今は月面軍のアントなどの人類共通の敵がいなくなった世界。
月面軍との大戦が終わった後、一時的に世界は平和に包まれた。しかしやはりと言ったところか、人類は争わずにはいられなかった。
アントから世界を守る為に、元々人型作業用ロボを兵器転用したフレームアームズ。従来の兵器に比べて圧倒的威力を持っていたフレームアームズは、それを今度は今まで味方だった他国に向けられていた。
そんなとある戦場での話。


始めまして、初投稿となります。分からない用語があったりするかも知れませんが少し多くなるので見た目なんかも調べてください。
拙い文章ですがよろしくお願いします。

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フレームアームズを知ってる人が少ないかもしれないですが引越しのCMで「俺のフィギュアが……」って言われてた奴です。


王道から外れし者達

 

 

「何をしている貴様等!さっさとその白い轟雷と漸雷を墜とせ‼︎」

 

人間同士の戦闘でも数が必要である。カスタムはされていたりするがやはり初期の頃から量産されている轟雷やスティレットが多く見受けられる。

 

そして先ほど叫んでいた隊長は自分の愛機のコクピットで焦っていた。大戦時から愛用しているレヴァナント・アイ、その試作兵器を詰め込んだカスタム機である。両肩に内蔵されたニードルガン、両腰に刀2本にハンドガン2丁を装備し全体的に鎧武者の様な風貌になっている。彼は大戦時にこの機体で活躍し今の地位を手に入れた。

 

そして今回の戦闘、彼の軍は最初から優位に進めていた。朝を迎える直前あたりに彼は敵軍の基地に奇襲を仕掛けた。理由はこの基地にて新型の機体が確認されたとの報告があったからであり、詳細は分からなかったが機体が完成していたとしても開発中だとしても奇襲で全て破壊、もしくは鹵獲してしまうために警戒が緩むであろう朝方に仕掛けたのだ。

 

奇襲は成功し敵の防衛の主力である戦車と轟雷の一部は起動前に撃破、起動後も機動力重視のスティレットのガトリングやミサイル、アサルトライフルなどで撃破していった。

 

しかし途中、敵軍基地から左肩にシールドを付けた白い機体が数機出てきた。

 

噂の新型かと思われたが出てきたのは隊長機と思われる金のボディで大型のバズーカと腰ににライフル、赤のボディに背中にサムライソードの様な武器を付けた漸雷と、青のボディにミサイルとスナイパーライフルと背中にバズーカ、緑のボディで右手にアサルトライフルと左手にスタンナックルと背中に見たことが無いライフルを付けた轟雷1機ずつだった。

 

部隊はただの増援かと安堵した瞬間、味方のスティレット3機が撃墜された。どうした、っと隊長は思った。増援の轟雷の内の青と金の2機が狙撃したのだ。しかも内1機は瞬間的に2機撃ち落としたのだ。それからはあっという間だった。増援部隊は全員エクステンドブースターや脚部ローラーなどで機動力を上げこちらの攻撃を回避し、スナイパーライフルやアサルトライフル、ミサイルなどで此方の機体は次々と撃墜されていく。

 

そして冒頭のセリフである。

 

 

「相手はたったの5機、数ではこちらが勝っているんだ!あの機動力だ、装甲が薄くなってるはず。複数で囲んで撃ちまくれ!!」

 

 

轟雷系統はスティレットに比べて機動力より装甲重視に設計されている。いくら追加ブースターや脚部ローラー、無限軌道などで機動力を上げるといっても限度がある。そこで、装甲を削って重量を減らしていると考えたのだ。

 

隊長の指示を聞き部隊のスティレットと地上用にいた通常のレヴァナント・アイが数撃ちゃ当たると言うようにアサルトライフルやマシンガンを撃ちまくった。

 

そうして、スティレットが放ったミサイルが相手の漸雷と轟雷に命中し爆発によって土煙が上がり敵が見えなくなった。

 

 

「やったか!?」

 

 

そう言った時だった。土煙の中から二対の緑色の光が見えた。そして土煙がはれるとさっきまで居たはずの漸雷がいなくなり、かわりに白の見たことも無い機体がそこにいた。

 

いや、よく見ると奴らの体に轟雷や漸雷の装甲の一部が付いている。周りにも装甲の様な物が散らばったいた。

ということは、だ。

 

 

「まさか、さっきまで居た漸雷なのか?」

 

 

そう、あの白い機体が今まで戦っていた漸雷と轟雷だという事だ。

 

しかし、

 

 

「馬鹿な。奴ら、アーキテクトに変わる新しい人型兵器を開発していたのか!!」

 

 

この世界で主力を担っているフレームアームズ。それはフレームアーキテクトという共通規格の骨格ともいえるロボットを軸に装甲や武装によってあらゆる戦場に対応出来る様になっている。

 

しかし、敵はそのアーキテクトに代わる全く新しい機体を開発していたのだ。

 

敵は一部が外れたので意味が無くなったのか装甲を全て外して地面に落としていった。その姿は白かった。そしてカラフルでもあった。

 

敵は全体的に細身で白い装甲にボディが黒く、各自の元々のボディの色が体の各部に入っていた。いや、各自の色の骨組に白い装甲が付いたと言った方が正しいだろうか。

 

そしてライトグリーンのツインアイに各自の色の頭部に付いた角の様な二股に分かれたアンテナ。

 

中身は分からないが外側は今までに見た事があるパーツが全く無かった。

 

隊長や他の隊員も初めてアーキテクトを使わない機体を見て唖然としていたが、敵の赤い機体がサムライソードの様な、しかし比べられないぐらい美しい刀を抜刀して隊長機であるレヴァナント・アイに向かって駆け出した。

 

それを見て隊長は我に返り敵を迎え撃つため両腰の刀を抜刀した。

 

相手は大型のブースターなどは無い。背中のバーニアを吹かしながら跳ねる様に駆け抜けてくる。しかし、レヴァナント・アイの足に元々付いているローラーを使った機動より素早く見える。

 

こちらは、今回は隊長機として指揮が基本だが得意距離は刀を使った近接での斬り合いだ。しかもこちらは二刀流。比べてあちらは一刀。切りかかられても一刀で受け流しもう一刀で切りかかる事ができる。

 

彼方がお互いの射程距離に入ろうとしたので二刀を正面に構えた時、相手が急に加速した。

 

 

「なに!?」

 

 

敵は刀を上段に構えて近づいて来たので、左半身を少し前に出し左手の刀を正面で横向きに構え、右手の刀を肩に担ぐように構えた。

 

こちらが構えた瞬間相手の腕も少し動いた気がした。しかし気付いた時には相手は既に刀を振り下ろしていた。

 

 

「……は?」

 

 

隊長が唖然としている間に正面に構えていた刀が途中から少しずつずれて地面に落ちた。そしてレヴァナントの身体も中心線からずれ、爆発した。

 

爆発がおさまると赤の新型が右手で刀を一振りし、左手に持ち直した鞘に収めた。

 

 

 

 

 

これらがガンダムという起動兵器が新たに歴史に刻まれた最初の戦場である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まぁ、アーキテクトの代わりだからまだ装甲も薄いんだけどな。」




元々は誰もフレームアームズの小説書いてくれないので自分で書いてみようと思ったのが始まりです。でも文章書くの難しい……。これだけだ二ヶ月かかっちゃいました。
連載のも考えているんですがこの調子じゃ無理そうです。

ちなみに私は実際レッドフレームに轟雷着せてます。

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