アイドルの世界に転生したようです。   作:朝霞リョウマ

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長かったオクスリパニックも、ようやく終わりです!


番外編37 志希ちゃんのオクスリパニック! 5

 

 

 

 さて、凛ちゃんに引っ付かれていたところに城ヶ崎姉妹+奏+フレの四人に見つかりひと騒動があったものの、なんとかレッスンルームに――。

 

 

 

「ちょっと奏、あんまり良太郎さんにくっつかないでよ」

 

「あら、凛こそ離れたら?」

 

「お姉ちゃんばっかり良太郎さんにくっついてずーるーいー!」

 

「ず、ズルくない! あ、アタシはアンタと違って……その、結婚出来る歳なんだし? 高校生だし? カ、カリスマだし?」

 

「リョーくんモテモテ~! フレちゃんも混ぜて~!」

 

 

 

 ――あっれぇ!? 全然状況が変わってないぞ!?

 

 阿良々木直伝の秘技『章変えリセット』が不発に終わってしまった。多分、その技を使うには主人公としてのレベルが足りなかったのだろう。向こうは商業誌、やはり主人公としての格が違ったか……せめて俺も紙媒体だったら同じことが出来ただろうか……。

 

「……んー」

 

「っぶねぇ!?」

 

 「こうなったら俺も同人誌デビューを……!」とか訳の分からない現実逃避をしていると、いつの間にか目の前には目を瞑り唇を突き出す奏の姿が。当然のように俺の唇を狙い澄ませており、寸でのところで回避コマンドに成功する。R+下弾きとか久しぶりに使ったぞ……!

 

「あら、避けちゃうの?」

 

「寧ろ何故受け入れると思ったし」

 

「女の子に恥をかかせないの」

 

「……ファッションキス魔の癖に」

 

「なっ!?」

 

 アイドルとしての後輩以前に高校時代の後輩でもあるコイツは、新入生の中でも美人として有名だったのでよく知っている。ついでにとある一件によりその内面もそれなりに知っているので、思わずそんな言葉が漏れ出てしまった。

 

「……ふ、ふふっ、面白いこと言うのね、先輩」

 

 一瞬だけ表情が崩れた奏だが、すぐにいつものすまし顔に戻る。ただ耳が赤いのだけは隠せていない。

 

「そんなに言うんだったら、私の本気を見せてあげようじゃないの……!」

 

 ムキになった奏はガシッと俺の顔を固定して、そのままキスを強行しようとするが……。

 

「何しようとしてるのかな、奏」

 

「かかか奏!? アンタ何してんのっ!?」

 

「奏ちゃん抜け駆けズルいー!」

 

 先ほどから俺に引っ付いているみんながそれを阻止してくれた。

 

 引っ付かれているのは色々とマズいこともあるが、こうしてみんながそれぞれ勝手に動きを牽制してくれるのはありがたい。このまま硬直状態を保つことが出来れば、意外と安全なのでは……!?

 

 

 

「んー、ちゅっ」

 

 

 

 ……と思った矢先に、柔らかくみずみずしい何かが頬に当たる。

 

「……え?」

 

「「「「なっ……!?」」」」

 

「きゃー! チューしちゃった~フレちゃん照れる~!」

 

 それは完全に意識の外にあったフレからのキスだったらしい。ギャーギャーと言い争いをしていた四人が固まる中、一人赤らめた頬を手で押さえながらフレはキャーキャーと騒いでいた。

 

 「頬でよかった……」とか「アレもしかして頬にチューってのは初体験なのでは」とか「唇にしなかった辺り意外と初心なんだな」とか色々なことを考えながら、先ほど唇が触れた頬を撫でる。……普通に嬉しかったりしたのだけは、絶対に口にしないようにしよう。

 

「フフ、フレデリカっ!?」

 

「フレちゃんもズルい! アタシもするー!」

 

「先輩、動かないで」

 

 そんなフレに触発されて三人がにじり寄ってくる。

 

「良太郎さん、ここは私に任せて」

 

「凛ちゃん……!」

 

 そんな中、三人(フレはキャーキャー騒いでいる)に立ち塞がるように、凛ちゃんはこちらに背中を向けた。

 

「大丈夫、心配しないで」

 

 チラッとこちらを振り向きながら微笑む凛ちゃんは、なんというか凄いイケメン具合だった。流石、ニュージェネのイケメン担当……!

 

 

 

「ここは一つ公平に、一人ずつ順番に良太郎さんの頬にキスをしよう」

 

「待って」

 

 

 

 肩に手を置きながらストップをかけるが、振り向いた凛ちゃんは「まずは私から……」と目を瞑りながら唇を突き出していた。ちょっと頬が赤いのが大変可愛らしいが、お願いだから待って。

 

「妥協案だよ、妥協案。頬にキスされるだけで済むんだよ? それとも良太郎さんは、本当に全員とキスしたいの?」

 

「だから落ち着いてって! 全員惚れ薬の影響でおかしくなってるだけだから!」

 

「私のこの純粋な気持ちが薬の影響だっていうの? ふざけないで、キスするよ」

 

「凛ちゃん、なんか性格変わってない!?」

 

「必要なら、女の子は強かになるんだよ」

 

 その強かさはこんな状況で発揮しないでほしかった……!

 

「さっ、大人しく頬を出して。まさか女の子からキスされるのを嫌がるなんてこと、良太郎さんはしないよね?」

 

「「「………………」」」

 

 無言の圧力に、首を縦に振ることはしなかったが横に振ることも出来なかった。

 

 

 

「……えへへ~顔のニヤニヤ戻らないよ~」

 

 

 

 

 

 

「はぁ……」

 

「やっぱり疲れてるようなら、今日はもう一緒に帰る? ウチ来る? 添い寝する?」

 

「本当に今日の凛ちゃんはキレッキレだなぁ!」

 

 今度は無事に暗転スキップすることが出来たが、無かったことには出来ないので疲労感が半端ない。

 

 いや、そりゃあ美少女五人からの頬チューは嬉しくないわけないよ? 俺だって男だし、そこら辺をなんの理由も無く嫌がるようなハーレム系主人公でもない。ただこの騒動が終わった後のことを考えると、胃がキリキリと痛むのである……。

 

 さて、一人だけ真っ赤になってキャパをオーバーしてしまった美嘉ちゃんを残りの三人に任せ、再び凛ちゃんと二人でレッスンルームへの道のりを再開した。

 

 これだけ距離も離れたことだし、今頃四人に対する薬の効果が切れていることだろう。その証拠に、先ほどから奏からのメッセージがひっきりなしに訪れている。アプリを起動するだけで呪われそうなほどの怨嗟を感じるので、今はそっとしておこう……。

 

 というわけで、本日の主目的となるレッスンルームへと到着した。

 

「……いい? 凛ちゃん、今度こそ……今度こそ、他の子たちを煽るような真似しないでね? というか、そもそも薬の効果があるから注意喚起をしてくれるっていう話じゃ……」

 

「……うん、勿論。忘れてないよ、今からするつもりだったよ」

 

 何で目を逸らすのかな、凛ちゃん。ちゃんとお兄さんの目を見て……いや、今凛ちゃんの目を覗き込むとどうなるか分かったものじゃないから止めておこう。普段のノリで動いたらマズいって流石に俺の第六感が警鐘を鳴らしているぞ。

 

「ちっ」

 

 ほらね!

 

 凛ちゃんに対する多大なる不安を抱えながら、俺はレッスンルームの扉を開けた。

 

「……待たせてゴメン。みんな集まってるかな?」

 

 

 

「あっ! 良太郎さん!」

 

「お、おはようございます」

 

 

 

 運動着に着替えた加蓮ちゃんと奈緒ちゃんの二人が、既にレッスンルームにて準備を終えていた。この二人に加えて凛ちゃんの三人が、今日俺がレッスンを見てあげる約束をしていた相手である。

 

「凛、良太郎さん連れてくるのに随分時間かかったね」

 

「ちょっと色々あってね。あ、二人ともちょっとストップ」

 

 実は既に運動着姿で俺を迎えに来てくれていた凛ちゃんが、こちらに来ようとする二人に向かってストップをかける。加蓮ちゃんと奈緒ちゃんは首を傾げながらも、素直にその場で動きを止めてくれた。

 

 どうやら二人に対して注意喚起をしてくれるという約束をしっかり果たして……。

 

 

 

「良太郎さんは凄くカッコいいけど、私のだから手を出さないでね」

 

 

 

 ……果たしてくれたんだろうけど……あぁ、また凛ちゃんの黒歴史……もとい蒼歴史が一ページ増えてしまった……。

 

「……へ?」

 

「はぁ!? 凛、お前何言って……!?」

 

 当然、そんな凛ちゃんの発言の意味が全く分からずに首を傾げていた二人だったが、徐々に薬の効果が出始めたようで、頬が紅潮して目が潤み始めた。もう何回も見た光景である。

 

 とりあえず二人がいきなり突撃してくる前に簡単な事情説明を済ませる。

 

「……っていう訳だから、二人とも、自分の意思をしっかりともって。その胸の内に浮かんだ感情を信じないで」

 

 二人ともこうなりたくないでしょ、と凛ちゃんを指差すと、その指を咥えられそうになったので慌てて引っ込める。……時間経過と主にアグレッシブになってないか……!?

 

「ほほほ、惚れ薬なんてあるわけないだろ!? ででで、でも、りょ、良太郎さんがそこまで言うなら信じてもいいかなっ!?」

 

 自分の胸を押さえながらズサッと後ずさる奈緒ちゃん。どうやら奈緒ちゃんは意外と自分にセーフティーをかけられるタイプだったらしく、レッスンルームに張られた鏡に額を当てながら「違う違うカッコイイとは思ってたけどそういう感情じゃない違う違う落ち着け落ち着け……!」とまるで念仏のように唱えていた。

 

「……酷いなー良太郎さんは」

 

 一方で、加蓮ちゃんは冷静だった。今までの子たちは目の色を変えて飛びかかってきてばかりだったが、彼女は「しょうがないなぁ」みたいな笑みを浮かべるだけだった。

 

 これはもしや、加蓮ちゃんにも別の想い人がいて効果が薄いパターンか……!?

 

 しかし、俺の一抹の期待を他所に、ススッと近寄ってきた加蓮ちゃんは俺の手を取り――。

 

 

 

「……私のこの想いは、偽物じゃないですよ」

 

 

 

 ――俺の手の甲を胸に押し当てるようにしながら掻き抱いた。

 

 ……そっかぁ、今回は番外編だからここまでラキスケは許されるのかぁ……。

 

「ちょっと加蓮っ!?」

 

「あの、加蓮ちゃん……?」

 

 加蓮ちゃんの行動に大声を上げる凛ちゃんと、若干の嬉しいものの胃の痛みが増して困惑した声しか出せない俺。

 

「え、えへへ、やっぱりちょっとだけ恥ずかしいや」

 

 そんな加蓮ちゃんだが、自分自身の行動に照れ笑いを浮かべながら、それでも俺の手を離そうとしない。貴音ちゃんと似たような行動であるが、なんというか貴音ちゃんが本当に大人な対応だったのに対し、加蓮ちゃんは年相応な少女の反応なのでまた違った趣が……。

 

「……良太郎さん、手の甲で感触を楽しんでるみたいだけど、本当に困ってる?」

 

「ソンナマサカ」

 

 パッと加蓮ちゃんの手を振りほどくが、彼女はそれを残念そうに見送ってそれ以上の行動を起こそうとしなかった。

 

「ねぇ良太郎さん。もし……もしも、その惚れ薬の効果が無くなっても私の気持ちに変わりが無かったら……そのときは、受け入れてくれるの?」

 

「………………」

 

 その問いに対しては、すぐに答えることが出来なかった。

 

 いや……答えないと、いけないのだろう。

 

「……俺は――」

 

 

 

「良太郎君! これをっ!」

 

 

 

「――えっ?」

 

 突如、視界の隅から飛来した何者かを咄嗟にキャッチする。

 

 パシッといういい音と共に俺の手のひらに収まったのは……。

 

「……え、栄養ドリンク?」

 

 何やら星の形をした蓋の、独特な入れ物の栄養ドリンクっぽい何かだった。

 

 一体誰が投げたのだろうかと、それが飛んできた方向に目を向けると、そこにはレッスンルームの入り口に立つ黄緑色の事務員服を着た女性――千川ちひろさんが立っていた。

 

「それを飲んでくださーい! 急いでー!」

 

「は、はぁ……?」

 

 一体全体何事かは分からないが、とりあえず彼女の指示に従ったその栄養ドリンクを一気に飲み干した。

 

 

 

「良太郎さん、私の質問に答えて……え?」

 

「良太郎さん、そろそろ……え?」

 

「あたしは違うあたしは違……え?」

 

 

 

 ――効果は、劇的だった。それまで文字通り目の色が変わっていた凛ちゃんと加蓮ちゃん、そして一人ブツブツと呟いていた奈緒ちゃんの様子がガラリと変わる。

 

 もしかして……薬の効果が解けた……!?

 

「ふぅ、間に合いました」

 

「えっと、ちひろさん、今のは一体……?」

 

 まるで「一仕事したぜ」みたいに手の甲で額の汗を拭いながら近づいてきたちひろさんに、先ほどの栄養ドリンク(仮)の詳細を尋ねる。

 

「先輩から連絡を受けて、こちらで用意したものです。あっ、大丈夫ですよ! 代金は先輩につけておきますので、良太郎君は何も心配しないでくださいね」

 

「あ、ありがとうございます。……ちなみに、俺は何を飲んだんですか?」

 

「ふふっ、企業秘密です」

 

 普段から変わらないとても穏やかな笑みを浮かべるちひろさん。兄貴たちに彼女のことを尋ねると露骨に話を逸らされるが、やっぱり分からん……一体ちひろさんの何に怯えてるんだ?

 

「何はともあれ、助かりました」

 

「いえいえ。でもこれからが大変ですよ?」

 

「………………はい」

 

 目を背けていた現実を、直視しなければいけない瞬間というものはいつか来るのである。

 

 そう――。

 

 

 

「……ねぇ、良太郎さん……!」

 

「………………」

 

「か、加蓮が果てたあああぁぁぁ!?」

 

 

 

 ――怒りと羞恥で真っ赤になり涙目でプルプルと震える凛ちゃんや、真っ赤になってパタリと倒れ伏した加蓮ちゃんや、そんな加蓮ちゃんに縋りつく奈緒ちゃんという、現実に……!

 

 

 

 

 

 

「酷い目にあった……」

 

 いや、本当に酷い目に遭ったのは俺ではなく彼女たちなのだと首を振る。

 

 とりあえず全ての騒動の後始末をつけた俺は、一応レッスンもしっかりと終えて事務所を後にしようと、来た道を後戻りしていた。

 

「「……あっ」」

 

 帰ったら志希にどんな刑を執行してやろうかと考えている最中、ばったり出くわしたのはシンデレラプロジェクトリーダーの美波ちゃん。先ほどまでだったら、惚れ薬の効果を危惧するところだが、今は効果がないので一安心だ。

 

「やぁ、美波ちゃん」

 

「……おおお、おはようございます!」

 

「……ん?」

 

 何か、まるで惚れ薬の効果があったときのような反応をされたのだが……。

 

(りょ、良太郎さん……!? た、確か鷹富士さんが、今の良太郎さんは惚れ薬を飲んでるって言ってて……ヤダ、顔が熱い!? 私にも効いてきちゃった!?)

 

「……み、美波ちゃん?」

 

(そ、そうよね、惚れ薬の効果だから、しょうがないのよね……だ、だから……ちょ、ちょっとぐらい、良太郎さんに、その……)

 

「……えっと」

 

「りょ、良太郎さん!」

 

 後ろを向いて何やらブツブツ言っていた美波ちゃんが急に振り返った。そのときの美波ちゃんの表情は、確かに惚れ薬の影響を受けていた凛ちゃんたちのようだった。

 

「あ、あの、良太郎さん、私――!」

 

「あれぇ? もう惚れ薬の効果は切れてるはずなのに……」

 

「――今、何とオッシャイマシタカ?」

 

「? 惚れ薬の効果は切れてるはずなのにって……」

 

「………………」

 

「………………」

 

「……きっ」

 

「き?」

 

 

 

 その後、とある乙女の甲高い叫び声が夕方の346プロに響き渡った……というのを今回の一連の騒動のオチということにしておこう。

 

 はい、どっとはらい。

 

 

 




・秘技『章変えリセット』
阿良々木君が偽物語『かれんビー』にて見せた大技。
良太郎は過去にもLesson136で使用を試みたが失敗している。やはり主人公ヂカラが足りない……。

・「こうなったら俺も同人誌デビューを……!」
(そんな可能性は微塵も)ないです。

・R+下弾き
Lesson14以来の再使用(だからなんだ)

・蒼歴史
「じゃあ、残していこうか、私たちの足跡……!」

・千川ちひろ
『アイドルマスターシンデレラガールズ』の登場キャラ。
Lesson138で名前だけ出ていたこの人も、まさかの先行登場である。
あまり多くは語らないが、ここのちひろさんは『アイドルに優しい』とだけ伝えておく。ほら、搾り取る対象はPだけだし……(震え声)

・栄養ドリンク(仮)
中身を聞いてはいけない、イイネ?

・「か、加蓮が果てたあああぁぁぁ!?」
劇場748話より。
加蓮回でありつつ、奈緒回でもある。

・大トリミナミィ
彼女は散ったのだよ……作者が思い付いた今回のオチ……その犠牲に……。



 ……長かったぁ……これにて番外編終了です。

 しばらくはやりませんが、今後も志希のオクスリが織りなす騒動は起こる予定です。そのときはまた長くなるかもしれませんが、お付き合いいただけたら幸いです。本当にしばらくはやらないだろうけど。

 というわけでようやく次回からは本編に戻ります。

 おまたせしました、凸レ&美嘉ねぇ回です。フレちゃんが言っていたように、何人か追加キャラアリの若干オリジナルルートになる可能性がありますので、お楽しみに。



『どうでもいい小話』

 いつものことなので、もしかして察してらっしゃる方がいられると思うので簡潔に。

 唯ちゃん恒常SSR引けましたので、記念短編書きました!

 ツイッターの唯ちゃん恋仲○○特別編もよろしくね!



『どうでもよくない小話』

 6thライブ! 11月に西武ドーム! 12月に名古屋ドーム! 開催決定いいいぃぃぃ!!

 ひゃっはあああぁぁぁ! 名古屋なら地元だから旅費がいらねぇ! その分CD積めるぞい!

 ついでに新録こいかぜとか、楓さんのチューリップとか、情報が多すぎてまとめきれんゾ……!

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