「俺のヒーローアカデミア」はじまります!   作:ばうえもん

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「一瞬・・・!!だけど閃光のように!!まぶしく燃えてヒーローしてやるっ!!それが俺たちB組の体育祭だっ!!」
「よっく目に刻んでおけよっ!!このバッカヤローーーーーーーーッ!!」


【俗・】閃光体育祭


 

凍結対策に即興で組んだ「火山龍(ボルカニカ)」、コレは悪く無い

当初は決勝の常闇戦は黒影(ダークシャドウ)を光マシマシにした霊波刀で攻略する予定だったのだが代わりに使えそうだ

元々栄光の手(ハンズ・オブ・グローリー)は隠して置きたかったのでちょうどよい

差し当って考えるべきは形状のブラッシュアップと必殺技だな、ガッシュのテッドをパロって「ボルカノン・ディオ・ナグル」とかどうだろうか、うん、悪く無い

 

等と考えながら控室へ通路を歩いていると宍田が居た

 

「先に行くぞ」

 

「すぐに追いつきますぞ」

 

すれ違いながらハイタッチ、男同士ならこんなもんだろ

ただ宍田って育ちがいいからかこういう男臭いやり取りすると妙に嬉しそうなんだよな

 

……でもなぁ、黒影(ダークシャドウ)は相性が悪い相手以外にはほぼ無敵ってスタンドじみた個性だからなぁ

 

 

「ところで角取蔭さんや、なんでまだ居るの?

 客席戻って宍田の応援しなよ、常闇はヤベーぞ」

 

「まぜんな!!

 一応トーナメントのこちら側のアタシたちがアンタに付く事になったのよ」

 

「心配しなくても宍田くんにもアチラのトーナメントのメンバーが付いてるヨ」

 

「また無理したでしょ、マッサージしてやるよ」

 

「マッサージは骨抜のヤツが上手いんだよなぁ」

 

 

常闇 対 宍田

 

『ステ-ジも乾いたところで準決勝第二試合だ!!』

 

『伸縮形状自在!防御攻撃自由自在!!

 無敵の影を操るはA組最後の砦!!

 常闇踏陰!!』

 

(バーサス)

 

『強靭な肉体から繰り出される強大な攻撃!

 シンプルに強い!!

 宍田獣郎太!!』

 

『二体の獣が今激突する!!』

 

『START!!』

 

 

『なんだ!!

 宍田の上半身が異様に膨張しているぞ!!』

 

「うおおおおおおおお!!!」

 

『うお、なんて声量だ!!

 こいつは近くでやられた常闇はたまらないぞ!!』

 

 

以前ネタで話した"声帯砲"じゃねーか、まさか真に受けて実現するとは

 

 

『大声で耳をやられたのか一瞬動きが止まった常闇を宍田が強襲!!!

 今まで無敵を誇った常闇にこれが初ヒットじゃないか!!!』

 

『いや、柳戦で普通に服で拘束と靴で打撃受けていたぞ』

 

『真正面からってことだよ!!』

 

『ファーストヒットこそ貰ったものの無敵の影は健在

 すぐさま本体を庇い宍田の攻撃をものともせずに逆にじわじわとダメージを与えている!!

 このまま常闇の勝利で幕を閉じるか!!』

 

 

やっぱり黒影(ダークシャドウ)は最悪だよな、弱点突かなければほぼ無敵とか

一応消耗はするらしいからダメージ与えられなくても持久戦が出来ればワンチャンありそうだが

 

 

「まだまだァアアア!!」

 

「修羅か羅刹の類か!

 このままでは拉致が明かない、拘束せよ黒影(ダークシャドウ)

 

『おおっと、影が宍田を拘束、このまま決まるかぁああ!!』

 

「フンん!!!」

 

『なんと宍田、拘束されたまま飛び上がった!!

 だがそれでどうなると…すっぽ抜けたぁぁあ!!』

 

『なるほど、少し浮いたところで獣化を解いて人間サイズに戻り隙間が空いたことで拘束を外して落下を利用して脱出したのか

 個性の発動解除のタイムラグが少ないからこそだな』

 

「これで私の間合いだアアアア!!」

 

おお、獣化と解除のタイムラグがほとんど無いとかコイツも大概インチキ個性だよな

 

『再び影の守りを突破した宍田が今度は常闇を地面に叩きつけた!!

 これで決まったかぁぁぁ!!』

 

「常闇くんダウン!!

 よって、宍田くんの勝ち!!!』

 

『二転三転する激戦を制して決勝進出は

 宍田獣郎太だぁぁぁ!!!!』

 

 

 

えっ、宍田が勝っちゃうの!?

決勝は常闇だろうと思って(目逸らし)轟戦は近接で体力削るのは気にせず霊力を残すようにしたけど…

つーか霊波刀の一撃で済むだろうと思ってたから霊力も1割切ってるぞ…

……死んだな、俺(震え声)

 

「宍田が勝ったか、良かった」

 

「グレートね」

 

「…どうしたの?嬉しくないの?」

 

ごめんなさい、予定外です、こういうときどんな顔すればいいかわからないぞ

 

「……寝る」

 

「寝るって、ええ?!」

 

「いいことしてくれるんだよな、膝枕頼む」

 

「えっ、え~と、その、ここで?!」

 

「こっちで寝るとイイヨ」

 

「いて、頭引っ張るな

 いて―よ角取……あっ、いいな、コレ、悪いな」

 

 

「もう寝ちゃったの?

 でも10分かそこら寝て休めるの」

 

「タダオは回復出来るミタイヨ、頭休めばダイジョウブとか言ってた」

 

「おーい、横嶋どうだーって、コッチも寝てるのか」

 

「コッチもって宍田も寝てるの?」

 

「鉄哲さん、静かにスル!!」

 

「悪い悪い、宍田のヤツは少しでも体を休めるって言ってたぜ」

 

「ホント仲良いわよね、アンタらビーストチーム」

 

「眉間の皺はそれが原因かしら、戦い辛いのかも」

 

「拳藤さん!起きるからツツクノ駄目ヨ

 あと取蔭さんも"ビーストヒーロー・スクワッド"のメンバーよ他人事ジャナイヨ」

 

「私なった覚えないんだけど…」

 

(((なんだかんだで一緒にいるジャン)))

 

 

 

 

「…ん、なんだ、なんで増えてるよ」

 

「激励にね、二人とも応援してるから精一杯やってきな」

 

「おう、正直勝てる気がせんが恥かかん程度にはな」

 

「おうおう、俺に勝った奴が随分とショボくれた事言うじゃねぇか!」

 

「今の消耗状態でああいうシンプルに強くて隙が無いヤツを正面から相手取るとか無理」

 

「そんなもん気合だ気合」

 

「いや、テンションで維持出来る段階過ぎたから

 つーか、反対側のトーナメント連中は引くほど気合入り過ぎだから、アチラが変だから、どうなってんだよ」

「自主訓練とかいって焚き付けたのは俺だけどあそこまで気合入るとは思ってなかったよ!!

 あんなにボロボロになっても戦い続けるとか予想外だよ!!」

 

「……お前の熱さが伝染したんだろうが、そんでお前は俺らの本気を見誤ったってこった

 あのツエー宍田はお前の本気に俺らが答えた結果だぜ、だから今度はお前が俺らの、宍田の本気に答える番だぜ」

 

いや、ホントなんでB組連中はそんなに熱血なんだよ

 

「は~ぁ、骨は拾ってくれよ」

 

「取り敢えずB組同士で決勝なんだからアンタの目的は達成したんでしょ、だったら後は気楽にな」

 

おうさ

 

「宍田さんも友達だからタダオだけを応援出来ないけどガンバルよ!!」

 

あいよ

 

「私は同じトーナメントの誼でアンタの応援するから」

 

取蔭、なんか悪いもんでも食ったのかよ

 

「泣いても笑って最後なんだから気合入れて行けよ!」

 

「応、行ってくんぜ!!」




当初は準決勝は常闇が勝って、決勝は横嶋の霊波刀の一太刀で終わる予定でしたが
なんか俺TUEEEがしっくりこなくて散々悩んだ挙句に宍田との決勝に変更しました
散々俺TUEEEして何をと思うかもしれませんが、なんの落ちもないラストの違和感がね
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