才能の渇望者   作:祀綺

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2作品目となります。(消したの合わせて4作目…………)
他の投稿している物から読んでいる方は『おい!』と思うかと思いますが、今後頑張るんでどうか御容赦を!!書きたくなってしまいました。すいません。

そんなゴミ作者よりこの作品をどうかよろしくお願いします。
それでは、どうぞ!


原作前
転生する前に会う神は女神とは限らない


憧れた。

 

 

最初にその感情を抱いた相手は、一人の青年だった。

 

当時俺は、小学校低学年で学校の帰り道だったと思う。帰り道の途中にある空手だったか、柔道だったか忘れてしまったけど道場があって、帰り道の隣にあるから開いてる窓から中が見え、ある時俺は興味本位で中を覗いた。

中では、多くの人が倒れている中一人だけが立っている。

どうやら、稽古の一環で乱闘によって周囲に気を配る練習だったらしいのだが、当時の俺はそれを知らず、その圧倒的な強さの青年に憧れた。

 

そして、自分もそうなりたいと思った。

(後で知ったのだがその青年は、国の代表で世界でもトップの人だったらしい。強くて当然だったと思った)

 

 

 

 

だが現実は、そう甘くなかった。

 

 

 

 

最初は良いのだ。始める際も親は応援してくれる。だけどやり続けても常に自分より上がいて、その度に親から別の何かを勧められる。だけどやっても上が居る。両親共々小さい頃からずっと、誰も追いつけない常に何か1位になる才能があったからか、1位に成れない俺を見て毎回呆れ、そして何故1位に成れないのか才能が無いのかと言ってくる。

 

そんな日々を過ごし数年が経ち高校生になった時、最初に抱いた憧れは、いつの間にか渇望へと変わっていた。

 

そして遂に俺は親に捨てられた。

 

「お前は何も才能が無いのか?お父さんとお母さんの子供として、才能の一つもあるかと思えば…………はぁ……お前は出来損ないだ。早く荷物を持ってこの家から出て行ってくれ。お前に賭けた金と時間どうしてくれるんだ、全く……この面汚しが」

 

「……分かった」

 

荷物という荷物も無くバックに入る程度しかない荷物を持って、俺は親に言われた通り家を出た。世間的な目もある為か、アパート暮しはさせられる様だった。

 

夜アパートの部屋の真ん中で寝転がった俺は、ただ時間が経過するのを目を閉じながら感じていた。

 

何故、俺には才能が無いのか……周りやテレビに映る人、歴史に名を残した人、その人達を見て調べてどうして俺には何も無いのかとずっと思い続けた。

 

「……なんか疲れたな」

 

もう今この人生を歩んだ所で、きっとこの後も無駄に時間を使うだけなのだろう。何か一つ才能があればそれも変わるのだろうが。

 

「…………はぁ」

 

だけどもう探すのは疲れたし、もう才能なんて無いのだろう。ならなんの根拠も無いけど言葉にある様に『来世に期待』なんて言葉は、もしかしたら、過去に自分と同じ境遇の人が考えたのではと思ってしまった。なら自分もそうして次に期待しようかなと思った。

 

目を開け起き上がり台所の包丁は、切れ味が悪いからと持ってきていたサバイバルナイフを持ち洗面所に行った。

 

「まさか、こんな所でこのナイフを使うとはな」

 

サバイバルに才能があるかもと思い中学2年生の時に買ったナイフ。手入れしかしてないから、切れ味は申し分ない。

鏡を見ると首にナイフを当てた自分が映る。顔を見ればかなり酷い顔だ、容姿にも優れていないな、なんて思いながら来世は美男美女が良いと思った。

 

「ふぅ…………お疲れ、今までの自分。次は才能があるといいな……うっ『ブシャ!!!!』……」

 

 

俺の視界は、直ぐに暗転した。

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

俺は()()()()()。目の前にはただの一本道があるだけで、その途中に俺は立っていた。

…………いや待て。何故俺は意識がある?俺は死んだそれは確かだ。つまりここはあの世なのか?

 

俺が色々考えていた時そいつは、()()()()()()

 

「死んだのに、君は随分淡白な反応だね。とても他とは違う」

 

いつ現れた!?俺はずっと前を見ていた。それなのに此奴は気づけば俺の前に立っていた。それにこの何とも言えない感覚、確実に人では無いそれしか分からない。

 

「まず自己紹介といこうか。俺の名前は顔の無い男(アラン=スミシー)、君達がよく言う超次元的存在さ。今の君の状況から……まぁ適当に神様みたいな奴と思ってくれ」

 

そう言って、頭の帽子を取ると顔に口だけあり、耳も鼻も目も無い頭のパーツが口だけの頭が出てきた。鼻と目が在るべき場所は黒い中が見えない穴の様な物があった。

 

アラン=スミシー…………確か架空の映画監督だったか、顔の無い男とは言った物だな。そして、俺は返事をしようとしたが話せなかった。

 

「……!?」

 

口が動かない、声も出ない。気づけば体も立ったままで動かない。

 

「あぁ君は今、考える事しか出来ない。だから一方的に聞いてくれ。長くも話せないしね、端的に…………君は才能が欲しいかい?」

 

欲しいか、だと?……欲しいに決まっている!!欲しいからこそ首を切って死んだんだ!。

 

「そうか……欲しいか、良いね。もし君が他の手段で死んでいたら、俺は君に合わなかったし、こんな事もしないだろう。首を掻っ切る……それに意味がありその覚悟がいい」

 

何を言っているこの男は、首を掻っ切る事に意味がある?訳が分からない。

 

「何……簡単な事だよ。君にはこれからこの『輪廻の枝』で首を切ってもらう。当然自分でだ。そしたら君は晴れて才能を得る。君は既に死んでるから特別だ。俺は君の様な、才能を欲しがり首を切った人を始めて見た。大抵は飛び降りや首吊りだからさ。その感謝に、こちらから異世界転生と言う物をしてやろう。才能もこちらで強く最高の物を選ぶ」

 

そう言って、アランは此方に近ずき小型の変わったナイフを俺の手に持たせた。

 

異世界転生?馬鹿みたいな話だ……。

 

(刃の部分を幾重の枝が掴み、その枝を持ち手にし、後ろがリングの様に丸くなっている変わった、いやかなり変な形のナイフだ。でも……)

 

こんな変な物で首を切れば才能をくれる?最高じゃないか!今更首を切る事に恐怖は無い。転生って話もどうでもいい、好きにしろ。それより寄越せ、それを早く!才能を早く。

 

そうして、俺は2度目となる自身の首を掻っ切った。当然の様に俺の視界は、暗転したが一度目と違い謎の浮遊感を感じた。

 

 

 

 

 

「まさか、渡して直ぐに切るとは……んん〜さて彼の行く世界は、彼の持っているラノベとやらから決めているし。…………さてどうしたものか、そうだこの際多くの才能を上げよう……楽しませてくれた、お返しにね」

 

 

そうして、選ばれた才能(人物)は…………

 

世界システムを提唱した技師

 

白い死神と謳われた狙撃兵

 

隻眼の剣豪

 

二天一流兵法の開祖

 

西楚の覇王

 

 

 

「やばいなぁ〜ちょっとこれ強くなり過ぎかな?そうだ!……これを……こうして…………よし、さぁ才能の渇望者。俺に君の才能を見せてくれ」

 

 

 

 

渇望の物語は幕を上げる

 

 




よりにもよって、この大事な時期に出すっていうね。
何故出したか?衝動に負けたんだよ。
すみません。今後頑張るんで許して下さい。
え?許さない?oh……

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