魔法科高校の『触れ得ざる者』   作:那珂之川

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この場合、記憶を消すに限る

 射撃訓練を終え、達也と深雪はFLTに用事があると言って見送った後、悠元は庫裏の縁側に通された。恐らく、先日小百合が達也に押し付けたレリックのことだろうと推察すると、八雲は綺麗に丸めた頭を掻く様なしぐさを見せた。

 

「それで、結局はどうしたのかな? 悠元君は国防軍に伝手もあることだし、その辺は穏便に済ませたのだろう?」

「先生の予想通りかと思いますが、伝手を使って国防軍の兵器開発部に突き返しましたよ。小百合さんは怒り心頭でしょうが、あれは世の中に出回らせちゃ拙い技術の塊ですので」

 

 名目上の株主である元に加え、筆頭株主である深夜に話を通した上でレリックを国防軍に直接返却した。達也はもう少し解析したがっていたが、こないだハッキングをしてきた相手が大陸系の古式魔法使いということを伝えると、深雪の安全も考えてレリックを悠元に任せた形だ。

 

 達也の考えでは、魔法式の保存ができれば非魔法師でも魔法兵器を扱えると睨んでいた。実際のところ、悠元も陸軍の兵器開発部にいた時は、その思考を前提として勾玉の解析を行った。

 だが、非魔法師ではその機能を使っても“魔法を常時制御できない”ということが判明した。非魔法師の場合、擬似的な魔法演算領域をCADで再現しないと極めて難しい、という難題中の難題が立ち塞がったのだ。

 刻印型術式のように必要な変数入力をすべて定数化させた魔法式を用いたところで、今度は個人差のある想子保有量がネックとなりかねない。最悪、想子よりも先に精神力が尽きて死に至る可能性がある。それに対応する技術もあるが、こればかりは秘術に関わる部分に触れるため、兵器開発部での研究は強引に打ち切った。

 

 いくつかの起動式を経由して保存された魔法式の制御を行う方法も考えたが、今の現代魔法で十全に使うために必要なコストが新型のCAD設計費用よりも高い、という考えるのも馬鹿らしくなる試算結果に至った。

 なぜそんな金額になるのかと簡単に言えば、高濃度の想子に耐えうるだけの魔法行使能力を持っていないと無理、という結論に達したからだ。なお、その方策はデータの入ったメモリを魔法で分解したので、悠元の記憶以外では一切残っていない。

 ソフト面では可能な話でも、ハード面で可能にするとなれば、魔法演算領域を電子領域に再現させることが必要となる。その研究が一向に進んでいないのは世界中どこでも同じで、魔法演算領域自体をピンポイントで可視化するという魔法は世の中に存在していない……悠元という例外を除けばの話だが。

 

「ということは、悠元君は今回の件までにその解析を全て終えているということかい?」

「魔法式を保存できたとして、魔法式の使用継続・中断などの制御、魔法式への想子供給は結果的に使用者の負担となります。それに見合った演算能力と制御能力がなければ、魔法を一回使っただけで廃人になるでしょう。良くて想子中毒に見舞われる可能性もあります」

「……それだと、魔法師は単なる“弾”にしかならなくなる、というわけか」

 

 魔法演算領域を科学的に再現する方法が無い訳ではない。ただ、世界中でもブラックボックス同然の部分を完全に把握できているのは悠元だけ、という現実がある。そうでもなければ『領域強化』という魔法を行使することも難しい。

 この部分を公表しないのは、魔法演算領域に秘められた秘密に加え、現代魔法において根幹の部分に触れることになる。言うなれば、魔法先進国であるUSNAの立場を土台から引っくり返しかねないことに繋がる。

 なお、勾玉関連の情報は千姫に報告しているが、彼女もその力のことを危惧して秘密にすることを約束してくれた。

 

「そもそも、あの勾玉の解析は現代魔法や古式魔法でも無理でしたからね」

「ふむ、一体どんな方法を用いたんだい?」

古代文明魔法(エンシェント・マジック)―――古代魔法と呼称したほうがいいでしょうね。古代文明に残っていた壁画の解析で偶然覚えた産物ですし、その方法はいくら九重先生でもお教えできませんよ」

「それは大丈夫。いくら『九頭龍』の長といえども、僕の本能が触れちゃいけないと警告しているからね。世捨て人の坊主でも自分の命は惜しいものだ」

 

 この辺は剛三の趣味で世界中を連れまわされた副産物と言っていいだろう。

 義務教育であるはずの中学教育がかなり省かれ、剛三との旅行という名の鍛錬で費やされた……今にして思えば、真っ当な中学生活を一切送っていないことに涙が出そうになった。

 

 いくら護人の立場で自由気ままな爺さんとはいえ、「スターズ」のいる基地に道場破りの感覚で入っていったのはおかしいと言わざるを得ない。マジで誰か止めろよ、と言いたくなったほどにだ。俺に止めろって? ……好奇心旺盛の塊とも言うべき爺さんを常時止められるような鋼の精神なんて持ってないので無理だ。

 

「―――大人しくしなさい!」

「問答無用で戦略級魔法放っておいて、言いたいことはそれか! このポンコツ魔法師!!」

 

 自分の場合はというと、そんな爺さんの破天荒な行動に巻き込まれて、基地にあるビルを半壊させる羽目になった。後で「ビル全壊とは笑うしかないの」と爺さんは笑っていたが、もう半分はこの国の戦略級魔法師が『ヘビィ・メタル・バースト』を発動させたせいだ。

 

 不幸中の幸いは、それ自体を“演習”という体にして不問にしてくれたことと、仮面のお蔭であのポンコツ魔法師に正体がばれなかったことぐらいだろう。魔法は優秀だが、それ以外がねえ……笑うしかなかったけど。

 

「そういえばですが……国防軍は例の人物が密入国していることについて、既に把握していると認識してもよろしいですか?」

「ああ、間違いない。主戦派を煽ることになると危惧して、かなりの情報統制を敷いているようだ」

 

 小百合の一件以降、達也や悠元には一切の情報が流れてこない。双方共に特務士官という立場上仕方のないことだが、風間はもとより同等の地位に立っている佐伯からも情報の供与がないことを少し疑問視していた。

 『人喰い虎』呂剛虎(ルゥガンフゥ)の密入国の件(そこに陳祥山もプラスされる形となるが)に関しても、自身の調査と八雲の調査結果から確信を得た。

 

 別に現在の待遇そのものに関して不快感を覚えるわけではないが、まるで管理するかのような扱いを受けていることを国防軍に身を置いた時から感じていた。それは、魔法の実験部隊である独立魔装大隊に移っても同様であった。

 もし、国防軍がこちらに好意的であるならば、防衛大学校のデモンストレーションの一件だって起こりえていないのでは……そう邪推してしまうほどだった。風間が謝罪したので、その件のことはひとまず水に流す形としたが、次に余計な干渉をするようならば、その対応を真剣に考えないといけなくなる。

 最悪、独立魔装大隊での研究データや兵器データの全廃棄も考えなければならないことに、正直やることが多いと愚痴りたくなってしまう。そう思っていると、八雲はそれを察したようで苦笑していた。

 

 戦略級魔法師という存在を軽視しているわけではないし、自分もその枠の中に当てはまることは理解している。

 だが、例え国防軍が管理していたとしても、実際にその引き金を引くかどうかは政府にその権限と責任が伴う。この国は軍事国家ではなく法治国家である以上、政治家が戦略級魔法の使用可否を握るのは当然の帰結と言えるかもしれない。核兵器という切り札を握れなくなった代わりとして、戦略級魔法を求めるのはごく自然な流れともいえる。

 そのことによって、要らぬ欲を出そうとする輩が現れないとも限らない。だからこそ、自分は母や爺さんの推薦を快く受け取り、神楽坂家次期当主になることを決めた。節操無しのレベルで敵を作りたくなんてないが、相手が殺そうとする覚悟を持ってくるのならば、相応の対応をせねばならない。

 とある主人公の台詞だが、「撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ」という文言が一番しっくりくると思う。

 

「それで、君はどうするのかな?」

「俺の戦略級魔法の使用許可権限を持ち得ているのは爺さんと母上だけ。これは独立魔装大隊に移る際に了承して貰った権限です。他の優遇措置はどうあれ、これを変更するというのならば、辞表を叩き付けて国防陸軍の士官を辞めるつもりです。正直、内ゲバなんてやってる暇があるんなら、国内全体の利益を考えろって言いたいですよ」

 

 沖縄防衛戦の後、戦略級魔法『天鏡雲散(ミラー・ディスパージョン)』のことについては元と真夜、そして剛三に話した。実家は言わずもがな、四葉家は達也の『質量爆散(マテリアル・バースト)』を知った対価として。そして、剛三に話したのは何かしらの後ろ盾になってほしいという打算があった(国防軍は風間が報告すると思われたので、一切伝えていない)。

 それを聞いた剛三は、悠元が戦略級魔法を使えることを神楽坂家に対して秘密裏に相談。その結果、戦略級魔法の使用許可権限(それと悠元の婚約者選定)を剛三と千姫の2人が担うこととなった。その影響は独立魔装大隊への所属変更の際、同席した剛三がその権限を佐伯に“認めさせた”形として表面化した。

 

「世俗の柵は大変だからね。だからこそ、僕のような世捨て人も出てくるわけだし」

「どこにいても柵が付き纏うのは分かっていましたが……まあ、今すぐに軍籍を外すようなことはしません。正式に神楽坂家当主の座に就くのが早まれば、その限りとは言えなくなりますが」

 

 護人は権威をもちつつ権力を備えている。それは、この国を害しようとする輩が現れた場合、権威だけでは対処できないということを嫌と言うほど知っているからだ。上泉家は初代当主がかつて仕えていた主を失ったことに起因。神楽坂家は長きに渡る皇族を守り通すために様々な手段を用いることになったことが大きい。

 

 護人である上泉家と神楽坂家の当主は「どの組織にも癒着してはならない」という不文律が存在する。

 国を守るために協力・共闘の体制や技術供与を行うのは、最終的な結果として国益に適うとなれば問題はない。だが、思想や信条を汲み取って特定の組織に対する必要以上の肩入れは出来ない。それが時として破滅への道になりうる可能性があるからだ。

 護人自体は四つの家が存在していたが、半分は三度の世界戦争で没落し、日の目を見ることなく消え去った。その原因は特定の組織に対する必要以上の癒着に等しいぐらいの肩入れが遠因となっていた。

 僅かな生き残りは、細々としながらも上泉と神楽坂の中に受け継がれたらしい。

 

 悠元のFLTへの魔工技師としての参加や保持している株式(悠元が神楽坂家に移ったが、所有権は成人するまで元の一時管理に変更なし)については、許容できる範囲の経済活動として千姫が認めている。神楽坂家が四葉家のスポンサーをしている以上、複数の繋がりを持つことは悪くないという判断だ。

 スポンサーという立場を肩入れとみるかどうかだが、神楽坂家や東道家は必要以上の干渉を四葉にしておらず、あまりにも国の枠組みから離れすぎれば咎めるが、その心配はかなり減った、と言ってもいいだろう。

 でなければ、四葉の次期当主候補筆頭である深雪を神楽坂家に嫁がせるという方策なんて出来る筈もない。

 

 国防軍に関しては、本来の年齢規定を逸脱した特務士官自体認められるものではないが、一定の範囲内での協力なら可能としている。ただし、悠元の戦略級魔法の使用可否については、上泉家か神楽坂家の許可が下りない限り国防軍で使用することができない。

 加えて、神将会として正式に活動することになれば、独立魔装大隊への関与はかなり薄くなる。個人的な付き合いを続けるにしても、軍事的なことについては一定の線引きを必要とするだろう。

 

「その意味だと、爺さんも大概おかしいんですけれどね。魔法師だと知られていても、あんなに自由に動けるのは」

「護人は皇族以外に拘束されない特記事項がある。政府が剛三殿を拘束する度胸なんて存在しない。寧ろ、返す刃で血の海が出来かねないだろう」

「B級スプラッタ映画も真っ青……いえ、真っ赤の光景が完成しそうですね。寧ろ、突然ゲームのキャラが飛び出てきました、と表現したほうがしっくりきそうですが」

「それは間違い無いかもしれないね」

 

 剛三が上泉家当主でなくなったとはいえ、彼が公式の戦略級魔法師として公表されることはない。いや、むしろ“できない”。剛三が大漢で成した一騎当千の功績は世界中に知られており、そんな彼に対して世界各国の諜報機関や政府高官は『雷龍(ライトニング)』とは別の呼び名を用いる。

 

―――『繋がれざる者(アンチェイン)

 

 三矢家の魔法科高校での扱いから見れば、剛三がそう呼ばれていても不思議ではないと思えてしまうほどに毒されているのは否定しない。慣れというのは人の感覚を鈍化させるというが、まさにその通りだろう。

 どこの格闘漫画のキャラなんだよ、と内心でツッコミを入れたが。

 

 だが、それに付き添っていた悠元に対しても二つ名があることをこの時の彼は知らなかった。どう呼ばれていてもあまり気にしていなかったのが幸運だったのかどうかは、それこそ神のみぞが知る。

 USNA屈指の戦略級魔法師でも触れることが叶わず、彼の逆鱗に触れれば無傷で帰れることなど奇跡に近い所業。その在り様を、とある国の大統領がこう評していた。

 

―――『触れ得ざる者(アンタッチャブル)』と。

 

 そして、その名が広まることになるのは……この先に起こることだというのも、今の悠元には想像すらしていなかったのだった。

 

 ◇ ◇ ◇

 

 FLTに対してのハッキング攻撃はあったらしいが、これについては第三課の優秀な研究員たちに加えて牛山のリーダーシップの甲斐あって無事に終息した。

 

 恐らくはレリックの分析データを狙ったものだと思われるが、そもそも達也と小百合のやり取り自体は第三課の人間に知らされていない上、小百合がレリックの複製を国防軍から請け負ったということなど知る筈もない。

 だが、その一件は小百合に対する襲撃の翌日から細やかな噂程度の話として社内に知られていた。尤も、第三課に所属する人間からすれば「御曹司の功績に対する僻みなんだろう」と冷ややかな感じだったらしいが。

 

 それはともかく、高校に入ってからよく通うようになった喫茶店ことアイネブリーゼで、悠元はジト目をしながら向かいに座る男子2人―――レオと幹比古を見ていた。

 

「お前らなあ……論文コンペの準備が忙しいときに、創作物の主人公みたいなことしてるとか、俺を過労死させる気か?」

「いや、悪いとは思っちゃいるんだが……」

「こういうことは悠元が適任だろうと思ってね。燈也も同意見だったよ」

 

 簡単に説明すれば、レオは上泉家での鍛錬の際、不可抗力でエリカの着替えを見てしまった。幹比古の場合は、学校での演習訓練(相手は克人)の後、差し入れの手伝いをしていた美月と一緒に食事をした後、畳による足の痺れから美月を救おうとして胸を鷲掴みにした。

 双方共に一応解決した事案だが、迷惑を掛けたお詫びに何か作って渡そう、と2人が思案したらしく、その相談相手に悠元を選んだというわけだ。

 この2人の主人公が持っていそうな気質は、きっと達也があのような性格(ある意味無敵超人とも言うが)だからこそ、釣り合いを持たせるためなんだろう、と思ったのはここだけの話。

 

「……それなら、割と簡単に出来る部類のほうがいいかな。クッキーでいいか。言っておくが、余計なアレンジしたら、うちの姉特製の青汁飲ますから覚悟しておけ」

「どんな代物なんだ? 健康によさそうな気はするが」

「エリカは頑張って飲み干したが……気絶した代物だ」

「青汁で気絶って一体何が入ってるの……」

 

 味はまともと言うか美味しいのだが、飲んだ後に凝縮された苦味が一気に襲い掛かってくるイメージだと言えばいいだろう。そうとしか表現できないというか、味覚以外で味を感じるとか意味不明すぎるというか……それを生み出したのは、うちの姉の一人である佳奈だ。

 なお、その青汁を日頃から飲み続けている猛者が1人いる。誰なのかと言うと、末っ子の詩奈だ。もう既に三矢家の片鱗を見せているような気がしてならなかった。

 

 予め言っておくが、その特製青汁の原料は合法的なものしか入っていない、とだけ付け加えておくこととする。

 

 場所は相談の結果、幹比古の家で作ることとなった。

 幹比古の実家である吉田家は神道系古式魔法の家なので、その弟子は女性の比率が高い。上泉家の場合は武術の側面が強いので男性の比率が高いため、少し新鮮味を感じる。

 そして、菓子作りとなればそういうことに目聡いのが女性であるが……その好奇心は、時として残酷な一面を突きつける形となった。

 

「あはは……悠元は凄いよね」

「ああ、すげえよな」

「納得がいかないんだが……いや、マジで」

 

 レオと幹比古がそれぞれ作ったクッキーをつまみ食いで食われないようにするため、悠元もごく普通のレシピでできるクッキーを作り、焼き上がったものを彼女らが食したところ、お通夜のような雰囲気が出来上がっていた。

 2人と悠元の作ったクッキーに材料の差異は一切存在しないにも拘らず、こういった結果となったことに悠元は納得いかない様子を見せていた。

 

「美味しい……でも、何で涙が出るのかしら……」

「その気持ちはわかるわ」

「何でしょう、この気持ち……嫉妬、でしょうか?」

 

 女性の弟子たちの中で妙な連帯感が出来つつあった。

 この状況を生み出した当人が取った行動は、懐から筆ペンと短冊を取り出し、某漫画家キャラばりの速度で術式を書き上げていた。そして、徐にサングラスを取り出して自分自身に掛けた。

 その術式に見覚えがあった幹比古が声を上げる前に、悠元はその短冊を前に翳した。

 

「もう、いい加減にしろ!」

「うわっ、まぶしっ!?」

「悠元ぉっ!?」

 

 その術式は、以前調子に乗ったエリカを止める際、悠元が即興で書き上げた閃光を発する精霊魔法で、副次的に範囲内の一定期間の記憶を消去するというもの。まあ、宇宙人を相手に取り締まる某映画に出てきた記憶消去装置みたいなものだ。特製のサングラスをかければ防ぐことも可能である。

 閃光を発した隙に、クッキーをレオと幹比古が焼き上げた余りとすり替え、事無きを得た。なお、悠元が作ったクッキーの余りはどうなったのかと言えば……ちゃんと残さずに全部食された、とだけ言っておこうと思う。

 そして、レオと幹比古の作ったクッキーも無事に各々の相手へと渡ったのであった。

 




 勾玉関連はどうしようかと試行錯誤し、原作での扱いも含めてこうなるように決着させました。魔法式の部分はこれで大丈夫だと思いたい……場合によっては修正するかもしれません。

 後半はお堅い話ばっかりやってると肩が凝るので、箸休め的なエピソードです。端的に言えばギャグテイスト混じり(ぇ

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