転生破壊者のヒーローアカデミア   作:ハッタリピエロ

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遅くなって申し訳ない……!!


財団Xの戦い

俺はアリーナの観客席で一夏とオルコットの試合を待っていた

 

ていうか視線がさっきからすごいんですが……まあ代表候補生を倒したのだから注目されるのは仕方ないんだけどな……

 

「真司さん、どっちが勝つと思いますか?」

 

俺の右にユミナ、左にアインが座っている。

 

「う~ん……普通ならやはり経験値が高いオルコットだが……一夏がバリア無効化攻撃を上手く決められれば……分からない……」

 

「でもオルコットさんは私と同じく遠距離特化ですよ?距離を詰められるか……」

 

「まあ、一夏が機体を最大限に活用できれば勝機はあるな」

 

そしてオルコットがアリーナに出てくると、一夏も専用機白式を纏って出てきた。

 

そして試合開始のブザーが鳴った時

 

「なっ!?」

 

アリーナにどよめきが起こる。何故かって?

 

「あれは……!」

 

突如オーロラカーテンが出現したからだ

 

その中から現れたのはクズヤミーにマスカレイドドーパント、ダスタードたちなどの怪人が現れた。

 

俺はすぐに織斑先生に連絡を取って

 

『織斑先生!直ちに生徒を避難させてください!』

 

『わかった!生徒たちに告ぐ!直ちに避難開始!これは試合ではない!』

 

織斑先生が告げると生徒たちが我先にと降車に逃げる

 

『空野!戦闘許可を出す!』

 

「はい!ユミナ、アイン行くよ!」

 

「はい!」

 

「わかった!」

 

俺がアリーナまでジャンプして降りる。そしてワンフォーオールを発動させて次々と初級怪人を倒していく。

 

「くっ!なんですの!?」

 

セシリアもライフルで応戦するがクズヤミーは耐久力だけなら他の初級怪人よりも上だ

 

「おい!そいつらに物理的な攻撃は意味がない!ブルーティアーズを使え!」

 

「えっ!?はっ、はいっ!」

 

セシリアはブルーティアーズのレーザーやミサイルで迎撃続けなんとか凌いでいた。

 

「やりますね。流石は幾つもの世界を渡った男……」

 

「誰だ!」

 

俺が振り向いた先にいたのは

 

「これは失礼……我々は財団X……この度は代表候補生のISを奪いに来ました……」

 

「財団X!?まさかおまえらも……」

 

「察しがいいようですね……そう。我らも世界を渡る術を身につけました。さてと……貴方相手ではそいつらでは少々分が悪いようですね……なら!」

 

後ろにいた財団Xの構成員が持っていたのは

 

「アストロスイッチ!」

 

それぞれがボタンを押すと怪人と化す。フォーゼの怪人ゾディアーツへと。

 

出てきたのは……スコーピオンゾディアーツにヴァルゴゾディアーツ、レオゾディアーツ……

 

「そうか……なら」

 

パチン!

 

モドモドの実の力で時間を止める

 

さてと……

 

「そう簡単には終わらせませんよ?」

 

なっ!?

 

時間停止の中で動いたスコーピオンゾディアーツが蹴りこんでくるが間一髪で躱す

 

どういうことだ!?時間停止が効いてないだと!?

 

「貴方が時間を止められることは百も承知……それなのに対策もせずに乗り込んでくるはずがないでしう?我々はオーズのスーパータトバコンボのメダルの力を利用して時間停止の影響を受けない装置を開発したのです……といってもこの装置がある限り我々も時間を止められませんがね……」

 

マジかよ……対策済みってやつか!

 

「なら……変身!」

 

<カメンライド、フォーゼ!>

 

「迸る……!宇宙の力が迸る……!」

 

スコーピオンゾディアーツが向かってくるが

 

<アタックライド、ホッピング!>

 

俺はホッピングアストロスイッチを起動して後ろに跳んで躱すと同時に

 

<アタックライド、マジックハンド!>

 

右腕のマジックハンドを使ってスコーピオンゾディアーツを掴んでヴァルゴゾディアーツに投げつけるとホッピングを解除して

 

<アタックライド、ロケット!>

 

右腕のロケットモジュールを起動させてレオゾディアーツに殴りつける。

 

だが大して効いてないようでカウンターを放ってくるが

 

<アタックライド、シールド!>

 

シールドでガードして衝撃を殺すために後ろへ跳ぶとスコーピオンゾディアーツが接近していたので俺は身体を反らして毒針の突きを躱して下から上へ蹴り上げると

 

<アタックライド、ジュピター!>

 

右腕にメテオギャラクシーを装着して重撃のジュピターを呼び出す

 

そして落ちてきたスコーピオンゾディアーツをアッパーを食らわせるとスコーピオンゾディアーツは爆発四散した。

 

<アタックライド、サターン!>

 

斬撃を放たれたヴァルゴゾディアーツはその場に崩れ落ちて爆発する。

 

とその時

 

「おい真司!あいつらはなんだんだ!?」

 

「なにやってるんだ!一夏さっさと逃げろ!」

 

「友達おいて逃げられるかよ!?」

 

「バカ野郎!これは試合じゃないんだ!マジの殺し合いだ!おまえがでていい戦いじゃない!」

 

「でも……!あっ!」

 

なんだ!?

 

一夏が声を上げた方を見てみるとオルコットがクズヤミーに飲まれそうだった

 

「くっ!」

 

オルコットを助けに行こうとしたら突然何かに吹き飛ばされた。

 

「チッ!クロックアップか!」

 

「流石ですね……!洞察力も素晴らしい……!」

 

<クロックオーバー!>

 

音声と共に現れたのは仮面ライダーダークカブトだった。

 

「…………」

 

とオルコットだったが一夏がクズヤミーを零落白夜で斬り捨てていた。

 

なんかオルコットの顔が赤いようだけど……もしかして!って言ってる場合じゃない!

 

ダークカブトか……面倒な相手だな!

 

と思ってた時

 

「真司さん!」

 

「ユミナか!」

 

ダスタードたちを撃破したユミナがレオゾディアーツをが銃撃で牽制してくれた

 

「あっちは大丈夫か!?」

 

「はい!アインさんが戦っております!」

 

「ユミナはレオゾディアーツを頼む!俺はダークカブトを!変身!」

 

<カメンライド、カブト!>

 

<チェンジ、ビートル!>

 

「「クロックアップ!」」

 

<<クロックアップ!>>

 

俺たちは一瞬でクロックアップして高速の世界に飛び込む

 

・・・・

 

ユミナはレオゾディアーツと財団Xの構成員と対峙していた

 

「ほぅ……もう一人のディエンドですか……君は確か異世界の王女だそうですね……幼くして見事な射撃能力だ……素晴らしいっ!その君を葬ればディケイドを絶望させることができそうだ!やりなさい!レオゾディアーツ!」

 

財団Xの構成員が命令するとレオゾディアーツが距離を詰めてきた。ユミナは銃撃で迎撃するが怯まずに向かってきて、右の大振りの攻撃を振るってくる。

 

それをユミナはしゃがんで躱して後ろに回り込んで回し蹴りを放つ。

 

レオゾディアーツは二、三歩後ろに下がるがすぐに向かってきたがユミナは後ろに跳んでハイキックを躱す。

 

「獣相手なら……獣です!」

 

<カメンライド、ガオウ!>

 

<カメンライド、ビースト!>

 

「お願いします!」

 

トリガーを引くとワニの仮面のライダーガオウと、ライオンの魔法使いのビーストが召喚された。

 

「さあ!ランチタイムだ!」

 

「お前……食われなきゃ分からないらしいな」

 

ガオウとビーストが飛び出してそれぞれの攻撃を振るうがレオゾディアーツはその攻撃を右に左に躱して口から咆哮を放って吹き飛ばす。

 

そしてビーストに接近してジャブを放っていくがディエンドの銃撃に怯んでビーストの攻撃をモロに食らう

 

「まだまだです!」

 

ビーストは指輪を入れ替えてビーストドライバーに翳す。

 

<GO!バッ、バッ、バッ、バ、バ、バ、バッファ!>

 

ビーストはバッファマントにスタイルチェンジした。

 

レオゾディアーツはそれでも尚向かってくるがマントを活かして闘牛士のように舞うビーストに中々攻撃が決められなかった。そして大振りの攻撃の際に体勢が崩れたのをビーストは見逃さずに地面にパンチを放って衝撃波をレオゾディアーツに与えた。

 

「これでフィニッシュです!」

 

<アタックライド、クロスアタック!>

 

<フルチャージ……!>

 

<セイバーストライク!>

 

<ファイナルアタックライド、ディ、ディ、ディ、ディエンド!>

 

「はあっ!」

 

ビーストの召還した牛がレオゾディアーツを怯ませるとガオウのタイラントクラッシュがレオゾディアーツを吹き飛ばす。

 

その先に狙いを定めていたユミナのディメンジョンシュートがレオゾディアーツを消し飛ばした

 

「やれやれ……まさかレオゾディアーツがやられるとは……あちらもやられてみたいですし……ここは引かせてもらうか……」

 

出現させたオーロラカーテンに飛び込む財団Xの構成員。

 

ユミナは変身を解除して真司の元に向かった

 

・・・・

 

ーユミナがレオゾディアーツを倒す少し前

 

俺はクロックアップの世界に飛び込んでダークカブトと肉弾戦を行っていた

 

流石というか天道総司を擬態としたライダーだけあって強い。

 

ダークカブトの右ストレートを左腕で横に弾いてカウンターを叩くも首を少し動かしただけで躱される。

 

そして右回りの回し蹴りを放たれるがしゃがんで躱す。

 

こうしたラッシュの打ち合いが続いていたが

 

(クロックオーバーすると同時にライダーキックすると見せかけ、その瞬間にクナイガンを連射、その隙にもう一度クロックオアップしてライダーキックを叩き込む!これで僕の勝利だ!)

 

(と……奴が考えているのはわかってる……だから敢えて術中にはまったとみせかけ……)

 

<1、2、3……>

 

<ファイナルアタックライド、>

 

<ライダー、キック!>

 

<カ、カ、カ、カブト!>

 

「ぜやあっ!」

 

「今だ!」

 

空中でクナイガンを撃たれて吹き飛ばされた俺、

 

「クロックアップ!」

 

<クロックアップ!>

 

そして後ろに回り込まれ

 

<1、2、3……>

 

「ライダーキック!」

 

<ライダー、キック!>

 

そして回し蹴りを放とうとするダークカブトだったが

 

<アタックライド、シャッフル!>

 

奴と俺の位置を入れ替えると当然奴が空中に放り出される。

 

「なにっ!?」

 

「ハイパークロックアップ!」

 

<ハイパークロックアップ!>

 

<オール、ゼクター、コンプリート>

 

「甘いな……」

 

<マキシマム!ハイパー!タイフーン!>

 

「ぜやあっ!」

 

「うわああっ……!!」

 

そしてダークカブトは塵と化した。

 

「ユミナそっちはどうだ?って倒せたか……」

 

「当然です!真司さん婚約者ですから!」

 

と変身を解除すると

 

「空野」

 

「織斑先生」

 

「学園長が話したいといっている。すぐに来てくれ」

 

「わかりました」

 

こうして俺たちは危機を脱した

活躍させてほしいメインヒロイン

  • 柳レイ子
  • ユミナ・エルネア・ベルファスト
  • ボア・ハンコック
  • 他のヒロイン

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