見づらい、等ありましたらコメントお願いします。
気を付けているつもりですが、誤字脱字多いと思うのでよかったらこっそり教えていただけたら助かります。
すいません誤字報告頂いたのに間違って消してしまいました
朝食を終え私室に戻る。以前は校長室だった場所で内装を上手く改装したつもりだったが、特有の息苦しい雰囲気が抜けない場所で艦娘達から非難殺到の轟々嵐。
が、案外住めば都。重苦しいさは直ぐに退散していった。
「で、今日は何あるんだっけかな」
社長椅子を軋ませながら予定手帳を見直す。パラパラとページを捲る音が響く。
現時刻は八時丁度。さて、本日の予定は――。
……本来なら分単位で予定が書かれている筈だがどうしたことか。書いてるのは九つのマスと丸バツ印、それと夕飯の献立。
ふむ、と手帳を閉じる。今日もいい天気だな。
「今日は昼に町の方へ顔出すって言ってたじゃない」
突然の声に驚き、椅子の耳障りが悪い音が鳴る。扉に体を預け半眼でこちらを睨む瑞鶴の姿。
そうだったか? なんて視線をやると、むっすりとされたので苦笑いを返してやる。
その目はやっぱり呆れ色で、腰に手を当てた瑞鶴は口を尖らせていた。
「まったくもー。なんの為に手帳取り寄せたのよ」
「いや、面目ないな。次は上手くやるからさ」
「なら今言われた事をメモしてよ」
ため息がまた一つ零れて落ちていく。やがて何処からか吹いてきた涼風に乗り、窓から雲を抜けて空の彼方へ消えていった。それがまるで艦載機の様に見えたからか、その様子を暫く眺める。
おもむろに火を点けた煙草の紫煙を並走させるように吐き出す。しかし俺の艦載機は練度が低いようで、あっという間に見えなくなった彼女の
ふと気づくと指先程の長さまで溜まっていた灰。慌てて落とすが、いくつも零れてしまう。布巾を持ってこようと椅子が軋んだ。
「はい。濡れ雑巾持ってきたよ」
動きを止め声のする方へ視線を向ける。机越しに身を乗り出した瑞鶴が雑巾を伸ばしていた。
「もー、気を付けてよね。その机ってここじゃ一番値の張る物なんでしょ?」
「あ? ああ。……そうだったな」
雑巾を受け取りふき取る。灰が伸びてしまい、中々落ちない。煙草は既に吸うものが無くなっていた。
「いい暇つぶしになったんじゃない? それじゃあ私行くね」
「あれ、どこ行く? 今日は瑞鶴、遠征も哨戒も予定にないだろ」
「自主練。黙って休んでたって身体鈍っちゃうもん。火遊び、気を付けてよね」
ギシギシと床を軋ませながら去っていく。
「ワーカホリック。……ってやつかな」
姿勢を変えると社長椅子が鳴きながら沈む。昼までの三時間、やる事が無くなった。二度寝でもしようかと考えたが、彼女らに見つかるのは上手くないやり方だ。折角なら適度にサボりたい。
そういえば三日月の部屋の前が穴抜けてた事を思い出す。
「ま、暇だしな」
ギシギシと鳴らしながら部屋を出る。向かう先は工具入れ。たまには働くとしよう。
「そういやフェンスも千切れてたとか言ってたっけ――いやいや、花壇の雑草がどうのとか言ってたか?」
時間までに終わるのか逆に不安になってきたが、とりあえずやれるところまでやるか。と前向きに進み始めた。
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