「俺のヒーローアカデミア」はじまります!   作:ばうえもん

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この世界には霊に関する事柄は存在しません。
その為か全ての人間が霊波を見る能力を持っていません。
故に横嶋が意識して見せない限り彼の霊能は視認不可能なのです。
ハンターが陰で念を隠すより簡単にその能力を隠す事ができます。


アクセル・エボルト 2時限目「EVOL&PEACE」

『爆豪容赦のない爆破!

 氷の壁が粉々になる爆発に挟まれた横嶋生きてるか!!!』

 

『かなりの速度で落下していたからな、ブレーキを兼ねてのあの威力なのだろう。

 実に合理的判断だ。』

 

「くっ、誰彼構わず見境無しか」

 

「クタバレ半分野郎!!

 クソ鳥の次はてめーだ!!!」

 

ハチマキを取られた事で横嶋が健在と確信

さらに面倒(爆豪)を押し付けられた為か、らしくもない挑発をする面々

 

「既にアイツに勝ったつもりか?」

 

「鳥の方ならどこかに行ってしまいましたわ。

 相手にされていないのでは」

 

「んだと!!

 あのクソ鳥どこまでも舐めやがって!!」

 

 

 

上空から降下する俺と目が合った轟はすぐさま氷の壁を張った、表情はともかく対応が早いし何気に角度を付け受け流す体勢なのは流石だ。

だがこちらも防御諸共ぶち抜けとばかりに加速する!! 後ろの爆豪も加速した模様。

 

激突の直前背後に特大の爆発を感じたので予定どおり回避に入る。

右の羽を横に広げ空気を叩き左側に強引にスライドさせつつ胸を支点に体を捻り足を斜め下へに向ける。

降下の速度を維持したまま響転(ソニード)で強引に進行方向を曲げて轟の背後に回りハチマキを奪い後(爆豪)は任せたと離脱した。

 

 

「ただいま~」

 

急降下+響転(ソニード)の加速でかなりの速度で戻ったから騎馬に連中にはいきなり現れたように見えたハズだが

 

「早かったネ。」

 

お前ら順応早いな

因みに騎馬は原作では2チームに分かれていた鱗、宍田、角取の獣枠だ。鎌切は庄田の代わりに心操に捕まった模様。げっ、他のメンツは青山と尾白じゃなくて緑谷と常闇かよ!!

 

「じゃ、ボチボチ行くか!!」

 

さて、"シンダラ激情態"を披露したからか、今日から俺も1B獣枠である『ビーストヒーロー・スクワッド』(俺命名、角取はノリノリだった)入りを果たしたわけだ。

お陰で騎馬組む相手には困らんかったが、獣扱いは……イカン、比較的サバサバした連中が多いからあまり問題視されては無いがケダモノ扱いなら覚えが有るぞ

よし、どうせなら適当な霊具を改造して"けだものの槍"でも作るか(すっとぼけ)

 

などと内心をおくびにも出さず、俺はキメラなフレンズなんだねと右手に巳の式"サンチラ"を憑けて、近場の騎馬に襲いかかる。

羽を防御と牽制に使いつつも間柴某のフリッカーぽいジャブでハチマキを掠め取る!!わーい!たーのしー!

 

続いて姐御率いる1B女子チームと宿命の対決!!

 

「取蔭!! なぜお前がそこに居る!!

 お前はこちら側の人間のハズだ!!」

 

「私の居場所を奪ったあなたが何を言う!!」

 

とせっかく女子とジャレている所に空気を読まない爆豪チームが乱入

 

「そこ動くんじゃねーぞ!!クソ鳥野郎!!」

 

「「ないわー」」

 

テンションだだ下がりの俺達に襲い掛かる爆豪、しょーがないから何か良さげなセリフで気分を無理に上げる!!

 

「取蔭!!

 ここは任せてお前たちは先に行け!!」

 

「じゃっ!

 後よろしく~」

 

「手伝ってくれてもいいんじゃよ(泣)」

 

あっさり離れる女子チームに半泣きになりながらチームビーストに援護を頼む

 

「爆豪は1対1ならなんとでもなるが、騎馬の連中が地味に優秀処がそろっていて邪魔されるとどう転ぶかわからん。

 敵の騎馬を抑えてくれ!!」

 

当然自分を軽く扱われて怒る爆豪に今度は此方から仕掛ける

 

「空中での格闘戦は初めてか?

 飛ぶと飛行の違いを思い知れ!!」

 

と反動で飛ぶ爆豪と違いこちらは自在に動けるのを良い事にシルバー・クロウの如く空中連続攻撃(エアリアルコンボ)を仕掛ける

 

だが、実際に使用するのは初めてだから粗がある。ヒットはしているが相手も浮いているためにダメージが逃げているし、反動で間合いも直ぐに離れる。

それでも飛行能力を駆使して纏わり付くようにしながら連続攻撃を仕掛けるが……

爆豪の奴対応し始めた!これだから天才は!!

しまいには主導権を握っていたつもりが何時の間にか取られて、味方の騎馬を背にした状態で距離を取られた。

よけたら味方の騎馬に被害が、クソ

 

「クタバレッ!クソ鳥野郎!!」

 

焦りが顔に出たが、出来る事は有る。

勝ち誇るのは未だ速えーぞ!!

 

左手でピースサインを作り唇の前で構え、指の間から息を吹くように虚閃(セロ)を撃つ

 

「がっっっ」

 

爆破しようとしていた右手にカウンターを食らってはじかれる爆豪

外傷が無いように加減はしたが、霊体にはダメージを与えたから数分はその右手は使えんぞ。

その状態でも左手一本でバランスを取り落下しないのは流石だが此処で奥の手を切る以上貴様に次は無い。

 

「今こそ汝が右手に その呪わしき命運尽き果てるまで 高き銀河より降りたもう蛇遣い座(アスクレピオス)を宿すものなり されば我は求め訴えたり 喰らえ その毒蛇の牙を以て」

 

中二力マシマシで無意味な呪文を唱えながら右手に栄光の手(ハンズ・オブ・グローリー)を不可視状態で発現し文珠(毒)を食わせ、そこから右手に重なるようにサンチラでコブラっぽくオーバーソウルを構成する。

 

サンチラの本来の力は電撃だが今回は十二支の巳から蛇の要素を使い文珠(毒)と合わせて毒蛇を構築し麻痺毒を打ち込む準備をする。

原点は強化した握力での物理破壊だが、蛇で適当なネタが思いつかないので採用した。

今回はかなり無理やりだが、サンチラは連想と解釈しだいで"明けの明星"までいけるから其処から分岐がヤバイ。

だれだよ、こんなチート考えた奴は。俺だよねー

 

左手一本で動きが落ちた爆豪の背後に、視認出来る速度まで遅くした響転(ソニード)で蛇の如くぬるりと回り込む。

 

「スネークバイツッッッ!!!」

 

と叫びながら首を鷲掴み、霊体用の麻痺毒を打ち込む。そのまま意識を保ったままで終わるまでダウンしてろ!!

ビジュアル的には赤青金の派手なコブラに首を咬まれた様に見えただろう。

 

当然ハチマキを奪いつつ爆豪を奴の騎馬向けて放り出した。

 

さて、自分も騎馬に戻りこのまま蹂躙の時間だ

 

「バイパーウィップ!!」

 

と気分で名前を変えて鞭状に伸ばして近場の騎手からハチマキを奪いまくる。

鞭と言いつつも蛇の様に蛇行もするから軌道が変化してそうそう対応出来まい。

わーい!たーのしー!




この世界には霊に関する事柄は存在しません。
だからといって、この世界の生き物に魂が存在しないというわけではありません。
故に横嶋が意識して他人の霊体に干渉をすればそれは一方的な行為になります。
相手が認識していないモノを認識できない方法で簡単に害する事ができます。

昨日までの横嶋は偶々その様な使用はしていませんが、彼の"霊能"は悪意を持って行使すれば"最悪"の部類に入る個性です。
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