「俺のヒーローアカデミア」はじまります!   作:ばうえもん

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閃光体育祭


「せい少年の主張」


 

前回エロい事なんか何もなかったんだがと書いたな、あれは嘘だ

 

角取って育ちのせいかスキンシップがアチラのノリなんよねぇ

まぁ、なんだ、話してる間は後ろから抱き着かれてたんで"当ててんのよ"状態だったんだが…角取にしてみれば単なるスキンシップなんでコチラも変に意識するわけにはいかん。幸いキャラデザがカートゥーン系なんであんまり意識せんですんだが(スゴイ・シツレイ)

取蔭のヤツはニヤニヤしてたから俺の心情はバレバレだったんだろうが、角取を慮ってか特に茶化す事はなかったのが幸いか

 

治療に使ってた文珠(癒)が何時の間にか(当)になってるのは何故だろうか?不思議な事も有るもんだ(すっとぼけ)

つまりはアレか?マッサージが手(当)になったのか?言葉(スタイル)使いかよ!!

 

 


 

閃光体育祭

 


 

十分休息が取れたので頭痛が落ち着いてきて気分も持ち直した、マッサージが効いたのか足も調子が良い…ただ背中とか腰は未だ痛いがな

 

とはいえ良い事ばかりでもない、取蔭と角取とダベッてたので服に耐性付与する事ができなかった

通路を移動しながら霊波で体にルーンやら梵字やら書き込んでいくがやっつけ仕事になっている

なにしろ耐熱と耐寒の対極の耐性を両立とか地味にめんどくさい、両対応の熱耐性とか考えておくべきだった

しょうがないから防御力が高いビカラを憑依させるが熱に対してどれ程効果が期待出来るか不明だ、大概の事は十二神将で対応出来るんだがたまにこんな穴が見つかる

 

ゲートを抜けて緩んだ表情を引き締めつつ舞台へと上がる

そのときこっそりと親指に霊波刀を出して人差し指を傷付け出血させる、これで直ぐ王虚の閃光(グラン・レイ・セロ)撃てるので轟の開幕ぶっぱにも対抗出来るだろう。

 

 

『待たせたな!!

 準決勝まで残ったのはA組、B組共に2名

 2試合ともA組対B組のクラス対決だっっ!!!』

 

『さっそく第一試合だがこちらは派手な試合になりそうだぜ!!』

 

『氷だけでも多彩な応用を見せていた所に今度は炎が加わるぞ!!

 次は何を魅せてくれるのか!!

 轟焦凍!!』

 

案の定表情に力が無いな、そこらのオリ主なら緑谷に便乗して色々と言葉を掛ける場面だが……

轟とは別に友達でも何でもないので放置の方向で、クラス違うとこんなもんよね

 

(バーサス)

 

『暗い表情だった先ほどまでとは打って変わって妙に晴れやかだぞ!?

 控室でいったいナニをしていた!!

 横嶋忠雄!!』

 

「誤解を受けそうなこと言うな!!!」

 

『ツッコミも戻ってきたな!!

 短時間で回復したのかはたまた疲れすぎてハイになってるだけか!!

 そろそろ楽になっても誰も責めないぞ!!』

 

「こちとら本気で天辺獲る気でいるんだ、セーブ出来る所はきっちりセーブしてきたから残りの試合分くらいの余力は残してるわ!!」

 

『つまりお前は今まで全力を出していなかったということか?』

 

「緩急付けていたという意味です。人の倍試合するんですから常に全力では途中で息切れしますよ

 手抜き結構、周りが全力だからといってそれに合わせる必要は無い、本気で優勝目指すからこそ8試合戦い抜く為に全力を出さないのが俺の全力」

 

『……お前言うほど手を抜いてなかっただろ、ペース配分失敗したんじゃないか?』

 

「ヒューヒュー。ナンノコトデスカネ?」

 

『口笛吹けてねーよ!お前は昔の漫画か!!

 そしてイレイザーも一生懸命虚勢張ってるんだから突っ込んでやるなよ』

 

『さぁ、コントはここまでにして始めるぞ!!』

 

『START!!』

 

 

なんだ、開幕ぶっぱが来ると思ったが近づいてきたぞ?

 

「お前、今まで全力ではなかったのか?」

 

「瞬間的に力振り絞る系の攻撃は2回程使ったが、基本はセーブしてたぞ

 緑谷君と会話の後に手抜きの話を聞いて思う所があったのか?」

 

「ああ、お前はそれでいいのか?」

 

「いいんだよ、本気の形なんて人それぞれだろうが

 俺はお前らの倍試合あるんだから最初から全力で戦ってたら途中で力尽きるわ」

 

「大体緑谷君も手を抜いてるだろ、本気で動けば体ぶっ壊すようなパワー出せる癖に体壊さんようにセーブしてるだろうが」

 

「流石にあの負傷具合ならセーブするだろ」

 

「ああ、それならそれでいい。リスク回避は当然だからな。

 なのにちまちま指を折って自分リスク込みの全力ですアピールが厭らしい、どうせなら全身フルパワーで行けよ」

 

「いや、それは死ぬだろ」

 

「そうだな、だから本来なら体壊すようなマネは止めるべきだ」

 

『肉体のリミッター外すお前が言うなぁ!!』

 

「おわ、取蔭かよ」

 

ゲートの方から取蔭と角取が覗いてやがる

 

「どういう意味だ?」

 

「俺の必殺技は1秒ほど肉体のリミッター外して高速で動くんだよ、代償として翌日筋肉痛が酷い事になる」

 

「なるほど、2回程使ったってヤツか。今も辛いんじゃないか?」

 

「喋り過ぎたな、もういいだろ、始めるぞ」

 

結局語る羽目になった、変なフラグが立たなければいいが

それとやり取り聞いてたミッドナイトがまたぷるぷるしててエロい事になってる

 

 

気を取り直して最初の位置に戻る、お互い相手の顔を見て……持ち直してやがる、今の会話の何処にそんな要素があった?

 

さっそく轟のぶっぱがきたので王虚の閃光(グラン・レイ・セロ)で迎撃する。

しっかし俺が飛べるのは見てたろうに何で範囲凍結とかするかね、牽制か仕込みか?それとも余力が無くて決着を急いだのか?

 

とりあえずラディカル・グッドスピードを構成して…ん、なんかざわついてるな、黒いって何がぁああああ

しまった、インダラ憑けてないんだった。ビカラで無理やり作ったせいか形状に異常が出てるな、能力も別物になってるが問題は無いか?

よし、素知らぬ顔でこのまま行こう、さしずめ……

 

「目覚めよ、新たなる闇の祝福よ "ラディカル・グッドスピード・ディストーション"」

 

おーお、なんか客席の黒い2人がソワソワしてるぞ

まぁ単に装甲増加で防御力アップにパワータイプになっただけなんですけどね。

ビカラもパワーだけでなく直線移動なら結構速いから今回の選択として悪くない

 

さっそく前傾姿勢になり足から霊気放射して反動で飛び出す。意図して雑に行い床を爆ぜさせたからだいぶ勢いを無駄にしたが迫力は出ただろう。

そのまま轟まで飛び込むが氷で壁を作られたので右回し蹴りで氷を砕き流れでそのまま回転して左後ろ回し蹴りを斜め下の轟に放つがよけられた

もっともここからが俺の間合いだから蹴り足の左で着地と同時に右前蹴りから踵落とし、左ローと続けるが轟も動きはいいから回避される

 

電装脚無しだと瞬殺は無理そうだから間合いを詰めつつ次の仕込みに入る

アジラを憑依させて両手に不可視状態で栄光の手(ハンズ・オブ・グローリー)を発現……原作では右手のみだがYOKOSHIMAなら両手どころか足もと割とよく有る事なので問題は無い!!……それを触媒にアジラで火を纏ったガントレットのオーバーソウルを構成、そのタイミングでもっともらしく

 

「熾きろ、火山龍(ボルカニカ)

 

などと中二力マシマシのセリフを吐く、ぶっちゃけハッタリです

 

「ちっ、炎だと」

 

『横嶋ここにきてまたもや新技か!!

 お前ホントにセーブしてるのか!!』

 

やっぱり客席の黒い2人がソワソワしてやがる

 

一応炎にも挑発以外の意味はある、轟の氷中心の攻撃は周囲の温度を下げ、そこから膨冷熱波に派生するわけだ

なので炎で多少なりとも周囲の温度を上げれば膨冷熱波の威力も下がるハズだ

そんなわけでゴツイガントレットで殴り掛かるが巧みに回避される、こいつ近接もレベル高いな

俺は戦闘経験の無さを速度でゴリ押しして乗り切ってきたから戦闘技術はまだまだなんだよね。格闘自体はそれなりに自信有るけど

 

回避に徹して時折カウンターしてくる轟に対して手甲足甲で防御する俺

俺が攻め立ててはいるが、消耗の点では轟が若干有利か?なんとか隙を作って仕掛けないと

 

『強力な範囲攻撃だけでなく近接も高レベルにこなす轟!!

 横嶋の多彩な足技を回避、隙をついてを凍らせる!!

 だが横嶋も無事な手足ですぐさま砕いて脱出!!

 流石は此処まで勝ち抜いた2人、ハイレベルな攻防だぁ!!!』

 

右ハイキックをスウェーバックで躱されたがこの距離なら仕掛けるチャンスだ

からぶった蹴りを止めて引き戻してカウンターを狙ってきた轟に掛け蹴りを仕掛ける

 

「くっ」

 

よし、通り過ぎたはずの蹴りが戻ってきて反応が遅れたな、若干こちらも凍らされたがキッチリ顎を掠めてやったぞ

狙いどおり脳震盪を起こしたのか体の力が抜けて倒れてくるがここが勝負所、戻した右足でステージ踏みしめ肉体のリミッターカット

電装脚は無理だとしても一撃だけならと倒れ込もうとする轟に高速の蹴撃

 

「蒸着蹴!!」

 

本来は突進からのミドルだが俺はその時々で蹴り方を変える、今回は取蔭と約束したハイキックだ

前進する所を一歩の踏み込みだけで回転に変えてその勢いで蹴りを振りぬく!!

天の道を往く男張りにスタイリッシュに決まった!!処刑用BGMは当然"FULL FORCE"だな

 

すかさず唇を咬み切って血をガントレットの手のひらに吹き付け王虚の閃光(グラン・レイ・セロ)で追撃しようとしたが……

脳震盪を起こした所を蹴り飛ばされたので碌に受け身も取れずに凍ったステージに叩きつけられそのまま滑って行く轟、えぇぇぇ?

たまたまステージ端まで来てたのでなんとそのまま場外へと落ちてしまった。自分の氷で滑って場外って、おい

ああそうか、俺の炎で周辺の温度が上がったから氷が溶けかけで滑ったのか!

 

『轟くん場外!!

 よって、横嶋くんの勝ち!!!』

 

どーすんだよ王虚の閃光(これ)、既にチャージ済みだから引っ込みつかんぞ

 

『準決勝第一試合、激しい接戦を制したのはB組……

 横嶋忠雄だっっ!!』

 

しょうがないから勝鬨替わりに真上に撃った、最後の最後で霊力を無駄にしてしまった。ほんと閉まらん決着だな

観客は空にまっすぐ伸びる王虚の閃光(グラン・レイ・セロ)の黒い光の柱に合わせて雄たけび上げてたから盛り上がったんだろうよ

 




横嶋の不干渉詐欺案件
関わらないと言いつつ、話をふられたら嬉々として自論をぶちまけるSEKKYOUオリ主ムーブ
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