転生したら『やぶれたせかい』の主だった件   作:名無しの転生者

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待たせたな(某蛇ボイス)


どうも、名無しの転生者です。
遅れました。待たせた分、少しだけ長めとなっております(当社比)。

ただ、ここから話がややこしくなるかも知れません。覚悟はいいか?俺はできてる。

数日にまたがって書いていたので微妙なところがあるかと思います。めちゃくちゃ生暖かい目で見てくれると嬉しいです。
適期改稿していきます。




ぅゎょぅι゛ょっょぃ

 ゲッコウガのガワを獲得してから幾ばくかの時間が流れた。だいたい二週間程度だ。

 大賢者が言うには『後二回で次の機能が解放されます』とのことだ。次の機能が解放されたところで、私がそれを使うかは分からないけどね。有用性かどうかに左右されるよね、うん。

 

「今日もいい天気だな」

 

 とりあえずそこのところを考えるのは後々にしよう。

 武装国家ドワルゴンと協定を結んだとはいえ、私もリムルもすぐに国外に出れるような状況かと言えばそうでもない。ひと段落済んだと思っても中々に自由になれないものなのだ。

 

 リムルはジュラ・テンペスト連邦国国王として魔物やドワーフたち来訪者の管理や庇護を求めてやってきた魔物たちへの役割の斡旋などがある(俺を通さなくても別にいいんだけどなぁ、とリムルは言っていたが)。

 

 

 

 そうそう、私にだって仕事はあるぞ。きのみ栽培、時空石採取、あとはポケモンの捕獲の3つだ。

 

 

 きのみ栽培は元々ガビルら竜人族(ドラゴニュート)に任せていたのだが、最近になってドワーフたちもきのみの栽培に精を出している。そのドワーフの取りまとめをしているのがベスターという男である。

 

 彼は以前リムルやカイジンらを罠にはめようとした悪徳大臣だが、現在は一研究者として魔国連邦でお仕事をしている。

 ヒポクテ草を使った完全回復薬(フルポーション)の研究を進める傍らできのみを使った状態異常回復薬の作製も手伝ってもらっている。

 ガビルは栽培こそ出来るが、それをポケモンで見たような薬に調合することは無理だ。そんな時にベスターがやって来てくれたので渡りに船だった。

 

 

 さて、次は時空石採取だ。

 時空石の効能は『衝撃を与えると一定の空間が切り抜かれその空間を過去の状態に戻すことができる』というもの。

 大賢者ですらどの程度の量ないしは形状で狙った位置を復元出来るのかが不明瞭だったためこれも技術者ドワーフに一任している。

 現在も試行錯誤の真っ最中のようなのでこれからの発展に期待するとしよう。もしかしたらその過程でポケモンの化石を復活させることが出来るようになるかもしれないからな。ラムパルドとかカブトプスとか割と好きなんだよね。

 

 

 最後にポケモンの捕獲。

 最初にテンガンざん外部でポケモンが発見されたと聞いた時は魔物との縄張り争いが発生するんじゃないかと気が気でなかった。

 だが懸念していたような事態は起こらず、むしろ良好な関係を築いていたと言える。

 確認されているのはビークイン、ミノムッチ、メガヤンマ、ゴンベ、コリンク、キャタピーだ。今のところはシンオウ地方で初出のポケモンが多いみたいだ。

 

 そういえば何故レアコイルは出現出来たのだろうか。ドワルゴンの近くだったことが起因しているのかもしれないが……。

 

 ちなみにテンガンざん内部ではドーミラー、ユキカブリ、ゴルバット、リーシャン、イシツブテ、アサナン等が確認出来た。

 彼らは魔物と関わり合うことが無いため、のびのびと暮らせている。たまにきのみをあげに行くのだが中々に食欲旺盛で少し困っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後私は『やぶれたせかい』の中できのみとどうぐの整理整頓や『鏡』を使ってジュラの大森林全体をウォッチングしていたのだが──

 

「何だあれ?」

 

 大森林外縁部を映していた『鏡』に一瞬だけ人影が映ったように見えた。慌てて『鏡』の視点を大森林上空に移すとサイヤ人みたいな勢いで飛ぶ桜金色(プラチナピンク)のツインテール幼女がいた。いやホントに何だアレ?

 

 自分の気配察知がコイツはヤバいと警鐘を鳴らしている。あぁ、分かってるさ。

 

 幼い見た目の方が強いとか、そんな法則がこの世界には存在するのだろうか。いやでもハクロウめっちゃ強いし全般的に当てはまる訳では無いだろう。そう信じたい。

 

『鏡』の場所を何度も切り替えていると何となくこの幼女の向かう先が見えた。

『テンガンざん』……それも山頂に向かってあの速度を保ったままダイブしようとしているじゃあないか!

 

 オイオイオイオイ魔国連邦が目的じゃないのかよ!

 この速度で落下されればいかに『やりのはしら』と言えど月みたいなクレーターができてもおかしくはない。というかできる、絶対できる。

 

 さすがに指をくわえて特大クレーターの完成風景をリアルタイムで眺めているワケにはいかないな。

 

 私は飛翔中の彼女の目の前に『鏡』を使って『やぶれたせかい』への門を開く。

 躱されるかと思っていたが意外にも興味を示したご様子。中に入ってきたようだ。

 ……とりあえずどうにかしないとな。ここに来た理由も知りたいし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「クソっ、遅かったか!」

 

 ツインテ幼女が魔国連邦上空を通り過ぎた時、リムルの大賢者は主に一つの可能性を伝えていた。

 

 

 ──告。対象の目的は個体名︰ギラティナが存在する『テンガンざん』及びギラティナの可能性が大。

 

 

(マジかよっ!?)

 

 最初に接近に気がついた際はこの首都リムルに来るのかと思っていたが、どうやら目的はギラティナのようだ。

 

 とりあえず最速で行動できるリムルが現場に急行。しかし彼女の目的(暫定)のギラティナも件の彼女の姿も『やりのはしら』には存在せず、二人の魔力反応すら消え失せている。

 

「どこいった……?」

 

 

 ──解。空間の微小な歪みを観測。高確率で個体名︰ギラティナが対象を『やぶれたせかい』に誘導したと推測できます。

 

 

 なるほどそれなら見つからないはずだ。

 だがいくらギラティナとはいえ彼女──魔王ミリムに対抗する手段はあるのだろうか。

 勝算があるから招き入れたのか、それともまた何か別な理由があったのか。

 リムルはただギラティナの無事を祈ることしか出来なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「見つけた(のだ)」

 

「「ん?」」

 

 どうやら同時に目的の人物を見つけられたようだ。ツインテ幼女は90度傾いた広めの浮島に立ってこちらを見つめていた。その目を見ていると吸い込まれそうになる感覚を覚える。

 

「初めまして。ワタシは魔王 ミリム・ナーヴァだぞ」

「これはどうもご丁寧に。私はギラティナ、反骨竜ギラティナだ」

 

 竜、という単語にミリムはピクリと反応した。何か思うところがあるのか、私は二の句を継ごうとすると──

 

 

 私の眼前にはミリムの華奢な拳が迫っていた。

 明らかにその細さには似合わないであろう威力と魔力を伴って。

 

 

 そして私の気配察知がまたも警告を鳴らす。

 その拳には触れてはならない。決してまともにぶつかってはいけない。私は彼女のその手に禍々しい竜の鉤爪を幻視した。

 

「『まもる』っ!」

 

 間一髪、ミリムの姿を『鏡』から見ていた時点でセットしていた『わざ』を発動する。相手がフェイントを使わない限りはほぼ確実に先制をとれる絶対防御わざだ。

 ただし連続使用は原作と同じくミスる確率が高くなるので多用は禁物。

 

「『おいかぜ』」

 

 私の後ろから追い風が吹き始めた。

 ちなみにどこを向いても私にとって追い風になってくれるように吹いてきてくれる。効果時間は20分ほどだ。

 

「ほう?今のを耐えるとは中々やるではないか!」

「たまたまだ。というか、何故攻撃してきた?私は魔王様に対して何もしていないと思うが?」

 

 確かにお前は何もしていない、とミリムは言う。

 

「ワタシが覚えている限りでは竜種は四種類しか存在しない。でもお前はそのどれにも当てはまらない。だから私自身が確かめに来たのだー!」

 

 わはははは!と彼女は笑うが生憎こちらは笑う余裕などない。親切に理由を説明してくれているうちに自分の技構成を変更していたが……攻撃してくるだろうか。

 

「お前がホラ吹きでないか、そしてお前が竜種足り得るかどうか、な!」

 

 ボンッ!と浮島の地面が吹き飛び粉塵の中からミリムが飛んでくる。特に翼を使って宙を舞っているわけではないようだ。舞空術なのか?

 

「『かげうち』」

 

 おいかぜの効果とかげうちによる先制攻撃でミリムからギリギリの先手を取る。他の攻撃では不味かったかもしれない。

 彼女の背後に回って背中の触手のように変化した羽にドス黒いオーラを纏わせて叩きつける。

 

「わはははは!ワタシから仕掛けて先手を取られたのは久方ぶりだな!」

 

 それを左腕一本でガードしていた。

 その腕私のまもるより強かったりしませんか?

 

「こんどはこっちの番なのだ!そぉい!!」

 

 気の抜けるような掛け声と共にミリムの姿が一瞬にして掻き消え──

 

「『でんじヴァっ!」

 

 わざは口に出さなくても発動できるようだ。途中で噛んだわざもしっかりとミリムに向かって発動できている。

 

 噛んだ理由は簡単。ミリムに土手っ腹を殴られて『やぶれたせかい』をビリヤードのように跳ね回っていたからだ。きのみとどうぐの貯蔵場所にぶつからなくて良かった……。

 ちなみに地面に叩きつけられる衝撃はノーマルタイプと認定されるらしく、見た目に反してダメージはミリムパンチのみ。

 しかしミリムの攻撃は私の弱点に該当するらしい。パンチ時に頭の中で『こうかはばつぐんだ!▼』とテロップが表示されたからだ。

 HPは残り三分の一。バーのカラーが黄色に変色している……どうにかしないと。

 

「厳しすぎやしませんかね」

 

 逆さまに浮かぶ足場から身体を起こしながら悪態をつく。まさか種族が竜種であることで自分が死にかける原因になろうとは。

 

 ミリムを見ればまだ身体を動かすのに難儀しているようだ。黄色の電流のようなエフェクトがミリムを縛るように表れているので自力解除には時間がかかる……はず。

 

 

 ……もしミリムがドラゴンタイプなのだとしたらこの攻撃はそれなりに効いてくれるだろう。

 フェアリーだったら……うん、それは考えないようにしよう。

 どちらにせよ、『ひんし』にさせることは無理だとは思うが。

 

「魔王さん、次が最後だ。体力的にはまだいけるが、これ以上の威力の攻撃を私は持ち合わせていない」

 

 痛む身体に鞭打って無理やりミリムの方へ向かう。

 

「これで私が竜種足り得るかどうか、決めて欲しい。いいだろうか?」

 

 あちらも麻痺った身体を無理やり動かしているのだろう。ガチガチと歯を鳴らしながら口パクをしてくる。

 

(い・い・ぞ・!)

 

 了解も得たのでわざを発動する。

 この後どうなるかは分からない……が、とりあえずやってやろう。一矢報いて、後はそれからだ。

 

 

 

 

 

 

『やぶれたせかい』の遥か彼方、煌めく星たちが唸りをあげた。

 

 

 一つ、また一つと光は生まれ、ある一点に向けて加速する。

 

 

 遍く星の一団は巨大な光帯を描きながら赤い炎を纏い、その鉾をかの魔王に差し向けた。

 

 

「『りゅうせいぐん』っ!」

 

 

 正真正銘、最大の一撃。

 

 竜星の光が『やぶれたせかい』を包み込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なー、ギラティナー!もっと食べさせるのだー!」

 

「分かったから急かさないでくれ」

 

 

『やぶれたせかい』の中で私は甲斐甲斐しくミリムのお世話をしていた。

 結論から言ってしまえば私はミリムに認められたのだ。『りゅうせいぐん』はミリムのお眼鏡にかなう威力だったらしい。

 実際本人はここまでガチンコバトルをする予定はなかったそうで、「ギラティナがワタシの予想を上回るくらいに強かったのがいけなかったのだ」と言った。理不尽である。

 

 その話の後治療のためにラムのみとオボンのみを食べさせると「他にもあるのか?」と聞かれたのでとりあえず在庫が大量にある状態異常回復系のきのみを渡した。

 特に『カゴのみ』がお気に入りの模様。だがきのみの研究をしていたベスター曰く「あんまり食べると不眠症になりますよ」とのことなのでミリムには一応釘をさしておいた。

 

 

 

 

 

 

 次は『やぶれたせかい』を見てみたいと駄々をこねたのでミリムパンチを食らうわけにもいかず素直に従った。

 

 重力や空間が無理やりねじ曲げられている光景にミリムは興味津々だった。どういった原理でこうなっているのかは私自身もよく分かっていないので、そこについて質問されなくて良かったと思う。

 

 

 

「ギラティナはいつからここにいたのだ?」

 

 私の頭をポクポクと叩きながらミリムが質問する。微量だがHPが削れていくのでやめてもらえないだろうか。

 

「……そうだな。いつから、と言えばつい数ヶ月前からだ。復活前で言えばいつから過ごしていたかも分からない」

 

 

 私は捏造した身の上を話すか少し迷ったが、どうせテンペストの住人たちも私のことを話す際に同じことを言うとだろうと思ったので結局話すことにした。

 

 

 

 

 

 

「ギラティナ、お前……」

 

 

 

 ミリムの めは にじんでいる▼

 

 ギラティナは もうしわけないきぶんに なった▼

 

 

 

「私自身、後悔しているわけではない。事実、こうして外に出ることが出来たのだからな。だから、そんな悲しそうな顔しないでくれ」

 

「……ワタシも退屈なのはキライなのだ。だからこうして魔王になって、それをしのいでいたのだ」

「でも、でも、でも。ギラティナは、何も、なんにもない……」

 

 

 さっきの快活な魔王らしからぬ、ひどく震えた声だった。

 少し潤んだ目をゴシゴシと擦り、それを二三度繰り返す。

 

 彼女が永い長い時を生きてきたことはきのみを食べてながら話してくれていた。その中の自分の経験を加味しても私の来歴は彼女にとっては聞くに堪えない内容だったのだろう。

 

 ミリムは懸命に次の言の葉を紡ごうとするが、それは縺れて喉に詰まってしまった。

 

 何とかしてやりたい、だが私は無力だ。

 やるせない気分が私の周りに蔓延して鬱陶しい。その雰囲気の原因を作り出して散布しているのは他でもない自分自身なのだが。

 

 

 なぁ、魔王さん。そう聞くとミリムは首を横に振った。

 

「ミリムでいい。特別なのだぞ?」

「あぁ、じゃあミリム。私はまだこの世界に出てきて日が浅い。知り合いもそこまでいるわけじゃないんだ。だから……」

 

 

「大丈夫、みなまで言うな。ワタシがお前の友達になってやるのだ!お前の失った分の月日を一緒に過ごしてやるから覚悟するといいのだ!!」

 

 

 彼女の気遣いは素晴らしいものだった。

 私はいつものように罪悪感を感じていたが、これは私が背負うべきものなのだろう。この感覚を忘れてはならない。そう強く思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──某時刻、某所。

 

 

 

「お前でも、ない」

 

 吐き捨てるように、彼女は言った。

 傍らには眠りこけた緑の小鬼が転がっている。

 

 彼女は未だ答えを見つけることは出来ずにフラフラと宛もなく、さまよっていた。

 

 自分の意義を見つけられず、そして誰も知らない。

 

 何のために生まれたのかも分からず、靄がかかった頭を振りながら記憶を読み解く。

 

 だが、何か予感がする。

 この先に何か知っている人がいそう、そんな信ぴょう性なんてこれっぽっちもない予感。

 

 今の彼女を支えるのはそれだけ、ただそれだけ。

 

 

 その物憂げな瞳は暗い闇の森でもぼんやりと光を放つ街を眺めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──某時刻、『やぶれたせかい』

 

 

 何もかもが歪んだこの世界の片隅に、一つの人魂が揺れ動く。

 

 

 “彼女”がここに来て直ぐには自分が何をしていたのかを思い出すことは叶わなかった。

 

 

 しかし、たった今眼前で繰り広げられた凄まじい闘いは彼女の記憶の箱をそっとつついた。

 

 

 

 お礼を言わなきゃならない人がいた気がする。

 

 

 私の最期の願いを受け継いでくれた人に。

 

 でも人だったっけ?

 あぁでも“姿”は人になってるのかな。

 

 

 

 

 ──スライムさん。

 

 

 

 

 

 シンオウ地方には『おくりのいずみ』と呼ばれる場所が存在する。

 昔はそこに食べたポケモンの骨を沈めれば、また肉体を得て戻ってくると信じられていた。

 

『おくりのいずみ』の近くには対になるかのように『もどりのどうくつ』というものが存在する。そしてその最奥には伝説のポケモン、ギラティナが姿を現すらしい。

 

 

 泉から送られて、洞窟からもどる。

 そしてギラティナの有する『やぶれたせかい』。

 

 

 果たして彼女は戻れるのだろうか。

 それはまだ、誰も知らない。

 

 

 




タグの「性転換」はギラティナ(精神が♂)が擬人化するにあたって女性の姿になる予定なので一応ぶち込んでおいたんですが……要らないのかな?

ちなみに擬人化は元の姿と人化した姿は行き来出来ます。

他の要素もタグ付けしておいた方がいいんだろうか。今回色んな要素あったしなぁ。

ちなみに遅れた理由はリテイクがめちゃくちゃ多かった
からです。

最初にトレイニーさんがトゲキッスを捕獲してくる話を書いていたんですが思う通りに筆が動かず頓挫。諦めました。いつかどこかの幕間でモンスターボールもなしにポケモンを捕まえるトレイニーさん書きたいですね。


投票は296票でラティ兄妹が一位ですね!

みんな好きだねぇ!私も大好きさ!!


もちろん他の伝ポケもいずれ出す予定ではありますよ!乞うご期待!


……ネーミングセンスが皆無だから悪夢ちゃんの名前をどうしようか考え中。


追記︰質問があったので一応ここに書いておきます。
ギラティナは反物質を司る能力がありますが、この世界ではその能力にロックがかかっています。
第四話の『固有スキル』の欄に『■■■操作』とありますがそこが本来『反物質操作』が入るスペースでした。
あまりに強すぎるので『世界』に転生時に封をされたとでも思っていたただければ。

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