マーレをペロロンしちゃお★   作:もこもこ@

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006 村娘と闇妖精の出会い

「んにゃあああぁ!?」

 

 ゲートを潜るとそこはやらしい顔をしたおっさんの目の前だった。

 だから反射的に村を襲っている騎士たちに向かって身の丈ほどある大きな杖、シャドウ・オブ・ユグドラシルを振りかぶる。

 

 ズパンッ

 

 スイカ、いや、トマトにバッドをフルスイングするように騎士の頭は弾けて、辺り一帯に血が撒き散らされた。

 あたりに濃厚な血の匂いが撒き散らされる。

 

「は、はあ!? な、何だこいつは!? だ、ダークエルフだと!? まさかまだ森に住んでいたやつがいたの――」

「え、エイッ」

 

 もうひとり残っていた兵士も杖で叩く。

 今度は胴体にホームラン。ボールを打ったみたいに森の奥に飛んでいく。

 即死したと思われる。

 

「よわいな―。こいつら」

 

 正直、弱すぎて強さがよく測れない。

 LV……10以下な気がする。感覚的にはゴブリンよりは強いと思うが、大差はない。

 鎧を着たゴブリンというべきか。

 しかし、やっぱり人の死に感じるものが殆ど無い。

 虫を殺したような感覚だ。

 

「あ、あの、助けてくれてありがとうございます」

「大丈夫? 助けに来たよ」

 

 たっち・みー式、不審者回避術では、まず、即座に自分の立ち位置を示すことが大切だという。

 助けに来ました。

 この一言が言えるかどうかが不審者判断の鍵をにぎると言っていた。

 実際、小さな女の子を抱えた彼女も安堵に息を漏らしている。

 

「……怪我してる。直しちゃうか《ライト・ヒーリング/軽傷治癒》」

 

 マーレの職業のドルイドは植物操作や、回復が可能だ。

 10以下の村人の体力など、あふれるくらいだ。

 切りつけられた傷は、そんな事実は存在しなかったようにきれいに消えた。

 切れた服だけがその事実を残している。

 

「す、すごい……!」

「このくらいなんともないって」

 

 最低位の位階魔法で、この反応であることを考えると、やはり、このあたりのレベルは低そうだ。

 こんな村を襲う騎士だからかもしれないが、みんなよわいし、心配しすぎだったようだ。

 

「あ、あの、その、な、なんでもしますから、村を助けてください!」

「え、今何でもするって言ったよね」

 

 考え事をしていたマーレの脳は瞬間に返事を返していた。

 なにせ、彼は生粋のエロゲーマーだったから。

 

 じっと彼女の顔を見る。

 15、16くらいのヒロイン向きの年齢だ。日に焼けた金髪に、健康的に焼けた肌。

 農作業で鍛えられたのか、体もしっかりしており、胸も結構ある。

 飾り気はないが、シンプルな衣服ゆえ、柔らかそうな女性のラインが感じられる。

 

(す、すげー! めちゃくちゃ美人だ! 健康美人じゃん!)

 

 ところで、皆様は美人は時代や環境によって異なるということを知っているだろうか。

 胸の大きさやスレンダーさが良しとされる時代もあれば、子供がたくさん埋めるしっかりしたお尻と、ぽっちゃりとした体が良しとされたこともある。

 何を持って判断すればいいかといえば、上流階級を見ればわかりやすい。

 凄まじく大雑把に言えばその時代の彼らこそが美の象徴である。

 

 モモンガや、ペロロンチーノが生きていたリアルでは、人類の生存環境が限られ、防毒マスクをつけなければいけない環境にあった。

 外で元気に遊ぶ、という概念はなく、閉じられた室内こそが生きれる環境である。

 

 そんな中、アーコロジーには数は多くなくとも木々や花々などの環境が生かされており、限られた人間が、野菜や果物を育てて食べるという娯楽を行えた。

 

 健康的な環境で、しっかりした体を育て、光を浴びて肌を程々に焼く。

 それは恵まれた証拠である。

 彼女は、いうなれば上流階級であり、美しいお姫様のようなものだった。

 

 それがなんでもするというので、ペロロンチーノの心は一気にやる気になった。

 子供であるせいか、別にエロエロしてやろうとは思ってないけれど。

 

「じゃあ、まずはこいつらやっつけちゃうか」

 

 女の子にいいところを見せたい精神が働く。

 

「お、おねーちゃん、たすけてくれるの?」

「俺はマーレ・ベロ・フィオーレ。村を助けに来たダークエルフのドルイドだよ。見た目はこうだけど、おにいちゃんなんだ。すごい強い装備なんだよ。君は?」

「わたしはネム! おねーちゃんはエンリ、エンリ・エモットだよ!」

 

 さっきまでエンリの背中に隠れていた妹は、好奇心に誘われたのか、マーレに興味津々のようだった。

 犬のようにマーレの周りをぐるぐる回りながらぺたぺたと触ってくる。

 ロリからのタッチはご褒美です。

 マーレは微笑んだ。

 

「だ、駄目よ、ネムっ、マーレさんの邪魔しちゃ」

「あとでなら、触ってもいいから、離れてもらってもいい?」

 

 とはいえ、後で触ってもらってイエスロリータタッチミーする気で言ったわけではなかった。

 ペロロンチーノのときなら大歓喜していたと思うが、多少の嬉しさ程度で、興奮はしていなかった。

 

(俺も子供だからかなあ)

 

 思えばマーレはまだ76歳。

 ダークエルフ基準ではまだまだ子供なのである。

 

 




ペロロンチーノさん的にエンリはとても美少女な模様。
エンリかわいいよね。
オバマスでもそのうちユニット化しそう。

あと、シャルティア当たりました。はじめての女の子★5だ!


--感想で、ネムがお兄ちゃんって言い当てるの難しいのではと指摘があって、マジだわ!ってなったので、少し修正しました。

中々更新できずすみません。期待するのは?

  • ダイジェストでもいいので完結
  • 別に書いているのが終わったらしっかり更新
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