海からの侵略者、深海棲艦が人類に侵攻を始め二十余年の月日が過ぎた。


 疲弊していく一方の人類は軍隊すらまともに機能出来ず、一方的に数を減らされ続
けた人々は追い詰められていく。


 そしてこれは総人口を三十億にまで減らした頃、片田舎にある小さな民間組織での話。



 焼け爛れた荒野の大地を見て誰かが言った。


 ――――――ああ、世界は、こんなにも終わっている。




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