魔法科高校の『触れ得ざる者』   作:那珂之川

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逃げるのならば倒すまで

 ―――2月17日。

 

 バランス大佐は疲れ切っていた。作戦で敵に難なく作戦本部への侵入を許し、敢無く拉致されて漂流させられているところをこの国の海軍に助けられてしまったのだ。

 だが、それは今回の作戦で協力している在日米軍などの協力員も同様であり、本来の作戦(作戦の立案自体はUSNA軍上層部の決定によるもので、バランス大佐はほぼノータッチに近かった)に参加するはずのない彼女を引っ張り出した時点で責任の擦り付けなど論外という他なかった。よって、バランス大佐に対する作戦失敗を咎める声は皆無に等しかった。

 

 そんな失態があったとはいえ、USNA大統領の特使も兼ねている以上は気落ちしていても仕方がない。そう奮い立たせているバランス大佐は大使館の一室―――臨時に宛がわれた執務室にいた。

 

(セリアからの申し出……よもや、あの人物からコンタクトを受ける形になるとはな)

 

 襲撃作戦の翌日にセリアからの連絡を受けたバランス大佐は思わず耳を疑ったが、こちらの都合を伝えるとこの日の会談を申し出てきた。よもや戦略級魔法師と目される疑いが最も強い人物―――神楽坂悠元からの会談要請。

 こちらの都合と先日の襲撃作戦からすれば良い印象など皆無に近い。それでも武力行使という報復を取らずに理知的な話し合いを申し出た以上、一方的に仕掛けた側であるUSNAは受け入れざるを得ない。

 そう思案していたところに、扉の外から聞こえるノック音と秘書官からの声で意識を思考の海から引き上げさせ、入室を促す。秘書官に連れられる形で姿を見せたのは、スーツを身に纏った人物こと神楽坂悠元その人であった。

 

「―――お久しぶりですね、ヴァージニア・バランス中佐殿。いえ、今は昇進されて大佐でしたか。2年ぶりぐらいになりますね」

「ええ……彼女から話を聞いた際はとても驚きましたが」

 

 剛三が基地に無断侵入して追跡した際、リーナと遭遇して打ち負かした一件だが……その際、基地の司令室にて指揮監督をしていたのがバランス大佐(当時は中佐)であった。アクシデントの片付け自体は箝口令のみでお咎めなしとなったが、バランス大佐経由で大統領に話が伝わってホワイトハウスでの会談になってしまった。

 その当時でもかなりの要職にいたバランス大佐だが、世界最強を自負しているスターズの“シリウス”が負けたという事実を隠す意味も含めて昇進し、内部監察局副局長となった。その意味で目の前にいる悠元はバランスにとっても他人事ではない人物なのだ。

 

「あの時は家の仕来りで本当の名字を名乗れませんでしたが……長野佑都あらため神楽坂悠元と申します。話はセリア―――エクセリア=クドウ=シールズ嬢より聞き及んでいるのも含めて色々ご存じでしょうが」

 

 お互いにソファーに座っての会談で、悠元は改めて自己紹介した。

 元十師族・三矢家の人間で神楽坂家次期当主兼当主代行。そして、USNAの調査では先日起きた横浜事変―――通称『灼熱と極光のハロウィン』において使われた2つの戦略級魔法の片割れを使ったと目される最重要被疑者。

 その彼がセリアを経由する形ではあるが、態々会談を申し出てきた理由を推察しつつバランス大佐が口を開いた。

 

「さて、会談の申し入れは聞いていたが、それ以上のことは何も聞かされていない。そちらの要件は一体何なのか、それをお尋ねしたい」

 

 普段ならば年下の相手に畏まった言葉など使わないが、相手があの“ポラリス”を破った相手となれば話は別だ。下手に機嫌を損ねて魔法で大使館を吹き飛ばされる可能性もなくはない。

 その辺を察したのか、悠元は笑みを漏らしつつも話し始める。

 

「ご心配なく大佐殿。別に、私は貴女に報復を仕掛けようという意思はありません。今の時点で貴女が直接私に危害を加えようとした訳でもありませんから。ただまあ、この作戦を立案したであろう軍上層部や国防総省(ペンタゴン)の連中を許す気になどなりませんが」

 

 悠元は事前の調査でバランス大佐の置かれている立場を把握している。USNA軍情報部内部監察局においてナンバー2の実力者にして、USNA大統領の特使の任を帯びて来日した人物。

 「ブリオネイク」や「レーヴァテイン」を託された時点で彼女が今回の作戦の調整役となることは想像に難くなく、まだ話を聞いてくれる部類の人間に罰を与えようなどとは微塵も考えていなかった。

 

「私がここに来た理由は二つ。一つは貴方方が行っている戦略級魔法師の無力化―――殺害も含めた“不法行為”の即時中止を要求します。『灼熱と極光のハロウィン』で使用された戦略級魔法の片割れを担った身として、その振る舞いは到底看過できません」

「……っ!? 今、何と……」

「言葉の通りの意味ですが? もし今の言葉で私を殺そうとするなら、それはUSNAの“世論”と判断させていただくことになりますが、その覚悟が貴女におありですか?」

 

 民主主義国家の国家元首は選挙によって選出される。統治システムが余程偏ってなければ、国家元首はその国の国民の意思表示によって決定される仕組み。つまり、国の統治者は“世論”によって選ばれている形だ。

 バランス大佐は大統領より一定の権限を付託されている以上、その権限を使って悠元を拘束することは事実上可能だ。しかし、戦略級魔法の使い手の片割れが元十師族に加えて神楽坂家の当主代行。加えて上泉家の血族ということからすれば、その権限を使うことなど不可能に近い。

 仮に、今ここで任務を達成しようとすれば上泉家、神楽坂家に加えて三矢家……更にはあの“四葉家”まで動くことが想定される。調査の中で彼は四葉に気に入られているという噂話があり、これを単なる噂として片付けるのは上泉剛三と四葉家の関連性からして無理に近かった。約30年前―――彼らによる無双劇以上の被害が出る可能性が極めて高くなることを意味する。

 

「無論、ただ大人しく捕まるつもりもありません。その時は大使館諸共消えることは覚悟してください。貴女位の立場なら、戦略級魔法師クラスの実力ぐらい周知の事実でしょう」

「……ちなみにですが、どちらの魔法なのですか?」

「日本海側―――新ソ連の連中の対処ですね。尤も、その際に向こうの戦略級魔法師であるベゾブラゾフが『トゥマーン・ボンバ』を使用して私を殺そうと目論んだようですが、綺麗に返り討ちの格好となったようです」

 

 ベゾブラゾフ関連の情報は既にUSNAの諜報機関へ引き渡されており、無論バランス大佐とて周知の事実。なので、この程度の情報開示であれば問題ないと踏んだ。実質的に3国間での戦闘行為となり、二大国の攻撃を跳ね除けた形。言い換えるのならば、この国にいる在日米軍の対応の遅さを辛辣に言い放ったようなものに等しい。

 だからといって、悠元自身“世界最強”を自負することはない。そういう肩書に目が眩んで近寄ってくる面倒事など百害あって一利なしだ。自分自身が強くなると決めたのは自分と大切なものを守るためであり、安寧を脅かさないのであれば見逃すことも吝かではない。

 それに、バランス大佐に自分が戦略級魔法師であることを明かした理由はもう一つ。戦略級魔法師という存在を誰よりも身近に知っており、尚且つ軍上層部においてかなりの発言力を有する人間の中でまともな判断力を併せ持っていると理解していることに加え、USNA大統領の特使という事情からすれば自身のこともある程度は聞き及んでいると推察したためだ。

 

「……正直、分かりかねます。貴方方とて戦略級魔法のことは隠しておきたいはず。何故私にその事実を明かすのですか?」

「新たな戦略級魔法一つで目くじらを立ててここまでの騒ぎを引き起こしたのです……出る杭を打とうとする姿勢は大亜連合や新ソ連と何ら変わりない。幸いにして現大統領とは親交がありまして、その誼で教えたまでの事ですよ」

 

 バランス大佐は正直、内心で冷や汗をかいていた。

 この国の正式な戦略級魔法である『深淵(アビス)』以外に新たな戦略級魔法が生まれたことは世界を震撼させた。それも、大国ではなくUSNAにとっての同盟国の日本がだ。一時期共同研究をしていた実績は残っているが、それでもステイツに比べれば魔法技術のレベルは劣るという国防総省(ペンタゴン)の報告をあっさりと覆したのだ。

 そもそもの話、この国には「トーラス・シルバー」という存在がいる以上、世界に名立たる魔法技術力を有しているのは間違いないが、現代魔法の先進国としてのプライドがそれを認められなかったのだろう。

 幸い、目の前にいる人物は戦略級魔法を無闇に使わないという宣言をしている。だからといって、これを好機と考えて彼を拘束した場合……上泉剛三と神楽坂千姫が出てくる可能性が極めて高い、と大統領から忠告を受けていた。その二人は戦略級魔法師クラスの実力者であり、世界を救ったかの“英雄”を引っ張り出すような事態になれば、USNAは間違いなく国家としての評価を著しく落とすことになる。

 二人の評価は“核兵器よりも表に引き出してはならぬ存在(アンタッチャブル)”であり、世界にとっての禁断(パンドラ)の箱同然の扱い。その彼らが認めている存在として悠元がいる……つまりは“そういう存在”だということをこの場で自覚せねばならない。

 

「二つ目の要求ですが、今後この国に不法侵入したUSNAの関係者についての扱いは、この国の法秩序に則って処理させていただきます」

「それを、素直に呑めと?」

「その代わりと言っては何ですが、大佐殿がこちらの要求に対して素直に手配していただければ、今後大佐殿や大統領閣下にお力添えすることも吝かではありません。何でしたら、先日使われた戦略級魔法をUSNAの本土に向かって放たない、とこの場で約束しても構いませんが?」

 

 簡単に言ってくれる、と内心で愚痴りたくはあったが、不幸中の幸いにしてバランス大佐は特使としての権限で了承することは可能。それに、戦略級魔法の片方を自国に向けて放たないという確約がもらえるのと個人的なコネクションは非常に魅力的な提案。

 

 悠元からすれば、別に『スターライトブレイカー』をUSNAに向ける必要性など皆無だし、万が一の場合は自分が修得している他の戦略級魔法を使用することも念頭に置くことが出来る。ただ、ダブルスタンダードやら屁理屈を述べるのが茶飯事のようなお国柄のために“本土”と限定する形を取った。達也としても深雪に害が及ばないと確約さえ取れれば賛同するのは目に見えている。

 それと、バランス大佐は気付いていないようだが、この要求には後の顧傑が来日した際の対処も含まれている。少なくとも、レイモンド・クラークは気付いているような素振りを見せていたが、エドワード・クラークについては不透明という他ない。

 

 お互いにとって決して悪くはない提案……その魅力に負ける形で、バランス大佐は契約書にサインをすることとなった。

 

  ◇ ◇ ◇

 

 ―――西暦2096年2月19日。

 

 ピクシーの件は事前に神楽坂家を通して四葉家にも伝わっているため、ピクシーを買い取るという動きにまでは至っていなかった。これで何かしらの動きに出た場合はこちらも動かざるを得なくなり、ある意味ホッとしたような心境なのは間違いない。

 レイモンドが指定した日―――今回は達也らを先行させる形で演習場に向かわせた。その理由を悠元の傍にいる姫梨と佐那が尋ねる前にとある人物が一人やってきた。

 

「……成程、彼女がここにいたら間違いなく尋ねられますからね」

「それで納得されるのもどうかとは思うが……時間通りだな、セリア」

 

 一応フル装備のセリア(無論『仮装行列(パレード)』を展開して仮面まで付けている状態だが)が飛行魔法を解除して降り立ち、悠元らのもとに歩み寄る。敵意がないことを示すかの如く両手を上げていた。

 

「連絡は私らの元にも来ていました。それでリーナですが……意固地になってパラサイトを殲滅するつもりのようで」

「現代魔法だと『ルナ・ストライク』以外でほぼ対処が不可能なはずですが……止めなかったのですか、セリアさん?」

「お恥ずかしながら、身内は生真面目すぎまして……」

 

 その言い方だと自分は真面目ではない、と軍人らしからぬ言葉を口にしたセリア。だが、彼女自身が軍人となったのはリーナの存在が大いに関係しているのだろう。その代わりに軍上層部が胃薬を手放せなくなるジレンマを抱えることになったのはご愁傷さまだが。

 

「おにい……コホン、悠元は動かれないのですか?」

「俺が下手に近付くとパラサイトが逃げるから、近付くのは最後の瞬間だけだ。事前に特殊な結界術式を張り巡らせたが……」

 

 第一演習場に天神魔法をベースとした大規模結界術式を展開しているが、演習場内には達也たち以外だと九島家を含む国防陸軍第一師団の遊撃歩兵小隊―――通称「抜刀隊」、七草家を含む防諜第三課の部隊、そしてリーナのバックアップを担うUSNA軍の部隊が侵入していることを既に掴んでいる。それとパラサイトを加えれば5つのグループが対峙していることになる。

 

「閣下は一体どこでパラサイトの有用性を掴んだのか……ピクシーの実力など一切表に出してないはずなんだが」

 

 原作ならば、ピクシーが青山霊園に連れ出された際に発した超能力(サイコキネシス)を響子経由で知ることでパラサイトの回収を目論んだ。一応制御の安全性をテストするために軽い念動力ぐらいのテストは学内で実施したが、その痕跡は綺麗に“書き換えた”。

 仮に、自分が動いているということからピクシーひいてはパラサイトの有用性を見出した、のだと仮定すれば一応の辻褄は合うのだが……ロクに制御できるかも怪しい代物に手を出す時点で彼も“焦り”を隠せないのかもしれない。すると、悠元らに近付くもう一人の来訪者―――四葉の意向を受けてきた人物の気配を感じ取り、悠元は言葉を発する。

 

「で、影から見てないで姿を見せたらどうだ―――亜夜子ちゃん」

「ふふ、流石は悠元さん。それで、そちらの方はUSNAの方ですよね?」

 

 姿を見せたのは四葉家の分家の一つ、黒羽家の長女である亜夜子。この夜中に黒いワンピースはある意味堂々とした出で立ちなのかもしれない。姫梨や佐那、それにセリアも特に驚くようなそぶりは見せなかったが、亜夜子の方はセリアを見て首を傾げる始末だった。

 

「まあ、彼女については今回の一件にこれ以上関わらないと確約は貰ってるからな。亜夜子がここに来たのは幹比古が封印したパラサイトの回収か」

「はい。此度は御当主様からの指示でもありますので」

 

 現状、幹比古が2体のパラサイトの封印に成功し、その一方でリーナが達也の制止を無視して宿主を殺している。

 四葉が回収してくれるなら、場合によっては神楽坂家で接収することも可能なので反対はしない。問題があるとすれば、そのもう一方を九島家か七草家で回収することになるわけだが……ここで、悠元は佐那に視線を向けた。

 

「なら、出来るだけ急いだほうがいい。そちらも手勢はいるだろうが……姫梨と佐那、亜夜子ちゃんのフォローを頼めるか?」

「道中に奪われる危険性も考慮して、ってことですね?」

「奴らならそれぐらい何食わぬ顔でやりかねんからな」

 

 一方的に蹂躙することは可能だが、それでは意味がない。自分たちがいかに危険なことをしているのかという自覚を持ってもらわねば話にならない。九島家や七草家を潰さない理由の一つは「新秩序(ニューオーダー)」の流れを断ち切るための防波堤になってもらうためだ。

 姫梨と佐那が亜夜子の後に続く形で去った後、その場に残ったのは悠元とセリアの二人だけ。そうした理由はセリアにも後片付けを手伝ってもらうに他ならない。

 

「さて、残る宿主はと……いくらスターズのプライドがあるとはいえ、自分がどうにもならない敵がいることへの自覚はないのか? その原因の片棒を担いでいるセリアさんや」

「うぐぅ」

 

 ぐうの音しか出てこないのは無理ないだろう。人間の性格の半分は環境によって形成されるとなれば、リーナに最も近い身内であるセリアの所業が彼女にどのようなフィードバックを与えるかなど明白。

 何かしらの反論があるとは思ったが、どうやらセリアも思い当たる節があるようだ。

 

「えと、そのことはともかく……8体のパラサイトが融合したね」

「それは把握済みだ。さて、最後の美味しいところを奪うのは癪だが、やりますか」

 

 本来なら達也の「眼」の情報を基に深雪が『コキュートス』を使用するわけだが、そんな危なっかしい真似をしないために態々結界術式を使っているのだから。

 悠元が右手に持った「オーディン」を前方に構え、「天神の眼(オシリス・サイト)」でパラサイトの融合体を捉えたと同時に意識を集中させる。そして「オーディン」から大量の起動式が流し込まれ、魔法の発動準備が整う。

 

 ―――自身の持つ固有魔法『万華鏡(カレイドスコープ)』。

 

 転生した当初は知覚魔法の一種として、そこから『天鏡霧消(ミラー・ディスパージョン)』や『星天極光鳳(スターライトブレイカー)』という戦略級魔法も編み出された。使用者である悠元自身の魔法演算領域すらも無限化してしまうこの魔法の真の本質は“概念干渉”―――情報次元(エイドス)における存在(イデア)そのものの定義を全て捻じ曲げる神の如き所業を為す魔法。

 

万華鏡(カレイドスコープ)―――天界爆裂(アカシック・ノヴァ)、発動」

 

 似たような性質を持つ『天照絢爛』でも常識の範疇内に止まっているのに対し、対象物の存在を使用者の望むままに書き換える神業の魔法『アカシック・ノヴァ』に実質的な制限はない。

 第一演習場に張り巡らされた結界が連動する形で光り輝き、時間にしてほんの一瞬―――カメラのフラッシュよりも遥かに短い時間の瞬きが止むと、そこに存在していたはずのパラサイトの融合体は綺麗に消え去った。

 

「さて、これでようやくパラサイト絡みも終わりか……なして土下座してるんだ?」

「お兄ちゃんに一生逆らいませんのポーズ」

「俺は魔王か」

 

 流石に何度も殺害と蘇生を延々と繰り返して相手の心を木っ端微塵にするほどの技量はない。そこまで到達したら最早神の領域と断ずる他なく、セリアの土下座を見た悠元は盛大な溜息を吐いた。

 なお、強制的に立たせるために悠元のチョップがセリアの脳天を直撃したのはここだけの話。

 




後半部分ですが、逃げるのならば遠距離から魔法撃てばいいじゃない、という結果でこうなりました。
原作だと対処法が極めて限定的ですが、本作主人公というチートの暴力で解決可能になりましたので。
ロクに戦闘していない? 実力が極まると一瞬で勝負が決まるようなものかと。

来訪者編はもうちょっとだけ続くんじゃ。

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