才能の渇望者   作:祀綺

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「デリャャャ!」
(訳)書く事が思いつかなかった。
(度々、投降済みの話直していたり、もうちょっとこう書いた方がいいなとか、ここ付け足しだなとかそう言う作業してます。……あっ)
↑の……あっ(訳)書く事あるやん……

それでは、どうぞ



互いの目標

「専属契約って…………ガレス」

 

俺はガレスに連れられ装備を見繕いに来た所、急にハーフドワーフの女性……ヘファイストス・ファミリアの椿・コルブランドという鍛冶師に専属契約を結ばないかと言われてしまった。その前に、専属契約とは何だ?

 

「専属契約というのはの「専属契約というのは、手前の様な鍛冶師が契約した冒険者の武器から防具まで、整備から要望通りの作成まで様々な装備に関する事を専属で行い、代わりに装備の素材等を冒険者に取ってきて貰うという契約だ」…………まぁそんな所じゃ」

 

つまり、契約した冒険者の装備を一手に引き受けるという事。なら何故、この椿・コルブランドはガレスの様な第一級冒険者では無く俺の様な新人冒険者と契約しようとしているのだろう。

契約するのなら第一級冒険者の様に、より深く迷宮に潜れ良い素材を取れる人と契約した方が鍛冶師にとって有益の筈……なのに今まさにその第一級の冒険者であるガレスの頼みを蹴っている……謎でしか無い。

 

「どうして、新人冒険者である俺と契約したいんだ?今ガレスの専属契約の頼みを蹴ってまで……」

 

「ん?簡単だ。今言った通り、手前がお主…………グレイを気に入ったからだ」

 

…………気に入ったという理由だけで、鍛冶師にとって大事に決めるべき専属契約の相手を決めていいのだろうか?俺はガレスに困惑した表情を向けた。

 

「グレイ……受けてやれ。鍛冶師という人種は変わった奴が多い……特にこやつはな。Lv.1しかも冒険者登録したばかりの奴に、専属契約なんぞ結ぼうとする鍛冶師なんぞ居らん。特に此奴は変わっておるからのう。全く人の頼みを蹴った途端に頼むとはな」

 

「あははは!すまんなガレス、しかし手前はこのグレイと専属契約を結びたいと思ってしまった。手前の目標である()()()()()()()()()()()()事を成し遂げる為にもな、新人だろうが関係ない。手前自身が噂の()()()()()()の『クリムゾンアッシュ』の息子と組むと決めたのだ。神を超える為にも、手前は()()()()()()の息子と組みたいのだ」

 

椿のたった一言がその場の空気を変える。

 

「!?……今何て言ったんだ?!父、さんが……神殺し?」

 

「ん?知らなかったのか?……まぁ手前はファミリアに入りたてで鍛冶場に篭ってばかりで、噂程度にしか聞かんかったが……」

 

それは衝撃的だった。確かに父さんは第一級冒険者だった。二つ名も持っていただろう。けど誰も本人の父さえ、自身の二つ名を教えてくれなかった。だがギルドでの反応、椿が言った神殺しの事、この話さえ分かれば今の自分なら分かる。

 

知って欲しくなかったのだ。

 

父さんやファミリアの皆は、この二つ名を…………子供である自分が将来冒険者になった際、その二つ名がつきまとうことが分かっていたから。

だけど、皆や父さんの事を思い出せば、しっかり今なら分かる。

つきまとうことが分かっていながら、それでも敢えて教えず尚且つ、冒険者になれと背中を押したのは、この二つ名を知った時、自分を信じ二つ名に負けないと信じてくれたからだとと思う。

ならする事は変わらない。皆に託されたアイズを強くなって守るため。その過程で自分の強さを証明しその二つ名を正面から消す。ただそれだけだ。

 

「……ガレス、父さんが神殺しと呼ばれたのは本当か?何でそう言われたんだ」

 

「本当じゃ。当時ヘラ・ファミリアが闇派閥(イヴィルス)の拠点を見つけた際、ファミリアの構成員を捕らえようとしたが、抵抗が強く結局は排除になってしもうた。

……血みどろの争いじゃった、その戦いに置いて最も闇派閥を葬ったのがお主の父親、その時ヘラ・ファミリアの副団長になったばかりのレオ・ズィーニスじゃ。彼奴は他の者に人殺しをさせまいと率先して行っておった。そして遂に構成員も殆どが死に、少数が投降した際闇派閥の主神だった神が神の力(アルカナム)を使い、道ずれ覚悟にレオを攻撃した。だがレオはそれすら跳ね除けその神を葬った。

結局、それを見た多くの者はレオを恐れた、もし標的になる様な事があれば、自分が殺されるとそして悪評が広まった」

 

「手前はファミリアに入りたてで鍛冶に熱中して殆ど人伝で聞いた程度だが、なんとも小さい奴らだな、助けて貰いながら、恩人に対して恩を仇で返すとは……」

 

椿の言う通りだ、父さんがどんな覚悟を持っていたか分からないが、凄まじい覚悟だったのは分かる。それを、後ろめたい思いがあったのか知らないが一番の功績者を、恐怖の対象にした。なんとも巫山戯た連中だ。

 

「ガレス……それなら、人が決めた二つ名では無く神達が決めた二つ名は?」

 

きっとある筈、ヘラ・ファミリアの主神がその様な名を許すはずが無い、俺の知ってる限り、ヘラは慈悲深い神だった。それに、話を聞く限り、人の広めた悪評の二つ名だ。なら別に本来の二つ名がある筈。見るとガレスはまるで今まで話した事を吹き飛ばす様に豪快に言ってのけた。

 

「あぁちゃんとした名があるわい!グレイ……しっかり聞け。お主の父、レオに神々が与えた本当の二つ名は『神を越えし人(オーバーロード)』!じゃからこの名を誇りに思え。わしらがお主の成長を見届けてやるわい!それが、当時助けられたロキ・ファミリアの恩返しじゃ」

 

俺は安堵した。今は亡き父が護った人達は、しっかり父の思いを知っている。ガレスの表情を見れば簡単に分かる。確かに、小さい頃良くロキ達は遊んでくれた。それも今の様に見てくれるのも全部父さんが護ったからだ。

なら俺は父を越え強くなる。そしてアイズやファミリアを守れるような力や才能を手に入れる。その為だったら何だってする。しなければいけない。

 

「ガレスありがとう。俺の目標も決まった。俺は強くなって父を超える。その為にも改めて頼む。俺を強くしてくれ、その為なら何だってする」

 

「おおう!任せておれ!しっかり扱いてやるわい!」

 

「グレイ、知らなかったとはいえ済まなかった。軽率だった。だからこそ詫びになるか分からんが、手前と専属契約を結んでくれ。手前が最高の武具を作る。そして互いの目標の為にも………」

 

そう言って、椿は俺に手を差し伸べた。互いが遥か頂きを目指す者同士、なら第一級、新人等とは椿の言った通り関係無い。互いが互いの目標の為に手を取り合う。

 

「あぁ、これからよろしく頼む、椿」

 

「ふむ、手前こそよろしく頼むぞ!グレイ!」

 

 

 

 

後に迷宮都市において、名実共に最高の鍛冶師になる者が、才能に飢え頂きを目指す渇望者に神を超えた武器を与えるのは、まだ先の事。

 

今はまだ単眼の巨師といずれ呼ばれる者は未熟で、渇望者は目標があった。

 

 

この思いをしっかり支えておけばあんな事にならなかった。高い目標であっても、歪まずにいたのではないか。主神としてもっとしっかり見てやればこんな惨事は回避出来たのでは無いかと後悔し、もし過去に戻れるのなら見てやれなかった自分を殴りたいと思う。

 

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ渇望者の主神の日記より

 




ちょっと雑かな……ごめんなさい。次は頑張ります。文才が欲しいです。上手く表せない。

感想、評価、お気に入り、指摘、お願いします。モチベーション上がります。

それでは、次回もよろしくお願いします。
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