この小説を読む前に普通に遊戯王マニアの私が気が付いたらに神様に「お前を5D'sの世界に送るから願い言え」って言われたので夢だと思ったから黄金律EXと幸運EXと異能力耐性と元の世界の遊戯王カードをくださいって言ったら本当に5D'sの世界のシティという異世界に一年いる私がありのまま今起こった事を話すぜ!

「普通に8階建てマンションで豪遊暮らしをしていたら紫色のタコさんウインナーの様な髪型をした少年と髪型はどことなく獣耳のような形をした地味そうな眼鏡をかけた青年と水色の右と左で長さが異なる前髪と左右非対称の改造制服のような服を着た少女とと髪型が某キングに似た何か下衆い匂いのする少年と南国出身者を思わせる地黒の少年と緑色のギザギザのモヒカンが特徴のイカツくもコミカルな顔立ちの大男と金髪で腰まで届くストレートのロングヘアーに白とグレーを基調とした服を着た細身の青年が降ってきた」

何を言ってるのかさっぱりわからないと思うけど私にも分からない…
頭がどうにかなりそうだった…神様転生だとか超チート乙だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてない…もっと恐ろしいものの片鱗を味わったんだ…

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これは単なるネタにしてネタ・オブ・ネタとして作った小説です。



バリアン達との5D's暮らし

~リアナ邸 屋上 テントハウス~

 

「zzzz…」

 

此処はネオドミノシティに存在するとある少女が所有する大豪邸。

その八階の屋上にあるテントハウスで一人の少女が眠っていた。

中性的な顔立ちで美しい金色の髪を伸ばした美少女と呼ばれても遜色ない少女だ。

其処に近づく影が二つ…

 

「おい、さっさと起きろ」

 

「起きて下さらない?」

 

そう声をかけたのは紫色のタコさんウィンナーの様な髪型をした中学生後半位の少年と水色の右と左で長さが異なる前髪と左右非対称の改造制服のような服を着た同年代の先ほどの少年と何処となく雰囲気が似ている少女だ

 

「…zzz…」

 

「ちっ…メラグ。頼む」

 

「分かったわ。ナッシュ」

 

そう言いメラグと呼ばれた少女は両手に持っていたフライパンとお玉を掲げるとナッシュと呼ばれた少年は自分の耳に耳栓をした後メラグの耳を手で塞ぐ…そして

 

「秘儀!死者の目覚め!!!」

 

-カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンッ!!!!!-

 

「ひにゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!??」

 

そして少女がお玉とフライパンを何度もぶつけ、死者すら目覚めそうな騒音をまき散らす。

するとベッドで寝ていた少女がその騒音により飛び起きたのを確認するとメラグは騒音をまき散らすのをやめ、ナッシュもメラグの耳を塞ぐのをやめ、耳栓を外した

 

「アルル。もう朝だぞ?そろそろ朝ごはんの時間だ」

 

「そうですわ。今日はドルベが昨日の残り物のカレーを使うと言ってらっしゃいましたけど…」

 

「そ~なの~…?」

 

ナッシュとメラグがそう言うとアルルと呼ばれた金髪の少女は寝ぼけているのか頭が痛いのか間延びしたような声でそう尋ねた

 

「ええ。食パンにカレーをつけて食べるという事らしい」

 

「そ~なんだ~…んじゃぁ着がえるから…」

 

-スッ-

 

「おい待て、着替えるなら俺達が出ていってからにしろ」

 

メラグが伝えるとアルルが自身の服を脱ぎだそうとし始め、ナッシュがそう言いテントハウスの玄関に手をかけた

 

「うん分かったぁ…」

 

「ったく…二度寝するなよ?」

 

「では先に二回の食堂で待ってますわよ?」

 

-カチャ…パタンッ…-

 

そう言いメラグとナッシュはテントハウスから出て行った。

そしてアルルはすぐさま着替えを行った。

先ほどまで着ていた星柄パジャマからオレンジを基調とした服装とハーフパンツを穿いていた。

 

「ふぅ…行こうっと…」

 

そして彼女はそのままテントハウスから二階にある食堂へと向かうのだった。

 

~リアナ邸 二階食堂~

 

ええっと…私はアルル・リアナ…元々はこのネオドミノシティに住んでいたわけではなくそもそもこの世界の人間じゃありませんでした。

ある日私は普通に高校1年生をしていたんですがその日も普通にベッドで眠ったんですが夢の中で突然。

 

「お前を5D'sの世界に送るから願い言え」

 

って声が響いたんですがその時は私は夢だと思ってたので

 

「黄金律EXと幸運EXと異常な能力に対する耐性と元の世界の遊戯王カードをください」

 

って言ったら何故か本当にこの遊戯王5D'sの世界の世界のネオドミノシティに居ました。

最初は酷く取り乱して鬱になりかかったんですが半年もすれば元の世界に望郷の念も薄れて一年もすれば「そう言えば私って別世界の人間だったっけ」ってくらいになりました。

いや~…きっぱり諦めると少し気が楽になりましたけど自称親戚がウザいのなんの…どいつもこいつもお金や本当に稀ですが私の体目的の奴らで鬱陶しいのなんの…それでこの豪邸作って引きこもってやりましたよ。

耐震構造は完璧。セキュリティは完備。非常時にはシャッターまで内蔵した一種のビルになってしまいました。

これで漸く安心して普通にデッキ構築したり通信教育でデュエルアカデミア入ったりして一年くらい経ったときでしょうか?

 

空から人が降ってきました。しかも七人も…

しかもその人たちは全員知っている人たちでした。

私が元の世界に居た時に放映していた遊戯王ZEXALⅡの敵キャラ達バリアン七皇の七人が…

…神代凌牙ことバリアン七皇の王ナッシュを筆頭にドルベ、神代璃緒ことメラグ、真月零ことベクター、アリト、ギラグ、ミザエルの七人が何故か屋上に倒れていたですよね。

つい屋上のテントハウスに一纏めに寝かせておきました。

 

そして時間つぶしに夕食を作って屋上に戻ったら全員目が覚めてました。

七人とも見知らぬ場所で目を覚ましたために混乱してた上になんか全員ベクターに殺気を込めて六対一の状態でデュエルしようとしてたんで止めにかかったんだけどミザちゃんはいきなり私をエネルギー弾みたいなもので攻撃してきたし、七皇達は殺気丸出しで睨みつけてきたけど落ち着くように説得をして何とか事無きを得たよ。

それで全員が落ち着いて警戒心も少々薄れたことで私も皆の事情を聞いたんだ。

…なんか全員こっちに飛ばされた際の時間に誤差があるっぽい…

ナッシュはドン・サウザンドに操られたギラグに拉致された所で。

ドルベとメラグはベクターに敗北して吸収されたところで。

ベクターはサルガッソで九十九遊馬に敗れた所で。

アリトは遊馬に負けてベクターこと真月に闇討ちされて気を失った所で。

ギラグはアリトの仇討ちの為に真月と遊馬に挑んだけどホープレイVに敗北した所で。

ミザエルはカイトとの決戦の為に月に向かったら気が付いたら此処にいたらしい。

 

…その後私がバリアンを知っている理由や私の事情も聞かれたけど自分もこの世界の人間では無い事や遊馬やバリアン達のデュエルがこっちじゃアニメになってたって言ってある程度物語の流れを教えたら色々驚かれたり憤慨された。

ちょっとフォローで「貴方達が現実に感じる以上自分たちにとっての現実はそれじゃないかな」って言ったら落ち着いたっぽいけど…そっからが大変だった…

 

異世界だから拠点がない事や私が特殊なカードを所有してるって分かったギラグにバリアンズ・フォースで洗脳されそうになった。

異能力耐性があったからか洗脳されなくて驚いてたけど…今度はナッシュが

 

「非礼は俺が詫びる。だからデュエルして俺達が勝ったら俺達を此処においてほしい」

 

って土下座…あまりに綺麗な土下座だったんで了承しちゃったよ…

ちなみにオーバー・ハンドレッド・ナンバーズのカオス化は人間体なので出来ないらしいがバリアン式のデュエルディスクは展開可能らしいからこっち側の俗にいうOCG効果のオーバー・ハンドレッド・ナンバーズとオーバー・ハンドレッド・カオス・ナンバーズを貸してあげたらギラグが男泣きして喜んでた。

…確かギラグのオーバー・ハンドレッド・ナンバーズって自身の命を削るとか…うん…命がけはさすがにやりたくないなぁ…

そしてデュエルして楽しくて…

 

つい阿修羅ヴィクトリーとオネストで無双してオーバーキルしちゃった♪。

 

いやだって…半年くらい人との関わりを最低限断ってたからこっちの世界のソリッドビジョンのデュエルをするのなんて初めてで興奮しちゃって…

お詫びに全員住んでいいって言って住まわせてあげたけどね。代わりにこの世界ではエクシーズ召喚は無いので禁止にした。

…文句はあったが代わりになりそうなカードを貸すことと元の世界に戻れる可能性を持ってるイリアステルの存在を教えたら黙ったけど

 

ちなみにバリアン達の向こうの世界での評価と私の私見を入れて教えたら

 

「…俺ってヒロインだったのか…!?」

 

「無能…ドジっ子…面白き楯…!」

 

「小物…」

 

ナッシュとドルベとベクターがマジで落ち込んでた…ナッシュとドルベは色々仕方ないけどさ…

ナッシュもといシャークは何回も敵になったり味方なったり繰り返してるし…

ドルベは人間時代は友の軍を勝手に動かした挙句全滅させて帰ったし…楯の割にはメラグ守れてないし、最後の方は守れたけど…ミスしまくりだし

ベクターは私の私見から見て小物。だってドン・サウザンドの力を得てからどんどん小物っぽくなってるからね。神だ発言とか明らかにドン・サウザンド頼みになってたし

 

それからでしょうか?何故かドルベが周りの役に立つことがしたいって言ってあっちこっちのボランティアに参加してたり。

何かベクターに土下座されて「小物にならず強くなりたいから色々教えて欲しい」って言われたのは。

 

それで全員デッキが変更になった

 

ナッシュ【シンクロ水精燐】

ドルベ【エンジェルパーミッション】

メラグ【氷結界】

ベクター【アンデット族】

アリト【漫画版ウォリアー】

ギラグ【真六部衆】

ミザエル【カオスドラゴン】

 

それぞれ最も気に入った種族や扱いやすいデッキを一つ作ったようだ。

…アリトにはアーマーデッキを手に入れて渡したいと思ったのは秘密だ

とまあこんな感じに私たちは暮している

 

「みんな~おはよ~」

 

「おう、アルル!」

 

「おはよう」

 

そう私が間延びしながらおはようと言うと筋トレをしていたアリトとギラグがそう返してくれた。

そして

 

「ん?ああ、おはよう」

 

いつもの格好にエプロンを着けたドルベがそう返してくれた

…今お皿を並べ終わったようだ…アレ?

 

「ミザちゃんとベクちゃんは?」

 

「今日はお前が言う原作のあの日の可能性がある日じゃなかったのか?最近ベクターとミザエルがDホイールに乗ってよく出かけるんだが…」

 

それを聞いて思い出した

先日セキュリティも襲われたという情報も入ってるしもう原作のあのデュエリストは動いているのだろう

そう…

 

「…ゴーストか」

 

 

 

 

~ネオドミノシティ ハイウェイ~

 

不動遊星だ

俺は仲間のジャック、クロウとはハイウェイを別行動で探っている。

探しているのは・・・最近噂になっているゴースト…奴に知り合いの牛尾が襲われ重傷を負った。

そいつが牛尾を傷つけた元凶…!

 

-pipipipipi!!-

 

「遊星!いたぜ!ゴーストの野郎だ!」

 

「っ!分かった!!今行く!!」

 

どうやらクロウがゴーストを見つけたようだ。

そしてクロウの指示に従いたどり着いた場所にはすでにジャックがいた

 

「クロウ。ゴーストは」

 

「あそこに居る黒いのだ…だがもう先客がいてな」

 

「何?」

 

そこには何らかの方法でクラッシュした黒いバイクと黒いヘルメットを被ったゴーストと背に金に近い黄色の竜を模したようなバイクを携えた金髪で腰まで届くストレートのロングヘアーに白とグレーを基調とした服を着た細身の青年と影を思わせる黒いDホイールを携える黒を基調としたジャックに似た髪型をした少年がいた

ゴーストとデュエルするのは危険だ!

 

「おい!ゴーストとデュエルするのは危険だ!俺達が相手をする!!」

 

「下らんな…私の邪魔をするな!!!」

 

-バシュゥンッ!!-

 

「「「っ!?」」」

 

『貴様…!?何者だ!?』

 

「ふん、吐かせたければデュエルで聞くんだな!!」

 

-シュルル!!-

 

遊星がそう言うが金髪の青年がそう言い放つと彼の周りからオーラが放たれ、思わず距離を取る

そしてゴーストが訪ねると金髪の青年がそう言い左手の布が変形しデュエルディスクらしき物に代わる

…どうやらあの青年は超常的な存在のようだ

そしてゴーストも覚悟を決めたのかデュエルディスクを展開し

 

「『デュエル!!!』」

 

デュエルが始まった…何だあれは?

デュエルが始まった途端、お互いの周囲に光の輪が一瞬だが出現したのが確認できた。

アレはいったい…?

 

『私のターン、ドロー!【ワイズ・コア】を攻撃表示で召喚!カードを2枚伏せ、ターンエンド!』

 

攻0

 

ゴーストの場に割れたような白い卵の様な機械が現れた

…【ワイズ・コア】…聞いた事もないモンスターだ

 

エンド宣言をした

手札3枚

 

「私のターン、ドロー!!私は【サイクロン】を発動!!右の伏せカードを破壊!!」

 

『何っ!?』

 

金髪の青年により竜巻がゴーストの右の伏せを破壊した

伏せられていたのは【ツイン・ボルテックス】…自分フィールドに存在する機械族モンスターと相手フィールドのモンスター一体を破壊するカードだ…

 

「さらに私は【アックス・ドラゴニュート】を通常召喚!!」

 

金髪の青年の場に巨大な斧を持った龍人が現れる

 

攻2000

 

「私は【二重召喚】を発動!このターン私はもう一度通常召喚できる!【デルタフライ】を召喚!!」

 

今度はチューナーモンスターである小型ドラゴンが現れる

 

攻1400

 

「【デルタフライ】の効果発動!【アックス・ドラゴニュート】のレベルを5に上げる!

そしてレベル5となった【アックス・ドラゴニュート】に【デルタフライ】をチューニング!!」

 

【デルタフライ】が三つの輪になるとその輪の中に【アックス・ドラゴニュート】が飛び込み五つの星になる

そして光輝いた

 

「闇の深淵により来たれ!【ダークエンド・ドラゴン】!!」

 

そして現れたのは暗黒の如き漆黒の魔龍…闇に全てを葬る竜だ

 

攻2600

 

「私はダークエンドの効果を発動!攻撃力を500下げることで相手モンスターを一体墓地に送る!!【ワイズ・コア】を墓地に!!《ダーク・イヴァポレイション》!!」

 

地面の闇から伸びた暗黒は【ワイズ・コア】を飲み込んだ

 

攻2600→攻2100

 

『くっ!?』

 

「ダークエンドでダイレクトアタック!《ダークフォッグ》!!」

 

ダークエンドが漆黒の黒い息吹を解き放つ

それは容赦なくゴーストへ向かい

 

『私は【リミット・リバース】を発動!!墓地より【ワイズ・コア】を攻撃表示で復活させる!このモンスターは一ターンに一度戦闘では破壊されない!!』

 

「ふん!ならそのまま【ワイズ・コア】を攻撃だ!!」

 

ダークエンドは漆黒の黒い息吹は【ワイズ・コア】に当たるもののそれは容赦なくゴーストへのダメージとなった

 

『ぐぅぅっ!!』

 

LP4000→1900

 

「私はカードを一枚伏せてターンを終了する」

 

エンド宣言をした

手札2枚

 

「あらら、ミザちゃ~ん…こりゃちょっとまずいんじゃねェの?」

 

「何がまずいんだ?」

 

今まで言葉を発しなかったジャックに似た髪型の少年がそうバカにするようにそう言ったのでそう尋ねると

 

「見てりゃわかるぜ…」

 

『私のターン、ドロー!攻撃表示の【ワイズ・コア】を守備表示にする。

永続罠【リミット・リバース】の効果により、特殊召喚したモンスターが守備表示になった時、そのモンスターとこのカードは破壊される。』

 

【ワイズ・コア】が押し潰される様に消滅した

…効果で破壊?いったい何を…

 

『この瞬間【ワイズ・コア】の効果発動!このカードがカード効果で破壊された時、自分フィールド上のモンスターをすべて破壊し、デッキ・手札・墓地から【機皇帝ワイゼル∞】【ワイゼルT】【ワイゼルA】【ワイゼルG】【ワイゼルC】を特殊召喚する!』

 

「なにぃ!?五体もの召喚だと!?」

 

そして五体の白い機械がゴーストの場に君臨した

…これが狙いだったのか…

 

『さらに【機皇帝ワイゼル∞】の攻撃力・守備力は、場に存在するこのカード以外の【ワイゼル】と名の付くモンスターの攻撃力分アップする!』

 

そして【機皇帝ワイゼル∞】に他の機械が合体しまるで人型ロボットを思わせる姿へと変貌した

 

攻2500

 

『さらに私は【一族の結束】を発動!自分の墓地に存在するモンスターの元々の種族が1種類のみの場合、自分フィールド上に存在するその種族のモンスターは800ポイントアップする。

私の墓地には機械族モンスターしかいない!!そして全ての【ワイゼル】がこの恩恵を受け…』

 

 

攻2500→攻6500

 

『さらに私はワイゼル∞の効果発動!!相手フィールドに存在するシンクロモンスターを吸収する!!ダークエンドを吸収!!』

 

胸の∞のマークが開きそこから出た触手がダークエンドを飲み込んだ

 

攻6500→攻9100

 

9100…だと…!?まずい!?これを受けたら…!!

 

『バトル!【機皇帝ワイゼル∞】でダイレクトアタック!!』

 

ワイゼルが左手のブレードを振り上げ、振り下ろした

 

 

 

 

 

 

 

「この瞬間を待っていた!!私は【ピンポイント・ガード】を発動!!墓地のモンスターを破壊耐性付きで蘇生させる!!【デルタフライ】を守備表示!!!」

 

だが現れた小型のドラゴンの前に現れた光の壁がブレードを受け止め、弾き返す

 

『ちぃぃ…!!これでターン終了だ』

 

エンド宣言をした

手札3枚

 

「ドロー!!ククク…!見せてやろう!このミザエルの有する破壊の魔龍の力を!私は【エクリプス・ワイバーン】を召喚!!」

 

ミザエルの場に新月の輝きを宿す飛竜が現れる

 

攻1600

 

「私は【デルタフライ】の効果発動!【エクリプス・ワイバーン】のレベルを5に上げる!

そしてレベル5となった【エクリプス・ワイバーン】に【デルタフライ】をチューニング!!」

 

【デルタフライ】が三つの輪になるとその輪の中に【エクリプス・ワイバーン】が飛び込み五つの星になる

そして光輝いた

 

「天を砕く魔龍よ!大地を粉砕しその業火を以って愚者を断罪せよ!シンクロ召喚!!【琰魔竜 レッド・デーモン】!!!」

 

そして現れたのは悪魔の如き琰魔竜…その羽ばたきは全てを灰燼に帰すものでありその姿は…

 

「バカな!?【レッド・デーモンズ・ドラゴン】だと!?」

 

ジャック・アトラスが所有する【レッド・デーモンズ・ドラゴン】によく似ていた

 

『何だそのモンスターは!?』

 

「これから葬られる貴様が知る必要がない!!【エクリプス・ワイバーン】の効果で私はパーセクを除外し、レッドデーモンの効果発動!!一ターンに一度!レッドデーモン以外の攻撃表示モンスターを全て葬り去る!!真紅の地獄炎(クリムゾン・ヘル・バーン)!!」

 

 

ただ焼き尽くす

琰魔竜が全てを焼き尽くす

巻き散らかされた炎は容赦なく機皇帝を焼き尽くした

 

『こんなことが…!?』

 

「我が一撃を受けるがいい!!レッドデーモンでダイレクトアタック!!!極獄の絶対独断(アブソリュート・ヘル・ドグマ)!!」

 

『ぐああああっ!!』

 

そしてミザエルの指示によりゴーストに目がけて獄炎を纏いし龍の鉄拳が打ち込まれ、ゴーストのLPが0を刻むのだった

 

 

 

 

『な、何者だ貴様ら…!?貴様らのような存在は私は知らんぞ…!?』

 

「ふん、冥土の土産に教えてやろう!我が名はミザエル!バリアン七皇の真なるドラゴン使いだ!!」

 

「俺ベクター!ヒャハハ!!」

 

そう二人は名のるとともにゴーストは動かなくなった

そしてベクターはゴーストのデッキを取ろうとするが…

 

「あれ?こいつのデッキがねェ…」

 

どうやらあのデッキはこいつが負けると消滅する者だったようだ

ちっ…せっかくアルルにくれてやろうと思ったのによ…内心残念に思いながらベクターはDホイールに跨るとそれに続いてミザエルも跨り…

 

「待て!!お前たちはいったい何者だ!!」

 

「いずれ分かるさ、いずれな…ヒャハハハハハ!!!!」

 

「フン」

 

そう呼び止めてくる不動遊星たちを無視しベクターとミザエルはリアナ邸へとDホイールを走らせるのだった。

 

 

 

 

~リアナ邸 二階食堂~

 

「さて…今日のバリアン会議を始める」

 

午前5時過ぎ…ナッシュが椅子に座りながらそう言った

その周りの椅子には他の七皇達が座っている

 

「ミザエル、ゴーストの方はどうだった?」

 

「とるに足らん存在だな…銀河眼が使えなくとも簡単に倒せたわ」

 

彼は自身のエースである銀河眼をいつでも呼び出せるように常にデッキを組んでいる

そこらへんは譲れぬこだわりがあるようだ

 

「デッキの方は回収できなかったぜ。負けたら消える仕組みだったようだしな…」

 

「そうか。」

 

この中でベクターは総じて信頼度は無いに等しい

元の世界に戻ったら絶対潰すと思われているからだ…まあ現状ではアルルに自制されて総じてましになってるが

 

「さて…イリアステルの情報もあまり今日も集まらなかったからな…もう一つの議題…アルルのバリアン入り計画はどうなっている」

 

そう…バリアン会議で最も重要な議題である

アルルにバリアン世界に来てほしい。そしてできればバリアン七皇に入ってバリアン八皇になって欲しい。

 

「アルルはあまりバリアン世界に興味はなさそうですわ。」

 

「そうか…だがバリアン世界は良い所だと分かってもらえるよう努力は惜しむな」

 

「んじゃあ今日の会議は解散だな」

 

メラグがそう言うとナッシュがそう命令する

するとアリトがそう言いだした

 

「んじゃあ俺達も部屋に戻るぜ」

 

「じゃあな~」

 

「・・・」

 

そう言いギラグとアリト、ベクターも部屋から退出していきミザエルも部屋から退出した

 

「ではナッシュ、私は料理の仕込みがあるから失礼する」

 

「あ、ああ…」

 

そしてドルベもキッチンの方へと戻って行った

…アイツ随分変わったな…

 

「じゃあまた後でなメラグ」

 

「ええ、ナッシュ」

 

そして我々も自室へと戻って行くのだった…

アルルの明日はどっちだ!?

 

 




とまあネタと色々走ってみた結果がこれだ

主人公設定

【アルル・リエナ】

女:17
能力:【異能力耐性】【黄金律EX】【幸運EX】
デッキ:【希望皇ホープ】【紋章獣】【カオスフォトン】【TG】
容姿:中性的な顔立ちをした金髪美少女。胸は大き目(イメージはシャルロット・デュノア)
備考:黄金律EXと幸運EXと異能力耐性と言う能力を持った転生者。
転生してすぐは鬱になったり元の世界が忘れられなかったりしたが現在ではこの世界にだいぶ馴染んでいる。
しかし自分の親戚を名乗る者達が鬱陶しいので儲けた金で豪邸を作りそこに引きこもっている。
バリアン人たちとの暮らしを心の底から楽しんでおり、「ずっと続けばいいのにな」とさえ考えているがドン・サウザンドの事もありバリアン世界に移住する気はない。


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