「俺のヒーローアカデミア」はじまります!   作:ばうえもん

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速攻体育祭


鉄哲くんと横嶋フレンズ


 

「なんだよ、アイツまだあんなスゲーの隠してたのか!!

 俺との試合にも使えよ!!」

 

「いや、"電装脚"は別に隠してないよ

 だいたい鉄哲には通用しなかったし」

 

「そうですな、あの時の横嶋氏落ち込みぶりは」

 

「ハッ?」

 

「覚えてないんだね

 それ横嶋に言っちゃ駄目だよ、また落ち込んだらウザイから」

 

「自主訓練初日に横嶋氏と模擬戦した時ですぞ」

 

「あの時か?

 確か…、スゲー衝撃受けたと思ったら横嶋が地面でのたうち回ってたような」

 

「初日から両足骨折して保健室行きになったせいで危うく自主訓練が禁止になるところでしたぞ」

 

「金属化した鉄哲を全力で蹴るなんて横嶋ってたまにバカだよね」

 

 


 

速攻体育祭

 


 

どうにも体調が優れないので控室で静かに観戦中

こっそり回線に放った電子戦用の式神に同期してカメラからの映像を見る

メタセリフで悪いがこっからは巻き進行だぜ

 

 

緑谷 対 心操

 

まぁ、ここら辺は余り変化が無い部分なんだが

 

 

轟 対 取蔭

 

奇しくも推薦入学者同士の対戦だが、範囲凍結で取蔭の敗退

つーか、内包する熱量は体積に比例するだろうから分割した状態で冷却食らったらあっというまに熱を奪われて凍るわな

範囲攻撃持ちとは相性的に悪いので順当ではなかろうか

 

 

 

んで持って俺の出番

 

『先ほどから妙に大人しいが流石に連戦は堪えたか!?

 それともまた何か企んでいるのか?

 B組から放たれた刺客!横嶋忠雄!!』

 

(バーサス)

 

『スパーキングキリングボーイ!

 上鳴電気!!』

 

 

「は~ぁ、どうせなら塩崎って娘の方が良かったぜ」

 

あん?

 

「そうだ、お前を瞬殺すれば俺は注目の的

 そんで君の仇を取ったとあの娘を慰めればOKか?」

 

「黙れよ、アレはそんな安い女じゃねーよ」

 

「まっ、なんにしても一瞬で終わらせてやるよ」

 

 

『START!!』

 

 

別に塩崎がどうってわけでは無いが真剣に対戦した相手を軽く扱われるのが不愉快でイラッときた

だから予定していた遠距離攻撃プランは捨てて、放電しか能が無いバカに無造作に歩いて近づき顔をアイアンクロー

 

「なっ!

 なんで!?」

 

何を呆けてやがる、電撃?効くかよ、んなもん

事前に電撃を操るサンチラとの憑依合体に霊気で帝釈天を表す梵字を服に書き込み簡易的にだが耐性盛り込み済みなんだよ

そのまま頭を下に引き落とし、それに合わせて右膝蹴りを顔に叩き込む、

蹴りの反動でのけ反った所にで左ミドルから左蹴り上げ、右踵落としに繋げる約0,5秒の高速の蹴撃三連コンボ"電装脚"

 

『おい、よく見えなかったぞ!

 何が起きたんだよ!?』

 

『膝に顔を叩きつけてのけ反ったところにミドルキックから前蹴りで浮かせて踵落としか?』

 

『イレイザー、お前見えたのか!?』

 

『離れて全体を見たからある程度はわかるが、正面から対峙した場合は果たして見えたか…』

 

『つーか、顔に膝とかエグくねぇ!!』

 

『殴り合いでも顔に入る事は有るから特に問題は無いだろう、寧ろ抵抗もせずにあっさり食らう上鳴は油断し過ぎだろう』

 

『一撃入れてひるんだ相手に回避出来ない速度の連撃、実に効率的だが……オーバーキル気味な点は非効率的だ

 今までの横嶋を見るに少し荒い気がするが、流石に5戦目となると手加減する余裕もなくなるのか?』

 

踵落としでステ-ジに叩きつけられ転がるヤツに背を向けて慌てて確認に来るミッドナイトを横目に見ながらゆっくりステージ端へ

 

「上鳴くん…ダウン!!」

 

『見た目地味というかよく見えない高速の連続攻撃!!

 2回戦進出は横嶋に決定!!』

 

勝利のアナウンスがあったので退場しよう

 

 

 

控室に向かう途中角取とすれ違ったので軽くアドバイス

 

「飯田はおそらく高速移動を隠している

 ただ今まで使っていないから時間か回数制限があるのだろう」

 

「始まったら空に逃げて様子を見るのも有りだぞ」

 

「アリガトネ、でも自分なりにガンバルるよ」

 

 

飯田 対 角取

 

真正面から対決しやがった!熱血過ぎるだろうが!!

あー、クソ、角取ヤツ勝利よりも意地かよ

授業とかだと意外とクレバーに勝ちを取りに行くヤツなんだが何故だ?

 

 

柳 対 鎌切

 

遮蔽物も利用出来る物も無いこのステージは泡瀬、取蔭、柳の3人には非常に不利だと思ったし、実際今まではそうだったんだが……

いや、何だコレは?柳が善戦してるだと!!

 

やけに身軽に動いて鎌切を翻弄しているが自分を浮かせるようになったのか?

いや違う、服か!服を浮かせ補助してるのかってぇぇぇえ、エリアルコンボだとぉ!!

 

意表を突かれて驚いたが鎌切は冷静に対応してるな、ステ-ジ端に追い詰めているが…柳に触れられたとたん飛ばされた!!

今度は鎌切の服を使ったのか!!あっ、自分で服を切って脱出した…って今度は柳の上着で絡め捕られて…ステ-ジに刃刺して場外を逃れたか…靴ぶつけて押し出しやがった…

下にもう一枚着てるとはいえ柳の奴また思い切りのいいことで、さっきの角取といいこんな奴だったか?

 

 

常闇 対 八百万

 

ここは原作どおりでなんか安心した

 

 

拳藤 対 宍田

 

ガチンコ勝負

こいつらと当たらんで良かったと心底思ったわ

最後は拳藤の張り手を宍田が獣化解除でサイズが戻った体でスカしてカウンター決めやがった

獣化無しだと防御力も下がるだろうに、その状態で姐御の張り手の真横抜けるとか度胸有るな

 

 

鱗 対 小森

 

何気に此方のブロックで常闇に勝率高そうなのが小森だが……ここにもご都合主義の気配がががが

小森相手に持久戦は悪手、接近も菌が危険なので風上を取って遠距離攻撃が正解、もしくは息止めて短期決戦か…

小森も随分粘ったが、虚を突いて接近した鱗が密着状態から芽鱗(がりん)打ち込んでKO!

いや、お前ら何なの!?ガチ過ぎるんだけど!!

 

 

それで小休止挟んで2回戦

 

緑谷 対 轟

 

ここも余り変化が無い部分なんだが……

なんだかねぇ、何もこのタイミングじゃなくてもってのが実際目にした感想だ

正直緑谷はエゴを押し付け過ぎだろ、本気の形なんて人それぞれじゃねーか

これで轟の奴は調子を崩してしまった、

強くなる為には何時かは必要な行為だろうが、体育祭の前か終わってからにしろよな

無理に使い慣れてない力を使うし、迷いがあるしでこの瞬間に限っては弱くなってるぞ

 

 

 

若干イラついたところで本日6回目の出番が来た

 

『目にも止まらぬ連撃!高速の体術!

 B組最速の男!横嶋忠雄!!』

 

(バーサス)

 

『目にも止まらぬ疾走!疾風の走り!

 A組最速の男!飯田天哉!!』

 

 

「横嶋くん、試合前に少しいいかな」

 

「おう、今しんどいから出来るだけ長く話して休ませてくれ」

 

「普通は手短にでは!?

 オホンッ、上鳴くんとの試合だが、些か遣り過ぎではないか」

 

「俺を瞬殺して、それをネタに塩崎をナンパするそうだ

 心操君の心からの叫びの後で随分とまた愉快なこった、流石"電気"なんて勝ち組個性持ちは余裕だな」

 

「…委員長として俺からも注意をしておく」

 

「いいさ、A組には何人か不愉快な奴が居るが……

 態々となりのクラスの俺に勝負を挑みにくるアンタの熱いところは割りと好きだぜ」

 

「……っ、では今日は本気の本気、全速力で行かせてもらう!!」

 

「いいぜ!

 ひとっ走り付き合えよ!」

 

 

『Drivers, start your engines!』

 

『スピード自慢の2人!!

 今、雄英最速の戦いが始まる!!』

 

『START!!』

 

 

「トルクオーバー! レシプロバースト!」

 

「ラディカル・グッドスピード」

 

スタートの合図で甲縛式O.S.を構成するが飯田が間合いを詰める方が速い!!

だがしかし、至近距離で連射された銃弾を弾く原作横島の反射神経を持ってすれば蹴りを回避するのは可能

ラディカル・グッドスピードが完成したので相手の蹴りに合わせてみたが

 

「ちっ、弾かれた!!

 スピードタイプの癖にガタイが良いからパワーも有るとか地味にチートだよな!!」

 

負けは負けと素直に認めて側面から合わせて蹴り捌き、力負けしてるが手数は此方が上とばかりに畳み掛けるが…

連撃の場合は足が止まり気味になるため動きながら蹴る飯田と上手く噛み合わない

 

一見飯田にペースを握られているように見えるが、時間制限がある飯田の方が追い詰められているハズ

このまま粘ればこちらの勝ちだが、飯田とも白黒付けたいのでここは敢えて仕掛ける

 

意図して蹴りをスカし、勢いのまま体を右回転して肩を見せる、どうした?呆然として、外したのが意外か?

そのまま膝の力を抜いて腰を落としながら背を向けて懐に潜り込み、そこから一気に体を跳ね上げて"鉄山靠"

 

ここから体を逆回転して浮かせた飯田を追って"蒸着蹴"の変形左ハイに繋ぎ、追撃の左蹴り上げ"赤射撃"

完全に浮いた所を戻した左足で地を蹴り跳躍から胸を支点に体を回し遠心力を加えて右踵落とし"焼結脚"

以上の蹴撃三連コンボを約0,5秒で行う俺の必殺技"電装脚"

霊気を変換した電気で肉体活性と神経に直接電気信号をぶち込む暴挙によって体のリミッターをカットして強引に運動能力を引き上げることにより可能となったものだ

 

『再び横嶋の高速の連続蹴りが唸った!!

 これで勝負あったか!?』

 

……しかし、俺の気分は晴れない、最後の焼結脚が回避されて脳天ではなく肩に入ったからだ

この速度に反応出来るとかやっぱりコイツもチート野郎だよ

とはいえ制限時間だ、これで俺の勝利は確定だろうよ

 

「クッ、届かなかったか」

 

「引き分けだよ

 耐えるなら未だしも躱されるなんて初めてだよ」

 

「…そうかい、次は全て躱して見せるさ」

 

「止めてくれ

 ホントに躱されたら凹むから、必殺技破られたら立ち直れないから」

 

「……」

 

「飯田くん…ダウン!!」

 

「勝者!横嶋くん!!」

 

『スピード対決を制して準決勝進出は

 B組最速の男、横嶋忠雄だ!!』




「上鳴電気に足りないモノ!それはァァー!
 情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さァ!
 そして何よりもぉおーッ!
 知 性 が 足 り な い ! 」


P.S.
障害物競争で敗退した麗日に代わり柳が脱ぎ要員となりました
ついでに鎌切もキャストオフしたけどな!!
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