「だから、いろんな国を見ていきたい。遊撃士として守っていく国を旅してみたいんだ」
 リベールを襲った未曾有の災害と異変。それはちっぽけな1人の少年の運命を変えた。恋情と確執を乗り越え、仲間と共に大きな成長を遂げた。
 1203年、そして1204年。リベール出身の正遊撃士カイト・レグメントは、西ゼムリアで翼を広げる。

 かつての仲間と共に昏き聖痕を巡る異世界の旅──影の国。
 大都市の光と闇を目撃する宿縁の地──クロスベル自治州。
 友人の願いのために再び足を踏み入れる──エレボニア帝国。

 繋がる絆。それぞれが描く軌跡の旅路。
 そして──焔を紡ぐ導火線が激動の時代を形作る。
 心の軌跡第二部『重なる標』開幕――。


※前作『心の軌跡~白き雛鳥~』https://syosetu.org/novel/34915/