったが、装甲パーツの殆どがボロボロになっていた。メビウスが固定されてから、クラックスからやってきたハリー率いるメビウス専門の技師たちが、手早く装甲を外していき、内部フレームなどの点検作業に入って行く。

 

アークエンジェルにも、これだけの手際があればなぁと考えながら飲料水の入ったパックをすするムウは、この場にいない二人の存在に気がついた。

 

「そういえば、中尉と少尉は?」

 

「ん?そういや、見てないですや」

 

普段なら、点検をするハリーに付き合ったり、リークに至っては点検作業に加わったりするのだが、ムウが見渡す限り、この格納庫に二人の姿は無かった。

 

 

////

 

 

「このまま付いていったとて、ズタズタにされた今の戦力では、どうにもなりますまい」

 

ヴェサリウス艦長であるアデスは、今自分たちが置かれている状況を正確に把握していた。逃げたアークエンジェルを追うために、被弾した箇所を封鎖して騙し騙しで後ろをついて行ってはいるが、戦力も削られ、こちらにできることはほぼ限られている状況だった。

 

「連中も月艦隊との合流を目指すだろう」

 

ボロボロになったシグーで帰投したクルーゼは、戦闘時に見せた驚喜を潜ませて、いつものように冷静な指揮官の役割に徹していた。

 

アデスとしても、独断で出撃したクルーゼに物申したいことはあったが、事実、彼がいなければこの艦がネメシスの餌食になっていた可能性も否定できなかった為、ネメシスを退けたということで事を収めることにした。

 

「しかしー…みすみすこのまま、足つきを艦隊には…」

 

ここまで追ってきたというのに、敵新造艦が地球軍本部と合流するのを、指をくわえて見送るのは面白くない。

 

「ガモフの位置は?どのくらいでこちらに合流できる?」

 

ガモフが合流できれば、必然的にイザークたちが合流するので、奪取したG兵器で再度攻撃を仕掛けることは可能だ。しかしーー

 

「現在、6マーク、5909イプション、0,3です。…合流には、7時間はかかるかと」

 

7時間後。それはザフトにとって致命的だった。くわえて、本来の任務であるラクス捜索も再開しなければならないため、アークエンジェルだけに意識を向けるわけにはいかない。しかしだ。

 

「それでは手を打つ前に合流されてしまうか…難しいな…」

 

クルーゼは考えを巡らせる。

 

このまま、逃すものか。

必ず捕まえてみせる。

 

その意思だけを心の奥にグッと隠して、彼は冷静な指揮官の仮面を被った。

 

 

////

 

 

「第八艦隊、護衛艦モントゴメリ艦長、トン・コープマン大佐だ」

 

アークエンジェルのブリッジでは、無事に合流を果たしたコープマン大佐と、ローの艦長、そしてアークエンジェル、クラックスの艦長が一堂に会し、挨拶を交わしていた。

 

「第2宙域、第5特務師団所属、マリュー・ラミアス大尉です」

 

「同じく、ナタル・バジルール少尉であります」

 

二人の紹介の後、クラックスの艦長であるドレイクはくたびれた帽子のツバをつまみながら、困ったようにコープマンに言う。

 

「無事に合流できたことを喜ぶべきか、どうするべきか、と言ったところですな」

 

その言葉にコープマンも困ったような顔をして答えた。

 

「まぁーー我々の任務は、新造艦であるアークエンジェルを無事に第八艦隊へ合流させ、月の本部へ向かわせることにあります。あれだけの襲撃があったとはいえ、合流できたのは御の字でしょう」

 

失った戦力の痛手は確かにあるが、とコープマンはぼやいた。

 

今の戦力で言えば、敵残存戦力のイージスにザフトの増援が合流した場合、まともな迎撃行動ができるのは、アークエンジェルとクラックスくらいで、コープマンの指揮するモントゴメリは後方からの支援が精一杯だろう。

 

今の自分たちとしては、第八艦隊に合流するまでに敵が増援を引き連れて襲ってこない事を願うばかりだ。

 

「我々の処遇は、どうなるのでしょうか」

 

不安げにそう言うマリューの言葉にコープマンはふむと顎に手を添えた。

 

「ああ、そうだな。アークエンジェルに乗艦する各士官は月の本部に到着し次第、再配置が行われることになるだろう。メビウスライダー隊の任もそこで終わることになるはずだ」

 

事実上の任務達成。その言葉にマリューは安堵するように息をついた。ただの技術屋である自分に艦長などという役目は荷が重すぎたのだ。ほかの下士官も同じことを思っているだろう。

 

そして同時に、メビウスライダー隊も、この長い旅路に終止符を打つことになる。まぁ彼らにとっては、また新しい戦場で飛び回る生活に戻るだけの感覚ではあったが。

 

すると、コープマンは安堵するマリューをジッと見据えた。

 

「ところで、X-105ストライクのパイロットは誰だね?先の救出任務について感謝を伝えたいのだが」

 

その言葉に、マリューもナタルも口を閉ざした。コープマンは、ストライクに正規の地球軍パイロットが乗っていると思っているだろうが、それと異なる事実をどう伝えるべきか、二人には考えがつかなかったのだ。

 

「大佐殿、これには深い事情がありましてな」

 

そんな二人に助け舟を出したのはドレイクだった。いつもは被っている帽子を脱ぎ、ドレイクは真剣な眼差しでコープマンを見た。

 

「ーー話を聞こう」

 

その真剣な目に答えるように、コープマンの視線も真剣みを帯びて行く。ドレイクはコープマンにもわかるように事のあらましを説明して行く。

 

ストライクを操るのが、民間人であり、偶発的に戦争に巻き込まれた、なんの罪もない少年でありーーーコーディネーターであるということを。

 

静かにドレイクの言葉を聞くコープマン。そんなアークエンジェルのブリッジの扉の前では、ひとりの男が驚愕を目に浮かべていた。

 

地球軍の機密であるストライクに乗る人物が、コーディネーター。その言葉だけが、彼の心の中に水音のように反響して行くのだった。

 

 

////

 

 

アークエンジェル、展望室。

 

キラはストライクから降りて、誰にも告げずに一人きりでこの場所にやってきていた。宇宙を眺めながら、一人で考えている。アスランに銃口を向けてしまったときのことを。

 

気がつくと、手が震えていた。

 

自分のやってしまったこと、そしてやってしまうまでその恐怖と嫌悪感に気付かなかったことが、キラの純粋な心を傷つけていた。

 

いつか自分は、戦場の激情に流されてーーほんとうにアスランを撃ってしまうのではないか?

 

友や仲間を守るために取った剣で、自分の親友であり、幼馴染であるアスランを殺してしまうーー血濡れたナイフを持って、横たわるアスランを無機質な目で見下ろす自分。

 

そんなことを考えるたびに、心はひどい拒絶反応を示した。

 

「キラ!」

 

その声にキラは肩を震わせた。展望室にやってきたのは、ラリーとリークだった。

 

「こんなところにいたのか」

 

「レイレナード中尉、ベルモンド少尉…」

 

そう言うキラは、明らかに気分が落ちているのがわかった。ラリーはパイロットスーツのままガジガジと頭をかいてキラにかける言葉を考える。

 

「とにかく、さっきの作戦。おつかれさんだったな。お前はうまくやったよ」

 

そう言ってみるが、キラの反応は思わしくない。ラリーは意を決したように息を吐いて、真剣な眼差しで俯くキラを見つめた。

 

「話は、リークから聞いた。アスラン、とか言ったな。イージスのパイロットと面識があるのか?」

 

その問いかけに、キラの表情は暗く陰った。リークは、そこで確信する。キラの中の葛藤に自分たちが気付けていなかったことを。

 

「僕は…」

 

「キラくん、僕らは軍人であるけど、それよりも君の仲間だ。君が辛い思いをするのは、僕らも辛い。だから、できるなら、教えて欲しいんだ」

 

リークは、戸惑うキラの肩に手を置いて自分の本心をキラに伝えた。責めるわけでもなく、咎めるわけでもない。ただ、何かに悩んでいる姿を知りながら、それを無視することも、そのまま仲間が死んでいくのも、リークには我慢ならなかったのだ。

 

キラの過去と、これから先のことを知るラリーも、余計なことを言わずにキラの紡ぐ言葉を待っていた。ここで、彼が本心を隠すなら、自分たちは何もしてやれない。

 

ラリーも、今のキラの心を信じた。

 

そして、キラは少しの沈黙をおいてから、ゆっくりと言葉を紡ぐ。

 

「イージスのパイロットはーー僕の幼馴染みなんです…」

 

その言葉に、ラリーもリークも、声をなくした。しばらくして、リークが「なんてこった」と小さく呟く。それは、キラを、相手が大事な友達だということがわかっていないまま、戦いを強要してしまった自分に対しての自責の言葉だった。

 

「まだ小さい頃…月で通っていた学校で知り合って、ずっと一緒でーーこのトリィをくれたのも、アスランなんです」

 

キラが肩に乗せる鳥型のロボット。それを作った相手がーー自分たちを落とそうとするザフトのパイロットだったとは。リークは心の中で嘆いた。キラの肩も、震えている。よほど、辛かったのだろう。

 

「僕は…僕は…みんなを守りたい…けど、僕は…」

 

「キラ」

 

肩を震わすキラに、ラリーはまっすぐと目を見つめて彼の名を呼んだ。そして、まだ年端も行かない彼を、しっかりと抱きしめた。

 

「辛かったな。よく、話してくれた」

 

「レイレナード…中尉…」

 

キラは戸惑った目をして、隣にいるリークを見たが、彼もラリーと同じように穏やかな瞳でキラに微笑みかけた。

 

「キラくん、ありがとう。ちゃんと言ってくれて」

 

それが、決壊の瞬間だった。

 

キラはだらりと垂らしていた手をラリーの胸元に置いて、パイロットスーツに爪を立てるように拳を握りしめた。

 

「う、ううう…うぁあああ…!!」

 

本当は、アスランと戦いたくない。

 

けど、状況がそれを許してくれない。そんな板挟みの状況の中で、何のために戦うかを示してくれた二人の兵士が、キラの心の中にあった苦しみを優しく受け止めてくれた。

 

キラは自分の中で堪えていたものを吐き出すように涙を流す。しばらく嗚咽をあげて泣くキラを、ラリーはぎこちない手つきで頭を撫でたり、背中をさすったりした。

 

「おーよしよし、泣け泣け。おっさんの胸ならいくらでも貸してやるよ」

 

無重力の中に涙を浮かべていくキラを見ながら、ラリーはこれから先のことを考えた。

 

この役目は、本来ならラクスが負うのだが、フレイの父を救ってしまった以上、これから先ーーラリーが知るシナリオとは少なからず乖離していくことになるだろう。

 

自分やリークが、イージスのパイロットがアスランであることを聞いた以上、何か解決策を考えなければならないのだがーーラリーの中に具体的な案は浮かばずにいた。

 

「どうせなら、フレイちゃんの胸のほうが良かったのかもね?」

 

「誰の胸が、なんですって?」

 

リークの茶化した声に、三人の背後から声が響いた。リークがぎこちなく振り返り、キラは咄嗟にラリーから離れ、ラリーは困ったように頬をかいた。

 

そこにいたのは、不満そうに腰に手を当てながらこちらを睨むフレイだった。

 

「あーー」

 

「俺知らねーっと」

 

「いや、これはーーうわっ!」

 

三人がそれぞれ言い訳をしようとした時、フレイは一足で三人の真ん中へ飛び込み、腕をめいいっぱい広げて、ラリーたちを抱きしめた。

 

「おおっ!?」

 

いきなりの抱擁に、ラリーたちは驚いた声を上げたが、フレイは構わずに抱きしめる力を強めた。

 

「ーー本当に、ありがとう…約束を守ってくれて。キラも、ラリーも、リークさんも、三人とも、ちゃんと帰ってきてくれて、嬉しい。ほんとに大好き」

 

フレイの心からの感謝の言葉。予想していなかったそれを受け止めて、ラリーたちはお互いの顔を見合わせてから、気恥ずかしそうに笑った。

 

フレイもまた、変わっていこうとしている。それがなにより、ラリーには嬉しいことでもあった。

 

「ところで、キラはなんで泣いてるの?」

 

目元を腫らしながら笑うキラを見つめて、フレイはラリーたちに首を傾げる。キラはさっと目元を拭って、ラリーたちはうーんと唸った。

 

「あーー」

 

「まぁこれには深い訳がだな」

 

キラの葛藤を、フレイにも話すべきかーーとラリーが悩んでいたところだった。

 

「フレイ!」

 

通路の向こう側から、床を蹴ってひとりの男性がこちらに近づいてくる。フレイは振り返ると、パッと花を咲かせたような笑顔になり、向かってくる男性の胸に飛び込んだ。

 

「パパ!!」

 

飛び込んだフレイを、ジョージ・アルスターもまた強く抱きしめる。

 

「無事でよかった…!」

 

「パパも、よかった…!」

 

親子の再会に、ラリーたちも心に温まるなにかを感じながら、二人の抱擁を黙って見届けていた。すると、ジョージがフレイを離して、佇んでいるラリーたちに視線を移した。

 

「君たちは…」

 

ジョージの言葉が終わる前に、ラリーとリークは規則正しい敬礼を行う。キラも二人に倣ってぎこちなく敬礼をした。

 

「メビウスライダー隊所属、ラリー・レイレナード中尉です」

 

「同じく、リーク・ベルモンドです」

 

「す、ストライクのパイロットの、キラ・ヤマトです」

 

その三人を眺めて、ジョージは感慨深く呟く。

 

「そうか、君たちが…」

 

ジョージの傍にいるフレイが笑顔で三人を見つめた。そうだ、彼らが父を救い、自分たちを守って戦ってきてくれた英雄だと言いたげに。

 

そんなフレイを見ずに、ジョージは緩やかに片手を上げた。

 

「そして、ストライクのパイロット…」

 

ジョージが手を上げたと同時、二人の背後から武装した地球軍兵士が現れる。武装兵は、手に持ったアサルトライフルの銃口を、ジョージが向ける視線の先へ差し向けた。

 

「コーディネーターの、キラ・ヤマト…」

 

咄嗟の出来事だった。ラリーとリークは素早く、キラを庇うように武装兵の前に立ち、隣にいたフレイは呆然とその光景を見ているだけだった。

 

「パパ…?」

 

わずかに呟いた言葉も、ジョージの耳には届くことはなかった。

 

「アルスターさん!何を!」

 

「最初は素直に感謝したよ。私たちを助けてくれた君たちに。けど、驚いたよ。ストライクのパイロットが、まさかコーディネーターだったとはね」

 

「パパ!キラはパパの言ってるようなーー」

 

「フレイ、コーディネーターは危険なんだ。今は大人の話をしている。わかるね?」

 

フレイの反論も、優しい口調で制するが、ジョージがキラに向ける視線は明らかに嫌悪と侮蔑の眼差しだった。ラリーは視線を鋭くして、ジョージと向き合う。

 

「キラをどうするつもりなんですか」

 

「彼は、ストライクの情報を知りすぎている。故に、月に到着し次第、然るべき処置をさせてもらうつもりだ」

 

然るべき処置ーーブルーコスモス派である彼のその言葉に、ラリーとリークは小さく舌打ちをして毒づいた。

 

「くそ…」

 

「これだから、ブルーコスモスは…」

 

そんな反発の目を気にもせずに、ジョージはフレイの肩を抱いて踵を返した。

 

「それまでは、モントゴメリの地球軍の監視が付く。そのつもりでいて欲しい。申し訳ないがね。さぁ、行こうフレイ。ここまできた話を聞かせておくれ」

 

そう言って、ジョージはフレイを連れて通路の奥へと向かっていく。フレイは何度もこちらに振り返り、キラに申し訳ないというような瞳を向け続けていた。おそらく、父に逆らったことがないフレイは、どうすればいいのか分からなかったのだろう。

 

ジョージがいなくなったと同時に、武装兵がキラを連行しようと近づいてくる。

 

そんな彼らの前に、ラリーとリークは殺気をみなぎらせて立ち塞がった。

 

「おい、お前ら。キラを連れて行くつもりか?」

 

「それなら、僕らを倒してからいくんだね」

 

二人の気迫に、武装兵は戸惑いながらも語気を強くして言い返した。

 

「わ、我々は命令を受けてーー」

 

「そんな命令糞食らえだ!!」

 

助けてやった恩を仇で返しやがってー!!っとラリーは叫んで、歩み寄ろうとした武装兵の鼻っ柱に拳を叩き込んだ。リークも同じようにもう片方の武装兵に容赦なく肘打ちや膝蹴りを叩き込んで、問答無用で無力化していく。

 

「キラくん!クラックスへ行くよ!」

 

リークは戸惑っているキラの手を掴んでそう言った。このままアークエンジェルにいるよりは、クラックスにいた方が百倍安全だ。

 

「え、でも…」

 

「仲間を黙ってナチュラル至上主義者どもに渡せるかってんだ!!」

 

そう二人は叫んで、キラの手を掴みながら、通路の先でジョージの指示のもと待機していたモントゴメリとローの下士官を「恥知らず」と罵りながらボコボコにして、クラックスへ逃げ込むのだったーー。

 

 

 

 

 


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