6月7日の夕空ちゃんのお誕生日…イベント名『香澄夕空生誕祭2020』までに区切りのいい所まで物語を進めたい、ムーンナイトの連続投稿!
はぁーじまーるよー!!
今日から7月に突入。
最近、雨だったり晴れだったり天気が忙しいわね。
もうちょっとで2歳1ヶ月、香澄夕空です。
今日はね、お家にパパ様のお友達が来てるの!
パパ様と同級生の
今はリビングのソファに座ってパパ様と談笑中よ。
それと、可愛い夜空ちゃんは予防接種を受けに午後からママ様とお出かけ。
私はパパ様とお留守番。
私も夜空ちゃんとお出かけしたかったわ…(悲しみ)
◆◇◆
ふんふふ〜ん♪
ここはこの色で、こっちはこの色ね。
「夕空ちゃんは何を描いているのかな?」
むん?(疑問)
あっ春雄さん。
パパ様がキッチンに行ってるからマットレスにいる私のことを見に来てくれたみたい。優しいわ。
私が何を描いてるかというと…
じゃーん!!
「よぞらちゃんです!わたしのいもうと!」
マイシスター夜空ちゃん、けっこう上手に描けてると思うの!
紅羽さんがお誕生日にくれたクレヨンを使って髪のグラデーションも再現しました。どやぁ
「とても上手に可愛らしく描けているね、素敵だ」
えへへぇ、もっと褒めてぇ(ほわほわ)
絵は描いたら描いた分だけ上手になって嬉しいわ。
あと夜空ちゃんを可愛く描けてるのは、モデルが可愛いからね!!(キラキラ)
「絵と言えば春雄もだろう」
パパ様〜♪
はっ、その手に持ってるのはおやつの器ね!(超速反応)
おっやつー!
クレヨンをしっかりしまってからマットレスの入り口でぴょこぴょこしてたら、パパ様にアイコンタクトでオーケーをもらった春雄さんが開けてくれたわ。
ありがとう春雄さん!
◆◇◆
もっきゅもっきゅ。
美味しいわぁ。
「確かあの頃言われていたのは…天才高校生風景画家だったか?」
ごくん。
もう1個。
「むず痒いな、いまだに慣れないんだ」
もっきゅもっきゅ。
美味だわぁ。
「だが風景画で君の右に出る者はいないだろう」
ごくん。
ちょっと喉渇いたわね。
「そんなことはない。僕もまだまだ勉強中だよ、きっと生涯勉強だろうね」
ごくごく。
ぷっはぁっ!
「それは違いないな。私もそうだ」
もう1個。
もっきゅもっきゅ。
「あぁ。それでまた今度、もう1度人物画を描いてみようと思うんだ」
ごくん。
はぁ、とっても美味しいわ。
ほうれん草とバナナの蒸しパン!!
「美麗さんを描くのか?」
むん?
ここに来て新しい人のお名前ね。
「みれいさん?」
あ、声に出ちゃったわ。
むむぅ…折角お話の邪魔をしないように気をつけてたのに。
「僕をお
へぇ〜、そうなのね!
パパ様はそのあと、緊張したんだぞとその時を思い出して脱力してたわ。
確かに、もしかしたらその服がお友達の一生を左右するかもしれないって思ったら緊張するわよねぇ…
プロポーズが成功してよかったわ!
◆◇◆
ごちそうさまでした!
今日のおやつも美味しかった…(ほわほわ)
「あの時ほど自分が次男であったことに感謝した瞬間はないよ」
春雄さん、奥さんの美麗さんとは幼い頃から仲良しだったんですって。
「それで、話していた披露宴の予定はついたのか?」
それで大きくなって、次男だったからすんなりと美麗さんのお家に婿入り出来たと…なるほどねぇ〜
プロポーズの時には美麗さんを描いた絵も一緒に渡したんですって。
風景画家の春雄さんが描いた人物画はそのあと大きく取り上げられて、その美しさに世界中へ衝撃が走ったとか。
「今年中には、と2人で話している所なんだ」
そういえば。春雄さんいわく、美麗さんは体が少し弱いんですって。
体調を崩しやすいと自分の管理が大変よねぇ…(しみじみ)
「心配なことと言えば…夢に関して、最近諦めが見えてきてしまっていることだな」
え?美麗さんが??
「ゆめ?」
ちょっと悲しそうな表情をした春雄さん。
なんだか木の枝がしゅん…ってなってるみたい。
「彼女は、幼い頃からピアノの先生になりたいと言っていてね。だが体のこともあって、教えられる生徒を見つけることが出来ないんだ」
そうなのね…
自分の体の事で出来ないのって、聞いてるだけでも悔しいわ。
「そういえばそこにあるミニピアノは
めっちゃ紛らわしいわね(真顔)
って、はいはーい!
私が弾いてるわ!
「いや、夕空に贈られたピアノだ。ゆー、何か演奏してくれるか?」
やった!任せてパパ様!
丁度ピアノ弾きたかったのよねぇ。
よいっしょ。
んー、そうねぇ。
さーいーたー…
さぁーいーたぁー…
ちゅーりっぷぅのはぁなーがぁー
なーらんだぁー、なぁらんだぁー
あーかぁしーろっきーいーろぉ…
どぉのーはぁなーみーてーもぉー
きぃれーいぃーだーなぁー
…こうやって弾くと片手の時より夜空ちゃんの笑顔度がアップする事実に気付いた両手演奏。
もう伴奏も出来ます!どやぁ!
「夕空ちゃん」
あっはいなんでしょう?
えっ春雄さん?(驚き)
「美麗の生徒になってくれないだろうか」
とても真剣な顔と眼光にちょっと驚いたわ。
生徒…って、もしかしてピアノの??
「春雄…」
パパ様もあまりの真剣さに驚いているみたいね。
「先に夕空ちゃんへ言ってしまってすまなかった。香澄、どうか考えてほしい。僕が正しければ、教える側も教わる側も、才能は本物だ」
腕を組んで、ふむ…と考え始めるパパ様。
真剣な表情と眼光を保ったままの春雄さん。
そしてピアノの鍵盤から指を離すタイミングを失った私。
うーん…(焦り)
「夕空」
はい!
「ピアノを習いたいと思うか?」
よし離そう!(真剣)
今離そう!(迫真)
よし。
「うん、たくさんひきたいわ」
この2年間で色々なことをしてきたけど、私はもっと欲張りたい。
それで夜空ちゃんが笑顔を浮かべてくれるならなおさらね!
「決まりだな。春雄、美麗さんへ伝えてくれ。もしよろしければ、娘にピアノを教えてもらいたい、と」
うん、カッコいいわね(確信)
「もちろん、伝えるよ」
春雄さんすっごく嬉しそうだわ。
ちょっと涙目になってるし。
「僕が描く人物画のタイトルは、先生になりそうだ」
出来上がったら私も見てみたいわ!
「天才風景画家
え、何それカッコいい(真顔)
女神って美麗さんよね…会えるのが楽しみだわっ!
「あぁ。それと大切なことだが、今の僕は乙瀬ではないよ」
ピアノを習える…
ふふふ…なんて幸せ…(ほわほわ)
「幸せ者の僕の名は、
◆◇◆
本当にめっちゃ女神だった桜庭美麗先生からピアノのレッスンを受け始めて2週間が経ったわ!!
週に1度だからまだ2回しか教わってないけど…
すごいの(語彙力喪失)
美麗先生、ママ様ともメアリさんとも違うベクトルの綺麗な方だったわ。
物腰柔らかで、決して
あと溢れ出る
令嬢感というよりも本当にご令嬢なのよねぇ…
ピアノもとっても上手なの!
そして教えるのも上手!!
最強ね(確信)
そんな先生に出会えたことで、私もたくさん弾けるようになったわ。
エーデルワイスとか、スローリーなアラベスクとか…
あとピアノのコードが、ラから順にABCDEFGということも覚えました!どやぁ
美麗先生の優しい表情は、こんな感じで・・・
"パシャパシャ"
「うん、すごくいいよ!」
これは後で先生に見てもらえるかしら??
今日は撮影見学の子も来ているし、私頑張るわ!!
◆◇◆
「オッケー!今日も素敵なポーズをありがとう、夕空ちゃん」
普段からトップモデルのママ様を見てるし、最近はママ様が出てる雑誌を見て研究し始めたの。
そして改めて分かるママ様の美しさ。
美人(確信)
「ありがとうございました!」
お礼はしっかり、コレ大事よ。
むっ、視線を感じる(センサー)
トテトテトテトテ。
「こんにちは!」
今日見学をしていた方!
赤ちゃんがいたのは知っていたから静かに小さくハッキリご挨拶したわ。
「まぁ、こんにちは」
お母さんの腕の中で寝ている赤ちゃん、やっぱり静かにご挨拶して正解だったわね。
それにしても、まつげも長いし髪も綺麗だし可愛いわぁ。
あっ、起きちゃったかしら?!
むにゃむにゃなってるわ。
「ぅー」
「わぁ、かわいい…」
かっわいい!!
お目々ぱっちり、可愛いわ!
夜空ちゃんが将来とびっきり美人な女の子になるとしたら、この子は絶対とびっきり可愛い女の子になるわね(確信)
「ふふっ。
しゃがんで私とその子の視線を合わせながらお名前を教えてくれたわ。
白鳥ひめちゃん…ブロンドの髪に青い目の可愛い赤ちゃん。
おひめさまみたい!
「はじめまして、ひめちゃん。わたしのなまえはかすみゆうあです。どうぞよろしくね?」
わぁ、ちょっと笑ってくれたわ!嬉しい!
◆◇◆
おひめさまみたいに可愛い子と出会ってから数日。
今日はっ、メアリさんがっ、帰ってくる日!!
私はパパ様と空港に来てるわ!
そわそわ、そわそわ。
まだかしら…まだかしらぁ…
「ゆー、飛行機が到着してから少し経った。そろそろのはずだ」
カモン、メアリさんカモン。
あっ!
〔めありさん!〕
声に気付いて来てくれたわ!
右よし、左よし、前よし、背後よし。
駆け寄っても大丈夫。
オールグリーン(確認)
タタタタタッ
2ヶ月ぶりのメアリさんっ!
おかえりなさぁい!!!
文字数が多くなりましたが、色々つめこんだらこうなってしまったんですユルシテクダサイ…
さて皆さま、本作の主人公夕空ちゃんのお誕生日である6月7日まであと少しとなりました。
本当なら火曜日あたりには更新を始めたかったのですが…区切りの良い所まで物語を進めるべく、連続投稿を開始します。
連続投稿とは言いつつも、ムーンナイト基準での連続投稿となりますのでよろしくお願いします。
目標というか初めて組んでみたプロットによると、7日も含めてあと4話投稿される予定だそうです。
頑張らなきゃ(使命感)
皆さまにこの
それでは、またぁ!