346もいいけど、765もね!
※今回のお話の参考文献
花とゆめコミックス『赤ちゃんと僕』8巻
それは、あり得るかもしれない可能性の話。
唐突ではあるのだが、周藤家の朝は結構騒がしかったりする。
「……ん?」
パチリと目を開くと、眼前にはいつものように二段ベッドの上側が広がっていた。どうやら目覚まし時計が鳴る前に意識が覚醒したようだ。
珍しいこともあるもんだなぁと思いながら、今は何時なのかと頭の上に置いてあった目覚まし時計に手を伸ばす。
「んー、七時半か……」
じゃあもう少し寝れるなぁなどと寝惚け頭で考えながら二度寝しようと布団を被り――。
「……は? シチジハン?」
――その悪夢のような現状に気付いて一気に現実に引き戻された。
サッと血の気が引くのを感じつつ、ドンッと勢いよく二段ベッドの裏を蹴り上げる。
「
「はあっ!?」
ガタガタッと上の段で慌てるような音と同時に、上から健兄ぃが眼鏡もかけずに飛び降りてきた。(※注意 バネPです)
「どういうことだ!? 俺の目覚まし鳴ってないぞ!?」
「俺のも鳴ってねぇんだよ! って、これ設定時間が八時になってやがる……!?」
どうやら何時ものように目覚まし機能をオンにしただけだったので、設定時間が変えられていることに気付かなかったらしい。
一体誰がと考え、こんなことをするのは我が家の末妹二人しかいなかった。
「って、おかしくないか? 流石にこんな時間まで俺たちが起きてこなかったら誰かしらが起こしに来るんじゃ……」
「……言われてみれば」
まさか……と健兄ぃと二人青ざめた顔を見合わせる。
――うぎゃあああぁ!? もう七時半じゃないか!?
――なんで誰も起こしに来ないのよぉ!?
――ち、遅刻しちゃいますぅ~!?
途端、家中から聞こえてくる姉や妹たちの叫び声。
「「……亜美ぃいいいっ! 真美ぃいいいっ!」」
そんなことをしている場合じゃないと思いつつも、健兄ぃと二人でこの騒動の元凶と思わしき双子の名前を叫ばずにはいられなかった。
我が周藤家は、世間一般で言うところの大家族という奴である。しかしそんじょそこらの大家族とはワケが違い、三男十三女プラス両親の十八人家族という野球チームを二つも作ることが出来る大家族である。まぁ父親は単身赴任中、長男の幸太郎は既に結婚して家を出ているのでいないが、それでも総勢十六人である。
とりあえず三人しかいない男兄弟の紹介を手短に済ませておこう。
まずは長男の幸兄ぃこと幸太郎。我ら十六人兄弟の長兄で、天才で人柄も良いという身内贔屓抜きに見ても絵に描いたようなパーフェクトヒューマン。さらに既に結婚して家を出ているにも関わらず、大家族の実家の負担を少なくしようと今なお仕送りを欠かさない聖人君子。周藤家第二の父親と言っても過言ではない。
次に上から三番目の兄貴である、次男の健兄ぃこと健治。大学を出た幸兄ぃとは違い、高校卒業後から高木叔父さんの会社で働いている我が家の稼ぎ頭ナンバー2(幸兄ぃを除く)……なのだが、女系家族の宿命か、我が家の女性陣に対する立場はやや低め。
あと一応三男の俺こと良太郎、高校三年生。十六人兄弟の中では上から五番目に当たる。先天的に表情が無いこと以外は基本的に普通の、少々剣術を嗜んで少々コーヒーを淹れるのが得意で少々歌とダンスが人より上手で少々運が良いだけの男子高校生だ。自他共に認めるシスコンということもついでに併記しておこう。
とまぁこのように男三人は割と地味なのだが、残りの十三人の姉と妹が個性的過ぎるのだ。
ここで残りの姉や妹の紹介をまとめてしていきたいところではあるのだが……どうやら今朝は少々それどころでは無さそうなので、姉妹の紹介はその都度していくことにしよう。
大家族特有の騒がしさとでも言えばいいのだろうか。これだけ人数が多ければ朝は騒がしくて当然で、今回の冒頭はそういう意味で「朝は騒がしい」と言ったのだが……今日に限ってはそういう騒がしさではなかった。というか、正しく阿鼻叫喚といった有様だった。
ちなみに都合が良いのか悪いのか、母さんは単身赴任中の父さんのところへ行っているので不在である。
「はぁ!? 寝起きドッキリをしたかった!?」
「うん……それでみんなの目覚ましを遅くに設定して、真美たちは早起きするつもりだったんだけど……」
「うっかり二度寝しちゃって……」
下手人と思わしき二人をとっ捕まえて軽く事情聴取をすると、真美と亜美は素直に謝りながらそう答えた。
十六人兄弟の一番下の二人であり、双子三つ子が多い兄弟の中で唯一の一卵性双生児。中学一年生の十二女の真美と十三女の亜美だ。末っ子特有のものなのかどうかは分からないが、ムードメーカーにしてトラブルメーカー。被害者は主に俺や健兄ぃ、後述する七女と九女。まだまだ精神的な幼さはあるものの、姉である真美は最近ようやく思春期らしい兆候を見せ、好きな人の話題になると何故かこちらを見た後で赤い顔を逸らすようになった。……これは好きな奴が出来たな……よーしお兄ちゃん張り切って特定しちゃうゾー(憤怒)
「バッカじゃないのアンタたち!?」
「せめて休日とか予定の無い日にやりなさいよ!」
そんな二人に対し、伊織と律
上から四番目の姉に当たる次女の律姉ぇこと律子、大学一年生。単身赴任中の父やのんびり屋の母に代わり周藤家の家計簿担当であり兄弟姉妹の叱り役でもある所謂しっかり者ポジション。叱られる対象は主に亜美真美、そして不本意ながら俺。しかし実は俺たちを叱った後でコッソリと「言い過ぎた……嫌われたらどうしよう……」などと兄や姉にこぼしていたりする結構可愛い姉。
九女の伊織、中学三年生。双子の妹がのんびり屋の母に似てしまったのに対し、姉の律姉ぇに似てしまい少々きつい物言いが目立つ。主な対象者は亜美真美、そしてやっぱり不本意ながら俺。しかし誕生日プレゼントとして妹からプレゼントされたウサギのぬいぐるみを未だに大事にしているこれまた結構可愛い妹。
なんだ結局可愛いじゃないかと。当然である、可愛くない姉や妹は一人もいない。
「伊織と律姉ぇも一旦その辺で勘弁しといてやってくれ」
二人の鬼のような剣幕に、亜美真美も珍しく素直に反省している様子だったのでフォローを入れておく。
「良太郎がそうやってこの二人に甘いからつけあがるんでしょ!?」
律姉ぇの怒りの矛先がこちらに向きそうになるが、ぶっちゃけそんなことをしている場合でも無かった。
「ほらみんな~、お話は後にして~!」
「手が空いてるならみんな手伝ってよー!」
「自分たちだけじゃ間に合わないぞー!」
我が家の料理担当であるあず姉ぇと春香と響が台所から叫ぶ。家が大きくそれに伴いキッチンも広いので三人が立っても余裕ではあるのだが、時間的な余裕までは流石に生み出してくれない。エプロン姿の三人が慌ただしく動きながら十五人分の朝食を作っていた。
長女のあず姉ぇことあずさ、大学三年生。上から二番目の姉で、母さんに似ておっとりポヤポヤしつつも圧倒的母性(精神的及び肉体的な意味で)を持つ周藤家第二の母親の存在。寧ろ我が家のリトルマミーと並んで歩いたら逆の親子に見られたというエピソードもあるのだが、兄弟姉妹の中では
四女の春香、高校二年生。十六人兄弟の三つ子の一番上の姉で、我が家で一番家庭的で料理上手。お菓子作りが趣味で、ここ数年の周藤家のおやつはほぼ全て彼女の手作りである。明るく元気が良く学校では『お嫁さんにしたい女子ナンバーワン』に選ばれるという輝かしい実績があるものの、以前「リボン以外に個性が無くて……」と真剣な顔で相談されたときはお兄ちゃん本気で泣きそうになった。
七女の響、高校一年生。健康的な肌の色と八重歯が特徴で、快活でさっぱりした性格だが我が家では春香に次いで家庭的。勉強が出来て成績が良く運動神経が良くて水泳部では期待のエース。常に「自分完璧だからな!」と自信満々だが素直に褒めるとすぐに真っ赤になって照れる、所謂弄りがいがあるタイプ。
「響、私は何をしたら……」
「千早は全員分のトーストにバター塗ってくれ!」
洗面所で身嗜みを整え終わった千早が、双子の姉である響の指示に従いトーストにバターを塗り始める。最近響と春香に料理を教わり始めたのでもう少し何か手伝えるのではないかと思っていたらしく、少々シュンとしながらバターナイフを手にする姿が大変可愛らしかった。
というわけで八女の千早、高校一年生。前述したように響の双子の妹で、活発的な姉に対しややインドア派。学校では合唱部に所属し、こちらも期待の新人。勉強も出来、成績が良くて部活でも活躍という点が双子の響と似通った点である。違いがあるとするならば、姉には全く似なかった胸部の膨らみといったところか。気にしているようなので「その分千早は身長が高いから」と慰めたら、無言でグーパンチされた。
「悪い! 先にシャワー浴びるぞ!」
「あ、健お兄ちゃん!」
バタバタとリビングを通り過ぎて着替えを手にシャワーへと走る健兄ぃをやよいが呼び止める。
彼女は律姉ぇ以来の一人で生まれてきた妹で、十一女のやよい、中学二年生。我が家の家庭的な妹ナンバースリーで、律姉ぇとは別のベクトルでしっかり者。掃除洗濯は基本的に彼女の指揮の下で行われる。妹十一人の中では一番妹っぽい子で、基本的に全員やよいに甘い。そうなると一番下の亜美真美が拗ねそうだが、彼女たちすらやよいを妹扱いしたりするのでまぁいいだろう。
そんなやよいの忠告は一足遅く、健兄ぃは脱衣所の戸を開けてしまった。
「今は真お姉ちゃんがシャワー浴びてるから……」
「うわあぁぁぁっ!?」
「ゲフッ!?」
そんな真の叫び声と共にバキッという鈍い、具体的には顎を打ち抜いた音が脱衣所の方から聞こえてきた。三つ子の姉と妹とは大違いで女の子らしくない叫び方である。
そんな彼女は五女の真、高校二年生。三つ子の真ん中で春香の妹。女子力に割り振るはずのポイントをカッコよさに全振りしてしまったような妹で、兄三人を差し置いて十六人兄弟で一番のイケメン。学校では女子生徒にモテモテらしいが、本人的にはもっと姉や妹のように女の子らしくなりたいらしい。しかしこーいう咄嗟の場面で咄嗟にあーいう悲鳴と共に拳が的確に顎を打ち抜く辺り、その道のりは遠そうである。
「あう、遅かった……ごめんなさい、真お姉ちゃん、健お兄ちゃん……」
「まぁやよいは悪くないよ。ちゃんと確認せずに戸を開けた健兄ぃが悪いんだから」
果たして真がどのような状況のタイミングで戸を開けたのかが問題である。果たして脱ぎ掛けなのか素っ裸だったのか。
さて俺も手伝うかと振り返ると、一人リビングのソファーに座ってゆっくりとお茶を飲んでいる奴がいた。
「ふう……やはり朝は雪歩の淹れる一杯のお茶から始まりますね……」
「あ、ありがとう、貴音お姉ちゃん」
というか、俺の双子の妹だった。どうやら雪歩がお茶を淹れたらしい。
三女の貴音、高校三年生。俺とは異性の二卵性双生児。本当に双子なのかと自分でも疑問に思うぐらいの美人だが、少々食狂いなのが玉に瑕。ちなみに俺が兄なのだが、貴音は貴音で自分が姉だと言って聞かない。その度に少々口論になるのだが、基本的には夜中にこっそりと屋台ラーメンへ出かけるぐらいには兄妹仲は良い。美人なので当然モテるが「恋愛事より、今は良太郎と共にらーめんを食しに行く方が楽しい」とのこと。素直に嬉しいのだが、若干複雑。
六女の雪歩、高校二年生。三つ子最後の一人で春香と真の妹。この女系家族で育ったせいなのかどうかは知らないが、軽度の男性恐怖症。一応兄三人は平気らしい。原因は昔男の友達にちょっかいをかけられたことらしいのだが、その時真に颯爽と助けられてから真を見る目が変わったような気がする。お兄ちゃんはそれでも一向に構わんぞ!
「何のんびり茶ぁ飲んでるんだよ貴音! 雪歩も雪歩でそんなことしてる場合じゃないだろ!?」
「はぅ!? ご、ごめんなさい、良お兄ちゃん……貴音お姉ちゃんが喜んでくれるから、つい……」
「全く、何を怒っているのですか良太郎。こういう忙しい時だからこそ心に余裕を持ってですね……」
「心に余裕持ったところで時間の余裕は生まれねーよ」
などと駄弁っている時点で時間は刻一刻と過ぎて無駄になっているのではあるが。
「良太郎、アンタ手が空いてるなら美希起こしてきなさい!」
「え、俺が?」
律姉ぇからそんな指示が飛んできて思わず聞き返してしまう。同じ部屋なんだから双子の姉である伊織が起こしに行けばいいのではないだろうか。
「あの子、アンタ以外が起こそうとしても全然起きないのよ。だからアンタが行ってさっさと起こしてきなさい。ほらダッシュ!」
「分かった! 寝室に侵入して寝てる女の子に色々(声かけたり揺さぶったり)してくるぜ! 途中で女の子の部屋の物(時計とかカレンダー)を見たりするけど、許せよ伊織!」
「「
律姉ぇと伊織から随分と物騒なことを言われた気がするが、俺の自慢の姉と妹がそんなに口が悪い筈がないので空耳だろう。
というわけで伊織と美希の寝室へ向かうために、廊下に出て完全にノックアウトしていて動かない健兄ぃを跨いで階段を上っていった。
「しかし、寝起きドッキリがしたいって言ってたんだから亜美真美に起こしに行かせりゃよかったんじゃなかろうか」
まぁ二人は今頃リビングで姉たちにコキ使われているから無理だろうけど。
さて、俺も自身に課せられた役目を果たすことにしよう。
「美希ー! 早く起きろー!」
ガチャリとノックもせずに寝室のドアを勢いよく開ける。もしかして既に起きていてあわよくば着替え中だったりしないだろうかと僅かに期待していたが、そんな美味しいことは一切なく普通に美希はベッドの上でスヤスヤと寝ていた。当然のようにパジャマが肌蹴るなんてこともなく、相変わらず幸兄ぃと健兄ぃとの扱いの違いに泣きたくなった。何故俺は兄貴二人と違ってラブコメ補正を持ち合わせていないのか……。
十六人兄弟最後の一人、十女の美希、中学三年生。前述したように、のんびり屋の母に似た伊織の双子の妹。兄貴に次ぐ天才肌で中学生らしからぬプロポーションを持ち、それでいて基本的に人当たりは良いというモテ要素の塊。しかし何故か知らないが異様に俺に懐いており、ソファーに座っていると気が付いたら隣や足の間にいたりするまるで猫のような妹。
「ほら美希、起きろ。マジで遅刻するって」
「んん~? りょーおにーちゃん~?」
軽くぺちぺちと頬を叩くと、我が家の金髪寝坊助はようやく目を開いた。
「……いつもの朝のちゅーは~……?」
「んなこと一回もやったことねぇよ」
しかしどうやらまだ頭は寝ているらしい。いくら姉や妹全員が綺麗だったり可愛かったり美人だったり美少女だったりしたとしても、流石に血の繋がっている相手にそんなことはしない。多少ドキッとしたりムラッとしたりすることがあるのは否定しないが。
「じゃあ抱っこ~……」
「……まぁそれぐらいはいいか」
何が「それぐらいはいいか」なのかは自分でも分からないが、何かこう美希は甘やかしたくなる雰囲気があるのだ。ベッドで横になったまま手をこちらに伸ばしてくる美希に嘆息しつつ、俺は彼女をお姫様抱っこで抱き上げた。
「あふぅ、快適なの~……このまま下までよろしく~」
「お前、しれっと兄を使うなよ」
などと言いつつ、何だかんだで妹が可愛くて仕方がない俺はホイホイと美希の仰せのままに彼女を抱き上げたまま下まで連れていくのだった。
途中、階段を下りるのでしっかりと美希を自分の体に密着させるように抱き寄せる。あくまでも階段は危ないからであって、決して中学生の癖に我が家で五本の指に入る大乳を楽しみたいわけではない。ゆっくりと下りていくのも安全のためであって、少しでも長くこのささやかで大きな幸せを堪能したいからでは断じてない。
「ぐげぇ!?」
だから途中で何か兄のようなものを踏んだような気がするが、きっと気のせいである。
春香がドンガラガッて料理をぶちまけそうになったり美希が寝惚けてリビングでパジャマを脱ぎかけたりしたりするハプニングはあったものの、無事兄弟姉妹全員家を出ることが出来た。
「えー!? あずさお姉ちゃんとりっちゃんだけ健にーちゃんの車で送ってもらうのー!?」
「ずるーい!」
「誰のせいでそうする羽目になったと思ってんのよおっ!?」
「ま、まぁ律子落ち着けって」
「急がないと本当遅刻しちゃうわよ~?」
大学生組のあず姉ぇと律姉ぇは健兄ぃの車で駅まで送ってもらうことになり、俺たち高校及び中学組は当然いつものように徒歩である。
「春香ー、鍵閉めたかー?」
「閉めたよー!」
上の三人がいなくなると、一番年上は俺になるので自然とまとめ役になる。
「よし、時間無いから点呼も素早く終わらせるぞ。一!」
「にぃ」
「三!」
「四っ!」
「ご、五!」
「六だぞ!」
「七です」
「八よ」
「九なのー」
「十っ」
「じゅういちー!」
「じゅうにー!」
よし全員いるな。
「それじゃあ急がずさっさと慌てず素早くゆっくりとスピーディーに学校に向かうぞ!」
「良兄さん、言っている意味が良く分かんないのですが」
「って言ってる間に本当に不味い時間だぞ!?」
急げ急げー! と十一人の妹と共に学校への道を走り始めるのだった。
さてこれはそんな大家族の何気ない日常の物語……の、はず。
つづく?
・よく分かる周藤家!
母・良子 父・未登場
26歳
長男・幸太郎
21歳
長女・あずさ
20歳
次男・健治
19歳
次女・律子
18歳
三男・良太郎 三女・貴音
17歳
四女・春香 五女・真 六女・雪歩
16歳
七女・響 八女・千早
15歳
九女・伊織 十女・美希
14歳
十一女・やよい
13歳
十二女・真美 十三女・亜美
・健治
プロデューサーの中の人の下の名前。
今更ですが、作者はキャラクターの設定を埋める際に中の人のものをよく利用させてもらいます。
・普通の男子高校生
この世界の良太郎は「ありとあらゆる可能性を秘めているもののそれに気付いていない」というどうでもいい裏設定。
・シュンとしながらバターぬりぬり
川´・ω・)
前々から書きたかった家族物。何やら中途半端なのは、これがあくまでも今後家族物ネタを書く際の導入部だったりするから。?はついてますが、間違いなく続きます。
さて、次回の更新は6月14日……あっ(察し)
……どうすっかなぁ(ガチ悩み)