今年の夏も暑いですが、みなさんお元気ですか?
ムーンナイトは夏バテギリギリ一歩手前で踏ん張っています。
最近寒い日が続く12月。
活発に動き回る姿が可愛い1歳になった朝陽くんと最近寒いからかくっついてきて可愛い夜空ちゃんとよく泣いてるその声も可愛い真昼ちゃんがお家にいて日々天国、香澄
今日はバレエの日!
早乙女先生にたくさん褒めてもらったわ!
レッスンも終わったし、パパ様ー!
・・パパ様ー?(見回し)
・・・おやぁ?(疑問)
パパ様いないわね。
他の子たちのお父さんお母さんに紛れるはずもないし。
んー(思考)
これは突然の会議とみた(推理)
年末が近いからなのかパパ様最近忙しそうなのよねぇ。
とりあえず早乙女先生のところに戻ろうかしら?
あわよくばもうちょっと踊れるかも!(ワクワク)
そうと決まれば早速CDプレイヤーからCDを取り出してる早乙女先生のところに行きましょう。そうしましょう。
「さおとめせんせい」
今日も
「夕空ちゃん?」
そして私に気付いてスッとしゃがんでくれる早乙女先生優しいわ(ほわほわ)
「おむかえがまだなので、ここにいてもいいですか?」
それぞれわいわいお話ししてるみんなとその保護者さんたちを見ても、やっぱりパパ様はいないわね。
「もちろんです、連絡が来ていないか一緒に受付へ確認しに行きましょう」
はーい!
服やママ様がお誕生日にプレゼントしてくれた名前入りのタオルが入ったバレエバッグを忘れずに持ってと。
レッツゴー!
◆◇◆
速報!
パパ様会議のためお迎え遅刻、30分くらい遅れるらしいわ!
それは別にいいのよ。
パパ様がんばれぇって思うし、その間はお姉さんたちのレッスンを見たり踊れたりするからなんならウェルカムだわ。
今大事なのは・・
スゥー(吸い込み)
速報!!
香澄夕空、宮小路先生にレッスンしてもらってる!(大歓喜)
私は前いたベビークラスから幼児クラスに上がってるんだけど、そこは早乙女先生が担当してくれてるの。
その早乙女先生の憧れ、世界のバレエ団で活躍した元プロバレエダンサーである宮小路先生の、レッスン!(テンションアップ)
しかも先生の空き時間にレッスンしてもらえてるから、マンツーマン!(テンションマックス)
贅沢すぎて震える(真顔)
「さぁさ、パッセは前に少しやったわね。覚えているかしら」
「はい!」
バレエで習ったことは覚えてるわ。
それにレッスンのあとにはその日習ったことを買ってもらったノートに全部書いてるから万が一頭から抜けても大丈夫!
パッセはバレエの基本のステップで、片足をキュッと上げて足で三角窓を作るのよ。
まずは足を5番のポジションにセットぉ(準備)
右足のかかとを左足のつま先、右足のつま先を左足のかかとにくっつけます。
右足が窓を作る足で、左足がまっすぐ立つ
準備が出来たらひざの曲げ伸ばし運動、正式名称ドゥミプリエをするぅ(ステップ1)
すっごい丁寧にするとこのプリエの練習だけで疲れるわ。だからこの動きはお家でよく練習してるの。
そして次は右足のかかとを床から離してつま先を伸ばすぅ(ステップ2)
伸ばした右足の先を軸足のくるぶしに軽くタッチ!
正面の鏡で姿勢チェックよ。
背筋よし、足の向きよし、首筋よし、オールグリーン。
姿勢チェックが終わったら次はいよいよやるわ。
軸足のくるぶしにタッチしてた右足をふくらはぎをなぞるように上にあげるぅ(ステップ3)
この時お尻が出ないように、まっすぐな姿勢を意識!ふん!
そして膝まで右足を上げたらその位置でキープ、全身の力を総動員させるわッ!
ふんぬぬぬぬ…!
「そう、それから視線を上に」
はっ!
視線はまっすぐより少し上よね。
遠くを見る意識でって前教えてもらったわ。
うーえー…とおくー…
「はい、足をおろして」
ここで気を抜かない、大事(戒め)
ゆぅっくり指先まで神経を行き渡らせて5番におろす、そしてプリエ。
今までで1番上手にパッセ出来た気がするわね(喜び)
「よく覚えてるわね、夕空ちゃん」
えへへぇ(ほわほわ)
「
はい!(切り替え)
「お腹から体を引き上げて。肩は落とす」
お腹きゅうっ(引き上げ)
肩すとーん(落とし)
「足はつま先重心、
すぐつま先立ちできる位置にいるのが良いのよね。
鏡で確に…おぉ(感動)
今、私すごくバレリーナっぽいわ!(キラキラ)
「素敵よ夕空ちゃん。今の姿勢を覚えておきましょう」
「はい!」
次は何をするのかしら!(期待)
「あぁ、お迎えが来てるようね」
シュバッ(高速振り向き)
パパ様だわ!
パパ様ー、今私レッスンしてもらってるのー!
…むん?(疑問)
宮小路先生がレッスンしてくれたのって、パパ様がお迎えに来てなかったからよね(前提)
でも今はもうお迎えに来てくれたわ(確認)
つまり、レッスン終了?!
やだぁ…(悲しみ)
◆◇◆
パパ様がまさかのタイミングでお迎えに来たあの日からちょっと、今日はピアノの日!
休憩時間にバレエで何を習ったかお話中よ。
「それで、パパがおむかえにきちゃっ…きてくれたから、みやこうじせんせいのレッスンがおわっちゃったんです!」
お迎えに来てくれて嬉しかったけど、あの時ばかりはもうちょっと遅くてもいいのにとか思っちゃったわね(遠い目)
「まぁ…そうだったのですね」
よしよしと美麗先生が頭を撫でてくれたわ。
えへへ、もっと撫でてぇ(ほわほわ)
「ふっ、ふふ、香澄…ふふっ」
対してこちらはこらえきれない笑いが溢れ出てる春雄さん。
最初は美麗先生と同じようにうんうんと聞いてくれてたんだけど、パパ様がお迎えに来てくれた話あたりからすっごい笑いをこらえて震えてたわね。
「ふふ、はぁ。大変だったね、夕空ちゃん」
香澄も、と付け加えてまた口元を緩ませてるわ。
「そうだ、実は夕空ちゃんにお願いがあるんだ」
え、なになに?
「来週、パーティーを開くのです。演奏を依頼してもよろしいかしら?」
私が美麗先生が開くパーティーで演奏?!
素敵!
「はい、えんそうさせてもらいたいです!」
このパターンだともうパパ様への話は春雄さんから通ってるのよ(名推理)
それに美麗先生からの依頼なんだもの、断るわけないわよね(迫真)
…待って美麗先生来週って言ってた??(困惑)
◆◇◆
あっと言う間に1週間。
美麗先生のお家で開かれてるパーティーにお邪魔しています!
参加してる人は私含めて6名、多くないけどその分、なんというか濃いわ(分析)
美麗先生の身内というだけあって苗字は全員桜庭。だからお話しする時は下のお名前で話すことにしたの。
美麗先生と春雄さんの披露宴で褒めてくれた方もいて、最初は緊張したけど今は大丈夫!
それぞれの方のことを美麗先生が紹介してくれるから、お話できて楽しいわぁ(ほわほわ)
「
フルート…!(キラキラ)
「あら、美錫お姉さまでもいいのに」
むん??(疑問)
「い、いえ。わたくしはもう大人なのですから」
美麗先生前は美錫さんを美錫お姉さまって呼んでたの?
でもそういえばさっき美錫さんを紹介してくれた時、すごく大好きって感情が伝わってきたわね。
「?でもいつも…えっ、ちょっと、美麗??」
なるほどいつもはそう呼んでるのね(理解)
…もしかして私の前だから呼んでなかったりしたのかしら?
「もぅ、もぅ…!」
美錫さんを柔らかくポカポカするお顔真っ赤な美麗先生すごくレア(驚き)
「今のは姉さんがよくないね、今日の美麗は僕たちの末っ子じゃなくて夕空ちゃんの先生として張り切ってるじゃないか。小さな愛弟子の前ではしっかりした姿を見せたいんだろう」
そんな感じで美錫さんを注意したのはその弟の
翔一さんはオーケストラでホルン奏者として活躍してるんですって。
でも今のはフォローしてるようでしてない気がする(真顔)
「…」
あ、美麗先生がさらに顔を赤くさせてるわね。
「美麗大丈夫?確かに美麗はおっとりしてて天然なところもあるけど、しっかりした姿を見せたい夕空ちゃんの前で事実でも言うのは良くないわ。翔一、あなたそういうところよ?」
おっと美錫さん美麗先生をフォローするようにしながらどんどん塩を塗り込んでいくぅ(衝撃)
「理不尽じゃないかい?」
あ、美麗先生とうとうお目々がグルグルしはじめたわね。
「まぁまぁ、兄さんも姉さんも、美麗がそろそろ限界みたいだ」
物腰穏やかに止めに入ってきてくれたのは美錫さんと翔一さんの弟、
悠一さんはヴァイオリニストなんですって!
きょうだい全員がオーケストラに関わってるのはすごいわよね(感心)
「はるおさん、みれいせんせいがたいへんそうです」
さっき私に飲み物をとってきてくれた春雄さんに言ってみたわ。
「そうだね、あとでフォローをしておかないといけないな。頼りにしてるよ、夕空ちゃん」
ラジャー!
大丈夫、どんなにおっとりでも天然でも美麗先生は私にとって優しくて基本的にはしっかりした先生だから!
◆◇◆
美麗先生のお顔が真っ赤になったあと、ピアノの演奏をしたわ。
今日弾いたのはピアノソナタ・ハ長調K.545第1楽章!
いつも、名前長いなと思うのよ(しみじみ)
たくさん褒めてもらって嬉しかった!(喜び)
…むん?
「夕空ちゃん、どうかしたのかい?」
「とびらのそと、だれかいますか?」
なんだか、人の気配がしたわ(センサー)
「起きたのでしょうか」
起きた?
美麗先生が扉を開けに行ったわ。
えーっと、はじめましての方?
ううん、見たことはあるわね。披露宴で。
たしかお名前は…
「真一じゃない。もしかして時差ボケ?」
そう!
「ん、あぁ。おはようみなさん。同年会には遅刻かな」
くわぁと欠伸しながらお部屋に入ってきた真一さん。
時差ボケ…ということは海外から帰国したばかりなのかしら?
「真一は海外で絵画修復師として活動しているんだ。夕空ちゃんは披露宴の時に会ったきりだね」
絵画修復師?そうなのねぇ。
「えぇ。弟ですから、わたくしは末の子ではありません」
あ、美麗先生まだ翔一さんの末っ子発言気になってたのね。
「年子だし、多分美麗の方が幼いよ。なにがとは言わないけどね」
まあでも真一さんの方が背が高いし、美麗先生の方が若く見えるのは分かるわ(納得)
それからふと何かに気付いた真一さん。
「さくら姉さんはいないのか」
さくらさん?
新しい方のお名前ね。
「久美子おば様と世界で修行中なのよ」
世界で修行中?!(驚き)
どうやら美麗先生たちは桜庭家の同年代で、その中だとさくらさんが1番年上。久美子おば様というのはさくらさんのお母さんで年齢的に1つ上の世代だそうよ。
同じ桜庭家といっても明治時代から3つの家系に別れたんですって。
1つは美錫さん翔一さん悠一さんの家系、全員が音楽に
もう1つは美麗先生や真一さんの家系、もちろん音楽に関わっている人もいるけど絵画とかの専門家も多い芸術一家。
そして最後がさくらさんの家系。この家系は桜庭家が音楽に携わる中で演奏家と楽器職人さんの仲介と担うようになったとか。今はさくらさんのお母さんである久美子さんが楽器職人と奏者を繋げる仲介役を世界的に担っていて、さくらさんはその役割を継ぐために修行しているらしいわ。
「ーーとまぁ、桜庭家はこんな構成をしていてね。ここの同世代は定期的に同年会なる集まりを開いている。つまりは…なんだい姉さん、その目は」
ここまでずうっと翔一さんが丁寧に説明してくれたから分かりやすかったわね。
「翔一、長い」
気付けばみんな美錫さんの意見に頷いていて、それから真一さんは寝かかってるわ。
「ごめんね夕空ちゃん。翔一お兄さんはちょっと話が長くてわかりにくいの」
それだけ聞くと残念な人かと思っちゃいそう。
「ううん、しょういちさんのおはなし、ちゃんとわかりました!」
つまり桜庭家はすごい人たちがたくさんいるのよね!(理解)
翔一さんのおかげで桜庭家の江戸時代からの家系図が頭の中に入ったわ。
「なん…だと…?」
急に真一さんがどこかの漫画みたいになっててびっくりした(驚き)
◆◇◆
「いつも以上に美麗がいじられてると思ったけど、そういえば七海さんがいないのか」
「真一?」
「…なんでもないよ」
それから色んなお話を聞かせてもらったんだけど、悠一さんと奥さんの
七海さんといえば、披露宴の時にピアノの演奏をすごく褒めてくれた方だわ。
あの時はプロとして活躍するピアニストの七海さんに褒めてもらえて嬉しかったわね(ほわほわ)
真一さんが教えてくれたんだけど、いつもはこの同年会で七海さんが美麗先生を守るような形になってるらしいの。
ちょっと見てみたいかも(わくわく)
…って、赤ちゃんが生まれたのは11月4日?
「わたしもいもうとが10がつのおわりにうまれました!」
マイシスター真昼ちゃん!
「それならうちのローラと同い年になるなぁ」
わぁ、いつかローラちゃんにも会えたら嬉しいわね!(テンションアップ)
悠一さん、ローラちゃんが可愛すぎて目に入れても痛くないって言ってたわ。
あまりにもローラちゃんLOVEすぎてたまには母娘2人の時間も欲しいと今日はお家を追い出されちゃったとか…悲しいわね(切実)
「ローラちゃんはどんな音楽の道に進むのかしら。やっぱり七海ちゃんからピアノ?フルートなんてどう?」
「ホルンはどうだい?ホールに響かせる音は柔らかく時に力強く、雄大で主役になることもある」
それぞれの楽器推してる(真顔)
「なんでも…と言ったら違うけど、ローラが自分の道を見つけてくれたら、それだけで幸せだよ」
そう言って微笑んだ悠一さん、すごくパパ様に似た優しいお父さんの顔をしてたわ!
2つの小説を同時投稿して、どちらもラストを飾ったのは桜庭さんでした(驚き)
今回姉バカ要素が少なかったかと思います…(深々)
最初は書いていたのですが、文字数が1万字を超えかけたので香澄きょうだいのわちゃわちゃ5000文字ほどを急遽次回に回すことにしました。
桜庭家の方々それぞれの職業や設定はローラちゃんのお父さんである悠一さん以外名前しか出てきていないので独自設定として考えさせていただきました。…出てないよね?(心配)
今回は夕空ちゃん回ということでここはひとつお納めください(お辞儀)
そして、今回はムーンナイトから皆さんへ大切なお知らせが1つ2つ3つ…あります。
ここに書くと長くなってしまうので、活動報告にまとめました。読んでもらえると嬉しいです。
【ムーンナイトからのお知らせ】
それでは、また!!