前作のネタバレを含むのでご注意ください。
◆オリジナル登場人物紹介◆
①カイト・レグメント
リベール王国ルーアン市出身。茶髪に金の瞳、年齢に比して幼げな容姿を持つ中性的な少年。
エレボニア帝国とリベール王国の間で生じた《百日戦役》で両親を失い、戦災孤児となる。一人ルーアン市をさ迷っていたところをクローゼと名乗る少女と出会う。以後はルーアン地方のマーシア孤児院で暮らすようになる。
クローゼを義理の姉と慕い、密かに恋心を抱いている。
1202年に発生したリベール王国軍の情報部クーデターでは解決に尽力した。その後遊撃士試験に合格し、準遊撃士の資格を得る。
1202年~1203年に生じた《リベールの異変》ではエステル・ブライトらとともに《身喰らう蛇》と戦った。
使用武器は双銃。これは両親の形見の二丁拳銃を使用していた。
《リベールの異変》の終盤、戦闘行為と同時に魔法駆動を行う《並戦駆動》法を獲得、生来の俊敏な動きと組み合わせ単独で魔法を駆動して強敵に立ち向かう。
②アラン・レグメント
故人。カイトの父親。
③ライラ・レグメント
故人。カイトの母親。
④アリス
カイトがカシウスの依頼で訪れたエレボニア帝国にて、帝都ヘイムダルで出会った少女。
菫を思わせる長髪に、薄紫の瞳を持つ。上品な話し方に俗っぽい態度、そうした印象がコロコロと変わる不可思議な雰囲気を持つ。
帝国西部の地方都市《イステット》出身。『クロスベルからの帰りで帝都に寄った』と話す。紛失した自身の荷物の捜索中にカイトと出会う。
⑤オルテガ・シーク
リベール王国軍情報部所属の兵士。巨大な斧槍を操り、老齢だが衰えを感じさせない、流水のような無駄のない体裁きで敵をなぎ払う。
情報部クーデターの際にカイトとたちと敵対。また《リベールの異変》の際、王都グランセルでカイトと一対一の戦いを繰り広げた。
異変解決後は情報部統括者アラン・リシャールと同じく、《身喰らう蛇》からリベールを防衛した実績を持って恩赦を得る。
⑥ルーク・ライゼン
リベール王国、情報部戦闘部隊中隊長。巨大な斧槍を操り、若者らしい苛烈な動きで敵を殲滅する。
情報部クーデターの際にカイトとたちと敵対した。カイトを『ガキんちょ』と小馬鹿にしがち。
異変解決後は情報部統括者アラン・リシャールと同じく、《身喰らう蛇》からリベールを防衛した実績を持って恩赦を得る。
⑦レイラ・リゼアート
帝国遊撃士協会に所属する正遊撃士。カイトたちとの出会いの際、『修行のため大陸各地を回る』と語る。
年の離れた弟がいたことで、バリアハート支部の平民の間では有名だった。
⑧カイル・リゼアート
故人。レイラの弟で、帝国バリアハート支部に所属していた準遊撃士。
カシウスが解決した帝国遊撃士協会支部連続襲撃事件の発生初期、ジェスター猟兵団の爆破工作に巻き込まれ殉職した。
⑨マルクス・ライズロア
帝国遊撃士協会受付。バリアハート支部所属。
帝国遊撃士協会支部連続襲撃事件を機に受付職を退職。『帝国時報に入職する予定だ』と語る。
⑩ファスト・ローレイン
帝国ルーレ、ラインフォルト本社に所属する技術者。第四開発部所属。
生活態度があまり良くなく、一言で表すならズボラ。研究に熱中するあまり食事なども疎かにしがちで、仕事服の白衣もヨレヨレとなっている。
帝国を訪れたカイトたちに対し、
⑪赤獅子
ジェスター猟兵団の副団長。巨大な斧槍を振るい、猟兵団副団長として恥じない戦闘力を誇る。遊撃士、とりわけカシウス・ブライトを恨んでいる。
カイトたちが帝国入りした際、ヴェスティア大森林でアネラスと戦い、ほぼ互角の戦いを演じた。最終的には辛くも敗北。その後の行方は不明。
◆オリジナル用語紹介◆
《並走駆動》
通常、戦術オーブメントの魔法駆動の際は意識の集中を要する。特に戦術オーブメントの使用に慣れてない者はその場から動かず、場合によっては瞑目する必要がある。
並走駆動とは、直線及びそれに近い動線を移動しながら魔法駆動を行うことを言う。熟練の遊撃士であればほとんどの者が行える駆動法。
《並戦駆動》
並走駆動を上回る難易度の駆動法。魔法駆動と同時に通常の戦闘行為──急制動・走行・跳躍・体操作及び武器操作などを行う。
魔法駆動に必要な意識の集中に置いて、《駆動》と《動作》に対する意識の比重の技術を要し、先天的なものではないが才能を要する。
カイト・レグメントは剣帝レオンハルトが並戦駆動を行っている場面を目撃し、後に自分の技術として獲得した。
《帝国遊撃士協会支部連続襲撃事件の再調査》
エステル・ブライトらが濃霧騒動と古代龍事件にあたっている間、カイト・レグメント、アネラス・エルフィード、ジン・ヴァセックの三名がカシウス・ブライトに指名され担当した依頼。カシウスが解決に尽力した帝国内の事件の情報を、改めてリベール王国側に持ち帰ることを主題とする。
《帝国遊撃士無差別襲撃事件》
帝国遊撃士協会支部連続襲撃事件の解決の後、しばらくの間帝国内の遊撃士が何者かに無差別に襲撃を受けることとなった事件。時期としては《リベールの異変》と重なるように発生した。これにより、帝国における遊撃士の活動が極めて困難になった。
事件の終盤にカイト、アネラス、ジンが帝国入りしており、彼ら三人も襲撃を受けることになった。現地の遊撃士トヴァル・ランドナーとともに解決に尽力している。