「俺のヒーローアカデミア」はじまります!   作:ばうえもん

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とがびと


6月第2土曜日26時 東京:オフィスG&L 忠雄ルーム


 

ジェントルの事務所には既に俺の部屋がある。事務所の設立にお袋が関わっているので身内扱いもしょうがないが、将来の就職先までガチガチに決められているのはなんかモニャル。ジェントルとヒーロー出来るのは嬉しいから文句も言えんのが質が悪い

 

「だからと言って茨がこの部屋に泊まるのはおかしいよな、普通は男女別じゃないか?」

 

「愛美さんから忠雄の面倒を見て欲しいと頼まれましたので、怪我の方は大丈夫ですか?」

 

「罅程度だったし既に治療済みだから、一晩寝れば治るよ」

 

文珠の治療はどこか違和感があるので時間が有る場合は治療符頼りである。罅なら翌朝には繋がるだろう。

 

「寝れば治るなどと相も変わらず何でも有りですね、あまり無理をなさらないでくださいね」

 

そう言って添い寝して差し上げますとベッドに潜り込んでくるのはどうなんだろうか?

 

「一応は未だ痛いんだけど、そこんとこはOK」

 

「頑張った忠雄を抱きしめて差し上げようかと思っていましたが、辛いのですか?」

 

「圧迫されたら流石に痛いんで触れないでくれると嬉しい」

 

しかたありませんねと部屋に持ち込まれた布団に移動する茨、聞きわけがよろしくて助かる。

しかし愛美さんもどういうつもりだか、正直言うと遮音結界でも張って一人で色々とブチ撒けて精神のリセットを測りたかったんだが、茨の前というか人目があってはそんな真似は出来ない。まさか茨に違う物をブチ撒けろとか言うんじゃなかろうな? 怪我が悪化するわ!!

 

 


 

とがびと

 


6月第2日曜日09時 東京:オフィスG&L


 

一晩経ってなんとか精神的に復帰出来たと思う。少なくとも昨夜は見落としていた点に気付いたので思考も一度リセットされているハズだ

朝食後、事務所で頭の中で横浜の出来事を精査しながらコーヒーを飲む。

先ずメニューシステムで馬呑吐(マー・トンツー)の情報が得られなかったのは何らかの方法で奴の存在が地脈記憶と切り離されているからだ。そんな芸当が可能なのかと思ったがそもそもこの世界の存在では無い奴なら元々弾かれていた可能性も有る。

個人的には龍脈系の封印である魔現封神対策で地脈からの干渉を妨げてあるのだと思われる。縮地の前後でマップで確認出来たのがその理由で、流石に地脈に乗り移動する際はどうにもならなったのだろう。

 

幾つかある疑問点の中でも重要なのは何故あの日奴は横浜に居たかだ。偶然にしては手際が良過ぎる反面、目的がヒヒイロカネである以上はあのタイミングで仕掛ける必要は無く、俺が独りのタイミングで仕掛ければ良い。俺が収納系の術を使え持ち歩いているのを確信していたのか? だとすれば思ったより情報が洩れているようだ。

この世界では殭屍(キョウシ)は使えないようだから身内の誰かが知らない間に死人と化している心配が無いのが幸いだが、だとすればこちらの目を掻い潜る手段があるという事になる。どっちにしろ奴が上手で此方は後手後手に回った事には違いない。一先ず字伏隊にセキュリティ関連を洗い直してもらおう。痕跡でも残っていれば儲けものだ。

 

そんな感じで思考の海に沈んでいたら榛葉が訪ねてきた。

なんでも昨夜の戦闘で馬呑吐(マー・トンツー)が撃った火球の爆発がニュースになっていたそうで、昨夜のうちに愛美さんと連絡を取って確認したそうだ。

 

俺の周りをグルグル回って俺の全身を一通り確認して一言

 

「むー、昨夜は何があったんですか」

 

「何がと言われても、どこまでニュースになってる?」

 

と聞いたら事件ではなく俺に対する質問だった

 

「水曜日に会ったときから少し変でしたが、今の横嶋さんは完全に駄目ですよ!マダオですよ!

 私が好きな横嶋さんはそんな澱んだ目をしてません!」

「さてはそこの性母に駄目になるまで甘やかされましたね!それは罠です!シャキシャキして下さい!」

 

いやマダオって、しかし甘やかされたと言えば心当たりもなくもない、ただし夢の中だからノーカンだろう

茨と同じ部屋で寝たからか夢の中の俺は膝枕をしてもらいながら顔に乙Π乗せからの手○○のトリプルコンボ食らった。夢のなかとはいえ我ながら人には見せられん痴態だった。ちなみに吸って見たところ母乳は出なかったが代わりになんか植物の蜜ぽいのが出てきた。ウマウマ

目が覚めたら暴発していて凹んだが幸い茨より先に目が覚め文珠で後始末が出来たので気付かれてはいないと思う。そもそも膝枕授乳手○○は実際は距離的に地味に辛い体勢だから無理があるのだ。授乳の時はだいたいは膝枕ではなくて上半身を抱えているからな。つまりは確実に夢だな!!なんか最近も似たような事があった気がするが多分気のせいだ。

 

「なんか聖母のイントネーションに違和感が合ったが?」

 

「貴方は忠雄がどれだけ苦労したかも知らずに、既に頑張っている人に更に頑張れと言うのは鞭打つに等しい行為です。忠雄に今必要なのは休養です。今日は日曜日です。安息日は性日なのです。私と忠雄の休日を邪魔しないで下さい」

 

「いやほら、ナイトアイ事務所の人が来たら昨夜の続きの打ち合わせあるから休みじゃナイヨ……ごめんなさい」

 

「弱っ!? そんなんじゃ駄目ですよ!!

 こうなったらその根性を叩きのめします! 庭で組手です!!」

 

確かに昨日の俺は色々と感情の制御に問題があったと自覚しているが今現在もそれが表に出ているのだろうか?

それはそうと今の榛葉の身体能力にも興味はあるから一緒に体を動かすのも悪くはないか。

 

そういやドサクサだったけど『好き』ってちゃんと言ってくれたのは榛葉が初めてか。言葉にするって案外大事なことだな

 

対浮気性型駄目亭主用完殺武術"横嶋流"

榛葉から一方的にボコられた俺は仰向けに倒れ天を仰いでおります。手加減されてたからダメージは微々たるものだが

 

「ここまで効果的だなんて、やっぱりマダオになってるじゃないですか。横嶋さん」

 

なんて榛葉に言われている背後で見学者が好き勝手言い始めた

 

「愛美嬢ちゃんがアレ教えたのかい? つまり将来の嫁候補!!

 カーーーーッ!! 珍しく見所がある若者かと思えばとんだ色男だわい」

 

「昔は可愛かった忠雄君も今では立派な女たらしだものねぇ、どこで教育を間違えたのかしら?」

 

「子供の頃は友達が居なくて心配して居たが、まさか友達の代わりにハーレムで寂しさを誤魔化すようになるなんて。どうしてこんな事に」

 

「ちげーよ弾兄ちゃん!! 別にハーレムとか作ってないし!! それとちゃんと友達居るよ!!」

 

風評被害が酷い、断固抗議する!!

それはともかくちょっと考える事ができたので起きるか、先ずは検証かな?

 

「よっと、"横嶋(・・)流"なのに横嶋の俺が知らんのが納得いかんが、食らってわかったがこれマダオとか関係ないだろ。この回避出来ない位置の取り方なんとなく覚えがあるぞ」

 

YOKOSHIMA'Sの一柱が使う俺の知覚をすり抜ける動き、それと同種の技術だ。

ただ厳密にはYOKOSHIMAの技術では無くて登場キャラからの借り物なのだが

 

「愛美さん、ちょっと相手してもらえますか?」

 

「なにか考えがあるのね、何時もの調子が戻ってきたようね」

 

取りあえず軽く打ち込んで貰い、それをなんとか防御する。思った通り"横嶋流"は肉眼の死角と霊的死角を利用して攻撃していた。逆にいうと必ずそこにいるのだから、要は見えない位置から来ると理解していればそこへ防御を置くことで対応できる寸法だ。

タネを知らなきゃ認識できない攻撃を一方的に食らうエグイ武術だが、これは駄目だ、俺は意思を強く乗せるスタイルだから俺には合って無い。

 

「驚いたわね、忠雄君はもう防げるのね。ひょっとして使えそう?」

 

「駄目かも、感覚的に俺には合わない。だけど弾兄ちゃんなら上手く取り入れられるかもしれない」

 

「坊主は個性の関係で意思の力を強く出すからしょうがないわい。どちらかと言えば体に叩き込む弾柔郎向けじゃな。よし、弾柔郎は愛美嬢ちゃんに暫らく師事していろ、その間に似たような剣術の心当たりが有るから連絡を取ってみるわい。それと坊主には意拳の使い手を紹介してやるから後で訪ねてみるがいい」

 

え゛? まさか加賀美円明流が存在するのか!? 意拳も興味有るけどそっちも知りたいぞ

 

「それにしても師匠もご存じだったんですね」

 

「いや、そちらの嬢ちゃんの拙い動きを見た後に、坊主と愛美嬢ちゃんの組手で理解出来た。成程な、それなら或いは届くやもしれん」

 

「私なんでディスられているのでしょうか?」

 

「そりゃお前、急激にスペックアップしたから体を持て余してるだろ」

 

「そうなんですけど、知ってたなら助けて下さいよぉ~」

 

「ほいほい、もう少し運動したいから付き合ってくれ。素の状態で体を慣らせば違和感もなんぼかマシになるだろ」

 

「はい❤!!」

 

 

 

そんな感じで榛葉と俺、愛美さんと弾兄ちゃんの組み合わせで組手をしていたら事件が起きた。

 

『拙いぞ忠雄! 字伏と電子妖精がハッキングされていた!!』

 

「ちょっ! マジかよ!! なん柱やられた、無事な連中で捕獲しろ!!」

 

「急にどうしたのですか!?」

 

「すまん榛葉、愛美さん! 電子妖精がハッキングされています!!」

 

「なんですって! 直ぐに確認を……」

 

と愛美さんが事務所に戻ろうとした瞬間に室内のLAN回線からとら達が拘束された字伏一柱と電子妖精二柱と共に実体化したので、(結)(界)で閉じ込めた。

いきなり小型犬サイズの光る獣が現れたので騒然とする一同を代表して鋼鉄番長が質問してきた

 

「いったいなんの騒動じゃい? わし等にも理解できるように説明してくれんかの」

 

「こいつらは俺が作った情報生命体です。情報処理を任せていたのですがハッキングを受けたようで……」

 

[憑依:電子殭屍]だと!? まさか馬呑吐(マー・トンツー)なのか?

 

「くそっ、やってくれたな!!」

 

結界に入り栄光の手(ハンズ・オブ・グローリー)で三柱を纏めて拘束して(/離)の文珠を叩き込む。字伏と電子妖精から弾き出されたので電子殭屍のみを結界を縮小して拘束した。念の為メニューシステムとクビラの霊視も併用して他に被害がないか確認したが大丈夫なようだ。

 

「俺以外にもこの手の技術持ちが居るとは、ベースは陰陽道、殭屍って事は中華系のハッカーか? 恐らく馬呑吐(マー・トンツー)の野郎だろうがこっち方面も上手かよ……」

 

「忠雄君、大丈夫なの? この子達はもう平気?」

 

「ええ、確認しましたが被害はこの三柱です。自己修復でも問題は無いと思いますが」

 

「問題は同じ力を持つソレなのね」

 

さて、この手合いは俺と愛美さんの領分なので二人でどうしたもんかと考えていたらサー・ナイトアイ事務所のメンバーが到着した。

そういやこっちもハッキングの可能性があるな、横浜の件も端末情報で位置特定出来れば先回りが可能になる。

 

「庭の方が騒がしかったので直接伺いましたが…、何かありましたようですね」

 

「電脳系の個性攻撃ですね、これについては後程説明しますのでこの場で質問をよろしいでしょうか?」

 

ホントは違うけど電子妖精・式神の説明がめんどいので愛美さんも俺もプログラムを個性で可視化しているで通している

取り敢えず個性と言っておけば少々不可解でも納得されるのはこの世界の美徳であろうか? いや違うか、寧ろ思考停止だな

今朝からの考察の一部がこれで裏が取れそうなので協力をお願いしたが素直に応じてくれるようだ。まあ昨日は失態ばかりだったからこちらに配慮してくれるのだろう。

 

「ふむ、ソレも気になるが何かね? ソレと関係あるようだが」

 

「朝からずっと考えていたのですが馬呑吐(マー・トンツー)はどうしてあの日襲撃したのでしょうか?」

 

「ふむ、それについては私も考えていた。手際の良さは事前に知っていたからともとれるが、どうにも意図が見えないので偶然の可能性を考えて昨夜の現場付近の所轄の警察署にも協力を要請してきた。今現在周辺の聞き込みを行ってもらっている」

 

「流石は動きが早いですね。それではもう一つ、無力化されたのがサー・ナイトアイ事務所のメンバーなのは偶然でしょうか?」

 

「つまり、マークされていたのは私達だと言いたいのかね?」

 

「いえ、おそらくはオフィスG&Lに接触したのでターゲットに加えられたと思います。そこでコレが問題になるわけです」

 

そう言って結界で捉えた電子殭屍を指さす。

 

「なるほど、電脳系の個性攻撃ならば情報端末等の電子機器が乗っ取られたのか。今からチェック出来るのかね?」

 

「話が早くて助かります。ウチの方は当日ラブラバが張り付いて居たので、その目を掻い潜るのに難儀したのかリアルタイムで情報漏洩はして居なかったようですが」

 

ナイトアイ事務所のメンバーが来た時点で念の為に事務所を追加の文球で電子戦用に調整して(/界)を張り情報漏洩を禁じてあるから何らかの定時処理や常時処理をしてなければ電子殭屍の飼い主にばれる心配は低いがのだが、何らかの監視手段が有る前提で急ぐに越したことは無いな。

事の重大さを認識したのかここにいる全員がそれぞれが端末を並べてくれたので

 

「字伏、頼んだぞ。とらはそれ以外を巡回して確認してきてくれ」

 

『応、お前ら行くぞ!!』

 

それぞれの端末には字伏が飛び込み、とらにはLAN回線からナイトアイ事務所と雄英の確認に行ってもらった。

数秒後、全員ではなかったが端末から電子殭屍咥えた字伏が出てきた。やはり当日の動きから察した通りナイトアイ事務所は全員監視されていたか。幸いとらの方は問題無かったようで安心したが。

 

「それも君の個性なのか?」

 

とりま追加の電子殭屍は栄光の手(ハンズ・オブ・グローリー)で握り、(解)で開いて(印)を埋め込む。

 

「愛美さん、今からコレを放しますので今から転送する信号を追って下さい」

 

「わかったわ、目にもの見せてあげるから!」

 

おお、何時になく燃えてるな、自分の土俵で後れを取ったままではいられんからな。さて、放した電子殭屍は(/界)の破棄と同時に屋外の電気配線に乗り逃亡したのだが…

 

 

「対象ロスト、場所は横浜の…」

 

あっさりと場所が割れたが些か安易過ぎるな。中継点の可能性もあるが

 

「ここは指定敵団体(ヤクザ)の事務所か、よし、所轄の警察に公安から要請して貰って先ずは情報収集からだ」

 

「流石に乗り込めませんか?」

 

「これだけでは弱いな、危惧している事は分かるが」

 

「多分もう場所を移しますよ」

 

「分かってはいるが先ずは馬呑吐(マー・トンツー)の所在が確認出来ないと無理だ」

 

 


6月第3月曜日


 

明けて月曜日には裏が取れてナイトアイ事務所と応援の地元ヒーローが乗り込み指定敵団体(ヤクザ)の組が一つ潰れた、黄人載(ホワン・レンダイ)こと馬呑吐(マー・トンツー)は既に引き払った後だったが違法薬物が発見され、逮捕された組員の証言から黄人載(ホワン・レンダイ)の関与が確定したので黄人載(ホワン・レンダイ)(ヴィラン)として指名手配されたのだった。今までは黄人載(ホワン・レンダイ)馬呑吐(マー・トンツー)の証拠が無かったので無茶な捜査は出来なかったのだがこれで多少強引な方法も取れるようになり、幾分かはやりやすくなっただろう。

 

なお件の指定敵団体(ヤクザ)から東京都内の別の指定敵団体(ヤクザ)を経由して町工場を一つ手に入れそこの伝手で地元の工場を動員してクリティアス(偽オリハルコン)の加工を行っていたそうだ。恐るべきは日本の技術者だな、でもクリティアス(偽オリハルコン)の権利は俺と枝村サポートのもんだからくだらん事を考えたら容赦はせんぞ

 

そして重要な情報が一つ、町工場には仕事に役立つ個性持ちやその情報も集まる。奴は金属加工が出来る個性持ちを集めて、とあるインゴットを加工出来るか試していたそうだ。なるほどな、縮地の移動先が東京だった理由が分かった。幸いにも加工出来なかったそうだがそこで行われた情報収集でとある外国の(ヴィラン)の名前が出た。

馬呑吐(マー・トンツー)は縮地が使えるのだから既に日本から自力で出国したかもしれない…

 

 

 

 


6月第3週 中央アジア・チベット:崑崙山脈


 

現在俺は前世の記憶を元にチベットまで来ている。今回は1000年以上前の痕跡を探す事と、場所が場所だけに自重無しでYOKOSHIMA'Sに頼んで装備を出して貰ったのだ。その名は…

逆天号級移動妖塞3番艦「スタッグベース」 色こそベルトに収まりそうな青だけど、すごく、「クワガッタン」です。デザインは24の奴だけどな!!

本来魔族の技術だとおどろおどろしい感じになりそうなもんだが、神魔が逆転したこの世界では新規製造なら神族仕様になるのかヒーローが使っても違和感ないデザインになってくれるのだろう。

 

それ以外にも調査に必要な兵鬼を持ち込んでのローラー作戦である。流石にこうも後手後手では不味いと感じた俺は自重をするのを止めたのだ!!

そもそもが遺産関連の使用を自重していたのはこの世界の防衛機構を刺激するのを恐れた為なのだが、現状は馬呑吐(マー・トンツー)が放置されているところを見るにそもそも防衛機構の痕跡はあるものの機能していないのではないかと思えてきたからだ。

こうなると出し惜しみで誰かが死ぬのは嫌だし、寧ろやり過ぎて神様が出てきたのなら馬呑吐(マー・トンツー)を何とかしろと文句言ってやろうとすら思えてきたのであった。

 

しかしながら調査は思わしくなかった。一応は隠れ里らしき跡地は有ったが恐らくは廃棄された結果こちらの世界のルールに侵食されて聖地への道はなさそうだった。まぁ仮に見つけても住人はこっちで活動出来ないだろうから援軍として期待は出来ないがな、そもそも1000年以上経っているので当時の事など知らんだろう。

 

俺的には魔現封神の痕跡でも見つかれば御の字くらいの気持ちで、YOKOSHIMA'Sの本命は崑崙山脈の調査である。

幸いにもヤバ気な気配等の宇宙的恐怖の痕跡はなさそうで安心したのだが、観測の結果若干の空間異常は検出されたようだ。やっぱ此処には昔なんかあったんだ……

降臨者(フォーリナー)の恐怖を払拭してくれたアシュ様万歳!!

 

しかし困った、若干世界の閉鎖が緩いここならワンちゃん追放も可能かもしれんが、ここまで呼び寄せるとか無理だよな。ホントどうしたもんか……

 

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