魔法科高校の『触れ得ざる者』   作:那珂之川

347 / 551
法の論理とは何ぞや

 バレンタインの雰囲気は街中にも見られており、悠元はそれに見て見ぬふりをしつつコミューターの最寄り駅に降り立った。すると、普段なら待っている筈のない人物が駅前にいたことに悠元は思わず首を傾げていた。

 

「達也? 珍しいな」

「時間通りだな」

 

 達也は悠元からの解析結果を聞きたいと考え、今日は深雪や水波と帰らずにミーティングへ出席し、その丁度帰りであったらしい。指定された時間なら悠元と合流できると踏んで待っていたらしい。

 

「ミーティングは特に進展もなかったからな。今日は悠元絡みの用事もあるからと言って抜けてきた」

「それはまた……先輩たちや将輝は驚いてなかったか?」

「特にはな。ただ、一条が少々訝しんでいたが」

 

 そもそも居候は深夜の提案を受け入れての形なので、別に一条家の顔を窺う必要性もないし、師族会議の中でもそれに関する話は出たらしい。ただ、将輝が知らない節を見せていたとなれば、多分剛毅は将輝に居候のことを伝えていないと考えられる。

 ともあれ、寒空の下で立ち話もそこそこにしつつ、魔法で周囲の寒さをやわらげつつ司波家に向かいながら話をした。当然音声阻害の魔法は丁重に施している。

 

「―――テロに使われた炸薬と兵器は間違いなくUSNA製の旧式対空ミサイルのもので間違いない。実はUSNAにいる工作員がロサンゼルスで解体された兵器類の残骸を発見していた」

「スクラップにして、炸薬だけ取り出したのか……先日の妨害は、そのスキャンダルを隠すためのものだな?」

「それだけならまだマシだけど、そこに大統領府や議会の関係者まで関与している。対処に来ているベンジャミン・カノープス―――本名ベンジャミン・ロウズの親族がな」

「……口封じの目的もあるわけだな。だが、この国の中で暗殺するのは目立つだろう」

 

 達也のように『雲散霧消(ミスト・ディスパージョン)』でもすれば早いが、『分子ディバイダー』は達也の『分解』には程遠いレベルで、顧傑の死体を消そうとするとかなり高出力の領域展開を有してしまう。これは『分子ディバイダー』の魔法の特性上、結合を分断する形状でなければ威力が十全に発揮できないデメリットを抱えているためだ。

 少なくとも、人体を粉微塵に分解するためには最低でも数百メートルに及ぶ領域展開が必要となり、そんな魔法を使えば間違いなく検知されかねないし、USNA軍が日本国内で魔法を使用したことが問題視される。そうなれば、人間主義の運動は日本だけでなくUSNA全体にまで波及してしまう。

 こんなシナリオはUSNA政府内はおろかUSNA軍統合参謀本部ですら認められない。そうなると、顧傑が逃げ出す手引きをするのは明白で、公海上に出た段階で殺すのが目に見えている。

 

「こないだの襲撃の際、マーカーは?」

「文弥と亜夜子がピンチだったからな。そこまでの余裕はなかった。悠元の眼で追いかけることはできないか?」

「出来なくはないが、相手にこちらの動きを見破られる可能性は捨てきれない。それに、達也が見つけることで相手を焦らせた方がいいと思う」

 

 本当ならばあのテロで死者を出すつもりだったが、大財閥である神坂グループのホテルを爆破しただけでも既に政府は財界から厳しい突き上げを食らっていることに加え、非魔法師からもテロに対して厳しい対応を求めるネットの声が凄まじいことになっている。

 この辺は怪我人に対して十師族を代表する形で十文字家が治療費の全面負担を申し出ていて(掛かった実費は他の十師族とも合わせて負担している)、更には国立魔法医療大学の生徒が最先端の魔法治療でケアもしている。

 

「相手がそう簡単に動くと?」

「この時点で仕掛けないと、顧傑は攻撃の手段を失うことに繋がる」

 

 テロで思った結果が得られなかった。メディアの動きもかなり鈍化している。こうなれば、多少強引にでも手駒の残党を動かしてでも反魔法主義を強引に焚き付けるしかない。そうなれば、狙われる可能性があるのは残党が潜伏している三大都市圏の近く―――第一高校と第二高校がその標的になる可能性が高い。

 

「ただ、政府機関の周辺はテロ特措法の関係で集会行動が禁止されている。今回、国立魔法大学はその対象に含まれないが」

「同じ政府機関なのにか?」

「魔法という自衛の手段があるから問題ないとみている輩も多いんだと思うけど……今更だけど、高校生の話す内容じゃないよな」

「同感だな」

 

 達也とて出来る限り穏便に過ごしたい気質の為、悠元の愚痴めいた言葉に対しで肯定の意を示す様な口調で呟いた。

 

 気が付くと司波家の前に来ており、悠元が先んじる形で中に入ると、エプロン姿の深雪が出迎えてくれた。

 

「おかえりなさい、悠元さん。お兄様もご一緒だったのですね」

「ただいま、深雪。達也と丁度駅で会ってな」

「そうでしたか。ささ、早くリビングに」

 

 深雪に急かされる形で悠元がリビングに向かうと、そこには豪勢な料理がテーブル一杯に並べられていた。これには事情をある程度聞かされていた達也ですら目を丸くするような素振りを見せていた。

 

「……深雪さんや。これは嬉しいが、大変だったんじゃないか?」

「いえ、前日に仕込みをしていた分もありますので。今日は本気で腕を振るいましたので、遠慮せずに食べてください」

(それはいつものことじゃないのか?)

 

 悠元のツッコミが入り混じる様な問いかけに深雪は嬉しそうに答えた言葉を聞き、達也は内心で悠元のこととなると見境が無くなる妹に対して問いかけた。こればかりは深雪のこととなると本気で怒れてしまう自分が言えた台詞ではないのかもしれない、と達也が思ったことも含めて。

 何にせよ、同じく準備していた水波も含めて四人での悠元の誕生会は、会話も弾んで楽しく進んでいった。そして、バースデーケーキということで運ばれてきたのは……ワンホールサイズのザッハトルテであった。律儀に蝋燭に火を灯したので、悠元は静かに息を吹きかけて火を消した。

 

「お誕生日おめでとう、悠元」

「おめでとうございます、悠元さん」

「ありがとう、達也に深雪、水波も。しかし、ザッハトルテとは思い切ったな……一昨年の春のこと、根に持ってたのか?」

「そんなことはありませんよ」

 

 深雪はにこやかにそう答えるが、誕生日のケーキに割と難度が高めのものを選ぶあたりは根に持っていたのだろう。ともあれ、切り分けられたケーキの皿を受け取り、悠元がまず口にする。

 

「……ふむ、美味しいな」

「本当ですか? 少し苦めになったのですが」

「本当だよ。別に苦い食べ物が嫌いという訳でもないし」

 

 飲み物と食べ物が同じく苦くても、緑茶や抹茶は普通に飲める。コーヒーや紅茶は独特の味わいがあるので甘めにしないと嫌なだけだ。その反面チョコが程よく苦ければ割とバランスが取れるため、これは恐らくその辺を深雪が気遣った結果だろうと思いながら食べ進める。

 

「なら、コーヒーを貰えるかな? ミルクと砂糖入りで」

「はい、わかりました!」

 

 ご機嫌な様子でキッチンに消えていく深雪の姿を見ながらケーキを食べるわけだが、正直この後が山場なのは言うまでもない。チョコ代わりのバースデーケーキなんてその“前菜”に過ぎないのだ。

 達也や水波もその雰囲気を感じているからこそ、特に何も言うことなく苦笑だけを浮かべていた。

 

 ケーキを食べ終えた後、風呂にのんびりと浸かった際も特に突撃することはなく、脱衣所も兼ねた洗面所で悠元は髪を魔法で乾かして寝間着に着替えた。深雪ならやりそうなものなのに、それがないことに思わず首を傾げた。

 地下室でやることも特にないため、そのまま自室に戻った悠元は目を細めた。悠元の視線の先にあるベッド―――そこに不自然な膨らみが見えていた。そして、机の上に置かれた箱。恐らく、この仕掛けは悠元が箱に気を取られた隙にベッドから飛び出して飛び付く算段なのだろう。

 

(……甘いな、深雪さんや)

 

 悠元は付けた部屋の電気をわざと消し、そのまま布団に潜り込んだ。すると、そこにいたのは予想通りの人物―――深雪であった。流石に何も身に付けていないという状態ではなかったが、透けているランジェリーで大事なところまで見えている始末だった。

 

「……いつ買ったの?」

「その、お母様に悠元さんを誘惑するにはどうしたらいいか相談したら、こんなものが贈られてきまして」

 

 既に婚約者として発表されているのに、他の婚約者に主導権を握られまいとする本妻候補としての葛藤なのだろう。これを画策した人の思惑に乗るのは少々癪だが、正直一人の男子として今の深雪の恰好を見て理性を保てる自信はとうに無かった。

 

「今年も深雪自身がプレゼントになったのか。なら、遠慮なく頂こうか」

「今年も頂かれちゃうんですね……遠慮せずにお好きにしてください」

「そういうのを平気で言っちゃうのはズルいわ」

 

 何度も言っている大事なことだが、最後の一線だけは死守しつつ深雪をそのまま抱いた。翌日が学校ということなどすっぽ抜けていたが、その辺は最悪魔法でどうにかしようと思いながら。

 

  ◇ ◇ ◇

 

 そんな甘い雰囲気が翌日にはガラッと一変した。何が起きたのかと言えば、魔法大学前で抗議をしていた市民団体(大方人間主義絡みなのは間違いない)によるデモ隊が大学前をガードしていた警官隊に対して投石やプラカードによる攻撃を掛けたのだ。

 

「……暴力に走るとかどうかとおもうぜ」

「いやはや、全くですよ」

 

 レオの言葉に燈也が頷く。せめて穏便に抗議していれば警官隊とトラブルを起こすこともなかった。いや、彼らからすれば警官隊がアクションを起こさせることこそ目的であり、その様子を彼らの意向に沿ったメディアが報道しているわけだが、そこには他のメディアが一部始終を放映しており、国営放送もデモの一部始終をノーカットで流している。

 この放送の仕方でも姿勢が丸わかりなのは言うまでもないが。

 

「それでも全員逮捕出来る訳じゃありませんが、少なくとも数十人は下らないでしょうね」

「魔法も使われてたけど、相手が投石までしている以上は怪我をさせようとしているようなものじゃないの。何が『言論の自由に対する侵害』よ」

 

 佐那の言葉にエリカが毒づいたのは、モニターに映っている弁護士が警察官の身の安全云々を置き去りにして『言論の自由に対する弾圧』を懸念するようなコメントを述べたことだ。

 

 憲法で保障されている自由は何をしても良い“自由(フリーダム)”ではなく、法的に保障された基本的人権と公共の福祉による秩序の範囲で認められた“自由(リバティー)”だ。

 分かりやすい例を挙げれば、職業の自由だって特定の職に就くために一定の手順を踏まなければならないことは誰だってわかる常識だ。一番触れる機会の多い言論だって公序良俗に反するようなものは情緒教育の観点から規制されているのに、デモ活動はまだしも、抗議相手をケガさせればそれは立派な犯罪行為でしかない。彼らには刑法という概念がないのだろうかと問いかけたいほどだ。

 

 実際のところ、その夜のメディア報道―――与野党の国会議員がそれぞれ別のメディアに出て論調を展開していた。与党側は「警察官は不法侵入や公務執行妨害として逮捕したまでであり、投石やプラカードによる攻撃が先である」という論調に対し、野党側は「手当たり次第に逮捕するのはやりすぎである」と非難するような論調であった。

 

 警察官は職務としてデモの暴徒化の拡大を抑制するために働いたというのに、魔法一つでどうこう言うのはお門違い過ぎる。先に相手をケガさせるような動きを見せておいて逮捕されないというのは流石に法に背く行為でしかない。これを見逃すのは法治国家であるこの国の司法が形骸化したと見做されてしまう。

 

『野党側はもう少し突いて来ると思ったけど、割と穏便ね』

「まあ、そうですね。尤も、この程度など序の口でしょう」

 

 夕食の後、悠元は千姫と通話していた。『フリズスキャルヴ』で見られる可能性は拭えないが、そんな会話を一体何時何処で聞いていたのか? と突いたところで連中は押し黙るしかなくなる。

 

『そうね。大阪方面の人間主義者が痺れを切らして動くでしょう。名古屋方面は軒並み壊滅に追いやられていますし』

「母上は宜しいので?」

『そっちの件は公安が対処していますので、態々出張る必要もないでしょう』

 

 反魔法主義の動きは鳴りを潜めつつある。顧傑はこのままだと復讐の機運を盛り上げることが出来ずに朽ちるだけ。稲垣に撃ち込まれた刻印は早々に解呪したため、その反動を撃ち込んだ本人が受けているだろうが、こちらの知った事ではない。

 『人形師』本人の生死は確認していないが、特に報告に上がってくることがない以上は生きているのだろう。

 

『悠君は彼が魔法科高校の生徒に危害を加えると睨んでいるのですね?』

「狙われやすいのは大阪に近い第二高校、そして都心に近い第一高校でしょう。とりわけこっちは顧傑の標的の関係者がいますから」

 

 言論で埒が明かなければ暴力沙汰で事を解決しようとするのは『ブランシュ』の一件で経験済み。その例に則るならば、今度は魔法師がアンティナイトを使うことも想定している。おまけに、古式魔法の遠隔操作で魔法を放つ技術は第三研で研究されていた『サテライト・キャスト』の大本となる代物。その研究の一部が引き継がれた先は十山家である。

 何とも皮肉めいた因縁というべきか……今はそのことに関して問うことなどしないが。

 

  ◇ ◇ ◇

 

 その翌日、デモ活動自体は打って変わって穏便になっていたが、とうとう魔法科高校の生徒が反魔法主義者に襲われたという事件が発生した。

 悠元は部活連本部室に詰めていたが、生徒会からの呼び出しを受けて生徒会室に赴いていた。部屋には生徒会役員だけでなく風紀委員会の幹比古と雫もいた。

 

「悠元さん」

「達也にはメールで簡潔に連絡しておいた。状況は?」

「現状は伝わっていること以外特には。今桜井さんが第二高校と音声会議を繋いでいる所だよ」

 

 下校中の第二高校の女子生徒が反魔法主義者の集団に襲われ、助けが入ったことで女子生徒にケガはなかった。ただ、女子生徒が抑え込むために魔法を使用したものの、その加減を誤って犯人側が酷い怪我を負ったとのことだ……字面だけ見ても、未成年の女子を襲おうとした不審者の時点でどちらに非があるかなんて明白だと思う。

 すると、連絡を受けて引き返してきた達也が生徒会室に入ってきた。

 

「悠元もいたのか」

「ああ。詳しい状況はまだ分からん。今二高と回線を繋げている所だよ」

 

 すると、水波の方から回線が繋がった報告が上がり、深雪はマイクに向かって話しかける。

 

「第一高校生徒会長、司波深雪です。第二高校さん、聞こえていますか?」

『第二高校生徒会副会長、壬生光宣です。音声はクリアに聞こえています』

 

 スピーカーから聞こえてきたのは、達也と悠元、深雪に水波、幹比古に雫やほのかにセリア、そして理璃にとって聞き覚えのある声が生徒会室に響く。

 

「光宣君。貴方が副会長になっていたのね」

『ええ。まあ、副会長の補佐みたいなものですが。ところで深雪さん、テレビ回線に切り替えませんか?』

「ええ、構いませんよ」

 

 こちらは特に見られても困る様なものはないし、音声回線が繋がっていれば映像回線への切り替えは直ぐに終わる。いきなり映像回線でないのは一種のマナーみたいなものだ。

 モニターには光宣の顔が映し出され、息を呑むような声が聞こえたが、光宣の方は嬉しそうな表情をしていた。

 

『お久しぶりです。達也さんに悠元さんもいたのですね』

「ああ。久しぶりだな、光宣」

「まあ、部活連会頭としても放置できる案件じゃないからな。久闊を叙すると行きたいところだが、詳しい事の次第を聞きたい。説明をお願いできるか、壬生副会長」

『分かりました、神楽坂会頭』

 

 事を簡潔に述べると、こうである。

 下校中の女子生徒が一人で下校していたところ、六人ほどの男性に取り囲まれ、彼らは大声で『人間主義』の教義を唱え始めた。この時点で迷惑行為甚だしいが、女子生徒が防犯ブザーを鳴らそうとしたところで男たちの一人が防犯ブザーを取り上げようと揉み合いになったらしい。

 正直に思うが、この時点で婦女暴行未遂と受け取られても仕方がない行為としか思えない。

 

 そこに騒ぎを聞きつけて同じ第二高校の男子生徒が四人ほど介入し、男たちと乱闘になった。その内2年生の男子一人が骨折・内出血を含む重傷、1年男子の一人が鎖骨骨折で、もう一人が脳震盪を起こした。残る男子一人と襲われた女子にケガはなかった。

 反魔法主義者の一人に拳法系の格闘技を身に着けていたものがいて、それによる被害を見て女子生徒が放出系魔法の『スパーク』と収束系魔法の『プレス』を使用したとのこと。反魔法主義者側の被害は不整脈が一人(元々高血圧で不整脈が出やすい人だった)、倒れた際に歯が欠けたものが一名、他は打ち身と擦り傷だそうだ。

 光宣が通話に出たのは、生徒会長ともう一人の副会長が教官と共に警察へ出向いている為であった。

 

「正直、被害の度合いからすれば過剰防衛にならんだろう……というか、魔法技能の消失というリスクからして、過剰防衛なんて取り方をすれば警察の性根を疑いかねんと思う」

『あ、あはは……いつにもなく辛辣ですね』

「まあ、これでも武術を修めている身だからな」

 

 単に怪我云々を量るのであれば、過剰防衛の線を疑われても仕方がない。だが、魔法科高校の生徒は極力魔法を使わずに救い出そうとした。相手がテロ事件の影響で表立って魔法を使えないのをいいことに武術で圧倒するなど以ての外だ。『ブランシュ』の一件の時は相手が武装していたので一撃で相手を気絶させたが、それと同列に出来るはずなどない。

 いくら武術の本質が「弱きを助け、強きを挫く」とは言っても、魔法科高校の生徒を一律に強い人間と評する考え方には到底納得できない。とりわけ一番怪我の状況が酷かった2年生の男子相手にそこまでやったことが異常すぎる。内臓にまでダメージが行っている以上、明らかに“殺意があった”と見做せるような行為なのだ。

 

 これで反魔法主義者をお咎めなしとするようなら、司法は立法と行政に対する叛意を見せたに等しくなる。いくら三権の独立性が謳われると言っても、魔法の存在を危険視するばかりで実用性を鑑みない司法官などこの国にとっては害を為す存在に成り下がるだけだ。

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。