「俺のヒーローアカデミア」はじまります! 作:ばうえもん
それではA組は?
二十一番目の亜里沙
私の名前は榛葉亜里沙
元々は無個性だったんだけど、ある日光る玉が目の前に現れたと思ったら私の胸の中に吸い込まれたの、
それからかしら、とある力が使える様になったのは。
お医者様は個性が遅れて発現したのだろうと判断されたわ、実際そういう例も有るそうだから。
…でもね、この力の正体はこの世界の個性とは全く別の理で働く力なの。そうね、知識に倣ってスキルとでも呼ぼうかしら
異世界の極まった同位体からこれから起こるであろう"災い"に対抗する為に知識と共に譲渡された数々のスキル群
残念ながらもっとも強力と思われるスキルはこの世界に対応出来ないらしくて使用出来なかったわ、私にこの力を与えてくれたあの光る玉『文珠』を作れないのが残念だわ。
もっとも霊力が存在しないこの世界には異世界の私が経験した"災い"自体が起こる可能性もなさそうなのが救いかしら?
つまり丸儲けって訳ね、小学生の前半は無個性で虐めとかにあってたからとても助かったわ。
異世界の私、
さて、私の個性は増強系で"力"を体に循環させて肉体を強化したり、術式というフィルターを通す事で無色のエネルギーに色(属性)を付けて様々な効果を得る事が出来る。
…という事にしてあるけど、実態は異世界で魔法・魔力と呼ばれている力なの。それ以外にも自己の情報を知る事が出来るメニューシステム、本来ならレベルアップでパラメータ強化が出来るんだけどこの世界ではレベル上げが出来ないのでグレーアウトしてるわ。成長は出来なくても技能経験は溜まるのでスキル上げは出来るし、それ以外のアイテム欄やマップ機能が使えるだけでもこの世界では破格だけどね。
そんなこんなで無個性ながらチート持ちとなったので、自分を虐めた連中を見返すべく雄英高校受験を目指す事にしたわ。
もっとも引っ越しとかあったから連中とは縁なんかとっくに切れていて、理由としては弱いけどね。
単純に今の個性社会に対する反抗かただの意地か、憧れか、自分の事ながらごちゃついていてこれという芯が無いのが問題だけど、拗れてしまった心の問題だからそう簡単にはいかないわね。
幸いな事に、芯が無いと言いつつもスキルという精神の柱を手に入れた自分はなんやかんやで雄英に合格しましたわ。
それから入学そうそう激動の日々を過ごすなか昨日、クラス担任の相澤先生から体育祭についてお話がありました。
問題はその日の放課後…
ほんと、爆豪君、カンベンして下さい。あんたはいちいち他人を煽らないと喋れない生き物か!!
特に俺様君なんか掛け算の素材ならともかくリアル知人にはノーセンキューだわ。
なんかウチのクラス空気が悪いなぁ、B組はなんか仲良さそうでいいなぁ、男子も轟君程の美形はいないけど平均値は高いわね、ウチの男子は一部が酷いし、残りもパッとしないし…
雄英受験の為に灰色の中学時代だったし高校は彼氏欲しいなぁ…
「なに、榛葉ちゃん彼氏欲しいの?
俺なんてどう?チョーお得だぜ!!」
むっ、余りの侘しさから心の声が漏れてしまった!!
「わたし、線が細い物腰が柔らかい方がタイプなので…
ウェイ系の方はノーセンキューです」
「え~っ、そう言わずにお試しで帰りにメシとかどう?」
「一昨日来やがれdeath」
「榛葉ちゃんゆるふわな見た目の割にきついのね、
後、最後に"です"つければ丁寧ってわけでも無いとおもうなぁ。」
「すみません、少ししつこいものですからつい本音が漏れてしまいました。
ええ、言霊が使えないのが実に残念です。」
「上鳴、あんまりしつこいとホントに嫌われるよ」
おお、耳郎さん救援感謝します
「それにしても榛葉の好みって青山見たいなタイプなのか」
え~ぇ、アレはないわ、理想とは似て非なる別の生モノだよ
「…ごめん、考えてる事わかったから、うららかじゃないから眉間の皺を消しなよ」
おおっと、これはイケナイ。顔芸は麗日さんの領分でした
「私の事はいいですから、耳を欹てて居る方々はどうなのですか?」
死なば諸共と、こちらに注目している女子ズにキラーパスを放ってみましょう
「まあまあ、まだ高校生活始まったばかりだから」
「そうそう、雄英目標だったから中学時代はそれどころじゃなかったしね」
チッ、逃げましたね。
まぁ良いでしょう
「まもなく授業が始まるぞ!席に着くんだみんな!!」
さて、まだ2週間はありますから。
暫らくは弱点補強の為にスキル伸ばしに費やしますか。
A組21人、じゃぁB組の人数は?
この点に触れてない方が多いです。
最近までB組の情報が少なかったし、絡みも無いからしょうがないのですが。
本作ではB組21人なら当然A組もだよねとオリキャラ投入しました。
チート持ちですが転生者ではありません。